アロマオイルの香りは7種類!知っておくと便利な精油の7グループ

アロマオイル(精油)をいざ買おうとお店に行ったとき、何から買って良いのか迷ってしまったことはありませんか?

そこで、ぜひ知っておきたいのが精油の7つのグループ。アロマの香りの特徴によってアロマオイルがグループ分けされているんです。

つまり、このイメージがなんとなく掴めると、お好みのアロマを選ぶときにグンと時短になりますよ。早速7つのグループのアロマをご紹介していきます。



アロマオイルのグループは7つ

アロマオイルのグループは、香りの特徴や種類によって7つのグループに分かれています。

これを知っていれば、「こういう香りが欲しいな〜」「掃除にぴったりなアロマオイルを選びたいな〜」というときに一気に見つけやすくなります!

ずらっと並んだボトルの香りを全て試していたら、途方もない時間がかかってしまいそうですが、イメージがつきやすくなります。

それでは早速ご紹介していきます!

1. フローラル系の精油

1つ目にご紹介するのはフローラル系のアロマオイルです。

その名の通り、フローラル系の優しいフェミニンな香りに包まれます。ローズやジャスミンを筆頭に、女性に好まれる香りが特徴です。

代表的なアロマオイル:ローズ、ジャスミン、ゼラニウム、ラベンダー、カモミール、ネロリ、ミモザ

心への効果・効能
  • 華やかな気分にしたいとき
  • ショックな出来事に傷ついて、癒してほしいとき
  • イライラした気持ちをリラックスさせたいとき
  • 不安や心配な気持ちを和らげたいとき

などの効果があります。その時の状態に合わせてアロマを選びたいですね。

体への効果・効能
  • 婦人科系のトラブル(生理不順やPMS)に作用
  • 頭痛や肩こり、筋肉痛などの痛みの緩和
  • 美肌効果
  • 眠れない夜にリラックスを促してくれる など

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2. 柑橘系の精油

柑橘系のフルーツをベースにした、爽やかで甘酸っぱい香りが特徴です。身近な果物の香りはイメージしやすいのではないでしょうか?

別名シトラス系とも呼ばれています。年齢、性別を問わず万人に好まれる香りなので、初心者の方にも取り入れやすいのが特徴です◎

代表的なアロマオイル:オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ゆず

心への効果・効能

気分を明るく、リフレッシュさせてくれます!

  • 落ち込んだ気持ちを明るくしたいとき
  • ネガティブな気持ちを落ち着かせたいとき
  • 頭をスッキリさせたいとき
  • 元気が欲しいとき
  • 楽観的な気持ちに切り替えたいとき など
体への効果・効能
  • 眠れない夜にリラックスを促す
  • 胃腸の調子を整える
  • ニキビケアや水疱瘡や湿疹を抑える
  • 人やペットの虫除け など

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3. ハーブ系の精油

ハーブ系は料理で使われるハーブが多く登場します。ハーブや薬草をイメージするとわかりやすい、スパイシーでスッキリとした香りです。

代表的なアロマオイル:バジル、ペパーミント、ローズマリー、タイム、マヌカ

心への効果・効能
  • 気分をシャキッと目覚めさせたいとき
  • 脳を活性化させたいとき
  • 沈んだ気持ちをリフレッシュさせたいとき
  • やる気を出したいとき
体への効果・効能
  • 呼吸器系(気管支炎や風邪、喘息)に作用
  • 頭痛や肩こり、筋肉痛などの痛みを緩和
  • 緊張した神経を落ち着かせ、眠りを促す など

昔から民間薬の「薬草」として使われているものが多いのも特徴です。

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4. 樹木系の精油

樹木系は森の木をイメージしてみてください。ユーカリのようなシャープの香りや、ヒノキのような包み込むような優しい香りがあります。好みに合わせて選んでみてくださいね。

樹脂や枝、葉からアロマオイルが抽出されます。

代表的なアロマオイル:ユーカリ、ヒノキ、シダーウッド、ユーカリ、ティートリー、ローズウッド、シダーウッド

心への効果・効能
  • 不安や緊張の沈静化
  • ストレス解消
  • リラックス、リフレッシュ効果
  • 幸せな気持ちになりたいとき
  • やる気と集中力を高める
体への効果・効能
  • 呼吸器系のトラブル(咳や気管支炎)に
  • PMSや更年期のトラブルに有効な女性ホルモンを調整
  • 頭皮のお手入れに

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5. スパイス系の精油

スパイス系の精油には、料理でも使われている香辛料の原料が使われています。スパイシーな香りが特徴。心や体を刺激して、活性化してくれます。体を温めてくれるので、冷え性の方にオススメです。

刺激が強いものもあるので、使うときにはご注意ください。

代表的なアロマオイル:ブラックペッパー、シナモン、ジンジャー、コリアンダー、カルダモン

心への効果・効能
  • やる気、モチベーションUP
  • 元気になりたいとき
  • パワーが欲しいとき
体への効果効能
  • 血行促進
  • 食欲増進
  • 日焼け跡のケア
  • 虫除

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6. エキゾチック系の精油

エキゾチック系のアロマは、中東や東南アジアの植物から抽出され、異国情緒溢れるような香りが特徴です。個性的な香りを持ち、「オリエンタル系」とも呼ばれています。

深みのある濃厚な香りが多いので、ブレンドした方が使いやすくなります。

代表的なアロマオイル:イランイラン、サンダルウッド、ロータス

心への効果・効能
  • 不安や動揺した時など心を鎮めたいときに
  • 幸せな気分になりたいときに
  • 妄想をストップさせたいときに
  • 官能的な気分になりたいときに
体への効果・効能
  • 女性ホルモンのバランス調整
  • 食欲を抑え食事制限
  • 皮脂の分泌調整
  • ニキビケアなど肌への効果

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7. 樹脂系の精油

最後にご紹介する「樹脂系」は、木の樹脂をベースにしています。重くて甘い独特の香りが特徴で、心を癒してくれることや粘度が高いことから、マッサージや瞑想にもよく使われています。

代表的なアロマオイル:フランキンセンス、ベイメゾン、ミルラ

心への効果・効能
  • 心を平和にしたいときに
  • 切ない気持ちを和らげたいときに
  • 張り詰めた気持ちを和らげたいときに
  • 安眠効果
体への作用
  • 加齢肌のケア
  • 傷跡や妊娠線のケア
  • 乾燥肌のケア、ひび割れやしもやけのお手入れに



迷ってしまったらこの3本がおすすめ

7種類のアロマのグループを紹介しましたが、たくさんありすぎて、どれを選んだら良いかわからないという人もいるのではないしょうか。

そんなときは、この3本がおすすめです^^

おすすめ第1位:ラベンダー

ラベンダーはリラックスする花の香りです。

頭痛の緩和や匂いとり、虫除けにもなる万能なアロマオイル。1本あるとポーチに入れておくと外出先でも助かります♡

おすすめ第2位:オレンジスイート

オレンジスイートは、オレンジの甘酸っぱい香りに包まれます。

年齢問わずに老若男女に好かれる香りなので、来客時や子供がぐずる時にも幅広く使えます。

おすすめ第3位:グレープフルーツ

グレープフルーツも柑橘系の甘酸っぱい香りが特徴!

こちらもどんな年齢の人でも好きな香りで使いやすいです。さっぱりしているので、元気が欲しい時やお掃除に活躍します。

お好みのアロマを選んでアロマライフを満喫

香り別に分類された7つのアロマのグループをご紹介しましたが、好みの香りは見つかりましたか?

香りの特徴や、心や体への作用を元に今のあなたにぴったりなアロマを選んでみてくださいね。

アロマを生活に取り入れたら、心も体もワンランクアップしそうです^^

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アロマ初心者さん集まれ!まずチェックしたいおすすめの人気の精油6選

おしゃれなインテリアショップや雑貨屋さんで見かけるアロマオイル。

「うちでもあんなに良い香りが楽しめたら良いな♡」と思ったときに、何から始めて良いかわからなくて困ってしまった経験はありませんか?

そこで、初心者の方でも取り入れやすいアロマオイルをご紹介します。

アロマの精油は何百種類もあると言われていて、心や体への作用はそれぞれ。今どんな香りや効果を楽しみたいかということに注目してみてみると、どんなものを選んだら良いかが見えてきますよ。



 

気軽に始められる!おすすめの精油6選

人気の精油の中から、初心者さんでも気軽に取り入れやすい精油を6つご紹介します。

好みの香りや今取り入れたいご希望に合わせて選んでみてくださいね。

1. ダントツのおすすめはラベンダー

「ラベンダー」は断然おすすめの1本です。まず1本何を買うか迷っているなら、ラベンダーをおすすめします。

香りはフローラルで爽やか。リラックス効果が高いので、アロママッサージやアロマバス、スキンケアにも使われています。

アロマオイルは肌に直接つけると危険なのですが、ラベンダーは唯一つけても大丈夫なアロマオイル。そのため、虫刺されや靴擦れ、軽いやけどのケアにも使うことができます。

リラックス以外にも使い道がたくさん。何かと持っていると便利なアロマオイルです。

2. 気分をリフレッシュしたいならグレープフルーツ

続いてご紹介するのは「グレープフルーツ」です。

おなじみの柑橘系の爽やかな香りのアロマオイルです。そのため、不特定多数の人が集まる病院や公共の場所でも使われています。どなたでもすんなりと取り入れやすい香り◎

香りの効果は、リフレッシュ。緊張してピリピリしている時や、ストレスを感じてイライラしている時にグレープフルーツの香りを使うと気分転換になります。

リンパの流れを良くしてくれる作用があるので、むくみの解消にも効果的です。

3. 幸せいっぱいな香りに包まれるオレンジ・スイート

オレンジ・スイートもおなじみの香りで取り入れやすいアロマオイルの一つです。

オレンジの甘くてジューシーな香りに満たされます♡老若男女問わず好まれる香りなので、お子さんがいるご家庭でも使うことができるのが魅力です。

気分をリフレッシュして、幸せな気持ちにしてくれます。

便秘解消や食欲増進などの消化器系のトラブルがあるときにも役立ちます。

4. 呼吸器系のトラブルに効果的なユーカリ

4本目にご紹介するのは「ユーカリ」。コアラが住んでいる木としてもおなじみの植物です。香りはスッキリとしたシャープな香りです。

オーストラリアの先住民のアボリジニたちは薬草として使っていたことでも知られていて、呼吸器系のトラブルに有効であるとされています。

例えば喉の痛みがある時や、咳がたくさん出る時に症状を和らげ鼻の通りをよくしてくれる成分があります。呼吸器系のトラブルがある時や、花粉症の方、風邪をひきやすい方にはおすすめです。

5. 感染症予防にはティートリー

5本目にご紹介するのは「ティートリー」です。清潔感のあるシャープな香りが特徴です。

こちらもアボリジニが治療に使っていました。感染症の傷を治すほど高い殺菌作用を持っているので、感染症予防や喉が弱かったり風邪をひきやすいような呼吸器系のトラブルに役立ちます。

落ち込んだときには心をリフレッシュしてくれます。

6. 集中力UPしたいときにはローズマリー

6本目にご紹介するのは「ローズマリー」です。料理で使うことがあるのでおなじみの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ハーブ系の強いフレッシュな香りが特徴で、集中力や記憶力をアップしてくれます。勉強や仕事で山場を迎えた時や集中したい時におすすめです。

また、鎮痛作用があることでも知られているので、筋肉痛や肩こり、頭痛や腰痛などの痛みを和らげるのに有効な成分としても知られています。

体を温める作用があるので、冷え性の方にもおすすめです。



気軽にアロマを生活に取り入れてみましょ

初心者の方にも簡単に取り入れやすいアロマオイルをご紹介しました。気になるアロマオイルは見つかりましたか?

アロマオイルを始めるのは実は難しくはありません。

例えばマグカップにお湯を注いで、数滴垂らすだけで芳香浴ができてしまいます。

おうちにあるものでも簡単に始めることができるのも魅力です。

 icon-check-square-o 関連記事:アロマライフは身近な道具からスタート!精油の使い方と楽しみ方

※アロマオイルは刺激が強いので直接肌につけてはいけませんのでご注意ください(ラベンダーだけは肌につけることが可能です)。肌へつけるときにはオイルなどで薄めて使いましょう。

最後に

初心者の人でも取り入れやすいアロマオイルをご紹介しました!

それぞれの香りの特徴や、心や体に作用してくれる特徴はさまざま。幸せな気分になったり、リフレッシュ、リラックスなど嬉しい効果がたくさんあります♡

お好みのアロマを見つけて、ぜひアロマのある生活を始めてくださいね。

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