体を温める飲み物・冷やす飲み物とは?血流促進・冷え性改善におすすめ

飲み物には体を「冷やす」ものと「温める」ものの両方あることをご存知ですか?寒い冬や冷え性で悩んでいる方には、ぜひ体を温める飲み物を取ることがおすすめです。外でお茶をするときも、おうちカフェをするときもこれをヒントに飲み物を選んでみてください。体をポカポカ温めて、より健康な体を作っていきましょう。

体を温める飲み物とは

体を温める飲み物は、ポカポカという感覚やお通じ改善、むくみ解消といった体に嬉しい効果ももたらします。ここでは、体を温める飲み物を解説します。

白湯

健康のために取り入れている方も多い「白湯」。朝一で白湯を飲むと体中がポカポカと温まり、お通じもよくなります。気の巡りがよくなり目も覚める他、美肌効果や食べ過ぎ防止など美容の面でも効果があるので、ぜひ一度試してみてください。作り方はとっても簡単。お湯を沸かして、50度程度まで冷ましてから、すするようにゆっくりと飲むだけです。

黒豆茶

体を温める他にも、貧血予防や利尿作用、むくみ改善、便秘解消など嬉しい効果がたくさんある「黒豆茶」。香ばしい豆の香りでクセがなく飲みやすいお茶です。お湯を注ぐだけのパックも売っていますし、黒豆を炒ってお湯を注げば簡単に自分で作ることができます。

紅茶

茶葉を発酵させているので、体を温める作用があると言われています。紅茶に含まれる「カテキン」は糖質を分解し、コレステロールを下げるので、朝や運動前に飲むことがおすすめ。生姜を入れて「ジンジャーティー」にするとさらにポカポカ温まります。

ほうじ茶

ほうじ茶は緑茶を発酵させて作られているので、体を温める働きがあると言われています。ほうじ茶に含まれる「ピラジン」が血行を促進します。また、リラックス効果があるので、寝る前に飲むのもおすすめです。

ホット梅酒

アルコールは温めて、1杯程飲むのがおすすめです。梅酒は「ムメフラール」という成分が血行を促進して、体を温めてくれます。その他、疲労回復、脂肪燃焼効果、成長効果、安眠効果も期待できますよ。

ホットワイン

ワインは体を温める作用があると言われているので、常温でも楽しめます。でもオススメはホットワイン。作り方は様々ですが、赤ワインにお好みのシナモンなどのスパイス、黒糖やオレンジジュースを加えて電子レンジで温めるだけ。美味しくてリラックス効果もあります。

体を冷やす飲み物

それでは逆に、体を冷やす飲み物はどんなものがあるのでしょうか?アイスドリンク全般がNGかというと、そうではないんです。また「氷なし」にすればいいかというと、それも違います。実はホットドリンクでも体を冷やしてしまう飲み物があります。

コーヒー

寒い冬に飲むホットコーヒーは格別ですよね♡ホットコーヒーは一時的に体を温めてくれますが、実は体を冷やす作用があったんです。コーヒーに含まれる「カフェイン」は目を覚ますだけでなく、体を冷やす作用も持ちます。そのためコーヒーは熱を奪ってしまうんです。

緑茶

緑茶はカテキンが含まれ体に良いと言われていますが、大量に飲むとカフェインが含まれるため体を冷やしてしまいます。緑茶の他に選択肢があったら、ほうじ茶や麦茶、番茶を選ぶようにしましょう。

牛乳

寝付きが良くなる温かい「ホットミルク」をイメージされる方もいると思います。「カルシウム」は睡眠を促しますが、体を温めているわけではなかったんです。牛乳は東洋の考えでは体を冷やす働きのある食べ物。体を温めるには、シナモンやココアなどを加えて飲みましょう。

清涼飲料

清涼飲料には甘みをつけるためにたくさんの砂糖が入っています。この砂糖が体を冷やす作用をします。また、美味しい状態で飲むにはキンキンに冷やしますが、こちらもさらに冷えてしまう原因に。

スムージー

材料にもよりますが、マンゴーやバナナ、スイカ、ほうれん草などの「暖かい土地」で採れた野菜や果物を使ったスムージーは、温体を冷やす作用があります。夏に採れる材料にも体を冷やす作用がありますよ。

まとめ

体を温める飲み物は、血流を促進し、内側からポカポカとして感覚を味わえます。体を温めたいと思ったら、体を「温める」飲み物を選んでみましょう。体の中からポカポカと温まってきますよ。ダイエット効果やリラックス効果があるものもあるので、効果的に選ぶと一石二鳥。冷えは万病の元とも言われるので、冷え知らずの体を日常から作っていきましょう!

食べ物にも気をつけたい人は、スパイスの活用がおすすめです。以下の記事も参考にしてみてくださいね。

※参考:食べて血行促進・冷え性改善!美味しい「スパイス」たち

食べて血行促進・冷え性改善!美味しい「スパイス」たち

寒い日が続く冬。冷えてしまうと体は不調を訴えてきます。こんなことで悩んでいませんか?

  • やる気が出ない
  • イライラする
  • 痩せない
  • 肌の調子が悪い
  • 朝起きられない

気持ちの不調から、肌や体の不調まで。毎日続いたらちょっと辛いですよね。

これらの症状はもしかしたら、冷えが原因で起こっていることかもしれません。体を温めてくれる食べ物を食べると、体の中から温めてくれるので冷えの改善につながりますよ。

今回は体を温めてくれる「スパイス」についてご紹介します。

生姜(しょうが)

生姜は体を温めて、代謝を高めてくれます。血行促進するので冷え性改善にぴったりです。

1年中スーパーで手に入れることができ、スライスして鍋に入れたり、すりおろしてお味噌汁やホットドリンクにしても美味しいです。

しょうがパウダーは持ち歩きもできて、サッと振りかけることができるのでとても便利です。

生理痛や発熱の改善効果や喉の痛みの緩和、食欲増進もしてくれます◎

胡椒

胡椒は「スパイスの王様」。中世ヨーロッパでは税金として、やインドや中国4000年以上前から重宝されてきたスパイスです。

冷えによる血行改善をしてくれます。

ブラックペッパーやホワイトペッパーなど選択肢が多いのも魅力。料理に合わせて選ぶのも楽しいです。

山椒

山椒は冷え性改善の他に、胃腸の働きを良くしてくれます。お腹が痛いときや胃もたれにも役立ちます。

発汗作用もあるのでむくみ改善にも有効です。

うなぎの蒲焼や麻婆豆腐、お味噌汁に振りかけたりと、使い道は意外とたくさん。気軽に取り入れてみてください。

クローブ

クローブは「丁子(ちょうじ)」とも呼ばれるスパイス。スパイシーな強めな香りが特徴です。

昔から東洋でも西洋でも医療用に使われてきたほど、消化促進、抗菌、抗ウイルスの効能があります。

お肉の臭み取りや、野菜炒めなどに使えます。

ナツメグ

ナツメグといえばハンバーグを思い出す方もいらっしゃると思いますが、実は肉の臭みを取る以外にも嬉しい効果はありました。

生薬や漢方としても利用されているので、体を温める効果のほか、下痢などの消化器系の働きを助けます。

お肉だけでなく、牛乳の臭みを取る効果もあるのでシチューやスープを作るときに一振りしても良いですね。ホットティーに一振りしても美味しく飲むことができます。

ただし、1日5g以上摂取すると幻覚症状が引き起こされることがあるので、量には気をつけましょう。



唐辛子

辛い料理に代表される唐辛子。体を温めるだけでなく、発汗作用もあるのでダイエット効果があることでも有名です。

体温を高め、食欲増進、疲労回復、殺菌作用などの効果があります。辛いものが好きな方にはぴったりなスパイスですね◎

シナモン

シナモンといえばシナモンロールやチャイティー、りんごとの相性が良いスパイス。私も大好きです♡

血行促進や発汗作用、消化促進をしてくれるので、美味しくて良いことづくしのスパイスです。

リラックス効果もあると言われているので、ストレスでイライラしているときや疲れてしまったときに取り入れてみてください。

おわりに

体を温めてくれるスパイスをご紹介しました。

漢方の原料として使われているものも多いので、積極的に食事に取り入れて行きましょう。体の内側から温めて、冷え性を改善していきましょう。

体の不調も改善できるスパイスをぜひ取り入れてみてくださいね。

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