ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった【今日の本vol.64】

現代はツイッター、フェイスブック、インスタグラム、LINEなどさまざまなSNSが利用されています。うまく使いこなすのが難しい人も多いのでは?

そこでこちらの記事では、ツイッター高校生として話題にあった梅崎健理さんの「ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった」をご紹介します。本の内容やあらすじ、読んだ感想や魅力をまとめました。

ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わったの内容・あらすじ

 

「ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった」は、SNSをはじめとしたインターネット時代のの方向性を示した一冊です。パソコン、IT、日本社会の変化、ネット世界の問題点、今後の展望についてまとめられています。

うめけんこと梅崎健理さんとは?

著者の梅崎健理さんは、「ツイッター高校生」として話題になったは、孫正義さんがツイッターを始めたときに3番目にフォローされたから。当時はツイッターを高校生が使うなんて珍しいことだったので、「うめけん」って誰!?と梅崎さんが注目されることになりました。

高校在学中の2010年12月に「〜なう」で流行語大賞トップテンを受賞し、そのまま起業したツワモノです。現在は慶應大学に在学中。

1993年鹿児島生まれの現在24歳。この本を書いた当時2014年は21歳という若さでした!自分を俯瞰して「若さが武器になる」ということを最大限に利用しているパワーを感じました。

ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わったの感想・魅力

「ツイッターとフェイスブックそしてホリエモンの時代は終わった」を読んだ感想や魅力をまとめると、以下の2つ。

①2014年にインスタがないことにびっくり
②SNS疲れなら無理に合わせなくてもいい

それぞれについてみていきましょう。

①2014年にインスタがないことにびっくり

1つ目は、2014年にインスタグラムが登場していないことにびっくりしたこと。2014年に書かれているからか、SNSに挙げられているのはツイッター、フェイスブック、LINEの3つでした。

2018年までのたった4年でもこれだけの変化が起こるネット社会。そのスピードは凄まじいもの。数年前まではフェイスブックに熱心に投稿していた人も、いまでは下火。

投稿するのは子育て中のママが自分の子どもの姿を自慢げにUPするか、イベントや集客のお知らせくらい。見ても面白くなくなってしまいました。インスタグラムですら、数年後にはまたみんな飽きてしまうのかもしれないな、とふと気づきました。次はどんなSNSが流行るんでしょうか。

②SNS疲れなら無理に合わせなくてもいい

2つ目は、SNS疲れしたなら無理に合わせなくてもいいと知れること。なんとうめけんさんは、3万人のフォロワーがいるのに「飽きた」という理由でツイッターをやめました。笑

SNS疲れはLINEでも起こっているそうなので、皆さんも嫌ならやめれば良いと思います。生活に困ったら、きっと誰かが手を差し伸べてくれるはず。

ツイッターとフェイスブック そしてホリエモンの時代は終わったのまとめ

4年前に書かれた梅崎さんのITの次の時代「ニューアナログ時代」という展望は、アナログなわたしにはまだ感じられていません。楽しみにしたいと思います。たまには勉強のつもりで知らない世界の本を読むのは面白い!新書ですが、サクサク読みやすい本でした。

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大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。宮本佳実【今日のセレクト本vol.65】

● 私の人生このままでいいのかな?
● この先どうしたら良いんだろう
● こんな仕事していてもつまらない

と行き詰まってしまうことはありませんか?私もまさにその真っ只中で「なんだかうまくいかないな~」とモンモンしていました。そんなときに手にしてしまうのが、宮本佳実さんの「大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。」です。本の内容やあらすじ、読んだ感想や魅力をご紹介します。

大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。の内容・あらすじ

「大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。」は、「私の人生こんなはずじゃない!変わりたい!でも何をしたいのかわからない。」という女性のための、ゆるふわ成功術がつまった一冊です。WORKが17個もついていて、たとえばWORKの一例は以下のとおりです。

● 何にモンモンしているのか?
● 理想の生き方
● 理想の働き方

について考えて、ノートに書き出すことで本当の自分の理想や生き方を見つけることができます。

大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。の感想・魅力

「大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。」を読んだ感想や魅力をまとめると、以下の3つ。

①モンモンしている原因がわかる
②原因を掘り下げると感情に素直になれる
③その先にあるビジネスモデルが考えられる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

①モンモンしている原因がわかる

まずはモンモンしている原因がわかること。たとえばモンモンしている原因を書き出してみると(恥ずかしいから詳細は隠しますが)、わたしは主に「収入」についてのモンモンが多かったです。やっぱりなー!と思ってニヤニヤしてしまいました。というのも、何と無く気づいていたけれど、その感情やモンモンにちゃんと向き合っていなかったんです。向き合っていなかったことこそがモンモンの大きな原因だったのではないかと気づくことができました。

②原因を掘り下げると感情に素直になれる

そして2つ目は、感情に素直になれること。普段心の中にしまいこんでいたことを言葉にしたり、ノートに書き出したりすることは感情の整理にもなるからとっても気持ちがいいです。こんなことを考えていたんだ!と自分の気持ちにも気づいてあげられます。私だったら「収入」を気にしていたという事実。感情に向き合うだけで、人は落ち着くものだとわかります。

しかも、「理想の生き方」についてのワークをやってみると、私って理想って意外に近づいてきている!とか、いまの生活への満足感、身近な幸せにも気づくことができるので、つまらないと思っているようなことでも実は感謝の気持ちを持てるようになってしまうのです。

③その先にあるビジネスモデルが考えられる

そして3つ目は、その先にあるビジネスモデルが考えられること。1つひとつのワークを通じて、自分の心に抱いていることを洗い出していった先には、具体的に仕事にするアイディアや、どんな形でビジネスとしてやっていけるかなども形にしていきます。原因とビジョンから、どう動いていくかということを考えていけるので、これから何か始めたい女子にぴったりなんです。

本のワークを実践して変化した私の経験談

ここからは、宮本佳実さんの本を読み、自分のビジョンをノートに書き出してイメージする方法を実践してきた私の経験談をご紹介します。会社員だった頃と、最近の変化をまとめました。

会社員だった頃のビジョン

会社員だった私は、以前から以下のようなビジョンを立てていました。

【VISION】
● 自由な生活がしたい(会社組織に従うのが本当に苦手だった)
● 犬との時間を大切にしたい
● 書くことを生業にしたい
● 手に職をつけたい
● ヨガを極めたい

どれも叶っているんです!まだ、ここにあげていないビジョンで叶っていないものもありますが、ほとんどびっくりするように叶っている。

望みと思いは違う。思いが現実になる(P.215)

という言葉が出てきましたが、同じだと思います。「自由な生活がしたいけど、無理かも」と思ってしまうと、自由な生活がしたい(=望み)を、無理かも(=思い)が邪魔してしまうというもの。そんな時佳実さんは、「叶う!できる!」と思うのだそう。これならすぐできる!

私も、会社を退職することはとても勇気のいる決断だったし、保証をなくすようなものでした。でも、あのまま楽しくない仕事を続けながら人生の時間を無駄にするよりも、一歩進んだほうが絶対に人生楽しい!と思って願ったら、このライフスタイルが手に入りました♡だから自分の人生は自分で操縦することが1番!と思えるようになりました。

最近の変化

最近の変化は、ひとつ叶ったらまたモンモン期にぶち当たっています。理想が叶ったら人間は他の欲望や、夢、現実に直面するようです。前述したように、理想の生活が叶ったわたしに今度出てきたものは「収入」の問題。実は今回のワークをしていても、その解決方法が具体的には現れずに苦戦していたのですが・・・佳実さんのブログに答えが乗っていました。

お金が減る → また、楽しく働こう!
楽しく使う → 楽しく稼ぐ → 楽しく使う
だと、「楽しい」の循環で、お金が回っています。

やっぱり望んだ答えは、引き寄せられるもんだな~と感謝してしまいました。楽しく!軽く!働きたいと思います。

マイワークスタイル = 好き × 経験 × 楽しい × 得意
から成り立つ

そうなので、自分のワークスタイルを迷うたびにまたワークに取り組んでいきたいと思います。

ノートに理想を書くときに大切な3つのポイント

最後に、ノートに理想を書くときに大切な3つのポイントについてご紹介します。佳実さんのワークで、よくノートに書き出すことが増えてから、私が行き着いた、夢を叶えるノートの書き方をまとめました。

①ノートは1種類に書き溜める

ノートは1種類に書き留めることが大切です。昔は「思いを綴るノート」「アイディアを書き留めるノート」「日記用」など分けていたのですが、どこに何を書いたのかわからなくなってしまうことから1冊にまとめることにしました。

②定期的に振り返る

2つ目のポイントは、定期的に振り返ること。1冊にまとめると、振り返りやすくなり、数ヶ月前の理想がかなっていることにも気づけます。たとえばヨガインストラクターになれずに悩んでいたのが3月。それが4月にはインストラクターオーディションに合格をして、無事にデビューを果たすことでできるようになっていました。こうした日々の進化は前に進んでいる時は気づきにくいけれど、ふとした瞬間に振り返ることができると、「よし!頑張ろう♡」と原動力になります。そして、モチベーションアップにも繋がります。

③何気なく理想を読む

3つ目のポイントは、何気なく理想を読んでおくこと。脳内に自然に理想が刷り込みされて、ついつい忘れそうになるときも、「そうそう!こういう未来を描きたいんだった」ということを思い出させてくれます。毎日バタバタと過ごしていると忘れてしまう理想ですが、ノートに書いておくだけでブレそうになった時に軌道修正する道しるべになります。自分にとって居心地が良くて、楽しい人生に向けて走り続けられる「地図」は、わたしの最高の相棒です。

大丈夫、あなたは「好き」を仕事にできるから。のまとめ

あなたのモヤモヤしている気持ちも、地図さえあれば、迷うことがあっても軌道修正しながら進んでいくことができます。自分なりの理想をかけると、あとは進むだけなので楽チンです。モチベーションアップにもつながり、強いパワーを与えてくれるかも。理想の人生、働き方、生き方を見つけたい女性は参考にしてみてくださいね。

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原田マハ著「夏を喪くす」。珍しい不倫小説【今日のセレクト本vol.77】

不倫、仕事、家族と忙しい中でも頑張っている40代女性。そんな女性たちを描いた恋愛小説をご紹介します。

こちらの記事では、原田マハさんの「夏を喪くす」を特集しました。本のあらすじ、感想や魅力をまとめました。

夏を喪くすのあらすじ

「夏を喪くす」は40代女性が主人公の4つの短編集です。ちなみに「喪くす」の読み方は「なくす」。4つのお話をそれぞれピックアップすると以下の通り。

● ごめん
海外に不倫相手と旅行中だった陽菜子。日本に帰国すると、海外で楽しんでいる間に、夫は事故に巻き込まれて、植物状態になってしまっていました。

● 夏を喪くす
不倫相手に指摘され、病気が発覚した咲子。夫に話そうかと電話しても、冷たい反応…。全てがうまくいっていた咲子が転機を迎える

● 最後の晩餐
あの日から姿が見えなくなってしまったクロ。麻理子はニューヨークに向かう。

● 天国の蝿
娘が置いていった詩の雑誌。パラパラと読んでいると「天国の蝿」という奇妙なタイトルが目に止まる。ふと読んでみると、その詩は・・・。

不倫や家族との関係、仕事など40代女性の人生の岐路についての物語が展開されています。

2012年10月に講談社文庫から発売されました。ちなみに『夏を喪くす』は文庫本の際に改題されていて、元々は「ごめん」という題名でした。

夏を喪くすの感想・魅力

「夏を喪くす」の感想や魅力をまとめると、以下の2つ。

①原田マハさんと違う!
②人生大切に生きていきたいと思う

それぞれについて見ていきましょう。

①原田マハさんと違う!

まず1つ目は、いつもの原田マハさんのテイストと違うこと。アートを題材にしたり、とにかく感動的で最後は泣いちゃう小説を書く人気作家さんですが、こちらは「ブラックマハ」といわれるほどテイストが違います。

人間のダークサイドが描かれていて、でも最後はほんわか心が前向きになり、スッと軽やかになりました。

②人生大切に生きていきたいと思う

そして2つ目は、人生を大切にいきていきたいと思えたこと。不倫、恋愛、家族、仕事。全てのバランスがうまくいっていて、とってもカッコよく生きている女性だって、人生何があるかわからないんだなと思ってしまいました。

岐路に立った時に迷わないように、目の前にある人も物も大切に生きていきたい、そんな風に思います。潔く、勇気ある決断をした「夏を喪くす」の咲子がかっこよくて好きでした!最後のメールが特に大人でした。

夏を喪くすのまとめ

夏を喪くすは、アラフォー女性にとって重なる部分があったりなかったりするかもしれませんが、女性が考えちゃう部分が多いことは間違いありません。いつもと違う原田マハさんの魅力にも出会える一冊です。

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原田マハ「フーテンのマハ」小説の裏話が満載の旅エッセイ【今日のセレクト本vol.66】

「たゆたえども沈まず」や「旅屋おかえり」など、泣ける本・アートな本で有名な原田マハさん。小説の裏側がわかる魅力的な旅エッセイもあるんです。

こちらの記事では、原田マハさんの「フーテンのマハ」を特集しました。本のあらすじや内容、感想や魅力をご紹介します。

フーテンのマハのあらすじ、内容

「フーテンのマハ」は、小説家原田マハさんの旅エッセイです。モネやピカソ、ゴッホなどを名だたる画家を題材にした小説を創作する裏側を紹介してくれます。日本や世界各地を巡りながら、食べて買って、一緒に取材している気分にしてくれる一冊です。

ちなみに「フーテンのマハ」とは、「風天の寅さん」からきていて、自称「フーテンのマハ」と名乗るほどの旅好きなのだそう。2018年5月に集英社文庫から発売されています。

フーテンのマハの感想・魅力

「フーテンのマハ」を読んだ感想や魅力をまとめると、以下の3つです。

①小説のシーンがよみがえる
②奥深いアート作品の執筆背景が知れる
③原田マハさんのチャーミングさがわかる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①小説のシーンがよみがえる

1つ目は、小説のシーンがよみがえること。エッセイを読んでいると、「きっとこの場所であの本」そして、「この感情はきっとこの本が生まれたんだな〜」と気づいてくるんです。しみじみしてしまうので、原田マハさんファンにはたまりません♡

②奥深いアート作品の執筆背景が知れる

そして2つ目は、奥深いアート作品の執筆背景が知れること。マハさんは、ゴッホやピカソなどを始め、名だたる画家たちを題材にした作品を残していますが、ストーリーの素晴らしさと合わせて、当時の様子や画家について深く勉強できます。

感動して驚くとともに、どうしてこんなに深く研究できるのか謎でもありました。でもそんな疑問も、エッセイの中で「たゆたえども沈まず」の取材の様子を見ていくうちに、裏側を知って納得できた気分になりました。

③原田マハさんのチャーミングさがわかる

そして最後は、原田マハさんのチャーミングさがわかること。とても朗らかで、魅力的な女性に映りました。

40歳を超えてから大学の同級生と始めた女二人旅「ぼよグル」や、一人でふらりと行く旅、画家たちの軌跡を追う取材旅行など、旅の幅も広くて読んでいて次から次へと新しい発見があります。

小説家になった経緯も、読んでいて意外で、なんだかわたしも元気をもらったような気持ちになりました!中でも挿絵が直筆のようで、マハさんの絵心にも驚きでした!人柄が伝わってくるようなチャーミングさにも注目です。

本フーテンのマハのまとめ

裏話を知ったら読みたい本がまた増えてしまいました!マハさん好きにはたまらない一冊です。旅のスタイルは人それぞれ。旅好きな身としては、とても共感する部分が大きかったです。マハさんが好きな人も、旅エッセイとしてもおすすめです。きっともっと原田マハさんの本が読みたくなるはず♡

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