3つの収入源を持つ働き方がおすすめ|フリーランス・会社員が安定して働く方法

コロナ禍に、働き方について考え直した人も多いのではないでしょうか。会社員として働いても、収入に不安を抱える人もいます。この記事はフリーランスの私がコロナ禍でも安定して働けた、3つの収入源について解説します。フリーランスや会社員としてこれからの働き方を考えている人は参考にしてください。

3つの収入源とは

ビジネスにおける3つの収入源とは、文字通り3か所から収入を得るということです。会社員の人なら会社からの給料のほかに、株、不動産収入が入る人は3つの収入があると言えます。フリーランスであれば、3つの会社と契約し、それぞれの企業から収入が得られれば3つの収入源があります。1つの仕事のみの収入でなく、副業や開業で他の収入源を保つことを指します。

フリーランスの私の3つの収入源

フリーランスの私の場合の収入源は以下のとおりです。

  • ライターの執筆料金
  • ブログの広告収入
  • ヨガスタジオのレッスン代
  • 自宅スタジオのレッスン代
  • オンラインヨガのレッスン代

今あげてみただけでも5つになりました。最初は「ビジネスをするなら3つの収入源を」と目にしたときには「嘘でしょ、無理」と思ったのですが、いつの間にかここまで広げることができました。最初は「ヨガのスタジオ代」と「ライター執筆料金」だけだったのですが、徐々に生徒さんが増えてきて「自宅でも教えて欲しい」とリクエストをいただき、おうちヨガがスタート。その後、このコロナの騒ぎでオンラインヨガも始まり、もともと全国や世界に友達がいたので、おうちヨガよりも一気にオンラインヨガの生徒さんの獲得に成功しました。

またライターもサイトでの評価が上がり、「認定ライター」として一定の評価を受けると、自分で売り込むよりもクライアント様から仕事依頼が来るようになりました。営業する時間がいらない分、執筆に時間を費やすことができるのでさらに効率よく稼ぐことができます。またブログも自分のためにはじめましたが、読んでくださる方が増えたおかげで、広告収入も得られるように。このように少しずつはじめたビジネスが、どんどん枝葉をつけて広がっていきました。

3つの収入源を持つメリット

3つの収入源を持つことは、収入の安定や心の安定をもたらします。メリットを解説します。

1つの収入源がダメになっても収入が安定する

1つの収入源がダメになっても、生きていける見込みができたからです。今回のコロナウイルスの影響で、私はヨガのスタジオレッスンを自主的にお休みすることにしました。スタジオ側は「衛生管理に気をつけながら営業を続ける」という判断でしたが、私は心がモヤモヤして納得できなかったんです。何本もレッスンを持っていたので、収入としてはなかなか大きな額でしたが、それを手放したいほどにモヤモヤの限界。そこで気づいたのが、「ほかの収入があるからなんとか生きていける♡」ということでした。

もし収入源がスタジオ1本なら、ここまで思い切れなかったでしょう。しかしどんな形でも生きていける自信が持てたからこそ、この決断に踏み込むことができました。だからこそ、私だけでなく多くの人にもこの働き方、収入の得る方法をシェアしたいと思い記事にしました。

精神的な安定をもたらす

1つの収入源だけにこだわっていては、クビになること・収入が減ることに大打撃を受けます。精神的にストレスやプレッシャーを感じることもあります。しかし3つの収入源があり、他の選択肢があれば、「ま、いっか」「他の方法を探そう」「他でカバーしよう」という思考に変わるため精神的な安定をもたらします。昔は眠れなくなることもありましたが、今は他のビジネスチャンスを探すきっかけと気持ちの切り替えに役立てられるようになりました。

3つの収入源は誰でも持てる

3つの収入源を持つのは難しいのでは?と思った人も多いと思いますが、まずは心の持ちようです。「できる」と思えばできてしまうから不思議です。まずはフリーランス・会社員に分けてみていきましょう。

フリーランスの場合

フリーランスの人は、動きやすさがメリットだと思います。自分がしたいようにすることができ、収入も頑張っただけ入ってきます。そこでまずは「今の収入源のビジネスをさらに展開できるか」を考えてみましょう。たとえば私のようにヨガのインストラクターであれば、下記のようなビジネスを考えることができます。

  • 自宅で教室を開いてみる
  • オンラインでレッスンをしてみる
  • YouTubeに投稿してみる

どれも軽く、やってみるということが大切です。もしくは今のビジネスとは全然関係のないところで、一から始めるのもよいと思います。ただし一から始める場合は目が出るまでに時間がかかるので、それまで本業で持ちこたえられるのか、本業の時間を割いてまでできるかを考えておきましょう。

会社員の場合

会社員の場合はまず「副業がOKか」によって異なります。副業がOKの場合には、あなたが興味のある分野を初めてみるのがおすすめです。たとえばファッションに興味がある人は、以下のようなビジネスはいかがでしょうか?

  • SNSでファッションについて配信してみる
  • まずはテスターとしてお友達のファッションコーディネートをしてみる

など、さまざまなアイディアが浮かんできます。また副業がNGな場合、表立って副業をするのは難しいところです。ただし、利益が発生しなければ問題ないはずなので、ボランティアやお金を受け取らない形でサービスをスタートすることはできます。たとえばもしも会社員の給料よりも稼げそうという見込みができたら、会社員からフリーランスに移行するのもありです。

人生は何が起こるかわからないし、どれが正解かもわかりません。もちろん会社員が性に合っている人もいれば、私のようにまったく合っていない人もいる。今のルールに縛られずに、少し柔軟な発想に切り替えて「今何ができるかな?」とワクワクする方向に考えてみるのがおすすめです。

スキルを身に付ける方法

まずはスキルを身につけたい人は、

キャリアスクールに通う

Webデザイン、ライター、Webマーケティングなど新しい好きな働き方に出会うために、キャリアスクールでまずは知識を身につける方法があります。SHElikesは、パソコン1つで働ける29コースが(2022年7月5日時点)定額で学び放題のキャリアスクールです。累計参加者約6万人と実績も豊富です。まずは無料体験からお試しください。

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ヨガインストラクター資格を取得する

ヨガインストラクターはスタジオ、自宅、オンラインで開業できる資格です。アラサー女性でも資格が取りやすく、60代になっても現役で働けるのでこれから安定した自分のスキルを身につけるには、おすすめの職業です。YMCメディカルトレーナーズスクールは、国際資格のRYT200を取得できるスクールです。オンラインクラスと通学コースがあり、自分のペースで資格取得が目指せます。

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まとめ

3つの収入源を持つことで、どんな状況にも柔軟に対応できる安心感を持つことができます。おそらく、3つの分野から収入を得ていて、すべてが全滅するということはないでしょう。これから予期しない出来事が起こるかもしれない世界の中で、自分の大切な人たちの生活を守るためにも、生き方や働き方はとても大切。何かのヒントになったら嬉しいです。

テレワーク中に大活躍だったライターの仕事については、以下の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。

※参考:テレワークするならライターが強い。家で仕事をするコツ

フリーランスになってよかったこと・悪かったこと。4年目の経験談

フリーランス3年目で、ライターとヨガのインストラクターの仕事をしています。会社員を辞めて開業したデメリットもありますが、私はフリーランスになってとても良かったと思います!そこでこちらの記事では、私がフリーランスになって良かったこと・悪かったことをまとめました!フリーランスになろうか迷っている人の参考になったら嬉しいです。

フリーランスになって良かったこと

ここからは、フリーランスになって良かったことについてみていきましょう!私がフリーランスのメリットに感じているのは、主に5つ。それぞれについて詳しく解説します!

自分の時間を自由に使える

自分の時間を自由に使えるのが、もっとも大きな利点ともいえます。何時に起きてもいいし、夜中までやっていても誰からも「仕事ができない女」とは思われないのです♡

  • 疲れたときには急に半日休みにする
  • 友達とランチを入れる
  • 早く仕事を終わらせて飲みに行く

なんてことも、たまにはしています。スケジュール管理さえきちんとできれば、自由な時間を堪能できるのが、フリーランスの醍醐味ともいえるでしょう。

通勤時間がない

フリーランスは通勤時間がないのが魅力です♡ヨガのレッスンはスタジオまで行っていますが、近いスタジオを選んだので自転車で10分ほど。そしてライターは在宅でしているので、2階の部屋まで徒歩30秒でたどり着きます。8年ほどしていた会社員時代は、毎日1時間以上満員電車に揺られていました。

misato

1日3時間ほどの時間を無駄にしているなと思っていました・・・。

それが通勤時間がないだけで、その分浮いた時間を読書に当てたり、趣味の時間に過ごせます。(実際は仕事をしている笑)

家族との時間を大切にできる

家族との時間も大切にできるようになりました!愛犬を飼ったばかりなのに、会社に行かなければ行かず、一人の時間が多くて申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、今では1日のほとんどの時間を一緒に過ごせます。ペットや子供がいる人は、在宅勤務は魅力的かもしれませんね!

やればやるほど稼げる

そしてフリーランスは、やればやるほど稼げます!!収入は今のところ右肩上がりで、Webライターはスキルが上がっていくとともに受けられる仕事量も増えていくので、稼げるようになりました。

嫌な仕事を切れる

嫌な仕事を断れることも、フリーランスの魅力です。会社では嫌な上司や先輩との仕事も我慢しなければいけませんでしたが、フリーランスは断ることができます。もちろん減った分をその他の仕事で補ったりと調整が必要ですが、嫌な仕事に無理に付き合わなくてもよくなりました。

misato

人間関係で悩まなくてよくなったのもありがたいです♡

フリーランスになって悪かったこと

ここからは、フリーランスになって悪かったことについてみていきましょう。私がフリーランスになってから今日までに感じたデメリットもたくさんあります。ここでは、詳しく解説します。

収入が不安定

フリーランスになって驚いたのが、収入が不安定なことでした。ヨガはオーディションを受け、ライターは仕事を提案しまくって仕事量をまずは増やします。もちろんフリーランスとしてデビューした当時はスキル不足で、一から仕事を取ってこなければいけません。

一つ一つの仕事を丁寧にこなしながら高い評価をもらい、継続案件につなげていく。
並行して営業をかけまくる!

という日々を送っていました。特にライターは不況の影響も受けやすく、Googleのアップデートの影響でサイトを閉じなければいけないクライアントも多々います。その度に、

今回のお仕事で終了とさせていただきます

と何度首を切られたことか!!常に収入を上げていくべく計画性と営業、覚悟が必要な仕事です。フリーランスエンジニアとしてデビューする人も多いので、その辺りは調べておくといいかもしれません。

自己管理が必要

収入プランもそうですが、自己管理がとにかく必要です。会社員のときのようにフォローしてくれる人は誰もいないので、受けた以上、仕事の期日は守りクオリティも一定以上のものを提出しなければいけません。私は割と自己管理が得意なのですが、後輩には

自分で管理しているのすごすぎます!私にはムリ!

と驚かれました。人によっては苦手分野もあるかもしれませんね。また自分自身が売り物になるので、第一印象で信用してもらえるように自己プロデュース力も大切です。もともと旅好きな「社会不適合者」だったのですが、家で自分のペースで仕事をするようになってから、ますます社会不適合者への道まっしぐらになってきています。笑

一時期不眠になった

今でこそ笑い話ですが、一時期不眠になりました!おそらく、

  • 頑張っても稼げない
  • 収入が思ったように上がらない
  • 正当に評価されていないという不満

などが積もりに積もって、知らないうちに考えすぎていたのでしょう。不眠の解消方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

眠れないときの改善方法。不眠を解消した快眠対策のまとめ

確定申告が大変

フリーランスは確定申告を自分でしなければいけません。もちろんプロの税理士さんにお願いする手もありますが、私はまずは自分でやってみよう!と着手しました。ラッキーなことに地元の税務署の抽選に当選し、今年は無料で税理士さんのアドバイスをいただけるので、青色申告について詳しく学んでいるところです。確定申告の大きな壁も、自分で乗り越えなければいけません。

ヨガインストラクターの確定申告のやり方|青色申告・白色申告の選び方や手順を解説

将来への漠然とした不安を感じる

正直、会社員時代より稼げるようになったものの、将来への漠然とした不安を感じます。年収1,000万円以上稼いでいる人なら、「どうにかなる♡」の精神でいけそうですが、私はまだまだその精神力には届いていないのです。妊娠したらヨガができなくなってしまうし、産休・育休制度もないので一時期すべての仕事をストップしなければいけません。フリーランスの女性のとっては、1番ネックになるところではないでしょうか。逆に好きなだけ休みが取れるのは、メリットともいえます!

フリーランスがおすすめな人・向いていない人

フリーランスが向いている人は、とにかく自分で突き進むのが好きな人に向いています。難しい状況でも「どうしたら乗り越えられるか?」を考えて行動できる人。会社員時代に比べると、10倍くらいの行動力と行動量が必要です。そのぶん楽しいことでお仕事できて、お金がもらえるので、会社員時代よりも充実した日々が過ごせます。

一方向いていない人は、情熱が注げる仕事が見つからない人です。いまいちわからないまま進めていても、フリーランスでやっていくのは厳しいでしょう。ぬるーく楽しくやっていきたいという人は、そもそもフリーランスで会社員以上のお金を稼ぐのが辛すぎるかもしれません。ある程度覚悟を持っておくことをおすすめします。

まとめ

フリーランスは、「フリーランスはやめとけ」「やめたほうがいい」という人もいるとおり、厳しい世界でもあります。ただし、私は後悔したことはありません!会社にいたら自分の人生がもったいなかったと思うし、今の方が自分の才能を使いながら、楽しく過ごしている充実感があります♡フリーランスで迷っている人がいたら、自分の未来像はどんな風になりそうか想像してみてくださいね!

ライターの仕事とは?仕事内容や未経験からなる方法、求人情報の見つけ方を解説

ライターの仕事に興味があるけれど、どんなことをするんだろう?と気になる人も多いはず。ライターは未経験から自宅でできるため、人気の仕事です。この記事では、ライターに興味がある人に向け、ライターの仕事内容について詳しく解説します。未経験からなる方法、求められるスキル・資格など、ライターとして働いている私が解説します。

ライターの仕事内容

ライターとは、クライアントの依頼に基づき、求められる記事をまとめて執筆する職業です。ひとくちにライターと言っても、雑誌や企業のHPへの執筆、広告のコピーライター、Webサイトの記事をまとめるライター、アンケートや体験談をまとめる人などさまざまです。ここでは媒体ごとのライターの特徴や仕事内容について、解説します。

紙媒体

本や雑誌、フリーペーパーなど紙媒体で扱う記事を書きます。企業の社内報やパンフレット、マニュアル作成なども含まれます。編集者からの依頼を受け、タイトルや文章などをまとめます。依頼によってはインタビューをして、紹介記事をまとめる場合があるなど、仕事によってその記事内容も幅広くあります。

Webメディア

WebサイトやSNSへの記事を書く仕事です。コラムや取材、商品説明、困りごとを解決する記事、ニュースなどこちらもさまざまな内容を扱います。現在は多くの人がスマートフォンやタブレットを持ち歩き、困ったことがあればすぐに検索する時代になりました。そのため企業でもWebサイトを充実させ、いかに自社の記事を上位表示させるのかが重要事項です。上位表示させるスキルをSEOと呼びますが、SEOの知識を持ったWebライターは重宝されています。

広告

新聞、広告物などに掲載するキャッチコピーや宣伝文を作る仕事です。紙媒体やWebメディアと異なり、記事のように長文は必要ありません。言葉選びのセンスや、広告独自の文章構成が求められ、人々の心に刺さるキャッチーなインパクトのある文章力が必要です。

アンケート回答

アンケートや体験談の執筆をする仕事です。こちらは単価が1円、10円、100円など安いものが多いので、メインの仕事よりも副業やスキルアップのために手始めに行うのがおすすめです。アンケートや体験談の記事は量が求められるため、多くの募集がされています。隙間時間を活用したい、どのような仕事があるのか試してみたい人に最適です。

ライターになる方法

ライターになるためには、企業で働く・フリーで働く・副業で働くの主に3つの方法があります。ライターになる方法について解説します。

企業で働く

企業にライターとして勤める方法は、正社員・契約社員・アルバイトなど働き方も選べます。見つける方法は、正社員の場合は転職サイトに登録して、高案件を見つけるのが近道です。企業に所属すれば、収入は安定していて福利厚生が受けられ、会社に育ててもらえるのがメリットです。フリーではできないような大企業とのタイアップや、大型の仕事も任せてもらえるチャンスがあるかもしれません。

DODA は転職者満足度No.1の転職サイトです。エージェントサービスを利用すれば、専門スタッフが非公開求人を含めた10万件もの求人から最適な求人を提案してくれます。常に新着情報が更新されているので、希望のライターの求人を見つけたい人に最適です。

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集 

フリーランスで働く

企業に勤めるのではなく、フリーランスとして働く方法があります。フリーランスとは、個人事業主としてさまざまな企業の仕事を依頼をこなし、自由に働くスタイルです。会社員のように福利厚生はありませんが、休日や仕事の時間を好きに決められるので、在宅や場所にとらわれずに働けるライターの仕事に最適です。

フリーランスで仕事を獲得するには、以下の2つの方法があります。

クラウドソーシングサイトから探す

クラウドソーシングサイトとは、仕事をしたい人・仕事を依頼したい人が集まり、業務委託の取引をするWebサイトです。たとえばA社が「自社サイトの紹介ページを2,000円で作ってくれる人を募集します」という募集を出し、それをみたB子さんが「募集します!」と申し出て、双方が同意すればお仕事スタートという流れになっています。その仕事の成果に対する報酬の中から、クラウドソーシングサイトには手数料という形で還元されます。

クラウドソーシングサイトには、以下のようなWebサイトがあります。

登録料は無料で、すぐにでも始められます。まずは募集されている仕事内容を見るところから始めてみましょう。

企業に自分で売り込む

ハードルは高い方法ではありますが、これまで積み重ねてきた実力やブログがある人は、企業に売り込む方法があります。編集者の目に止まれば、書籍出版、Webメディアへの寄稿、雑誌の専属ライターなど規模の大きな仕事も夢ではありません。逆に編集者の方から声がかかることもあるため、SNSやブログなど、自分のメディアを育てるのも大きな一歩です。

フリーランスについては、以下の記事でも詳しくまとめています。参考にしてください。

※参考:会社員とフリーランスの違いとは?どちらがいいの?【実体験】

副業で働く

平日は会社員として今までの仕事をして、土日やスキマ時間に副業として働く方法もあります。今の収入は確保したまま、新しい仕事にチャレンジできる安心感が魅力です。副業で働く方法は、フリーランスとして働く方法と同じように、クラウドソーシングサイトで探す・企業に自分で売り込む方法が有効です。ただし、現在の会社で副業が認められているのかを確認した上で動きましょう。軌道に乗ってから、フリーランスとして働くのかを選択するのもよいでしょう。

ライターに必要なスキル・資格

ライターになるために必要な資格はありません。ライターはなろうと思えば、「ライターです」と名乗ってしまえば、誰でもなれます。ただしスキルや実力が勝負の世界になるので、その分努力は必要です。ライターに必要なスキルは、以下のとおりです。

文章力

人を惹きつける文章、読みやすい文章をかける技術はどのライターの仕事でも求められます。言葉選びのセンスやわかりやすく伝える文章構成、キャッチーなタイトルの作り方など、自信がない人は多くの文章を読むことで身につけましょう。執筆速度が速いと、締め切りを前倒しにできるだけでなく、多くの仕事もこなせるようになります。企業から重宝されるだけでなく、仕事をこなすほど収入も上がるため一石二鳥です。

コミュニケーション能力

人と会う機会が少なそうなライターですが、実はコミュニケーション能力は必須です。クライアントとなる企業とのやりとりの中で、記事に入れて欲しい内容やニーズを汲み取らなければ、依頼主の満足度は上がりません。報告・連絡・相談のやり取りも社会人として必須です。コミュニケーション能力があれば、料金交渉などもスムーズに進むでしょう。

WebライターはSEO

SEOとは、Webサイトを上位表示させるためのスキルです。Webライターの場合は、SEOが求められない仕事の方が単価が低く、SEOがあれば高単価の仕事も狙えます。SEOは絶対に必要なスキルではありませんが、あった方が収入アップが狙えるため身につけた方がおすすめです。特別な資格などはなく、常にGoogleのアップデートとともに情報が更新されていくため、日々の努力と知識量が必要です。特定のWebサイトやページを、上位表示した実績があればアピール材料になります。

未経験からライタースキルを身につける方法

未経験からライターになる場合、不安しかないという人もいるでしょう。ライターになる知識を身につける方法は、仕事をしながら覚える・スクールで身につける方法があります。

仕事をしながら覚える

ライターは未経験から始められるため、仕事をしながら覚えられます。規模の大きな企業では、マニュアルが充実しており、やる気さえあれば育てますよという大きな器を持った企業もあります。ただしマニュアルが整備されている・単価などの報酬制度が整えられているという企業はまだまだ少数です。独学で努力しながら、少しずつ単価やライターへの待遇がよい企業を見つけていく方法で、それぞれの企業からエッセンスを学び取りましょう。

スクールに通う

スクールに通えば、体型的にライターに必要な技術や知識を身につけられます。SHElikes(シーライクス)、女性向けのキャリア支援サービスです。ライターコースでは文章を書く仕事に興味がある女性のためのライティング講座が受けられます。

全7レッスンで、2〜3ヶ月の受講で、初心者でも文章の書き方や企画、取材方法を身につけられます。稼げるようになるための知識や、文章や記事制作の基礎を得られるので、これから副業やライターを始めたい人にぴったりです。まずは無料の体験レッスンがあるので試してみてください。

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まとめ

ライターの仕事は未経験から始められ、在宅でもできることから人気の仕事です。スキルを身につければ高単価な案件も狙うことができ、会社員だけでなくフリーランスとして活躍する道も選択できます。まずは小さな仕事から始めて、スキルを身につけながら大きな仕事を任せられるようになりましょう。

SHElikes(シーライクス)は女性向けのWeb系スクールです。ライターコースでは、ライターに必要なスキルや知識を2か月で身につけられます。文章や記事制作の基礎、取材に櫃王なスキル、稼ぐための知識を身につけたい人に最適です。

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フリーランスが収入を上げる方法。起業女子が年収アップする仕事の仕方

フリーランスとして収入をあげるにはどうしたらいいの?と疑問や不安を感じてしまいますよね。私の場合、スキルがないままゼロから個人で仕事を始めて、ライターとヨガのインストラクターの仕事で、会社員時代の給料よりも稼げるようになりました。そこでこちらの記事では、フリーランスとして仕事をする上で、収入の上げ方についてご紹介します。収入を上げる方法、プランの立て方、年収アップするための意識や大事なポイントをまとめました!

フリーランスが収入を上げる方法

フリーランスが収入を上げる方法は、理想を描く・プランを立てる・必要な仕事を組むの3つポイントです。ここでは、フリーランスが収入を上げる方法について解説します。

理想を描く

まずは自分の理想を描くことが大切です。企業のビジョンのようにたいそうなものではなくて、あくまで「自分らしく働くには?」という視点で考えてみます。たとえば以下のようなポイントについて、ノートに書き出してみましょう。

どんな風に働きたい?
→バリバリ、ゆったりなど

仕事をする時間帯、平均仕事時間はどのくらいがベスト?
→何時に起きて1日の理想のスケジュールは?どこで仕事がしたい?

所得はどのくらいほしい?
→お小遣い程度でOK?それとも会社員よりも稼ぎたい?

まずはこの理想を描くということろがとても大切で、この理想がすべての原動力になってきます。「理想」なので今可能なのかという視点ではなく、「なんでもできるなら♡」という理想論で書いてしまうのがおすすめです。

プランを立てる

さぁ、理想ができたらプランを立てていきます。この作業もとても大切で、先ほど立てた理想を現実にするなら、どう行動していったらいいのかという部分を綿密に組み立てます。たとえば私の場合は、以下のようなプランを立てました。

● 月収50万円ほしい!
● 働くのは月曜日〜金曜日(土日は絶対休みたい♡)

すると考えられるプランは、1日あたりの金額を出すことで、目標額が見えてきます。

50万円÷4週間=12.5万円/1週間
12.5万円÷週5日=2.5万円/1日

1日2.5万円以上稼いでいくと、見事月収50万円が達成できるというわけです!とはいっても、エンジニアやプログラマーの人のようにプログラミング技術やWebやITの知識が最初からあったわけではありません。ライターもなんとなく始めてしまったので、最初は2.5万円なんて夢のまた夢!!最初はまずは「月に5万円」からというところから始めて、なんとかして仕事の案件を取ってくるという日々を続けていました。

必要な仕事を組んでいく

プランができたら、必要な仕事を組んでいきましょう。たとえば1日の目標が「1万円」の場合を考えてみます。

1日1万円稼ぐぞ!
→今手元にある仕事は5,000円分
→残り5,000円分の仕事を探さなきゃ!

となるわけです。目標に足りない金額分は、営業をかけて新しいクライアントを見つけたり、今あるクライアントさまに交渉して値上げしてもらうということもできると思います。ライターの場合は「1文字○円」という文字単価がありますが、その文字単価が高いクライアントさまとの仕事をいかに増やすかというのがカギになりました。1日単位で組んでいくこともできますし、たとえば「1週間で5万円で稼ごう」という目標でもいいですね。大きなワークショップや講演会を1ヶ月に1回開催して、100万円の利益を上げるというのもかっこいいと思います!

フリーランスの収入アップに大事なポイント

フリーランスの収入アップに大事なポイントは、時給換算すること・値上げ交渉することの2点です。ここでは、収入アップのポイントを解説します。

仕事を時給換算する

フリーランスになったら、仕事を時給換算する意識が大切です。会社員時代は、メールを打っている時間も、ミーティングの時間もお給料が発生していました。しかしフリーランスの場合は、実働分しかお金はもらえません。つまりメールも、ミーティングもその仕事に込みの値段を入れておかないと損してしまうのです!いつ何時でも、時間をはかる意識を持っておくことが大切ですよ。

必要なら値上げ交渉をする

必要なら値上げ交渉をすることも重要です。

● あまりお金になっていないのかもしれない
● 働いても働いても稼げない
● やっていることに対してもっともらってもいいと思う

と感じたら、クライアントに相談してみましょう。モンモンとしたまま働いていてはつまらないですし、せっかくフリーランスになったのだから、楽しく仕事がしたいですよね!私は交渉してもダメだった場合、お取引を終了させていただいています。私にとっては合わなかった仕事でも、ほかの人に取ってはやりたくてたまらない仕事かもしれないので、後腐れなく次に行くことにしています。

フリーランスが収入アップして困ることはある?

フリーランスが収入アップするとよいことをたくさん書いてきましたが、一応困ることも書いておきます。

仕事量が増えすぎてパンクする

仕事量を増やせば増やすほど、フリーランスは収入が増えます。やってしまいがちなことが、仕事量を増やしすぎてパンクしてしまうことです。寝不足で体力が落ち、風邪をひいて寝込んでしまう人もいます。納期が遅れればその分自分を苦しめることになり、企業からの信用も落ちてしまいます。体調管理は大前提の上で、無理のないスケジュール立てをしましょう。

年収1,000万円を超えると消費税がかかる

収入がアップして年収1,000万円以上になると、消費税がかかります。1,000万円を超えないように収入を調整する人もいますので、支払いたくない人は収入のバランスや節税対策を取るようにしましょう。

困ったら専門家に相談する

節税対策や、確定申告時に困ったら、専門家への相談がおすすめです。「SHARES」は、中小企業や個人事業主向けの日本最大級の士業専門家相談サイトです。弁護士、司法書士、行政書士、税理士、公認会計士、社会保険労務士、弁理士、中小企業診断士の8つの士業に依頼できるクラウドソーシングサービスです。月額は無料で、必要なときだけ相談でき、費用は専門家に業務を発注するときだけ発生します。単発で相談したい人、確定申告を任せたい人は利用してみてください。

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フリーランスの注意点

フリーランスとして活動するにあたり、注意したいことを解説します。

開業届の提出を忘れずに行う

ちなみにフリーランスで働くと、多くの人が個人事業主になりますが、開業届の提出をエリアの税務署に忘れずに行わなければなりません。開業してから2ヶ月以内か、その年の3月までに開業届を出すことになります。期限内に提出をしないと、その年の確定申告で青色申告ができなくなります。

青色申告は税金を65万円ほど控除(利益から65万円分引いたところに税金がかかる)してくれますが、開業届を出していないと白色申告しかできないので、10万円ほどの控除のみ(利益から10万円しか引いてくれない)になってしまいます。あとはカード明細や領収書など、必要な証明書ものはすべて保管して帳簿をつける必要があります。確定申告と開業届については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

ヨガインストラクターの開業届の提出方法。メリット・デメリットは?

ヨガインストラクターの確定申告期間はいつからいつまで?過ぎたらどうなる?

フリーランスで収入を上げて理想の生活を手に入れよう

フリーランスで収入を上げるには、理想を描いてプランを立て、必要な仕事を組むことが必要です。具体的に落とし込むことで、足りない仕事量や金額が明確になるのでわかりやすいです。あなたも理想の生活を手に入れてくださいね!

関連記事

フリーランスになってよかったことや、ライターの仕事については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

フリーランスになってよかったこと・悪かったこと。女性経験談

ライターの仕事を徹底解説!求人情報の見つけ方や未経験からなるには?

手に職をつけると生きやすい!女性におすすめの仕事とは?

コロナウイルスの影響で仕事が減ってしまった今、働き方について考えている人も多いでしょう。会社に頼るより、手に職をつけたほうが生きやすい人もいます。

そこで今回は手に職が身につけられる仕事についてまとめました。ワクワク楽しく幸せに生きていく方法について考えていきましょう。

なぜ手に職をつける仕事が女性におすすめなの?

手に職をつける仕事が女性におすすめの理由は、まずは自由に生きることができるから。ただなんとなく与えられた仕事をするよりも、自分にしかできない仕事、スキルを活かす仕事をした方が満足度も高いはず。

女性は結婚や妊娠、出産で思うようにキャリアアップできない期間もあるので、自分が自立して働ける仕事があると安心ですよね。さらにAIの導入によってこれまで以上に人ができる仕事が減ると予想されていることから、「自分」が売り物になる仕事ができると安心です。働き方は会社で働く方法と、フリーランスとして活躍することもできるため、チャンスは増えます。

関連記事:会社員とフリーランスの違いとは?どちらがいいの?【実体験】

手に職がつけられる女性におすすめの仕事とは?

手に職がつけられる女性におすすめの仕事は、実はたくさんあります。ジャンルごとにご紹介します。

医療系

医療系の仕事は全国どこでも仕事が見つかりやすく、しかも時給や給料が高い傾向にあります。

● 医療事務
● 介護福祉士
● 心理カウンセラー
● 管理栄養士
● 看護師

今後超高齢化社会に突入すれば、ますます需要が高まることが予想されているので、どの資格がいいか迷っている人や転職を考えている人はチェックしておきましょう。

美容・ヒーリング系

続いては美容・ヒーリング系です。女性ならではの手先の器用さや、細やかな配慮を活かした仕事をすることができます。

● ヨガインストラクター
● 美容師
● セラピスト
● ネイリスト
● エステティシャン
● アロマテラピスト

高卒女性や主婦、20代から30代、40代まで幅広い人が目指せる仕事といえるでしょう。ただし高収入は狙えない場合があるので、資格を取る前に給料相場や地域によって需要はあるのかを見ておくのが大切。そしてお客さま見られる仕事なので、見た目磨きも大切です。

在宅ワーク系

在宅ワーク系は、文字通り在宅で働ける仕事です。文系・理系問わず職種があるので、興味のある分野を選んでみましょう。

● ライター
● ウェブデザイナー
● システムエンジニア
● グラフィックデザイナー

創作する分野でもあるので、ものづくりが好きな人にもぴったりです。

たとえば私はライターとして働いていますが、実は資格は必要ありません。小さな仕事から少しずつ独学でスキルを身につけ、働くことができているので今この瞬間から始められる仕事でもあります。

関連記事:ライターの仕事を徹底解説!求人情報の見つけ方や未経験からなるには?

スペシャリスト系

スペシャリスト系は資格を取ることが難しい「士業」などの仕事です。学校に行かなくても通信教育や独学で目指せる仕事は以下のとおりです。

● 宅地建物取引主任者
● 司法書士
● 行政書士
● 社会保険労務士
● 社会福祉士
● ファイナンシャルプランナー
● ケアマネージャー

たとえば司法書士などを取得すれば転職時にも役に立つので、より高収入を狙う人にぴったりでしょう。スキルを身につけて開業した場合は、年収1,000万円も夢ではない仕事です。

そのほか

資格を活かせる仕事はまだまだあります。

● 保育士
● 日本語教師
● 調理師
● バリスタ
● フラワーデザイナー

私の友達は30代で日本語教師の資格を取り、昨年から活躍しています。何歳からでもチャレンジできる資格であれば、将来のために始めるのは遅くないでしょう。むしろ未来にとって、今が1番若い日です。

手に職をつけて女性が働くおすすめの方法

資格をとったり手に職をつけたら、働かなくてはいけません。働く方法をいくつかご紹介します。

転職する

転職する場合は転職サイトなどで、資格やスキルが活かせる仕事を探しましょう。コンサルタントに相談するとさらに好条件の仕事を見つけてきてくれる可能性があります。

自分で仕事を探す

たとえばヨガインストラクターの場合、資格を取るだけでは働けません。自分で働きたいスタジオを見つけてオーディションを受け、合格すれば働くことができます。

またライターの場合は、クラウドワークスやランサーズなど、ネット上で仕事を探すことができます。人脈で仕事を依頼される場合もあるので、活用できる人脈は活かしましょうね。

開業する

スキルが十分にお客さまに満足してもらえるレベルになったら、開業するのもひとつの手です。現在は広告代理店などを通さなくても、自分でSNSなどを通じて宣伝することもできるので、宣伝費ゼロ円から始めることもできるでしょう。

女性が手に職をつけるおすすめの仕事の選び方

ここまで読んで、「よしっあの資格を取ってみよう!」と思った人はぜひ目指してみてください。でも多くの人が「どの仕事・資格がいいんだろう?」と迷ってしまいませんか?私もそうでした。そこで、女性が手に職をつけるおすすめの仕事の選び方をご紹介します。

気になる資格・仕事をピックアップしてみる

まずは気になる仕事をピックアップしてみましょう。ここでのポイントは、出来るだけ範囲を狭めずに多くの仕事をピックアップすることです。思ってもみなかった仕事に出会えるチャンスかもしれないのでなるべく幅広が大切。一応その仕事がイメージできるくらいの基礎知識は持っておきます。資格は、たとえばオンラインで自宅で資格取得を目指せる資格もあるので学校に通わなくても大丈夫という選択肢を持っておきましょう。

ワクワクしている方を選ぶ

ピックアップした仕事を見ながら、ワクワクする仕事を選びましょう。本当にこれだけで大丈夫なんです。ただしそんなにワクワクしなかったら、それは「まだ」「違う」という合図なので、ワクワクするものを待つ時間も大切です。

Q:現実的なことは考えなくていいの?
A:考えない方がいいかもしれません。なぜなら私はライターとして働いていますが、一般的には年収300万円ですが、それ以上稼ぐことができていました。ワクワクに従って仕事をすると、それ以上のパワーを発揮することができるので自分が想定していること以上の将来を引き寄せることができます。

Q:やってみて違ったら?
A:やってみて違ったら、またシフトチェンジしましょう。
逆に言えば違ったらシフトチェンジできるように、まずは軽めのジャブから始めるのがオススメです。たとえば50万円もする講座に申し込む前に、習ってみる、参考書を図書館で借りてきて読んでみるなど。ある程度把握できて「ワクワクが止まらないー!」という状態になったら「進め」の合図です。

Q:ワクワクがよくわかりません
A:自分のワクワクを敏感にキャッチするには、普段から直感を磨くことがおすすめです。
以下の記事では直感を磨く方法について紹介しています。ぜひ参考にしてください。
>>直感を鍛えるのにおすすめ本6選。恋愛も仕事も人生も成功する方法

手に職をつける女性におすすめの仕事のまとめ

手に職をつける仕事は、女性にとって自信をもたらしてくれます。なおかつ自由に生きていくための、自由な発想や稼げるチャンスももたらしてくれるのがメリットです。あなたも手に職をつけてワクワクの毎日が過ごせますように!

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会社員とフリーランスの違いとは?どちらがいいの?【実体験】

会社員として組織で働くか、フリーランスで自由に働くときにどんな違いがあるのでしょうか?「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまいためにも、この違いを事前に知っておきましょう。そこで今回は、会社員とフリーランスの違いについてわかりやすくまとめました。どちらも経験した経験談、メリット・デメリット、私がフリーランスを選んだ理由もご紹介します。

会社員とフリーランスの違い

会社員とフリーランスの違いは大きく分けて5つです。

仕事内容

会社員の場合は、仕事内容は会社が支持する内容を行うのが通常です。もしわからないことがあっても、上司がいて仕事の内容を教えてもらえる環境があります。しかしフリーランスの場合は仕事を受注することから始まります。自分でサービス内容を決め、営業をかけてクライアントをつかみ、金額交渉、納期のスケジュール、サービスの提供などをします。ひとりで全部こなすこともできますし、誰かを雇うのも自由です。

フリーランスライターの仕事の見つけ方については以下の記事で詳しく解説しています。参考にしてください。
ライターの仕事を徹底解説!求人情報の見つけ方や未経験からなるには?

働き方

会社員の場合は、会社が指定する事務所や店舗で働き、営業日数も会社のスケジュールに従います。就業規則があって、就業時間内に仕事をし、休日日数も決まっていています。一方フリーランスの場合は、スケジュールを立てるのは自分です。朝型の人なら午前中だけ仕事をしてもいいし、仕事が終わらないなら夜中まで仕事ができます。休日も土日以外に平日にとっても、クライアントに迷惑がかからなければ何をしても自由です。

年収・収入

年収・収入も会社の業績にもどついて支給されます。営業なら成績が上がれば手当が出ることもあるでしょう。ボーナスが支給される場合もあります。一方フリーランスは収入や年収は、自分自身の稼ぎ具合によって決まります。もちろん働いた分稼ぐことができる場合は、会社員の時よりも給料は上がるでしょうが、思うような結果が出ないこともあります。その場合は会社員時代よりも年収が下がることも覚悟しなくてはいけません。

福利厚生

会社の場合は、大抵福利厚生が用意されています。育休・産休制度があると、女性の場合は結婚、出産などのライフイベントがあっても、子育てしながらも安心して働き続けることができるでしょう。一方フリーランスの場合は福利厚生はありません。自分でルールを作ることができるので、自由に休むことはできますが、誰かが会社のようにカバーしてくれることもなければ、給料保障もなくなるのでゼロになります。

確定申告・税金

会社では確定申告を自社で行ってくれる場合が多いでしょう。そのため年末調整の書類だけを提出すればあとは会社任せという人も多いはず。税金も給料天引きされることが多いので、ほぼノータッチですみます。一方フリーランスの場合は、確定申告から税金の処理までひとりで行わなければいけません。税理士さんを雇う余裕がなければ、自分で白色申告や青色申告の処理を行うことになるので、会計や経理の知識も身につける必要があります。

会社員のメリット・デメリット

ここからは会社員のメリット・デメリットについて見ていきましょう。「会社員がいやだ!」と思っている人も、一度冷静に見つめ直してみてくださいね。

会社員のメリット

会社員のメリットはたっっっっっくさんありますが、わかりやすくまとめると以下の3つです。

● 毎月給料がもらえる
● 同僚・先輩・後輩と働ける
● 福利厚生が受けられる

まずは毎月給料がもらえること。ミスをしたり大した仕事をしなかったとしても、月給をもらうことができるのが会社員のメリットでしょう。また同僚や先輩、後輩など仲間と働くことができるので、困ったときは助けてもらえます。また福利厚生が受けられるのは、働く女性にとって最大のメリットともいえるでしょう。産前休暇・育児休暇などがあると、安心して働き続けることができます。

会社員のデメリット

会社員のデメリットは以下の3つです。

● 会社のルールに従わなければいけない
● つまらない会議にも参加しなければいけない
● 与えられた仕事をすることが大切

会社員である以上、組織のルールに従うことは絶対です。もちろん意見することはできますが、何から何まで自分の思い通りにすることはできません。またつまらない会議に参加したり、与えられた仕事をこなさなければいけないのも会社員の仕事です。よりクリエイティブで、自分にとって大切な仕事だけをしたい人にとっては時間が勿体無く感じてしまうでしょう。

フリーランスのメリット・デメリット

続いてフリーランスのメリット・デメリットについてみていきましょう。

フリーランスのメリット

フリーランスのメリットは以下の3つです。

● どこでもオフィスにできる
● 働く時間や休日を自由に決められる
● 仕事内容も自由に決められる

フリーランスのメリットは、いつでもでどこでも好きなように働けることです。お家が好きならおうちで、カフェが好きならカフェなど、好きな場所がオフィスになります。また働く時間帯や休日も自由に決められます。仕事内容も自由なので、「不向きかも!」と思ったらサービス内容を変えたり、シフトチェンジすることが可能です。

フリーランスのデメリット

一方フリーランスのデメリットは以下のとおりです。

● 保障が何もない
● 産休・育休がない
● すべてが自分にかかっている

まずは保障が何もないことです。給料の保障もないですし、福利厚生もありません。とくに女性は育休などがないので職種によっては、すべてゼロにして契約を打ち切らなくてはいけない場合もあります。またすべて自分にかかっているので、「来月どうやって稼ごう」と不安に感じることもあるでしょう。

会社員とフリーランスどちらがいい?

どちらがいいか迷ってしまったら、それぞれのメリットデメリットをノートに書き出してみるのがおすすめです。私は永遠にその作業を繰り返した結果、フリーランスの道を選ぶことにしました。

私がフリーランスを選んだ理由

私がフリーランスを選んだのは、会社員という組織がダメすぎたからです。いわゆる「社会不適合者」のため、組織にがんじがらめにすることが苦手でした。転職したので大企業と中小企業のどちらも経験したことになりますが、どちらもあいませんでした。笑最終的には「今いるこの瞬間が人生の時間のムダだ!」とハッキリと感じたので、会社員を辞める決意ができました。ありがたいことに「今の仕事が嫌なら新部署を作ってもいいよ」と予算まで預けてもらえる話になったのですが、それでもお断りすることにしました。

フリーランスになって3つのよかったこと

フリーランスになってから、すぐに成功できたわけではありませんが、3年経った今では会社員時代の年収を超えられるようになりました。フリーランスになってよかったことを3つご紹介しますね。

①自由に働ける
まずは自由に働けること。スケジュールは土日休みで、平日8:00〜16:00としていますが、よくはみ出します。それでも心地よく働けることが魅力です。

②オフィスが自宅♡
これまで通勤時間が往復3時間ほどかかっていましたが、自宅をオフィスにしたので15秒ですみます。ヨガインストラクターをするスタジオまでは自転車で10分なのでこれまた最高です。

③仕事内容を自分で選べる
私は「ライター」と「ヨガインストラクター」として働いていますが、これを叶えられる会社はないと思います。つまりフリーランスならではの働き方ができています♡
さらにサービス内容も時と場合に合わせて変えており、たとえば今はコロナが心配なのでスタジオ勤務はお休みして、自宅のオンラインサービスをメインに切り替えました。このように時代に合わせてすぐにシフトチェンジできるのも、フリーランスの身軽さゆえだと思います。

とくに3つ目の仕事内容が私のとってメリットが大きいかもしれません。すぐに思い通りの年収に届いたわけではなく、最初は不安がいっぱいでした。その中で編み出した稼ぐ方法についてはこちらも参考にしてください。

※参考:フリーランスが収入を上げる方法。年収アップする仕事の仕方

会社員とフリーランスの違いのまとめ

会社員とフリーランスは働き方も、仕事内容も、税金処理の仕方も全然違います。それぞれにメリット・デメリットがあるので、フリーランスになりたい人はじっくり比較してみましょう。まずは自分自身に問いかけて、どちらが魅力かを考えてみることが大切です。人生は一度きり、理想の働き方に出会えますように!

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テレワークするならライターが強い。家で仕事をするコツ

コロナウイルスの影響で、多くの会社でテレワークが始まりました。普段会社に勤めている人は、不便に感じている人も多いのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、普段ライターとしてテレワークをしている私の体験談をご紹介します。テレワークを家で集中してする方法、ほかの職業に活かすアイディアもまとめました。

テレワークとは

まずはテレワークについて少し説明させてください。テレワークとは、

情報通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。(ウィキペディア)

「リモートワーク」や「在宅勤務」とも呼ばれています。家で仕事ができるため、子育てや介護をしながら働きやすい環境づくりを推進している会社・企業でも取り入れられている場合が多いです。

ライターはテレワークが多い

私はフリーランスとしてライターをしていますが、圧倒的にテレワークの募集が多いのが特徴です。募集はインターネット上で行われ、メールでのやりとりを通じて、本採用が決まります。

ただし企業によってはテレビ会議をするなど、顔を見合わせて仕事を進める場合もありますがすごく稀です。

探し方や働き方について細かい情報はこちらからどうぞ。
ライターの仕事を徹底解説!求人情報の見つけ方や未経験からなるには?

テレワークのメリット・デメリット

ここからは、テレワークのメリット・デメリットについてみていきましょう。

テレワークのメリット

テレワークのメリットをまとめると以下の3つです。

● 自分のペースで仕事が進められる
● 時間が自由に使える
● 仕事の量の調節ができる=収入アップ

まずは自分のペースで仕事が進められるのは、すごくいいところ。会議や内線・外線電話に邪魔をされずにサクサク仕事が捗ります。

また時間が自由に使えるので、今日は夜から飲みたいから朝早くから始めちゃおう!と自由度が高いです。集中したいからお昼をずらすことも可能。また仕事の量を調節することができるので、仕事量を増やせば収入アップにもつながります。

テレワークのデメリット

テレワークのデメリットをまとめると以下の3つです。

● 困ったときにすぐに誰かに聞けない
● メールでのやり取りに気を使う
● 家で集中できないときが最悪

まず困った時に誰かに聞けないのは大変なところです。会社にいれば、同僚や周りの人と相談して仕事を進められますが、在宅ではそうはいきません。

またメールのみでのやり取りになることが多いため、誤解がないように、気持ちを逆立てないように交渉するのが一苦労。さらに家で集中できない時は最悪の極みです。いろいろな誘惑が起こらないように少し気を遣う必要があります。

テレワークを家で集中する方法

そこで、ここからはテレワークを家でもサクサク進める方法について見ていきましょう。私が実体験から3つのポイントをまとめました。

テレワークのポイント
● 家の仕事環境を整える
● 集中モードに切り替えるポイントを作る
● 時間割を決める

詳しくご紹介します。

家の仕事環境を整える

これは本当に大事です。仕事環境を整えるだけで、一気に仕事モードに突入します。今私は自分のライタースペースがあり、仕事に集中できる仕事部屋がありますが、その前はワンルームに住んでいたため仕事をする机は、食卓机でした。笑

そのため仕事をするときは、食卓であることを忘れるように、手帳や筆記具を置いてモードを作るようにしていました。基本的にまっさらなきれいな机が好きなので、私は装飾などはしていません。

仕事モードに切り替えるポイントを作る

仕事モードに切り替えるポイントを作ると、一気に仕事モードになります。たとえば私は

● コーヒーを淹れる
● 2階の仕事べやにいく
● アロマを焚く

などが仕事モードへの切り替えです。とくにコーヒーの香りは大好きなので、濃いめのコーヒーをたっぷりいれて香りを楽しみながら仕事をしています。

あとは自分がワクワクしたり、テンションがあがることをいくつか用意しておくとモチベーションアップに良いかもしれません。

時間割を決める

家で自由にできるからこそ、時間が自由なのもメリットですが、逆に時間割を決めた方が私はやりやすいです。現在行っているのは、フィンランド式の時間割。

8:00〜12:00 仕事
12:00〜13:00 ランチ、犬の散歩
13:00〜16:00 仕事
16:00〜 自由時間

と16:00以降をプライベートな時間にしています。と言っても、これができたのは1回しかありませんが、「今日こそは!」と思って気合を入れています。

テレワークはヨガのインストラクターも可能

驚いたのがテレワークはヨガのインストラクターにも向いていたことです。ライターとともにスタジオのレッスンもしていますが、このコロナの影響でスタジオレッスンをお休みすることにしました。

しかし、ヨガのインストラクターはレッスンはオンラインでもすることができます。テレワークができちゃうんですよね。考え方次第で、ビジネスは無限に広がることを感じました。

もしご自身の仕事や活かせそうなスキルがあれば、「テレワークとしてお家から発信できることはないかな?」と探してみてください。新しいビジネスチャンスにつながるはずです。

テレワークのまとめ

テレワークとして普段働いている私の仕事のコツと、ライターやインストラクターの強さをご紹介しました。意外に身近なスキルを活かして、こんな状況でもビジネスチャンスは広げることができそうです。

働き方や生き方について、何かのヒントになったら嬉しいです。みなさんが毎日笑顔で過ごせますように。

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