ヨガインストラクターの就職先はどんなところ?求人の探し方や選び方のポイントを解説

ヨガインストラクターの資格を取ったら、未経験でデビューするのは不安ですよね。そもそも求人があるのかどうかもわかりません。この記事では、ヨガインストラクターを目指す人に向けて、ヨガインストラクターの求人について詳しくまとめました。ヨガインストラクターの就職先や求人状況、就職先の選び方、就職先の探し方を紹介しているので、参考にしてください。

ヨガインストラクターの就職先とは?

ヨガインストラクターの就職先には、以下のような選択肢があります。

● ヨガスタジオ
● ホットヨガスタジオ
● フィットネスジム
● スポーツクラブ

などなど。正社員で働く方法もありますし、フリーランスで業務委託契約する方法もあるので、希望に合わせて選ぶことが可能です。正社員の場合には、ヨガレッスンを担当するだけでなく、受付や接客、販売など周辺業務も一緒に行うことになります。

ヨガインストラクターの求人状況

ヨガインストラクターの求人状況は、常に募集がかけられている状態です。とくにホットヨガスタジオは入れ替わりが激しいといわれているので、求人サイトでも募集がかけられているのを簡単に見つけられるでしょう。たとえば大手ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)でも、未経験からの募集が行われているので、安定して働きたい人にぴったりです。

公式サイト

ヨガインストラクターの就職先の選び方のポイント

ヨガインストラクターの就職先選のポイントは、正社員の場合とフリーランスの場合で分かれます。それぞれについて、解説します。

正社員の場合

正社員の場合は、雇用条件をよく確認しておくことが大切です。とくに「給料」「定時」「残業手当の支給など福利厚生」の3つはよく確認しておきましょう。給料が低めに設定されていたり、給料天引きで会社独自の研修費が引き落とされる場合は注意が必要です。

また正社員はシフト制の場合が多いですが、6:00〜23:00の中で8時間勤務の場合、23:00まで働いた次の日に早番の担当になれば、6:00から出勤しなければいけません。ライフスタイルや体力に問題ないかどうかをよく検討してから応募しましょう。そして残業手当や有給など、福利厚生が整えられているかも確認しておくと安心です。

フリーランスの場合

フリーランスの場合は、事前に情報が開示される場合が少ないので、わかる情報を集めておくことが大切です。オーディションの際に、しっかり質問できるようにしておきましょう。確認したいことは、主に以下の内容です。

● 1レッスンあたりの料金
● レッスン前後に担当する業務
● 代行してもらうときの注意事項

1レッスンあたりのフィーは、給料にあたることなのでよく確認しておきましょう。1レッスンあたり2,000〜5,000円が相場なので、これ以下の料金で実力に見合わないと思えば、お断りすることも大切です。またレッスン前後に担当する業務は、掃除などが一般的ですが、中には洗濯や接客をさせられてしまうスタジオもあるそうです。。

具合が悪いときにも代行NGとされるスタジオもあるので、万が一の代行についても確認しておきましょう。ちなみに私が働いているヨガスタジオでは、ヨガインストラクター全員が入るグループLINEがあり、代行レッスンの依頼をするとすぐに見つかる仕組みが作られています。

ヨガインストラクターの就職先の探し方

就職先の探し方は、主に求人サイトで探す方法、公式サイト、派遣、紹介の4つがあります。就職先の探し方について解説します。

1.求人サイト

ヨガインストラクターの就職先は、求人サイトに掲載されている場合もあるので、「ヨガインストラクター 求人+地名」で検索してみてください。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、名古屋などでもよくみられます。「東京 未経験」などで検索しても出てきますが、未経験でも採用してもらえる場合があるので、選択肢は絞らない方がおすすめです。調べてみると常温の求人は少なめになっていて、ホットヨガスタジオの募集が多くかけられています。

2.公式サイト

ヨガスタジオでは、求人サイトではなく、個別の公式サイトで求人募集が行われていることも多いです。規模の小さなスタジオでは、求人サイトに掲載せず、Webサイトのみで募集している場合があります。気になるスタジオがあれば、随時チェックしてみましょう。「インストラクター募集」のバナーが小さく掲載されていて、そこから応募できることがあります。

LAVA」などの大手企業でも、公式サイトから直接募集が行われています。LAVAでは選考会の中でインストラクター経験者にリアルな体験を聞きながら、不安や疑問を解消できます。最終選考では筆記テストと簡単な自己紹介面接、ヨガの時間が行われます。ヨガは上手である必要はなく、現状がみられるのみです。エントリーは1分で登録完了し、選考会に参加できます。Web選考も実施しているので、積極的に応募してみましょう。

ヨガインストラクター選考会を予約する

3.派遣

ヨガ資格が取得できる協会や、スクールに登録すると、派遣として仕事を紹介してもらえる場合があります。チャンスがある人は登録だけでも行っておくと、視野が広がるでしょう。ただしレッスンフィーから手数料が取られてしまうこともあります。

4.紹介

ときには「〇〇先生の紹介だから」とオーディションなしで、信頼関係だけで採用してもらえる場合もあるようです。人脈があると就職先の可能性も広がります。

ヨガインストラクターの志望動機・面接の注意点

最後にヨガインストラクターの求人に募集した際の、志望動機や面接時の注意点について確認しておきましょう。ヨガインストラクターの志望動機は、「ヨガに興味を持ったきっかけ」「ヨガインストラクターを目指した理由」「どんなインストラクターになりたいのか」「なぜこのスタジオを選んだのか」の4つを盛り込むことが大切です。

ハキハキとわかりやすく受け答えができるように、練習しておくとよいでしょう。また面接時には、面接だけでなく実技選考がある場合が多いので、選考の時間に合わせてレッスンを練習しておく必要があります。スタイルを良く見せるウェア選びも大切です。志望動機の書き方については、こちらの記事も参考にしてください。

>ヨガインストラクターの志望動機・自己PR。面接で聞かれる質問は?

ヨガインストラクターの求人のまとめ

ヨガインストラクターの求人は、比較的簡単に見つけることができます。ただし条件は企業や会社、スタジオによって異なるので、地域別、個別のスタジオで検索して比較検討しながら、希望通り働けるスタジオを見つけてくださいね。誰にでも初めてはあるので、未経験でも心配する必要はありません。とにかくオーディション本番で間違えないように練習をしっかりして、臨みましょう。

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ヨガインストラクターのやりがいと魅力的な6つのポイント。待遇や給料面も解説

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ヨガインストラクターのやりがいや魅力は、どんなところにあるのでしょうか?働く前は、待遇や給料面も気になるところですよね。この記事では、ヨガインストラクターを目指す人に向け、やりがいや魅力について、現役ヨガインストラクターが解説します。ヨガインストラクターの仕事内容や生活、給料や待遇面などを総合的に判断してまとめました!

ヨガインストラクターのやりがい

ヨガインストラクターのやりがいと、魅力的なポイントはたくさんありますが、厳選してまとめました。まずはやりがいはこちらの3つです。

【やりがい】
● 生徒さんの変化を目の当たりにできる
● ヨガの楽しさを伝えられる
● 人気が出ると生徒さんがたくさん集まってくれる

それぞれについて詳しくみていきましょう。

生徒さんの変化を目の当たりにできる

生徒さんの変化を目の当たりにできることは、ヨガインストラクターの大きなやりがいです。レッスン中の45〜60分の間に「ポーズができるようになった」「リラックスできました」など声をかけてもらうこともありますし、数ヶ月から数年かけて心や体に変化を感じる人もいます。昔は身体が硬かったのにどんどん柔らかくなる人や、徐々に得意なポーズが増えて嬉しそうな顔を見ているとこちらまで幸せな気持ちになる瞬間です。人の変化を自分のことのように喜べる人は、ヨガインストラクターに向いてるでしょう。

ヨガの楽しさを伝えられる

ヨガインストラクターはヨガが楽しくて、好きでたまらなくてなった人が多いはず。そのヨガの楽しさを伝えられるのも、ヨガインストラクターの魅力です。ヨガが好きなだけで、もはやヨガインストラクターの適性があるといえますね。

人気が出るとたくさんの生徒さんが集まってくれる

ありがたいことに、人気が出るとたくさんの生徒さんが集まってくれます。30人定員で満員!などが出た日は、小躍りするほど嬉しくなります。日々の積み重ねが人気のもとなので、勉強やレッスンの練習の成果が認められたともいえるでしょう。ヨガインストラクターは人気商売でもあるので、レッスンの面白さ、体型、見た目もすべて見られているのが大変な面でもありますが、人気が出て需要が高まるとさらにモチベーションも高まります。

やればやるだけ収入につながる

生徒さんが集まってくれ、人気が出てきてレッスン本数が増えれば、その分収入につながります。1時間あたりの時給は、多い人は1万円以上になることもあります。会社員以上の給料を目指すことも不可能ではありません。ただし体が資本の仕事なので、収入とレッスンのバランスは取りたい所です。

ヨガインストラクターの魅力的なポイント

続いては、ヨガインストラクターの魅力的なポイントについて見ていきましょう。魅力は以下の3つです。

【魅力】
● ライフスタイルに合わせて一生働ける
● 好きなことが仕事になる
● 自分らしく働ける

ライフスタイルに合わせてヨガを深められる

ヨガインストラクターは女性が多い仕事ですが、ライフスタイルの変化に合わせてヨガを深められることも魅力です。たとえば妊娠期間中はマタニティヨガ、出産後は赤ちゃんと行うベビーヨガ、高齢者向けのシニアヨガなどさまざまなヨガがあります。出産経験や子育て経験を活かしてレッスンすることもできるので、ライフスタイルに合わせて知識や技術を身につけて、レッスンも変化し成長していけることはヨガインストラクターとしての武器になるでしょう。

好きなことが仕事になる

ヨガが大好きなヨガインストラクターは、好きなことを仕事にすることができます。好きなヨガを仕事にするために、まったく畑違いの会社員から転職をする人も多い業界です。「毎日の通勤電車がいや」「身体にいいことをしたい」と思っている人は、好きなことを仕事にできるヨガインストラクターの仕事がぴったりでしょう。

自分らしく一生働ける

ヨガインストラクターは、正社員、フリーランス、独立開業、副業など希望する雇用形態で働くことができます。また個人や大手の常温ヨガスタジオだけでなく、ホットヨガ、ピラティススタジオ、ジム、地域の公民館など幅広い場所でヨガをすることが可能です。自分らしく働けるのはヨガインストラクターとしての魅力でしょう。給料もそれぞれ異なるので、希望する給与に合わせて職場を選ぶことも可能です。そして60歳で定年する必要もないので、20代から60代、身体が可能な限り70代でも活躍する先生はいます。生涯現役で働けるのも、ヨガインストラクターならではの魅力です。

給料面を安定させたい人は社員がおすすめ

ヨガインストラクターの給料は、フリーランスになれば1本あたりいくらという換算になります。たとえば会社員のように月収20万円稼ぎたい場合は、1本4,000円のレッスンを月に50回こなさなければなりません。1週間に12.5回レッスン、週5日で働くなら1日2〜3本のレッスンが必要です。コロナの影響で多くのスタジオやジムがレッスンを休みにしましたが、このときのヨガインストラクターのフィーは0円、つまり収入も激落ちしてしまいます。

給料面で安定させたい人は、会社員として働ける「LAVA」や「ロイブ」LAVAやロイブで働く選択肢がおすすめです。福利厚生も整っている企業であれば、妊娠・出産・復職の際もサポートが受けられます。フリーランスでの待遇面や給料面に不安を感じる人は、社員の道も考えてみましょう。

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ヨガインストラクターのやりがいと魅力のまとめ

ヨガインストラクターはやりがいや魅力がたっぷりな職業です。女性のライフスタイルに合わせて働くことができるので、自分らしく働きたい人にはぴったりな職業でしょう。自分らしく、ヨガインストラクターを目指してみてくださいね。

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※参考:ヨガインストラクターのつらいこと・悩み・辞めたい理由

※参考:ヨガインストラクターの仕事。働き方で業務内容は違う?

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ヨガインストラクターの確定申告で経費になるものは?経費入力ソフトも紹介

ヨガインストラクターが初めての確定申告で迷うのが、経費の仕分けです。勘定科目やどこまでが経費になるのかのポイントを押さえておきましょう。こちらの記事では、ヨガインストラクターの確定申告の経費について詳しい情報をまとめました。確定申告の基礎知識、ヨガインストラクターの経費になるものを、現役ヨガインストラクターの経験談を交えてご紹介します。

フリーランスのヨガインストラクターは確定申告が必要

まず確認しておきたいのが、フリーランスのヨガインストラクターをしている人は、確定申告が必要なこと。会社員としてヨガインストラクターをしている場合は、会社が作業をしてくれるので確定申告する必要がありません。

確定申告すると源泉徴収の差額が返ってくる

フリーランスは個人事業主に当たるため、ヨガスタジオやスポーツジムからの報酬から引かれた源泉徴収の過不足を清算する必要があります。確定した所得税と、引かれた源泉徴収の差額が戻ってくるので、確定申告すると源泉徴収の割合の半分が戻ってくるイメージです。

確定申告は事業所得38万円以上が目安

確定申告が必要になるのは、事業所得38万円以上が目安になります。1年間の収入から、ヨガウェア代や交通費などの経費を引いた金額が事業所得です。扶養に入っていたり、副業インストラクターは確定申告に迷ってしまうかもしれませんが、この金額を目安に考えましょう。本業のヨガインストラクターはほとんど確定申告をする必要があります。

ヨガインストラクターの経費

ここからは、ヨガインストラクターの経費になるものを見ていきましょう。ヨガインストラクターの経費は、売り上げのために使った費用のことで、「レッスンに必要なもの」「技術向上」「広告宣伝」に大きくまとめることができます。

ヨガレッスンに必要なもの

ヨガインストラクターの経費に該当するものは、幅広くあります。「レッスンのために必要なもの」と考えるとわかりやすいでしょう。一覧にまとめました。

● 会場費
● 会場やスタジオまでの交通費・ガソリン代
● ヨガウェア代
● 文具などの消耗品費
● ヨガの書籍代
● マットやヨガブロックなどの備品
● レッスンで使う音楽・CD代
● スタジオとやり取りする携帯代(プライベートと按分)
● 自宅教室の場合家賃・光熱費(家計と按分)

など、レッスンに関わるものなら経費に入れましょう。

ヨガレッスンの技術向上に必要なもの

ほかにも、ヨガレッスンの技術向上に必要なものも含まれます。

● ヨガレッスン参加料
● ワークショップ参加費
● インストラクター仲間との情報交換や打ち合わせ

宣伝広告に必要なもの

宣伝広告に必要なものも含まれます。

● プロフィール撮影台
● 名刺撮影代
● 衣装代・ネイル代・美容室代・ヘア代
● ブログのドメイン費用やサーバーレンタル代
● 広告宣伝費

ただしネイル代、ヘアサロン代は弁護士さんによってはNGとなる場合があります。解釈はそれぞれですが、税務署から質問された際に「自分が広告塔だからです」と説明できれば問題ないといわれました。ヨガインストラクターや司会業、モデル、芸能関係の「イメージが重要な仕事」ということが認められるようです。脱毛が経費になるか迷う人もいるようですが、同じような価値観でご自身で判断してくださいね。

ほかにもヨガインストラクターが経費にできるもの

レッスンなどに必要なわかりやすいもの以外にも、経費にできるものがあるのでまとめました。

開業1年前の経費

開業届けを出す1年前の費用も、個人事業主の場合は経費として落とすことができます。たとえばティーチャートレーニングで50万円前後の費用がかかりますが、開業1年以内であれば経費に入れることができます。青色申告は3年は赤字を繰越すことができるので、たとえば初年度に50万円の所得があったとしても、

50万円ーTTの50万円=所得0円

として税金なしで過ごすことができるのがメリットです。初年度が10万円の赤字であれば、

初年度ー10万円ーTTの50万円=赤字60万円
→2年目:黒字30万円ー初年度赤字60万円=ー30万円
→3年目:黒字100万円ー2年目赤字30万円=70万円

というように繰越すことができるんです。これが青色申告のメリットといえます。

領収書がない経費は出金伝票に

領収書が経費の証拠となりますが、「交通費」「生徒さんへの差し入れの自動販売機の飲み物代」「割り勘したプレゼント代・飲食代」などは領収書が手元にありません。そんなときは出金伝票に日付や金額を記載することで、領収書の代わりになります。出金伝票は、文具店や書店、100円ショップで購入可能です。

取引先や生徒さんへの事業費

取引先のスタジオや親しい生徒さんで、「誕生日」「結婚式」「新築祝い」などのご祝儀やプレゼント、お香典も実は経費に認められることがあります。領収書は発行されないので、金額と日付を出金伝票に記載しておきましょう。

ヨガインストラクターの確定申告で経費入力はソフトがおすすめ

ヨガインストラクターの確定申告で経費を入力するなら、ソフトがおすすめです。もちろん手書きで提出することもできますが、素人が断念しやすいのが手計算。そんな煩わしさから解放してくれるソフトを3つご紹介します。

弥生

弥生は「白色申告」「青色申告」がオンラインで簡単に確定申告資料が作れるソフトです。簿記の知識が不要で、自動で記帳作業を効率化してくれるので、税務の知識がないヨガインストラクターでも安心して使えます。実際私も使っていますが、本当に使いやすいです。

プラン 料金
白色申告 ずっと無料
青色申告 初年度0円
通常8,000円(税抜)/年

公式サイト

freee

freee(会計フリー)は、なんとクラウド会計ソフトシェアNo.1の人気ソフトです。わかりやすい入力画面で、初めての人でも迷わず使えるのが魅力。白色申告・青色申告両方に対応していて、口座のデータ連携で入力作業が最小限になったり、スマホから経理作業ができるようにアプリも用意されています。確定申告書類は質問に答えるだけで完了し、提出までサポートしてくれるのが嬉しいポイント。プランは3種類です。

プラン 料金
スターター(白色・青色) 980円/月
スタンダード 1,980円/月
プレミアム 3,316円/月

公式サイト

マネーフォワード

Money Forward(マネーフォワード)は、確定申告に必要な作業時間を大幅に削減した会計ソフトです。銀行やクレジットカード、電子マネーなどと連携できるので、手入力の手間を大幅削減できます。またクラウドなので、パソコンやスマホからも対応可能で便利。安心なサポートや、完全無料のアップデートなど、使いやすい機能が搭載されているので初めての人や、パソコンが苦手な人でも安心して使えます。

プラン 料金
パーソナルミニ 800円/月
パーソナル 980円/月
パーソナルプラス 2,980円/月

公式サイト

ヨガインストラクターの確定申告での経費のまとめ

ヨガインストラクターの確定申告では、経費をしっかり分けて記載することが大切です。意外にたくさんのものが経費に入るので、領収書を忘れずにとっておきましょう。効率的に確定申告書類が作成できますように。

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ヨガインストラクターの確定申告については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターの確定申告の種類。青色申告と白色申告の違いとは?

※参考:ヨガインストラクターの確定申告のやり方。手順と方法を解説

※参考:ヨガインストラクターの開業届の提出方法。メリット・デメリットは?

ヨガインストラクターの開業届の提出方法。メリット・デメリットは?

ヨガインストラクターになって「開業届」を出そうか迷ってしまう人も多いです。結論から言ってしまうと、提出することをおすすめします。この記事では開業届について知りたい人に向けて、ヨガインストラクターの開業届について詳しく解説します。開業届とは、提出方法、開業届のメリット・デメリットを解説するので、参考にしてください。

開業届とは?

開業届とは、税務署に個人事業主として開業することを知らせる届出のことです。正式には「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」といいます。開業届を提出することで、税務署に開業と納税の開始を報告することになります。提出時期は以下のとおりです。

● 事業の開始などの事実があった日から1月以内に提出

しかし、1ヶ月以上が過ぎてしまったからといって罰則やお咎めがあるわけではありません。過ぎてしまった場合は、提出した日から個人事業主とした名乗ることができます。

国税庁|個人事業の開業届出・廃業届出等手続

ヨガインストラクターは開業届を出す必要がある?

フリーランスのヨガインストラクターとして活動する人は、開業届を出したほうがおすすめです。自宅教室を開催している、レッスンが週1〜2回のプチ起業なのでと出さないままヨガインストラクターをしている人がいるのも事実です。私も開業届のことはよく調べておらず、「私みたいな収入の人が個人事業主だなんておこがましい!」と思って1年ほど出していませんでした。開業届を提出していないと青色申告もすることができないので、税務上の控除も受けられません。

ヨガインストラクターが開業届を提出するメリット・デメリット

ここでは、開業届を提出するメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット

メリットは、開業届を出して青色申告をすると、所得税の控除が大きいこと。私たち個人事業主は、所得税、消費税、住民税、個人事業税の4つの税金を納めることになりますが、このうち大きいのが所得税です。所得税は基礎控除38万円があるので、所得が38万円以下なら差額0円で税金がかかりません。これに青色申告をした人は、プラスで65万円の控除が適用されるので、「38万円+65万円=103万円」が課税されなくなります。

ちょっと難しい話かもしれませんが、翌年かかる税金を少しでも安くできることがメリットです。またうっかり103万円を超えてしまうと脱税になるため、しっかり開業届で手続きした方が安心ですね。

デメリット

一方デメリットは、上記の控除額が受けられなくなってしまうこと。たとえば所得100万円があったとしても、開業届を出していなければ「100万円ー38万円=62万円」に税金がかかります。開業届と青色申告を提出していれば「100万円ー103万円=0円」となるので、税金がかからなくなります!

開業届を提出する方法

ここからは、開業届を提出する方法について見ていきましょう。書類の入力方法と提出方法をまとめました。

開業届の書類に入力する

開業届は、最寄りの税務署でもらう方法と、国税庁の公式サイトからダウンロードする方法があります。基本的には書類に沿って書けば完成です。私が迷ってしまったポイントのみ、ここでピックアップします。

開業日

開業届には「開業日」を書く欄があります。日付は自分の好きな日付を書くことができるので、ヨガインストラクターとして初めてレッスンした日でもいいですし、お誕生日など好きな日付に決めることができます。

屋号(やごう)

開業届には「屋号(やごう)」を書くことができます。スタジオをオープンする人はスタジオ名、個人で「〇〇のmisatoです」と名乗りたい人は所属名を作ることが可能です。ちなみに私は白紙で提出し、個人名で活動することにしました。

そのほかわからないところは空白で持っていけば、税務署の職員さんが教えてくれるので手伝ってもらうのもよいでしょう。その際印鑑を忘れずに持っていきましょう。

税務署に提出する

提出先は、納税地となる所轄の税務署です。税務署の所在地は、国税庁の公式サイトから探すこともできます。

※参考:国税庁|税務署の所在地などを知りたい方

開業届を出したら同時に「所得税の青色申告申請書」を提出しよう

開業届の提出と同時に「所得税の青色申告申請書」を提出することをおすすめします。ここでは「所得税の青色申告申請書」について解説します。

所得税の青色申告申請書とは?

「所得税の青色申告申請書」は、青色申告をするために必要な書類です。この書類を提出していないと、その年の青色申告ができなくなってしまうため注意が必要です。期限は青色申告をしようとする年の3月15日まで、または1月16日以降に開業届を提出した人は、事業開始の日から2ヶ月以内が期限です。つまり同時に提出した方が二度手間では無くなります。

※参考:国税庁|所得税の青色申告承認申請手続

開業届を提出すると無料の記帳指導が受けられる

開業届を提出し、無事に青色申告申請書を提出できたあかつきには、無料の記帳指導が受けられます!ここでは無料の記帳指導について紹介します。

本やネットで学ぶには限界がある

初めて青色申告をするには、知識がなさすぎると本やネットで学ぶ人も多いでしょう。しかし学ぶのには限界があります。「この場合はどうしたらいいの?」「ヨガウェアや美容代ってどこに含まれるの?」と迷ってしまうことも多いんです。

無料の記帳指導を活用しよう

そんなときありがたいのが、税務署で行われている無料の記帳指導です。説明会が開催されていて、税務署の職員さんや税理士会の方に直接悩みを聞くことができます。私は抽選に当選して、年6回の個人指導をしてもらえることになり、とても勉強になりました。税理士さんを雇う余裕はないけれど、しっかり学びたい人は、開業届を出した初年度こそ、行政サービスを大活用してしっかりポイントを押さえておきましょう。

フリーのヨガインンストラクターにおすすめの会計ソフト

個人事業主やフリーランスのヨガインストラクターは、会計ソフトを使って青色申告の提出書類をまとめるのがおすすめです。

導入はなるべく早めに

日々経費やレシートが増えていくと思うので、導入はなるべく早めにしましょう。溜まってしまうと処理が大変なので、少しずつ手をつけることがおすすめです。

おすすめの会計ソフト

ヨガインストラクターにおすすめの会計ソフトは「弥生」です。スマホアプリからも入力ができて移動の多いヨガインストラクターに最適です。インフォメーションが整えられているので、つまずいてもサクッと調べることができます。

プランによっては電話、メール、チャットサポートが利用できて、業務相談までできちゃいます。全く知識がない状態の私が問題なく白色申告も青色申告も提出することができました。初年度は0円で試すことができるので、まずはお試しして決めたいという人にもぴったりでしょう。

>弥生|青色申告オンライン

まとめ

ヨガインストラクターは、税金控除が受けられるように開業届を提出しましょう。開業届の提出と同時に、青色申告申請書も提出しておくと安心です。

青色申告書類を作る際は、確定申告ソフトの導入がおすすめです。「弥生」は入力方法が簡単で、MacでもWindowsにも対応、インストール不要ですぐに始められることが無料です。税制・法令改正にも対応しているの2人に1人が使っているクラウド確定申告ソフトです。まずは無料でお試しから始めてみてください。

>弥生|青色申告オンライン

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ヨガインストラクター資格を留学で取得したい!おすすめ国とスクールは?

ヨガインストラクター資格を海外留学で取得するのは憧れますよね。でも費用や期間など、心配なことも多いはず。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクター資格を海外留学で取得するための情報をまとめました。おすすめの国やスクール、費用、期間、留学前の注意点や準備すること、留学後の進路をご紹介します。

ヨガ留学するならインストラクター資格取得がおすすめ

ヨガ留学はたくさんの選択肢がありますが、ヨガインストラクターを目指す人は資格取得がおすすめです。ヨガインストラクターは資格がなくてもなれる仕事ですが、オーディションや面接を突破するには、やはり資格があった方が有利。ヨガインストラクター養成講座のあるスクールを選べば、海外留学後もヨガインストラクターとして活躍できる道が広がります。

ヨガ留学の資格取得はRYT200が人気

ヨガ留学の資格取得を目指すなら、「全米ヨガアライアンス認定(RYT200)」が人気です。国際的な知名度のある教会で、国際資格を取得できます。ヨガの資格はスクール独自のものも多いため、どの資格を取得しているから有利ということにはなりませんが、せっかくなら世界共通で幅広い認知度のある資格を取っておいた方が良いでしょう。

座学からポーズ、ティーチングスキルも講座で学んだ証拠になります。RYT200については、こちらの記事も参考にしてください。

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海外のヨガ留学におすすめの国は?

海外のヨガ留学には、ハワイ、インド、バリ(インドネシア)、アメリカ、オーストラリアなど選択肢がたくさんあります。学ぶ環境や先生の経験値、費用、期間も違うので、自分にぴったりな留学先を見つけるのがおすすめです。たとえば費用についてまとめると、渡航先によって大きな違いがあります。

渡航先 費用
ハワイ 60万円〜
インド 16万円〜
バリ 33万円〜
オーストラリア 36万円〜
ニューヨーク 45万円〜

ほかにもたとえばハワイならのんびりしたビーチも楽しめたり、インドなら本場のヨガの修行ができたりと、それぞれに魅力が大きいのが特徴。それぞれの渡航先について、詳しく見ていきましょう。

ハワイでヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、ハワイでヨガ留学できるスクールや費用について詳しくご紹介します。ハワイのヨガスクールは日本のヨガスクールが主催することが多いため、海外にいながら日本人講師からヨガを学ぶことができます。ハワイ留学なら以下の2つです。

● YMCメディカルトレーナーズスクール
● FIRSTSHIP(ファーストシップ )

それぞれについて詳しくみていきましょう。

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルトレーナーズスクールは、卒業生が業界No.1の国内最大級の学校です。YMCのハワイ留学は口コミ評価も高く、ビーチヨガのほかSUPヨガ、ハワイのパワースポットでヨガができるなどハワイを満喫できるのが嬉しいポイント。講師は日本人や日本語ペラペラな現地インストラクターが担当するので、英語に自信がない人も安心です。

資料請求のほか、無料体験やスクール見学で不安を解消できるので気軽に相談してみましょう。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 594,000円(入学金、授業料、教材含む)
※渡航費、宿泊費、現地の生活費は別途

公式サイト

FIRSTSHIP(ファーストシップ)

FIRSTSHIP(ファーストシップ)もハワイ留学を行っていましたが、コロナウイルスの影響で短期留学が開催されていません。通学かオンラインで資格取得を目指すことができます。

公式サイト

インドでヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、インドでヨガ留学できるスクールについてみていきましょう。インドはヨガが生まれた聖地で、比較的安く留学することが可能です。ベジタリアンフード付きの合宿もあるのが嬉しいポイント。インド留学するなら以下の3つです。

● YOGAVINI(ヨガヴィニ)
● INDIA SANATANA(インドサンタナ)
● Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)

それぞれの特徴や費用、期間についてまとめました。

YOGAVINI(ヨガヴィニ)

YOGAVINI(ヨガヴィニ)は、ヨガの発祥の地とされる憧れのリシュケシュのアシュラムでヨガ留学できるスクールです。世界中から全米ヨガアライアンス認定RYT200を取得するヨギーニ達が集まります。ガンジス川に面した場所にあり、ヨガにじっくり取り組めるのが魅力。

1日2回ベジタリアンフードの食事で体をデトックスし、宿泊施設つきなので必要最低限のものはあるので安心です。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 164,000円(税込)
※現地までの往復交通費、ビザ費用は別途

公式サイト

INDIA SANATANA(インドサンタナ)

INDIA SANTANA(インドサンタナ)は、45日間でRYT200の資格取得ができるスクールです。海沿いで治安がいい聖地プリーでティーチャーズトレーニング合宿ができます。本場インドならではのヨガ哲学や、異文化体験もできるのが嬉しいポイント。日本人スタッフや日本語ができるスタッフが常駐しており、座学は日本語のサポートがあります。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 45日間
受講料 268,000円〜

公式サイト

Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)

Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)は、のどかな田舎町の南インドでヨガ資格が目指せます。20年以上の指導経験がある講師達から学べる本格始動で、食事は100%ピュアベジタリアンフード!

アーユルヴェーダの製品やインドのスパイス、ティンシャ、音楽などもお店も充実しているので日本で手に入らない本場アイテムをゲットできるのも魅力。サポート費が別途かかりますが日本人サポーターがいるので、英語ができなくても参加できます。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 1,550ユーロ(1ユーロ125円の場合193,750円)
日本語サポート費がいる場合900ユーロ

公式サイト

バリ(インドネシア)でヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、インドネシアのバリでヨガ留学できるスクールについてみていきましょう。神々の住む町と呼ばれるバリは、ハワイよりも安い費用で、リゾート地のよさも味わえることが魅力。バリ留学なら以下の3つがおすすめです。

● YMCメディカルトレーナーズスクール
● FIRSTSHIP(ファーストシップ)
● 道ヨガ

それぞれについて詳しくまとめました。

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルトレーナースクールでは、ハワイだけでなくバリ養成コースも行われています。会場と宿泊は高級リゾートで、講師はすべて日本人なので英語が苦手な人も、海外が初めての人も安心して渡航可能です。ヨガ初心者でも受講可能なので、思い切って自分を変えたい人にもぴったりかもしれません。

無料資料請求や説明会が行われているので、気軽に参加してみましょう。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 14日間
受講料 330,000円(受講料、宿泊費、食費、空港からの送迎含)
※渡航費、海外保険代は別

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FIRSTSHIP(ファーストシップ )

ファーストシップでもバリの合宿が行われていましたが、現在はコロナの影響で募集が行われていません。国内通学かオンラインで取得が可能になっています。詳しくは公式サイトで資料請求でお問い合わせしてみてください。

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道ヨガ

道ヨガは、バリのウブドでRYT200資格を取得できるヨガ合宿を行っています。10日間と最短・最安で開講しているのが魅力ですが、現在コロナの影響で自粛中で出入国制限が解除次第再開予定です。沖縄やオンラインでの取得は可能です。

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オーストラリアでヨガ留学できるスクール・費用

オーストラリアのヨガ留学も人気を集めています。オーストラリアの渡航先としては、バイロンヨガセンターが有名です。

バイロンヨガセンター

バイロンヨガセンターは、1988年に設立されたオーストラリアで最も歴史あるヨガスクールの1つです。バイロンベイは平和と自由を愛するヒッピー文化が根付いたスローライフが魅力の、オーストラリア最東端の街。ヨガのティーチャートレーニングを学ぶ場としても人気を集めています。

なんと日本語コースもあり、食事はベジタリアンフードで、宿泊費も込みです。公式サイトに日本語ページもあるので読みやすいですよ。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 2週間
受講料 早割AUD$4,800(1オーストラリアドル=76円の場合、36 4,800円。コース費、宿泊、食事代込み)

公式サイト

そのほかのヨガ留学

そのほかのヨガ留学として人気なのは、ニューヨーク。世界中で最もヨガインストラクターが多い街で、ヨガの本場ともいわれています。流行の最先端でヨガを学び、語学も一緒に身に付けたい人におすすめでしょう。ニューヨークの留学先としては

● Body Tone(ボディトーン)
● Yoga Institute(ヨガインスティチュート)

などが有名で、どちらも43万円〜45万円前後。渡航費と宿泊費が別なので、100万円ほどの予算を考えておくとよいでしょう。

海外ヨガ短期留学前に準備しておくこと

ここからは、海外ヨガ短期留学前に準備しておくことをご紹介します。よく不安に感じる語学、初心者、体の硬さについての不安を解消しておきましょう。

語学

全く英語が話せなくても問題ない合宿もありますが、できれば英語は身に付けておくと便利です。日本語の通訳を通して理解するよりも、現地の言葉をそのまま理解した方がスピード感も理解の深さも違います。

ただしハワイは日本人率が100%なのに比べて、インドは日本人比率が5%ほどと渡航先にも違いがあるので、語学に自信がない人はハワイや日本語コースのある留学を選ぶと安心です。

初心者でもヨガ留学可能

スクールによっては「ヨガ経験半年以上」など基準がある場合もありますが、基本的にヨガ初心者でもヨガ留学可能です。ポーズ以外にも哲学や解剖学など座学もあるので、初心者でも問題ありません。ただし少しでもレッスンを受けた方が、現地での吸収率もアップしそうです。

体が硬くても大丈夫

体が硬くても問題ありません!ヨガは体が硬い人の方が向いているともいわれています。変化率が大きいので自分自身の成長も楽しく、生徒さんの「硬くていやだ・恥ずかしい」という気持ちもわかってあげられる先生になります。

海外ヨガ短期留学の注意点

海外留学するときの注意点についても見ていきましょう。妊娠した場合、別途かかる費用、長期滞在について解説します。

妊娠中は受けられないことも

万が一妊娠した場合は、トレーニングが受けられない場合もあります。問題なく受けられるコースもありますので、可能性がある人は申し込み前に確認しておきましょう。

別途かかる費用に注意

宿泊費や食事代が込みの合宿もあれば、渡航費や移動費、現地でのおこづかいが別途かかる場合がほとんどです。合宿費が50万円としても、渡航費20万円、滞在費10万円、生活費5万円などプラスで90万円近くになる場合も想定しておく必要があります。

また全米ヨガアライアンスRYT200の登録費用も含まれていない場合が多く、初回登録費$50と年会費$65で、$115(約12,075円)必要です。

長期滞在も検討する

実はヨガは短期留学だけで身に付けられるものではありません。現地の空気や食事に慣れるまでに時間がかかる人もいるので、あっという間に終わってしまったという人もいるでしょう。中には本格的に修行をするために、現地の日本企業で働きながら長期滞在をする人もいます。

海外ヨガ留学後の進路

海外留学でヨガインストラクターの資格を取得した人は、帰国後に日本のヨガスタジオに就職したり、フリーランスとして活躍したり、独立開業する人などさまざまです。「ハワイ」「ニューヨーク」など留学した渡航先でセルフブランディングする人も多いのが海外ヨガ留学のメリットともいえます。

中には国際資格を活かして、海外でヨガインストラクターとして活躍する人もいるので、自由に進路を決めることが可能です。

ヨガインストラクターの海外留学のまとめ

ヨガインストラクターの資格取得のための海外留学は、ハワイ、バリ、インドなどさまざまな渡航先から選ぶことができます。費用も違いますが、1番は渡航先で何を学びたいか、どんな1ヶ月弱を過ごしたいかでしょう。いくつかのスクールを比較検討して、ぴったりなスクールを選んでくださいね。

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ヨガインストラクターの他業界への転職。求人状況や注意点

ヨガインストラクターは離職率が高い仕事なので、他業界に転職する人も珍しくありません。しかし、やみくもに転職してもうまくいかない場合もあるかも。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターが他業界に転職するための情報を詳しくまとめました。

インストラクターをやめる理由や、転職先に選ぶ仕事、転職時に気をつけること、ほかの仕事で活かせる経験、年齢別の転職状況をわかりやすく解説します。

多くの人がヨガインストラクターを辞める理由・離職率

多くの人がヨガインストラクターを辞める理由は、「ホットヨガで心も身体も疲れてしまった」「体力がもたない」の体調面、「残業が多くて休めない」「給料が低い」「ノルマがつらくてヨガが嫌いになりそう」などの給料・待遇・仕事内容などがあげられます。

心も体も健康になるヨガのイメージがありますが、実際にヨガインストラクターの正社員として働く人の中には、「ヨガインストラクターを辞めたい」「ヨガインストラクターは辛い」と感じている人も珍しくありません。そのため離職率も高い仕事といえます。ヨガインストラクターを辞める理由についてはこちらの記事も参考にしてください。

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ヨガインストラクターが転職先に選ぶ仕事は?

ヨガインストラクターの転職先として選ぶ人がお多い仕事は、スポーツインストラクターです。スポーツジム、フィットネスクラブ、パーソナルトレーナーなどの求人があり、ヨガスタジオよりも給料や待遇が格段にアップすることも多くあります。

ヨガインストラクターを引退してまったく違う企業で働く人もいますが、事務などのデスクワークよりも体を使った仕事の方が性に合っているという人も多いのが事実。体を動かせるスポーツジムなどのインストラクターの求人は、ヨガインストラクターの転職先にあっているといえるでしょう。

ヨガインストラクターからの転職についてはこちらの記事も参考にしてください。

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ヨガインストラクターが他業界に転職するときに気をつけること

ヨガインストラクターが他業界に転職するときに気をつけることのポイントをまとめると、以下の2つです。

①早めに転職する
②応募する企業で活かせる経験をアピールする

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①早めに転職する

他業界に転職するときは、特に未経験採用の場合は「若さ」が武器になるため早めに転職することをおすすめします。企業から見ると、一から育てるには30代半ばの人よりも、20代前半のまだ頭が柔らかく社会人慣れしていない人が企業に染めやすい背景があるのです。

年齢制限がされていない場合も多いですが、実際のところは「30代半ばまで」「30代以降は経験者を優遇する」など一定の基準を設けている企業もあります。他業界への転職は、なるべく早めにスタートしましょう。

②応募する企業で活かせる経験をアピールする

そして2つ目は、応募する企業で活かせる経験をアピールすることです。ヨガインストラクターはコミュニケーション力、プレゼンテーション能力、クレーム対応、営業力などのスキルが身につきます。どの仕事でも活かせる経験ですが、応募する企業でまったく求められていなければ意味がありません。

その企業がどんな人材を求めているかしっかり企業研究してから、アピールするようにしましょう。他業界への転職に自信がない人は、キャリアアドバイザーにサポートしてもらう方法もあります。利用料は無料で、キャリアカウンセリングで求人の紹介を受けたり、書類添削や面接サポートが受けられるので対策はバッチリです。

転職求人情報doda

ヨガインストラクターの年齢ごとの転職状況

ヨガインストラクターとして活躍している年代が20代〜30代がメインになるので、転職している層も同じ年齢層になると考えられます。若ければ若い方が同業界も他業界への転職も有利になりますが、即戦力として活躍できるスキルや知識がある人であれば、どの業界でも年齢関係なく採用してもらえるチャンスはあるでしょう。

たとえばヨガインストラクターとして店舗運営に関わったキャリアがある人なら、「店長候補」として採用される可能性は高く、人気トップヨガインストラクターとして活躍した人なら、パーソナルインストラクターや営業職などほかの職種でも重宝されるチャンスが期待できます。

他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験

最後に、他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験について見ていきましょう。他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験をまとめると、以下のとおりです。

● コミュニケーション力
● 営業力
● 指導力
● クレーム対応
● (店長経験者は)マネージメント力

など。ヨガインストラクターは生徒さんにレッスンに来てもらうためにコミュニケーション力や営業力が高い人が多いです。また人に教える指導力や、クレームがあったときのクレーム対応のスキルも磨かれます。未経験で入る他業界の職種でも、ヨガインストラクターとしての経験が活かせる場面はありますので、しっかりアピールしておきましょう。

とくにコミュニケーション力は周りの同僚たちとうまくやっていけるアピールポイントです。インストラクターの特性から強みを見つける方法もあります。ヨガインストラクターの強みについては、こちらの記事も参考にしてください。

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ヨガインストラクターの他業界への転職のまとめ

ヨガインストラクターの他業界への転職は、今まで培ってきたスキルや知識を活かせば、未経験でも採用のチャンスはあります。ただしなるべく早めの就職が有利になるので、転職を決めたら若いうちに動きましょう。理想的な転職ができますように。

ヨガインストラクターの働き方の種類。違いを詳しく解説

ヨガインストラクターの働き方は、正社員からフリーランスまでさまざまです。ただしきちんと検討しておかないと「儲からない」「仕事がない」「辞めたい」と現実に苦労してしまうことも。

そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターの働き方の種類について詳しくまとめました。現役インストラクターの管理人がそれぞれの仕事内容や給料、メリット・デメリットをご紹介します。

ヨガインストラクターの働き方・雇用形態

ヨガインストラクターの働き方には、以下の6つのタイプがあります。

①正社員
②派遣
③アルバイト・パート
④フリーランス・業務委託
⑤独立・開業
⑥副業

正社員・派遣・アルバイト・パートは企業やスタジオから雇ってもらう雇用形態ですが、フリーランス・業務委託・独立開業は自分でヨガレッスンを開催することが可能です。副業は自分の本業とのペースに合わせて、バランスよくヨガの仕事ができます。それぞれの働き方について、詳しく見ていきましょう。

①正社員のヨガインストラクター

ヨガインストラクターにも、会社員として正社員で働ける会社があります。求人に募集して合格すれば、ヨガインストラクターとして経験がまったくない人でも採用してもらえることが多いです。

正社員の仕事内容・給料

仕事内容はスタジオレッスンのほかに、受付、掃除、接客、集客、物品販売などスタジオ経営全般。キャリアを重ねると、社員育成や本社勤務、などキャリアパスが広がる会社もあります。レッスン内容は会社でプログラムが決められていることが多いので、自分オリジナルのレッスンをすることは難しいでしょう。

勤務時間は7:00〜23:00などの中で8時間のシフト制で働くことが多く、休みは週2日、月7〜8日程度でしょう。給料は月額17万円〜30万円ほどが一般的です。

正社員のメリット・デメリット

正社員のメリットは給料が安定し、会社の研修があったり、レッスン回数が1日2回以上行うところがほとんどなので、経験を詰めるのが大きいところです。未経験からでも働けるので、「ヨガインストラクターとして独立する自信がない」という人にもぴったり!

一方デメリットは逆にデメリットは勤務時間に振り幅が大きかったり、土日休みではない点、レッスンの他にも物品販売や集客など仕事内容がヨガインストラクターの他にもたくさん求められるところでしょう。ヨガインストラクターをやめたいという正社員の中には、これらのノルマを負担に感じている人が多いです。

②派遣のヨガインストラクター

派遣のヨガインストラクターは、資格認定協会からの紹介や、ヨガインストラクターの派遣会社に登録して仕事を紹介してもらいます。

派遣の仕事内容・給料

派遣の仕事内容は、派遣会社から紹介されたスタジオでのレッスンや、単発での出張レッスンをすることです。主にレッスンを行うことがメインで、企業ヨガや高齢者向けシニアヨガ、地域センターでのベビーヨガなどさまざまな需要があるので、知識や技術がある人が向いてる人といえます。

派遣のヨガインストラクターは1回1万円〜2万円程度といわれますが、継続レッスンの場合は1レッスン2,000〜3,000円のこともあるようです。ヨガの仕事は飽和状態ともいわれますが、需要も安定しているのでチャンスはあるでしょう。

派遣のメリット・デメリット

派遣のヨガインストラクターのメリットは、単発で仕事ができるので自分のペースでレッスンが担当できることです。フルタイムの勤務や継続の仕事が難しい人も、柔軟に仕事が続けられます。またスキルアップすれば給料アップも見込めます。

デメリットはレッスンフィーの中から派遣会社に手数料が取られてしまうことです。スタジオで直接採用してもらった方が、給料が高くなる場合があります。

③アルバイト・パートのヨガインストラクター

アルバイト・パートのヨガインストラクターは、ヨガスタジオやスポーツクラブでの勤務が多いです。

・収入:時給900〜1,200円ほど
勤務時間:
・休み:職場による
・仕事内容:受付、接客、掃除、物品販売など
・働くには:面接などを受ける
・経験:未経験でもOK

アルバイト・パートの仕事内容・給料

アルバイト・パートの仕事内容は、レッスンを行うこともありますが、受付、接客、掃除、物品販売などを担当します。未経験でもOKの場合が多いので、積極的に応募してみましょう。

勤務時間は7:00〜23:00などの営業時間内でのシフト制です。収入は地域や企業にもよりますが、時給900〜1,200円ほどで一般的なアルバイトの時給と大きな差はありません。

アルバイト・パートのメリット・デメリット

アルバイト・パートのメリットは、受付としてもヨガスタジオやスポーツクラブに長時間いることになるので、インストラクター達の動き方やお客さまの様子を観察でき、将来のための勉強になること。インストラクターをしながら、給料も安定させたい人はちょうどいいでしょう。

ただし「受付から始めてゆくゆくはスタジオでインストラクターをさせてもらえる」という話で入社しても、なかなかレッスンを持たせてもらえない事例もあるようです。受付は受付、インストラクターはインストラクターという線引きがあることもあるので、早くデビューしたい場合には、オーディションでヨガインストラクターの座を掴むことをおすすめします。

④フリーランス・業務委託

ヨガインストラクターの働き方としてよくイメージされるのは、この形態。ヨガスタジオやスポーツジムなどで業務契約をして、1レッスンごとに収入をもらえる雇用形態です。

フリーランス・業務委託の仕事内容・給料

フリーランス・業務委託の仕事内容は、レッスンを行うこと、掃除や接客です。自由な場合と、スタジオの指定レッスンがある場合があります。収入は1レッスン2,000円〜5,000円ほど。

フリーランス・業務委託のメリット・デメリット

フリーランスのメリットは、自由度が高いことです。いろいろなスタジオで経験が積めたり、休みも自由に取ることができます。海ヨガや山ヨガ、企業ヨガなど、自主開催のレッスンも含めれば希望通りの働き方や収入を得ることも可能です。

デメリットは、働かなければ収入が0円になってしまうこと。体調不良でレッスンをお休みしてしまうと場合はもちろんフィーも0円です。また、移動もつきもので、スタジオやスポーツジムへの移動の交通費も自己負担で、時間がかかる場合も仕方がありません。

⑤独立・開業するヨガインストラクター

独立・開業して自分のスタジオを経営することもできます。スタジオが大きくなれば、ヨガインストラクターを雇用する立場になります。

・収入:経営次第
・勤務時間:自由
・休み:自由
・仕事内容:スタジオレッスン、掃除、接客、物品販売、経営、集客などスタジオ経営全般
・レッスン内容:自由
・経験:経験があったほうが有利

独立・開業の仕事内容・給料

独立開業した場合は、スタジオレッスンだけでなく、掃除、接客、物品販売、経営、集客などスタジオ経営全般を行わなければいけません。ビジネススキルも求められます。

ただし勤務時間も休日も自由になるので、希望通りの働き方が可能です。給料は経営次第ですが、年収300万円以上の人が多く、成功すれば年収1,000万円以上も夢ではありません。

独立・開業のメリット・デメリット

スタジオをオープンすると、自分らしいヨガスタジオを作ることができます。正社員、フリーランスは人の作ったスタジオでレッスンをする形なので、オリジナリティが活かされるのがスタジオ経営!そして、レッスンフィーもそのまま収入になるので、スタジオ経費を抜いてもプラスになるだけの生徒数を確保できた場合には、収入が期待できるでしょう。

一方デメリットは、初期費用がかかること、スタジオ経営の経営全般の仕事も付随するというところです。レッスンだけに集中しているわけにはいかないので、経営者としての手腕や技量が試されます。スタジオ経営がうまくいけば、あなたの収入も右肩上がりですが、なかなか経営がうまくいかなかった場合には、収入にも反映されてしまうリスクがつきものです。

⑥副業のヨガインストラクター

最後は副業のヨガインストラクターをご紹介します。正社員としてほかの仕事をしながら、副業で週1〜2回のレッスンを担当する働き方も可能です。

副業の仕事内容・給料

副業のヨガインストラクターは、レッスンが主な仕事内容です。スタジオで業務委託の場合は、レッスン前後の清掃や接客が含まれる場合がありますし、自主開催のレッスンでは集客も必要になります。給料は1レッスン2,000円〜4,000円程度が相場です。

副業のメリット・デメリット

副業のメリットは、ほかの仕事をしているのでヨガインストラクターの仕事の収入が高くなくても働けることです。ヨガインストラクターとして1本で生きていける自信がついてから、本業を辞めるのもリスク回避につながります。

デメリットは週1〜2回のレッスンでは、スキルアップが遅れてしまうことです。やはり週に何本もレッスンをした方が、どんどん指導力もヨガのスキルもアップします。本業が忙しくなるとヨガの仕事もしづらくなってしまう可能性もあるかもしれません。

ヨガインストラクターの働き方のまとめ

ヨガインストラクターの働き方はさまざまで、収入や働きたい時間帯など、ライフスタイルに合わせた働くことが可能です。メリット・デメリットを比較して検討してみてくださいね。あなたらしい働き方を見つけて、ヨガインストラクターとして楽しく働きましょう!

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ヨガインストラクターの勤務時間・休日。1日のレッスン本数は?

ヨガインストラクターになる前に、勤務時間や働き方について知るのは大事なことです。体力勝負の仕事に疲れてしまって「向いてない」と思う前に、ヨガで一生働けるようにどんなインストラクターになりたいかを確認しておきましょう。

こちらの記事では、ヨガインストラクターの勤務時間・休日の特徴について詳しくまとめました。スタジオごとの1日のレッスン数や、残業時間、休日の過ごし方をご紹介します。

ヨガインストラクターの働き方の2つのタイプ

ヨガインストラクターの働き方は、おもに下記の2種類です。

● ヨガスタジオの正社員として働く
● フリーランスとしてレッスン枠に合わせて働く

ヨガスタジオの正社員では、朝7:00〜23:00までの定時の中で8時間のシフト制で働く場合がほとんどです。一般企業のサラリーマンのように休日が決められているわけではなく、休日もシフトで流動的になる場合が多くなります。

フリーランスの個人事業主として働く場合は、レッスン枠に合わせて業務委託での契約になるので、その時間のみに勤務する形です。レッスン数が多ければその分勤務時間も長くなりますし、休日も少なくなります。自分の好みでシフトが組めるので、土日は絶対休みにするというスケジュールも可能です。

正社員ヨガインストラクターの勤務時間・休日

正社員の勤務時間

正社員のヨガインストラクターの勤務時間は、実働8時間のシフト勤務が一般的です。早番・遅番に分かれて勤務しますが、始業時間は6:00や7:00などから早く、就業時間は23:00くらいまでと遅くなります。

たとえば遅番で23:00まで勤務した次の日に、早番の6:00からの勤務が入っている場合は、ほとんど休む暇がありません。とくに東京や大阪の都市部では、働いている人が会社の出勤前や勤務後に通えるように、朝早くから夜遅くまでスタジオを開けていることが多いので、勤務時間の幅は大きくなりがちでワークライフバランスが取りづらいと感じる人もいるようです。

正社員の休日

正社員の休日は「月間8日」など企業ごとに決められていることが多く、こちらもシフトで決まります。店舗によっては「木曜日休み」など定休日があると休みやすいでしょう。企業によっては有給休暇や育児休暇が充実していて、たとえばLAVAでは産休から復帰する女性社員も多くいるようです。

LAVAの正社員募集

フリーランスヨガインストラクターの勤務時間・休日

フリーランスの勤務時間

フリーランスのヨガインストラクターの勤務時間は、特に決まっていません。契約するレッスンに合わせて出勤すればよいので、自分の体力や資質に合わせてレッスンの本数を決めるとよいでしょう。レッスンは2〜4本を担当する人が多いので、勤務時間は前後の移動時間などを合わせると8時間程度になるでしょう。

たとえば子供が小学校に行っている午前中だけレッスンを入れるということもできますし、朝は苦手だからと午後からのレッスンだけを担当することも可能です。自由な生活が好きな人はフリーのヨガインストラクターに向いてる人といえます。

フリーランスの休日

フリーランスの休日も自由です。収入を重視して週7日休みなくレッスンを詰め込んでいる先生もいれば、ワークライフバランスを重視して土日を完全に休みにする人もいます。

ただしフリーランスの場合は、正社員のように有給休暇や育児休暇があるわけではありません。体調不良の場合も代行の先生を自分で手配しなければいけませんし、妊娠したらレッスンの契約を一度白紙に戻す必要があります。どこにも保証がないのが、フリーランスの辛いところです。

ヨガインストラクターの1日のレッスン数を比較

ここからは、ヨガインストラクターの1日のレッスン数を比較していきましょう。正社員のスタジオごとで、どのように違いがあるのかを比較してまとめました。

スタジオ 1日のレッスン
LAVA 3レッスン(60分×3本)
アミーダ 2レッスン(45分×2本)
カルド 3レッスン(60分×3本)
フリーランス 2〜4レッスン(60分×2〜4本)

スタジオごとに比べてみると、本数でも大きな違いがありました。LAVAやカルドは1レッスン60分のレッスンをなんと1日3本も担当します!ホットヨガは体力をかなり消耗するので、生理中や体調不良のときの体の負担はかなりハードなことが想像できます。

「体が固いけどヨガインストラクターできるかな」と不安になる人も多いですが、体力の心配もしておいた方がよいかもしれません。この中では、アミーダが1番体に負担なくインストラクターの仕事ができるでしょう。フリーランスの場合は自由にレッスンスケジュールが組めますが、中にはハードに4本担当している人もいるので、こちらも人それぞれといえます。

ヨガインストラクターの残業時間

ヨガインストラクターの残業時間は多くありません。レッスン時間が決められているので、大幅に伸びたりトラブルがなければ時間通りに終わらせることができます。ただし正社員の場合は、レッスン以外にも報告書をまとめたり、POPを作成するなどレッスン以外の仕事があるかもしれません。LAVAでは残業をしないように徹底していて、ほとんど残業がないそうです。

フリーランスも残業はありませんが、レッスンとレッスンの間に空き時間ができて時間つぶしが必要になったり、自主開催のための宣伝広告などでレッスン以外の時間が必要になることがあります。

ヨガインストラクターの休日の過ごし方

ヨガインストラクターの休日の過ごし方は、人それぞれです。ヨガとはかけ離れて、心身ともにリフレッシュするために遊びに没頭する人もいれば、さらに研鑽するためにワークショップやティーチャーズトレーニングに参加する熱心な人もいます。

ヨガをする人はもともとヨガをすることが好きなので、休日とはいえヨガをすること自体がリフレッシュになる人が多いです。家族や友人と気軽なヨガをしたり、健康や美容に気を使って美味しいものを食べたり、マッサージに行ったり、海や山の自然に触れることで、結果的に健康やヨガに繋がるような経験をしています。

ヨガインストラクターの勤務時間・休日のまとめ

ヨガインストラクターの勤務時間は、正社員ではシフト制、フリーランスは自由に働くことが可能です。それぞれの良さがあるので、どんなヨガインストラクターとして働きたいかに合わせて選ぶとよいでしょう。それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分にぴったりな働き方で活躍できますように。

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ヨガインストラクターの平均給料・年収・フィーのまとめ。稼げないって本当?

「ヨガインストラクターは稼げない」ということがヨガインストラクターの悩みのひとつともいわれます。仕事がないことや、年収1,000万円は難しいのは本当でしょうか?この記事では、ヨガインストラクターの給料・年収・平均レッスンフィーの相場について徹底調査しました。勤務先別、正社員やフリーランスなど雇用形態別の給料や年収、収入アップする方法を解説します。

ヨガインストラクターの平均年収・給料・レッスンフィー

まずはヨガインストラクターの平均年収・給料について見ていきましょう。求人各社の統計と、正社員の平均年収・給料、1レッスンごとの平均給料をご紹介します。

求人サービスの統計データ

求人サービス 年収 月給・時給
Indeed 年収324万円 月給25.9万円
時給1,209円
転職ステーション 年収381.5万円
給料バンク 月給18〜22万円

求人サービス各社の統計データを見てみると、年収は324万円〜380万円程度、月給は18万円〜26万円程度です。日本の平均年収441万円と比べるとやや安い水準になってしまいますが、決して暮らしていけない額ではありません。ヨガに魅力を感じて、仕事にできることに喜べる人ならやりがいを持って働くことができるでしょう。

ヨガインストラクターの正社員の年収・給料

正社員の平均給与は企業やスタジオごとに異なりますが、月給19万円〜50万円前後と大きな幅があることが特徴です。スタジオによっては60万円で募集されている場合があり、店長やマネージャーなどに出世すればその分給料もアップします。ヨガインストラクター資格がなくても採用してもらえることが多いので、未経験の人も採用されることで魅力です。

1レッスンごとの平均給料

1レッスンごとの契約をする場合、1レッスンあたり3,000円〜5,000円前後が相場です。ヨガインストラクターをフリーランスや副業で行っている人は、1レッスンあたりの契約になり、人気のあるインストラクターであれば1レッスンあたり1万円〜2万円前後となることもあります。自分でヨガ教室やスタジオを運営すれば、集客次第でかなりの収入アップが期待できます。

勤務先別のヨガインストラクターの給料・年収

ここからはさらに詳しく、勤務先別のヨガインストラクターの給料・年収について見ていきましょう。

勤務先別ヨガインストラクターの給料

勤務先 年収
ヨガスタジオ正社員 350万円
フィットネスクラブ・スポーツジム 280万円〜320万円
派遣ヨガ講師 250万円
フリーランス 300万円〜
独立・開業 330万円〜

勤務先ごとに平均年収を見てみると、ヨガスタジオ正社員の年収が1番高いことがわかりました。続いてはフィットネスクラブやスポーツジム、集客や稼ぎ方次第で独立・開業やフリーランスの給料もアップする可能性が高いです。平均年収では、派遣のヨガインストラクターがもっとも低めの基準になります。

代表的なヨガスタジオの平均年収

ここからは、大手ホットヨガスタジオごとの平均年収・平均年齢を比べてみましょう。

会社名 平均年収 平均年齢
LAVA 312万円 28.1歳
カルド 300万円 26.5歳
ロイブ 263万円 24.0歳

やはりヨガインストラクターの給料は、LAVAが1番安定しているようです。企業体も大きいので平均年齢も高めで、2020年の採用人数も200〜300人と大量採用を計画しています。年齢にかかわらずヨガインストラクターに向いてる人なら、チャレンジしがいのある企業といえるでしょう。続いてカルド、ロイブの順番に平均年収がもらえます。

雇用形態別のヨガインストラクターの給料・年収の特徴

正社員はいいけれど、せっかくならフリーランスで自由で働きたい人のために、雇用形態別のヨガインストラクターの給料の特徴をまとめました。正社員、契約社員、派遣、アルバイト・パート、業務委託・フリーランスの順番にみていきましょう。

正社員は待遇がいい

正社員は給料が保証されているだけでなく、待遇がいいことも特徴です。企業によっても異なりますが保険が完備されていて、有給休暇や産前・産後休暇などが充実しているので安心して働けます。

ただし会社によっては全国転勤の可能性があったり、朝6:00〜23:00までの8時間のシフト制で体に負担がかかりやすい場合があるので(自律神経が乱れて疲れが取れにくいともいわれます)、勤務雇用条件はよく確認しておきましょう。1日のレッスンは2本ほどで、あとは教室運営に関わる営業や事務作業が多い企業もあるので、ヨガレッスンだけをしていればいいわけではありません。

契約社員

契約社員の場合は23万円〜50万円程度の給料が相場で、正社員とほとんど変わらない仕事内容です。1日2本程度のレッスンを行い、教室発展のためのお客さまとのカウンセリングや掃除、営業などを行います。経験や能力によっては、正社員登用される場合もあるでしょう。

派遣

派遣でヨガインストラクターをする場合、1回1万円〜2万円程度が相場です。通常のレッスンをするよりも高単価が期待できるので、需要が高い地域に住んでいる人はチャンスが大きいてでしょう。協会によっては認定資格を取得すると、派遣講師として登録できる場合があります。

アルバイト・パート

アルバイト・パートの時給は1,000円前後が相場です。1日2本ほどのレッスンの他に、受付、お客さまのカウンセリング、清掃などが任せられます。1日6時間・週4日以上と正社員より少ないものの、ほとんどスタジオ専属で働くかたちになる場合が多いです。経験によって時給アップが期待できます。

業務委託やフリーランスは1レッスンごとの契約

業務委託やフリーランスは、1レッスンごとの契約を行うので、1レッスンあたり3,000円〜5,000円が相場です。人気インストラクターとしての実力が認められれば、任せられるレッスン本数が増えて収入アップが可能になります。フリーランスは自由に仕事を組めるので、1日4本のレッスンを担当すれば12,000円以上稼ぐことが可能です。

週5日同じペースで働けば、月給24万円になるので、正社員よりも稼げるチャンスはあります。

ヨガインストラクターが給料・年収を上げるためには?

最後に、ヨガインストラクターが給料・年収を上げるための方法についてまとめました。正社員でもフリーランスでも当てはまる4つのポイントをご紹介します。

①スキルアップをして人気講師になる

まずはスキルアップして人気講師になることが1番です。スクールに通って資格をとって知識やスキルを高めることで、より高い指導方法を身につけます。ほかにも、地道に独学で本で学んだり、お客さまとコミュニケーションをとってどんなニーズがあるのかを探ることも大切でしょう。

ヨガの資格については、こちらの記事を参考にしてください。

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②プライベートレッスンを増やす

プライベートレッスンを増やすことで、さらに収入アップが期待できます。普段グループレッスンに参加している生徒さんは、個別のマンツーマン指導を受けると体や心の変化を大きく感じやすいです。人気講師で「直接習いたい♡」と思ってもらえれば、インスタグラムなどでプライベートレッスンを告知すればすぐに人が集まるでしょう。

1レッスンあたりの単価も自由に上げることができます。

③パークヨガ・企業ヨガなどイベント開催する

イベント開催をして一気に収入アップを狙うこともひとつの手段です。たとえばパークヨガ、ビーチヨガなどそこでしかできない経験のイベントを開催したり、「〇〇のポーズをマスターするワークショップ」など強みを生かしたレッスンを行うこともできます。ニーズがあれば企業ヨガなど出張ヨガも可能でしょう。

1回のレッスンあたりの単価を上げることができるので、収入アップが可能です。

④独立・開業してスタジオを経営する

1番大きな収入アップを狙うなら、独立開業してスタジオを経営することが1番でしょう。もちろんヨガインストラクターとしての指導経験以外にも、経営力が必要になりますが、自分がレッスンを開催する以外にもほかの先生にレッスンしてもらうことで、さらに収入アップが期待できます。企業体として大きく成長すれば、年収1,000万円も夢ではありません。

ヨガインストラクターの給料・年収のまとめ

ヨガインストラクターの給料・年収は、残念ながら平均的なサラリーマンよりも低めの水準となっています。しかしフリーランスや副業、独立・開業など自由度の高い職業なので、活躍次第で年収アップも可能です。ヨガインストラクターとしてどう働きたいのか、理想と相談して決めてみてくださいね。

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ヨガインストラクターのスクールで勉強すること。RYT200時間は何するの?

ヨガインストラクター資格といえば、「全米ヨガアライアンス認定RYT200」が有名です。ヨガインストラクタースクールではどんな200時間を過ごすのでしょうか?この記事では、RYT200を取得するためのスクールで勉強することを特集しました。ヨガインストラクターになるために学ぶこと、卒業までの流れ、雰囲気をご紹介します。

ヨガインストラクターになるために学ぶこと

ヨガインストラクターになるために資格は必要ありませんが、多くの人が全米ヨガアライアンス認定「RYT200」を取得しています。ヨガインストラクターの世界的な教育水準を高めるために、世界共通のスタンダードの設定があり、それが以下の5つです。

内容 時間
ヨガアーサナ・実践スキル 100時間
指導技術 25時間
ヨガ解剖学 20時間
ヨガ指導者のための哲学・倫理・歴史 30時間
指導実習 5時間
自習 10時間

どのスクールで学んでも、大枠はこの流れに沿って行われます。ただしカリキュラムは学校にお任せされています。どんな内容が学べるのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①ヨガアーサナ・実践スキル

「アーサナ」は、ポーズのことで正しいポーズの方法を、1つずつ学んでいきます。簡単だと思っていたポーズでも、ゆっくりと習っていくと「実は間違っていたんだ!」ということを知ることがあるかもしれません。正しい体の位置、体の向き、ヨガ本来のアーサナについてプロから学びます。

②指導技術

教えるのに必要な補助の仕方(アジャスト)や、言葉の選び方、指導に必要なスキルを学びます。レッスン中には生徒さんの様子を見て、どのようにポーズを正しい姿勢に直していくのか?どう体へアプローチしていったら良いか?ということを学んでいきます。安全にヨガを楽しんでもらうために、指導者ができる技術を習得します。

③ヨガ解剖学

RYT200を受けていると、解剖学を楽しみにしていたという人が多かったです!解剖学は、骨や筋肉の構造を学ぶことで、安全にヨガを楽しんでもらうための基礎知識をつけていきます。痛めやすい体の使い方、ケガしやすい動き方などを知ることで、リスク回避へとつなげていきます。

④ヨガ指導者のための哲学、倫理、歴史

ヨガ指導者になるにあたり、どんなところに気をつけたら良いのか、指導者としてできること、倫理や哲学を学んでいきます。ヨガができた歴史や哲学を学んでいくことで、今までスタジオでポーズだけ行っていた人は、さらにヨガを深めることができていると実感できる時間になるでしょう。いわゆる座学ですが、スタジオやスクールによってはワークなども用いられます。

⑤実務演習

これがいちばんの山場です。実際にクラスを作る方法、レッスンをする模擬レッスンなどが行われます。レッスンを一から作っていくのは最初は大変ですが、1時間分のレッスンができるととても達成感を味わえます。模擬レッスンでは、自分の言葉によって、生徒役のみんなが動いてくれて、レッスンの様子を初体験します。一つ一つのことに感動してしまう場面もあるので、ぜひ実務演習は楽しみにしていただきたいことの一つです。

ヨガインストラクタースクールの入学から卒業までの流れ

ヨガスクールの入学から卒業までの流れは、スクールによって異なります。スクールが始まる前から課題図書が与えられるスクールもあれば、「ヨガ経験2年以上」とスキルが求められるスクール、「事前準備なし・初心者大歓迎」のスクールまでさまざまです。

カリキュラムも大枠の時間さえ守っていれば、各スクールごとに任せられているので授業の進め方も決まっていません。この日に何をやるのか事前に決まっているスクールがあれば、その日の様子に合わせて授業内容が変わるスクールもあるのです。

テストがあるかも学校によって異なりますが、200時間で勉強をして、実技で模擬レッスンに合格した人が卒業する流れになります。卒業式で泣ける演出をしてくれるスクールもあるので、卒業まで楽しめるかはスクール選びが何よりも大切といえるでしょう。スクール選びについては、こちらの記事も参考にしてください。

徹底比較!ヨガインストラクター資格のおすすめスクール5選

ヨガスクールの雰囲気・年齢層

ヨガスクールの雰囲気も、スクールによって異なります。男女比はどのスクールもやはり女性の方が多くなりますが、もともと男性の会員が多いスクールでは男性比率も高くなるでしょう。たとえばアンダーザライトでは約2割が男性なので、男性でもヨガインストラクターを目指しやすいスクールのひとつといえます。

アンダーザライト公式サイト

また穏やかなスクール、活気あるスクールなど雰囲気も違うので、できれば説明会で空気感を味わえるのがベスト。年齢層は全体的に20代後半〜30代後半の人が多いようです。FIRSTSHIP(ファーストシップ )では20代〜60代の幅広い年代の人が通っているので、気兼ねなく通いたい人は年齢層に合わせてスクールを選ぶのもよいでしょう。

FIRSTSHIP 公式サイト

ヨガインストラクタースクールの勉強のまとめ

ヨガインストラクター のスクールで勉強することは、大枠は決められていますが細かくは各スクールにお任せされています。そのためスクール選びが、ヨガインストラクターとしての第一歩を決めるといっても過言ではありません。理想のヨガインストラクター像に合わせて、勉強したいことが学べるスクールを選びましょう。

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