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汗かきにおすすめの簡単臭い対策。においの原因は?

汗っかきだと臭いも気になりますよね。周りの人に「汗臭い女性だ」と思われてしまう前に、簡単な対策をしましょう。

こちらの記事では、汗かきにおすすめの簡単臭い対策方法をご紹介します。タイプ別のにおいの原因と対策もまとめました。

汗かきが気になる!臭いの原因

汗の臭いの原因は、汗に含まれるタンパク質です。このタンパク質やミネラル、皮膚の汚れを、皮膚表面の常在菌が分解するときに、特有の汗の臭いを発することになります。

汗は無臭

ただし、汗自体は本来無臭です。ほとんどが水分でできているため、臭いはありません。つまり、汗をかいたあとが臭うかどうかの分かれ道といえます。

サラサラ汗なら臭いにくい

実は汗かきの人は、普段から汗をかいているので、ミネラルが外に出過ぎないように塩分を体内に再吸収しているのでサラサラな汗になりやすいです。汗をかきにくいベタベタな汗は、ミネラルが多く流れ出し雑菌が繁殖しやすいので臭いやすくなります。

つまり理論上は、汗っかきの方が臭いが少なめのはずです。ただし量が多いので、早めの対策は肝心。詳しくは後ほどご紹介しますが、ベタベタ汗の人は汗をかきやすいように運動や、半身浴を行いましょう。

汗かきタイプごとの臭いの原因と対策

ひとくちに汗の臭いといっても、タイプ別に分けることができます。大きくまとめると以下の5つです。

● 酸っぱい臭い
● ツンとするアンモニア臭
● 甘酸っぱい
● 腐敗臭
● 加齢臭

汗の匂いの種類ごとに、それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 酸っぱい臭い

常在菌が分解するときに出す代謝物が酸性の物質なので、汗の匂いは酸っぱいのが特徴です。とくに脇汗の臭いがすっぱいのは、脇が高温多湿で菌が爆発的に繁殖しやすいためといわれています。

同じように足や靴下も臭いやすいですが、足は「イソ吉草酸アルデヒド」という代謝物が出るため、納豆のような臭いが特徴です。

2. ツンとするアンモニア臭

ツンとするアンモニア臭は、「ストレス臭」「疲労臭」とも呼ばれています。肝臓の働きが低下し、血中のアンモニア濃度が高くなり、かいた汗と混ざってツンとした臭いが出てしまうのです。汗の匂いを消すよりも、根本的にリラックスしたり休んだりするのがよいでしょう。

3. 甘酸っぱい

果物が腐ったような、甘酸っぱいにおいは糖尿病が原因です。また糖質制限ダイエットで極端に糖質を制限したときも、同じように甘酸っぱい汗が出てくるので注意しましょう。

糖尿病対策にはウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。ブドウ糖が取り込まれ、血糖値の改善に役立ちます。ただし糖尿病の疑いがある場合は、まずはクリニックで診てもらいましょう。

4. 腐敗臭

胃腸が低下すると、硫黄のような腐敗臭が出てきます。腸の中で肉類などが腐敗して、腸から血液へと流れ込み汗がにおい出す仕組みです。

腐敗臭がする時は、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。消化しやすい胃腸に優しい食事を選び、肉類などの動物性タンパク質はほどほどにしておきます。

5. 加齢臭

ロウソクや古い本のような加齢臭も汗の臭いのひとつです。汗臭い男性の対策ともいえますが、女性でも加齢臭がしてしまうことがあるので要注意。

加齢臭の原因となる過酸化脂質を生活習慣病で減らし、臭いを抑えることができます。ビタミンCが取れるブロッコリー、パセリ、ビタミンEのアボカド、かぼちゃなどを多くとるのがおすすめです。

汗かきにおすすめの簡単臭い対策

ここからは、汗かき全般におすすめの簡単な臭い対策についてご紹介します。朝のケア、日中のケア、夜のケアに分けてみていきましょう。

朝の汗の臭い対策

朝にしたい汗の臭い対策は、朝シャワーがおすすめです。

● 朝シャワーで汗や皮脂を流す

夜寝る間にかいてしまった汗や、皮脂の汚れを落とすことで、日中の汗の臭いを予防することができます。1分あれば脇の匂いを消すのも効果的です。皮脂の分泌が多い、汗が臭い高校生や彼氏にも入ってもらうといいかもしれません。

日中の汗の臭い対策

日中の汗の臭い対策はできることがたくさんあります。まとめると以下の4つです。

● 汗をかいたらすぐ拭き取る
● デオドラントアイテムを活用する
● 汗取りパットを使う
● 汗が引かないときは体を冷やす

汗に雑菌が繁殖することで臭いが出るため、汗をかいたら濡れタオルやデオドラントシートで拭き取りましょう。綺麗な肌に制汗スプレーなどをつけると効果的です。

また臭いや汗じみは汗取りパットを使うと、脇汗や黄ばみから衣類を守ってくれます。

また汗が引かない時は、濡れタオルやタオルに包んだ保冷剤で血管を冷やしやすい首や手首、足の裏、膝の裏、脇を冷やすと汗が止まりやすくなります。

夜の汗の臭い対策

夜は、お風呂で行う臭い対策がメインです。

● 入浴を5分以上して汗をかく
● 足裏の角質ケアをする
● 頭皮の臭い予防にシャンプーでしっかり洗う
● 脱いだ服はつけおき洗い

汗腺を鍛えるために、入浴は5分以上しっかりめに浸かることで汗をかきましょう。また雑菌が繁殖しやすいので角質ケア(水虫も防ぎましょう)、頭皮の蒸れを防ぐためにシャンプーもしっかり行います。背中の汗の臭いが気になる人は、背中もしっかり洗いましょう。

汗臭い服はそのままにせず、つけおき洗いがおすすめです。繊維に菌が入り込んで臭いが発生してしまうので、酵素系漂白剤を溶かして殺菌してから、いつものお洗濯をします。黄ばみも防ぐことができます。

汗かきの臭い対策のまとめ

汗かきが気になる臭いの原因は、雑菌が繁殖することにあります。汗の臭いタイプ別にもできることは変わりますが、汗の臭いの簡単な対策方法はいろいろな臭いに効果的です。

毎日少しずつ気をつけることで、汗かきや臭いの悩みもなくなるはず。できる範囲から、試してみてくださいね。

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投稿者:

misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました。会社員時代は激務すぎて3ヶ月で15キロ痩せた経験があります。 だからこそ、アラサー女子には息抜きが必要♡好きなことをいっぱい詰めたコンテンツをご紹介しています!

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