アラサー女子におすすめ本ランキング35!デキる女になるヒント

アラサー女子は、仕事に恋愛、家族に時間や家事育児などやることが盛り沢山の世代です。しかしちょっとだけステキになりたい、できる女になりたいと思っている人も多いはず。この記事では、そんなアラサー女子の皆さんにおすすめの本をご紹介します。恋愛小説、自己啓発、ビジネス本、エッセ、旅本、漫画など多岐にわたるジャンルからまとめました。

※個人のランキングです

アラサー女子におすすめ本!第35位〜25位

まずは第35位〜25位の発表です。早速みていきましょう。

第35位 「死に支度」瀬戸内寂聴

 

いきなり「死に支度!?」と驚いた方、すみません(笑)こちらは91歳の瀬戸内寂聴さんのエッセイ。「死にたい!」「もう生き飽きたよう!」と何度も出てきて、本当に死に支度を意識している毎日のようです。だけど笑い溢れるのが寂聴さん。秘書のモナ (26歳)とのやりとりが爽快なのでご注目です!「コーヒーほしいなう」「おっけいなう」となう語の練習をしていたり、言いたいことを言い合っている姿が可愛くて仲が良いんです。66歳も歳の差があるのに爆笑しあえているお二人がとっても素敵なのでこれからも見守っていきたいです。

第34位 「こんな大人になるなんて」吉川トリコ


この先どうやって生きたらいいのか途方に暮れちゃう、7人の女性の短編集です。13年同棲していた売れないミュージシャンと別れるミーコ、寄生虫みたいな妹が羨ましくなる姉、10歳で娼婦に売り出された姫など。思った以上に泥臭くて生々しい作品でした!久々に知らない世界をたくさん観た気持ちになりました。刺激の欲しい方におすすめです。

第33位 「30代が楽しくなる方法」中谷彰宏


30代は人生を楽しんでいる人と、楽しめない人の分かれ道。私たちアラサーはその岐路に立っているのです!人生楽しんでいますか?中谷さんによる30代を楽しむ63個の方法が紹介されています。

● 30代のムダづかいは、一生の財産になる
● 継続は、美なり
● 想像は、人に伝えて練り上がる。創造は、行動して練り上がる
● 30歳以上の友達を、持とう
● やりすぎよう 

など、わかっているけれど、なんとなくできていないようなことが盛り沢山。「こんなことが待っているんだな〜」とふわっと予習する意味でもまだ30代を迎える前の20代の方にオススメです。

関連記事>今日の一冊『30代が楽しくなる方法』vol.16

第32位 「あなたの感じることは絶対正しい」上原愛加

幸せになるための「女性の感情」と付き合い方についてねずみくんが解説してくれます。そもそも女性が感情的な理由が、読み進めていくとわかります。「それなら仕方ないか!」と割り切れるようになるし、今悩んでいることも「なるべくして悩んでいるんだ!」と思えます。

● 悩んでいることの意味
● 女性が色んな感情を抱えてしまう理由
● 女性と男性の違い

がわかります。「直感を信じることの大切さ」も感じられますよ。

関連記事>今日の一冊『あなたの感じることは絶対ただしい』vol.21

第31位 「花より団子」神尾葉子

超金持ち名門高校に入学した牧野つくしが、学園を牛耳るF4と対決し、道明寺司とわちゃわちゃするストーリー。「もう私の青春!」という方も多いのでは?ドラマ化も映画化もされていますが、1992年から描かれた原作マンガは全37巻あります。マンガランキングでは確実に1位ですが、ここは本のランキングなので控えめに。何度読んでも当時の状況まで思い出しちゃったり、当時にはわからなかった道明寺の強さがわかったりともう青春です。

第30位 「30代にしておきたい17のこと」本田健


30代は祖父母、両親などのなくなる人と、結婚出産など新しい家族が増えるのが重なる10年。「命の誕生を見守り、見送る」時期なんだと改めて言われると家族の時間を大切にしなくちゃと思います。

● 人生の90%は30代で決まる
● 
両親とお別れをしておく
● 
年齢の離れた友人を持つ

など17のことが紹介されています。ちょっとおセンチな気持ちになりますが、30代に起こることを先に読んでおくと実感が湧きます。20代の時、そして30代になってから再読しましたが、どんどん実感が湧いてきました。先読みって大事ですね。

第29位 「マンガで読み解く人を動かす」

カーネギーといえば歴史的なベストセラー「人を動かす」がありますが、抵抗のある人におすすめなのがこちらの漫画です。「人を動かす」は15年もかけて本屋インタビューから「対人関係の原則」をまとめたもの。漫画では、広告代理店の新入社員たちがカーネギーを困ったときに指針にしていくストーリー担っています。

【PART3 9 同情を寄せる】
「あなたがそう思うのは、もっともです。もし私があなただったら、やはり、そう思うでしょう。」
どんな意地悪な人間でも、こういうふうに答えられると大人しくなるものだ。しかも相手の立場になれば、当然相手と同じ意見を持つわけだから、この文句に100%の誠意がこもるはずだ。

さすが名作だけあって、すぐに使えそうなメソッドがたくさん掲載されています。マンガを読んでから原作にチャレンジするのも良さそうです。

第28位 「魔法の習慣」

運命を変える大原則と、恋愛運・金運・仕事運・幸運を引き寄せる習慣が紹介されています。途中でワークが載っているのですが、書き込んでいた数年前のわたしのメモをみていたら、なんと全部かなっていました!願えば叶うし、良い習慣を取り入れていくと、自分の人生もどんどん良くなっていくんだなということを感じます。

● 悪い「氣」を感じたときは、付き合う人、場所、物をこれまでと変えて「氣」の入れ替えを!たちまち「やる気」が湧いてくる
イラッときたら歩く瞑想が効果バツグン
大きな感動体験は大きな運が近づいているサイン

関連記事>今日のセレクト本『なぜかいいことがいっぱい起こる!運を引き寄せる 魔法の習慣』vol.22

第27位「人の心をつかむ愛されエチケット57」アンミカ

アンミカさんのマナーブック。アンミカさんによるとマナーはエチケットのこと。エチケットを身につけた女性は、色気のある女性で、幸せになれるそうです。色気のある女性って憧れますよね。

● 「一語一動作」の心掛けが間合いの美しさを生む
美しい歩き方をすれば筋肉も整えられる(内股は太ももが太くなる)
優雅な立ち居振る舞いのポイントは中指
グラスを置くとき、小指を添えると丁寧な印象に

など、本からもセレブ感出まくりでした。でも、生い立ちや牛乳配達をしていた時代の話なども盛り込まれていて、飾らない人柄がまた好印象でした。エレガントさを身につけたい方にオススメです。

関連記事:今日の一冊『人の心をつかむ愛されエチケット57』vol.20

第26位 「パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット」国末則子

パリに6年半住んだ国末さんが、子育てをしながら見たフランス人の生き方について紹介してくれます。例えばフランスの学校ではこんなことが違うんです。

● 入学式も卒業式、運動会、授業参観がない
● 年に数回の行事も土曜日
● 送り迎えのときに普段の様子を話せるから困ったこともなし

働きながら子供が育てやすい環境が揃っているなぁと感じませんか?日本との違いとを感じながら読むと、自分たちにできることが見えてくるかもしれません!当たり前がぺりぺり剥がれる本。おフランスが魅力的です。

第25位「好きなことだけ」塚本佳子

 

都内にある北欧雑貨の店「Fika」。自宅兼店舗を建てて、店主をされているなんてかっこいいです。でも読んでいてびっくりだったのが、ほぼ行き当たりばったりでOPENしていること!北欧への買い付けも、最初は失敗しながらも、とっても楽しそうです。自分の好きなことだけを突き詰めていくと素敵な形に現れるんだろうなということが見つかります。旅に出たくなってしまいます。

アラサー女子におすすめ本!第24位〜15位

24位から15位は、「地に足をつけた女性」の本が揃いました。私たちは背伸びしがちですが、「等身大の自分でも十分に素晴らしい!」ということを噛みしめる時間も必要です。今のままでも十分輝けるヒントがもらえますよ。

第24位「これだけで、幸せ」小川糸

小川糸さんのていねいな暮らし本。いつもエッセイを読むと、物の少なさが気になっていたのですが、こういうことだったのね!と納得でした。こだわりの29か条ルールや秘訣が紹介されています。世間の当たり前じゃなくて、自分の好き嫌いの感覚で生きているところが潔くてカッコよかったです♡物の使い方を糸さん流のオリジナルに工夫するところにも注目です!

第23位 「The Lovers’」ケート・グリブル

パートナーとハッピーに過ごすためのアイディア集です。デートプランやイベントのアイディア、結婚77年目のオリーブさんの夫婦円満の秘訣、歴史上のビッグカップルなどが紹介されています。

男性がパートナーのためのベッドで食べる朝食を用意することほど、献身的な行為はありません。

あぁ、なんて素敵なんでしょう♡焼きたてのトーストと紅茶をベッドの中で食べたいなぁと妄想してみます。ふふふ。男性のページもあるので、ちらっと見せておねだりするのもありかもしれませんね!

第22位「身の下相談にお答えします」上野千鶴子

東京大学名誉教授の社会学者、上野千鶴子さんによる身の”下”相談です。朝日新聞の「悩みのるつぼ」という相談をまとめたほんとのこと。なかなか刺激的な相談もあり、世の中のことを知るのにもうってつけ!

なぜだかわたしのところには、下ネタ系の質問が集まるようですが、気のせいでしょうか。

いえ、気のせいではないんです。30代の彼と別れられない70歳の主婦、エロ画像趣味の会社の上司、宗教にハマった母を心配する20歳の息子など。人生は本当に色々あるなぁという質問が満載です。まさに覗き見!

第21位「高山都の美食姿」高山都

モデル高山都さんのスタイルブックです。なんという透明感!ラフで、カジュアルで(でも計算されている!)、ご飯がとんでもなく美味しそうで、そしてマラソンを愛する女性。何度も見たくなる方です。もうすぐ35歳の都さんが毎日しているちょっとしたこと「美容、走ること、食」が紹介されています。健康美人になりたい人におすすめです。

第20位「卵を買いに」小川糸

小川糸さんの日記エッセイです。毎年出されているので、好きな人は毎年買い求めてしまいます♡こちらは2018年発行で、2020年最新刊は「ぷわぷわ天国」。過去に遡っても面白いですし、日記なのでどの年から始めても楽しめますよ。

この年はラトビアに恋をしてしまった糸さん。ラトビアはバルト三国の1国なのですが、ソ連占領下のときに伝統衣装も踊りも、国の歌を歌うことすら禁止されていました。だからこそ、独立したいま、伝統衣装を着てダンスをしていることに誇りを持ってキラキラしている人々なんです!知らなかった国や人のことを知られるのも良さ。愛犬ゆりねの成長も楽しみの一つです。

関連記事:今日のセレクト本『卵を買いに』vol.23

第19位「離婚して、インド」とまこ

タイトルから衝撃的じゃないですか?本屋さんで二度見して買いました(笑)とまこさん、なにしろ勢いがすごいです!離婚して本当にインドに行ってしまいました。一人旅の楽しいところ、おセンチになるところが包み隠さず買いてあって、一人旅バックパッカーにハマっていた私は共感しまくりでした。駆け抜けるように読める一冊です。ヨガの聖地、リシュケシュについても書いてありますよ。「旅に行きたい」「ちょっと勇気が欲しい」というときにぴったりの本です。

第18位「Maki’s happy days」マキ コニクソン

ハワイのコーディネーター、マキさんは菅野美穂さんや梨花さん、山田優さんたちと仲良しでよく写真を見かける有名人。そして、マキさんはポジティブな考え方やハッピーマインドな方がいつも溢れていて、SNSを通じてこちらまで元気になるんです。この本はそのエッセンスがギュッと凝縮されています!

● ポジティブな思考より、ポジティブな行動
色にパワーをもらう
負けるが勝ち

なんども見返したくなってしまう本です。ポジティブになりたいときに、元気が欲しいときに、ハワイの空気感を感じたいときに開いてみてください。ハワイの写真もたっぷり詰まっていますよ。

第17位「オトナ女子のための食べ方図鑑」森拓郎

アラサー女子に読んでほしい一冊です。「肩こりに悩む」先輩、「お昼ご飯が春雨スープだけ」の後輩など、身近な人たちを救ってあげられる!と思ってしまいました。もちろん夜行性で生理前だけフードファイターな私も…。かなり詳細な解説も載っているのでとてもわかりやすいです。例えば「クマ」は、以下の原因と対策があります。

● 茶クマ
→タンパク質とビタミンA不足
→効く食材はカマンベールチーズ、人参、鳥レバー

などなど、一目瞭然!私たちの体は食べ物でできているからこそ、研究してみるのも美女になる第一歩でしょう。

第16位「なにかいいこと」服部みれい

「もっと毎日を楽しく彩りたいな〜」というときにぴったりな、みれいさんの102のヒントが綴られています。

● 本をもう一度読み直す
● 毎
日お風呂に入ろう
自分の木を見つけよう
小さなころに好きだった物語を読み返す

などなど。気になるところだけを開いて読んでも平気です。ちょっとだけ背伸びをしたいときや、いまの自分で大丈夫かなというときに読むとホッとするような安心感が漂っています。

第15位「上野千鶴子のサバイバル語録」上野千鶴子

東京大学名誉教授の社会学者 上野千鶴子さん。フェミニストで媚びない強さがカッコ良くて、こんなにカッコイイ女性がいるんだといつも憧れます。こちらは人生、仕事、結婚、恋愛など痛快な語録が詰まっています。

● とどめを刺さず、もてあそべ
● 
オリジナルは情報の真空地帯には発生しない
● 
時間を一緒につぶしてくれるのが家族

など140の語録が紹介されています。なかなか過激な内容もあるので、ニヤニヤしたりハッとさせられたり刺激的です。わたしが10代、20代の時にものすごい影響を受けた方です!リスペクト!

アラサー女子におすすめ本!第14位〜6位

14位〜6位は女子力アップのための本が揃いました。綺麗でいることは、自信にもつながります。いつもキラキラした女性でいるために、努力もしていきましょう。

第14位「レディのルール」小西さやか

 

冒頭のページを立ち読みしていたところ、こんな質問が。

今、この本を持っているあなたは、片足に重心をかけて立ち、背中を丸め、本を覗き込んでいませんか?今日は知り合いに泡なさそうだと思い、楽ちんなゴムのズボンにペタンコ靴をはいていませんか?

と。あっかーん!ゴムのパンツ以外私でした!当てはまった方はいましたか?特に電車の中でスマホで見てくださっている方は姿勢に要注意です。本書ではレディのための205のアドバイスが紹介されています。内面・外見・ストレス対処法・ファッションなど、こんなこと出来ていたら「ステキ女子」!というエッセンスが詰まっています。たまにはお勉強もいいですよ。

第13位「IKKOの心の格言」IKKO

「どんだけ〜!!!」でお馴染みのIKKOさん。美容家というより、厳しい経営者感がすごく出ている200の格言本です。もはやバラエティのいじられキャラは、まぼろしー!!!!

● 手入れの行き届いていない髪は、毛玉のできたタイツ。(美しさへの投資の優先順位は①爪、②肌、③服や装飾品、④髪)
ねぇ、あんた知ってた?犬を抱いてると10歳若返るの。
● 
すべての天職の始まりは、鳥肌。
● 
仕事を極めたら、次に必要なのは鈍感の力。

個性とは頭の中の世界観。IKKOさんに「女としてなってないわ」と叱れれている気分になり、速攻ハンドクリームをつけてヘアケアもしました!みなさん、肌や髪のケアは大丈夫ですか?

第12位「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」ジェーン・スー

「未婚のプロ」ジェーン・スーさんのエッセイです。タイトル通り攻めた女性問題、結婚、BBA、マーケティングや仕事の話まで盛り沢山です。「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒」「母を早くに亡くすということ」などタイトルからそそられる内容ばかり。バッサリと切るけれど、頷きたくなってしまうことがたっぷりです。

関連記事:今日の一冊『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』vol.14

第11位「IN BED with LiLy」LiLy

第11位は作家LiLyさんが、女心をガッツリと語ってくれています。LiLyさんと4人の女友達とのセックストークが繰り広げられていて、この5人は架空の設定なんだけど、まるでリアルな女子トーク。悪女もいればピュアな子、一児の母もいる個性の光る仲間たち。明け透けにケンカをしたり、お互いを羨ましがったり、寂しくなっちゃったり、ハッピーオーラ前回だったり。女子はニヤニヤしながら読んでしまうこと間違いなしです♡

第10位「必要なのはコスメではなくテクニック」長井かおり

「化粧下手だよね」と母と妹に言われ続けて早10年。ついに勉強しなくてはっと決意して手に取ったのがこちらの本。流行に左右されない、一生使えるテクニックが100個紹介されています。

● 顔を洗った1秒以内に化粧水
● ファンデーションは頬にだけ塗る
● マスカラは折って使う

など。ちょっとした工夫で誰でもできるテクニックが満載です。メイクが変わるだけで、人の印象もどんどん変わっていきます。会社で「綺麗になりましたよね」と年下の後輩から言われたときはもう最高!紹介されていた化粧品で欲しいものを全て足したら8万円!!ちょっとずつ集めています。

第9位「100%自分原因説で「天職」が見つかる!」秋山まりあ

あなたの仕事、天職ですか?私はまだ天職が見つけられていない時に出会って、衝撃を受けた一冊です。「100%自分原因説」で考えると、潜在意識のすごさに驚きます。中にワークがあるので、考えながら読み進めていけます。ちなみに私は過去のトラウマが判明して、ジェットコースターで心臓が動くほどドキッとしました!!普段の生活にも、人間関係でも、時間の使い方や仕事のトラブル解決法など、いろいろな場面で使える思考術が盛り沢山です。

第8位「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」尾形真理子

この辺りから思い入れの強すぎる本になってきました。第8位は、LUMINEの広告が大好きで、いつも注目していたコピーライターの尾形真理子さん。なんと広告のキャッチコピーから実際にできた小説です。

渋谷のセレクトショップに来る女性たち5人が主人公の物語で、1本目の「あなたといたい、と ひとりで平気、を いったりきたり。」が突き刺さりました。長く付き合っているカップルには共感できるんじゃないでしょうか。特にポン酢のくだりが「もう、わかるー!」という感じ。友達に貸したら泣いたと言っていました。ちなみにルミネの広告はこんな感じです。

▼運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。

▼未来を信じなきゃ服なんて買えない。

▼似合ってるから脱がせたくなる

第7位「旅猫リポート」有川浩

号泣しました!!!!野良猫から飼い猫になったナナと、心優しいサトルの物語。退っ引きならない理由でナナを飼えなくなり、手を上げてくれた友達の元を訪ねる旅に出ます。ナナは頭が良くて、サトルのことが大好きで。サトルもナナのことを大好きで。心が洗われるような物語です。優しい気持ちになりたいときにぜひ手にとってみてください。

第6位「女という生きもの」益田ミリ

ミリさんの絶妙な抜け感がたまりません♡勝手なイメージで下ネタを言わないのかと思ったら、一発目からふんだんに盛り込まれています(笑)サバサバしていて面白いです。40代のミリさんが女子の特性を観察して深掘りしていきます。女なら誰もが通る道かもしれません。「確かに!」という共感がいっぱいの「女という生き物」を改めて発見してみるのはいかがですか?

アラサー女子におすすめ本!第5位〜1位

さぁ、ついに第5位〜1位をご紹介します!ビジネスからエッセイまで幅広く揃ったので、詳しく見ていきましょう。

第5位「たった3行のシンプル手紙術」むらかみかずこ

色々な本で「直筆の手紙」が勧められていますが、書き方が難しく感じている人におすすめの本です。お食事に誘ってもらったお礼、アポのお礼、プレゼントのお礼。そんな些細なご挨拶が、メールやスマホに慣れてしまった現代社会の人の心に刺さります。

手書きでたった3行書くだけなら1分くらいで終了。でも、その1分を自分のために割いてくれたんだという感謝はずっと心に残りますよ。私もうまく言葉が出てこなくて悩むことが多々あります!サラサラと書けないからこそ、こういう本があるととっても便利。

● お礼
● お願いするとき
● お断りするとき
● 謝るとき

など、いろんなシチュエーションごとに例文がたっぷりと載っています。

第4位「47都道府県女ひとりで行ってみよう」益田ミリ

月に1度旅に出て、4年かけて47都道府県を制覇したミリさん!しかし、名物料理を無理して食べるわけでもなく、現地の人と無理に交流もしない。ゆるーく旅しているのがみりさんの旅の形なんだとほんわか読めます♡やってみたいなぁと思ったのは「帝国ホテル東京1泊旅」。いつかユリーカのパンケーキを食べに行きたいです。自分の生まれた都道府県の順番が来るまでワクワクするし、日本の新しい発見にもなりますよ!

第3位 「「明日の服」に迷うあなたへ」大草直子

「服がなーい!明日、何着よう」と毎日迷っちゃう人に、オススメの一冊です。わたしは4年前に購入してからというもの、定期的に見返しています。もう何度見たかわからないほど参考になる本です。

● ベースカラー(ネイビー・ブラック・グレー・カーキ)を決めることからスタート
● 例えばネイビーにしたら、ネイビーから服をグラデーションになるように揃えていく
● どれを合わせても素敵に似合うようになる!

という仕組みなんです。ちょっとずつ集めていったら全てネイビーのグラデーションになるようになって、コーディネートがとっても楽チンになりました。せっかくだから毎日お気に入りのワードローブでお出かけしたいですよね。

第2位「ここからは、オトナのはなし」LiLy

第2位はLiLyさんの、ものすごく破壊力のあるエッセイです!まるで女子会に参戦しているような赤裸々加減。30代の女性の気持ちや、世界に浸れます。結婚、出産、子育て、離婚、セカンドバージンからの夜遊びなどこんな風に悩んで笑っていくんだろうなぁと共感してしまいます。30代女性の皆さんは共感の嵐だと思います。

● 忙しすぎて女子会に参加できていないなという人
● 子育て中で女子力ってなんだっけ?という人
● 恋愛したいわー!という人

におすすめです。

第1位「ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法」エリカ

単身ニューヨークへ渡り、起業したエリカさん。ニューヨークの女性たちから学んだ生き方が紹介されています。そもそも、ニューヨークで起業するってすごくないですか?エリカという名前から、アメリカ人かハーフの方なのかと思いきや、全く英語が喋れないところからスタートした日本人の方でした!いまではペラペラだと思いますが、その背景を持っているからパワーがとにかくすごいんです。

● 非日常のドレスは、気分を上げる心のお守り
「ちょっと聞いて」の続きはポジティブな話で
グチを言い合う友より、一緒に祝える友
人生における究極のメンターは、自分自身

パワフルでキラッキラなエリカさんの人柄が伝わってきて、言葉からもパワーがもらえます。そして気分が上がるし、なぜかとてつもなくタイトスカートにヒールが履きたくなりました。私だけ?(笑)ニューヨークにも行きたくなります。パワーが欲しいときにぜひ♡

関連記事>「ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法」エリカ

まとめ

アラサー女子におすすめの本を紹介しました。31歳当時の私目線なので、これからもどんどんパワーアップしたい系の本が多い気がします。子供が生まれたら子育ての本が増えるかもしれないし、それはまたまとめを作るときのお楽しみということで♡またおすすめの本を更新していきます!

読みたい本がありすぎた人は・・・

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流行や消費者心理をつく仕組みを知る!【今日のセレクト本vol.30】

「この商品を売ってください」と言われたら、あなたはどんな手法を考えますか?実は流行を作ったり消費者心理をつくには、仕組みがあるんです。

こちらの記事では消費者心理について詳しい、博報堂若者研究所リーダーの原田曜平氏著の「それ、なんで流行っているの?」をご紹介します。広告業界の人、マーケティングについて知りたい人、売りたい商品をどうPRしたら良いか迷っている人、コミュニケーション能力を高めたい人におすすめの一冊です。

「それ、なんで流行ってるの?」の内容

 

「それ、なんで流行ってるの?」 はヒット商品や流行事象から学ぶヒットの方程式を解説してくれます。「インスタ映え」「カープ女子」「双子コーデ」などが流行った背景には、消費者の心理のツボを見つけて、それにそう提案や発信が大切です。

そして消費者心理の隠れたニーズを引き出すのに必要な「インサイト(洞察)」という考え方。インサイトの考え方を紐解きながら、ヒット商品の方程式を解説してくれます。

若者研究所ってすごいところ

読んでいて初めて知ったのですが、博報堂には若者の動向や思考について研究する研究所があったんですね。私が働いていたので中小の広告代理店だったので、研究所という立派なものはありませんでした。

営業がクライアントさんからもらった情報をもとに、広告を打っていくという単純明快な構造です。でも、博報堂では広告を打つには、まずマーケティングありき。調査によってこの商品には「こんなニーズがあるのではないか」ということを探るところから始めていきます。

著者の原田曜平さん

原田さんはその若者研究所のリーダーで、「さとり世代」「マイルドヤンキー」という言葉を生んだそうです!聞いたことある!という方もいるのではないでしょうか。

この2つの言葉も、調査をしている中で感じた違和感や若者の動向についてモヤモヤしているところから生まれたそうなんです。それが、多くの人の「そう、それ!」という言語化されていなかった現象を見事に言い当てたことで、流行語に発展していきました。

流行を作りや消費者心理をつくヒット商品の仕組み

「そう、それ!」がヒットのキーワード

この「そう、それ!」というのがまさに消費者心理をつく「インサイト」です。なんとなく、薄々感じてはいたけれど、言語化できなかった「消費者の潜在ニーズ」を引き出す力です。

例えば『逃げ恥』のヒットは、最近の若者にとって恋愛は面倒臭いものになってきているという前提に成り立っています。ドラマの中でみくりと平匡は、家事をしたら給料が受け取れるという条件のもと、恋愛感情なしの「報酬付き契約結婚」をします。

そこからだんだん信頼関係が生まれて、恋心が生まれてくるわけなのですが、この突拍子もない設定が、恋愛をするだけの理由としてウケたんです。

そう、それ!それだったら、恋愛に発展するのもわかる!

という風に。

全てのヒットは因数分解できる

「インスタ映え」「カープ女子」「うんこドリル」など膨大なヒットの例を使って、インサイトを紹介してくれています。そこでわかったのは、全ての事象は因数分解できるということ。

いまの私は読んでいて「なるほど」と思うレベルで、自分自身で何かできるわけではないのですが(泣)これは練習だそうです。

ヒット商品や優れたビジネスの裏には「インサイト」が存在している

本の後半では、インサイトを使った広告や仕事の作り方、インサイトの見つけ方が紹介されています。圧倒されるばかりの内容だったのですが、インタビューの手法で2つの手法が紹介されていました。

その1つ、相手に自分を信頼させて喋らせてしまうという「ラポール形成法」が紹介されていたのですが、私も日常的にいつもやっていたからなんだか誇らしく感じました!これこそまさに、「そう、それ!」ですよね(笑)すっかりハマってしまっています。

「そう、それ!」を見つけて、ヒット商品を出したい!

今回この本を取ったのは、もっとこのサイトを盛り上げたかったから。笑

どうして売れるのか?どうしたら売れるのか?ということを探りながら読んでいくと、分析方法が薄っぺらかったことがわかりました。消費者心理をつくには、かっこいいうわべだけのキャッチコピーではなく、もっともっと動向を調査してそのインサイトを見つけることが最優先!今考えられることは以下の2つ。

● ラポール形成法を使う
→もっと私を知ってもらうことで、信頼をしてもらう。

● 平日の夜中にできるような情報を提供する
→このサイトを見てくださっているのは働くアラサー女子。
仕事も大変なので、土日は遊びたい。ということで自分の時間に当てられるのは平日の夜。

ということを考えました。合っているのかな?わからないけれど、この方法で少し進んでみたいなと思っています。まだまだ足りないことも多いけれど、皆さんに役立つ情報をお届けしたいと思っています。

もし、アドバイスをいただける天使のような方がいたら、お問い合わせからご意見をどうぞよろしくお願いします。「こんな話題があったら嬉しい!」「こういうのよかったよ」というような軽いノリでも嬉しいです。

インサイトへの敏感力を磨いて、成功する!

「それ、なんで流行ってるの?」は流行を作る方程式を知ることで、自分の仕事やビジネスに活かすことができます。「インサイト」をつかむことが上手になれば、ヒット商品を生み出すことも、流行を作り出すこともできるはず!

SNSやブログなど、Webから発信できる時代だからこそ、私たちにも平等にチャンスはあります。「インサイト」に敏感なのは、芸人さん。とりわけウーマンラッシュアワーの村上さんが敏感なのだとか!

私のようにヒット商品を出したい人、広告業界の人、マーケティングについて知りたい、売りたい商品をどうPRしたら良いか迷っている、コミュニケーション能力を高めたい人は手にとってみてください。

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「ランチのアッコちゃん」柚木麻子【今日のセレクト本vol.28】

仕事の方法って悩みませんか?「あの人にはできてどうして私にはできないんだろう」と思ってしまうことがたくさんあります。

そんな時に少し答えをくれそうなのが今日ご紹介する、柚木麻子さんの『ランチのアッコちゃん』です。ネタバレしないあらすじ、ランチのアッコちゃんの魅力やビジネスにつながるポイント、名言をご紹介します。

ランチのアッコちゃんあらすじ

 

地味な派遣社員の三智子(みちこ)は、彼氏にフラれて落ち込んでいました。そこで声をかけてきたのが、アッコさんこと黒川敦子部長。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」と言われた三智子は、周りの社員にバレないように自分のお弁当を渡す代わりに、アッコさんからランチ代とルーティーンにしているランチ店のメモをもらいます。

アッコさんのランチは気まぐれではなく、日替わりで行く先が決めてルーティン化しているのが特徴です。毎日アッコさんのルーティーンランチを体験し、行く先々の店員さんやお客さんと話をしている中で、三智子の中でたくさんの気づきが生まれるというストーリー。ほかにも4つの短編が掲載されています。

累計40万部の大人気シリーズ

このアッコちゃんシリーズ、第3弾まで出ている人気シリーズです。累計40万部発行されていて、

読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!!

と紹介されています。働いているアラサー女性におすすめの、元気が出る小説なんです。

ランチのアッコさんの魅力

アッコさんのランチを読む中で、私が魅力に感じた点は以下の2つです。

①同じ時間を過ごしても差が出ることに気づく

三智子はこれまで、社内でお弁当を食べていました。一方でアッコさんは外に出て、いろんな人と交流していました。同じ会社に勤めていても、ランチの時間だけで人脈は広げられるし、自分の過ごし方次第なんだなぁと考えさせられました。

「人脈を広げたい」「自分を成長させたい」という意識の仕方一つで、こんなにも差が出てくるんです。普段の私の生活を見ても、家にこもって作業をしていたり、ヨガのレッスンには行くけれど挨拶以外は何も会話がない…ていうことも良くあります。

②アッコさんを見習うと変化がでた

今日はアッコさんを見習って、ヨガのレッスンに行った時に常連さんと朗らかに話してみました。お互いの家が近いことや、仕事の事情もシェアできたりと、新しい発見がありびっくり。

そして、愛犬の散歩でも話しかけたそうな方に「こんにちは」と挨拶してみました。すると不思議なことに10人以上の人と話せたんです。春の陽気のおかげもあるかもしれませんが、たったこんな心の持ちようで変わるものかと驚きました!

ランチのアッコちゃんはビジネスチャンスのヒントに繋がる

『ランチのアッコちゃん』は、全部で4つの短編集。名言も出てきますし、4つのパターンのビジネスが出てきてとても勉強になります。気づいたのが以下の2つ。

①ダメなら自分の立つステージを変える
②世の中の見方を変える

詳しく解説しますね。

①ダメなら自分の立つステージを変える

何度チャレンジしてもうまくいかずに凹んでしまうことは、よくあります。「私には才能がないのかな」と感じてしまうことも私もよくありました。

でも、1つの仕事でうまくいかなかったからって、その人がダメなんじゃない。その時にもらった言葉を成長の糧として捉えて、自分が輝けるステージに移動すればいいだけなんですよね。色々なビジネス本で言われていたエッセンスが詰まっています。

②世の中の見方を変える

また、アッコさんがビジネスを展開して行く世界がとっても刺激的でした。「夜食のアッコちゃん」という第2話でのこと。アッコさんが始めたポトフのお店を三智子が手伝うことになったのですが、その時間が夜更け。

そこで「こんな夜更けにポトフを買ってくれるお客さん、本当にいるんですか?」という質問をぶつけます。すると

あなた、世の中の人間が全員、朝起きて夜寝ると思っているの?皆、あなたみたいに九時から六時のタイムスケジュールで働いていると思っているの?

とアッコさん。自分が当たり前と思っていたことから一旦離れて見ること、世の中の見方を変えることで、世の中のニーズに気づくことができるんだなということに気づけました。発想の転換をして、何かニーズを見つけてビジネスにしたいという人の参考になるかもしれませんね。

ランチのアッコちゃんのまとめ

『ランチのアッコちゃん』は読んでいると元気になる小説です。実は知っていたけれど気づかなかったこと、自分でもできそうな新しい発見があります。

元気が欲しいという働く女性、私にあう仕事ってなんだろう?と探している人、うまく会社でやっていく方法を探している人も読んでみてくださいね。

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恋愛に仕事に思わず共感。アラサー女性におすすめの小説10選

アラサーは恋愛、婚活、仕事と忙しくて、多くの悩みを抱えてしまいますよね。そこでおすすめなのが、小説を読むこと。思わず共感して、いろいろな悩みも解決してしまうはずです。

そこでこちらの記事では、アラサー女性におすすめの小説をご紹介します。20代から30代におすすめの恋愛小説、婚活小説、仕事をしている働く女性向け小説、心が温かくなる家族の小説をピックアップして情報をまとめました。簡単なあらすじや、おもしろポイントをご紹介するので参考にしてみてくださいね。

アラサー女性におすすめ恋愛小説4選

まずは大人女性におすすめの恋愛小説から見ていきましょう。大人女性におすすめの小説は、こちらの4冊です。

1. 試着室で思い出したら本気の恋だと思う

将来が不安になる彼と付き合い続ける女子、不倫に悩む女性、元彼の結婚式のスピーチを依頼されるOLなど。彼女たちが訪れる路地裏のセレクトショップでは、オーナーと一緒に選ぶ一着を着ると不思議と気持ちが素直に、前向きになります。

恋愛に悩んでいた20代後半で読んで、ビビビと来てしまい、何人も恋愛に悩んでいる友人に勧めた本です。ルミネのコピーライターをしている尾形真理子さんの作品なので、ファッションに興味がある人には身近かも。大人の女性におすすめの恋愛小説です。

2. ウエハースの椅子

会ったときに恋してしまった彼と付き合っている38歳の画家の私。恋人にはすでに幸せな家庭があり、一緒にいるときは幸せでも、だんだん絶望と孤独に閉じ込められてしまいます。

いわゆる不倫の小説です。私が1番大好きな恋愛小説の女性作家さんで、絶望や失望、孤独の描写がとにかく手に取るように伝わります。幸せな不倫を描いている小説もあるけれど、こちらは逃げ出したい気持ちになるから、不倫を抜けたい人、年齢的にアラフォー女性にもおすすめの小説ですね。

3. カフーを待ちわびて

 

沖縄の与那喜島に住む明青(あきお)は、旅先で「嫁に来ないか」と絵馬に書いてみました。それをきっかけに、本当に花嫁がやってきちゃった物語です。

「カフー=いい知らせ、幸せ」という意味があり、その名前をつけられたわんこもとても可愛いです。恋愛小説だけでなく、島の開発や駆け引き、いじめなどいろいろな問題が絡み合って読む手が止まらなくなります。さすが原田マハさん。島ののんびりした空気にも触れられる、人気小説です。

アラサー女性におすすめ婚活小説2選

続いては、婚活しなきゃと悩む女性、婚活がうまくいかないなぁと疲れ気味な女性におすすめの小説をご紹介します。読めば元気になる2冊です。

4. ブリジット・ジョーンズの日記

ブリジット・ジョーンズアラサー、結婚歴なし、会社員。あと3キロ痩せてタバコをやめて、悩みも解決したい日々。そんなブリジットの1年間の日記が綴られた小説です。映画化されて世界中のヒット作になっているので、観たことがある人も多いでしょう。

プチプラコーデや派手なカラーパンツなど、ブリジットのしていることがイメージできちゃうのがおもしろいところ。しかもアルコールの飲み方、粉チーズを口に直接入れこむところは日本人なら「私よりすごい」とびっくりしてしまうはず。

そんなブリジットの婚活が見所ですが、笑いも恋愛も悩みも共感どころが多すぎて、まずはブリジットから元気をもらうために読んでみてほしい一冊です。ちなみにこちらは上下含めて3巻まであり、3巻が何より面白い!はまった方はぜひ最後まで読んでみてください。(なんども読んでます)

5. うちの子が結婚しないので

老後の準備を始めた千賀子さんは、一人娘の友美(28歳・独身・彼氏なし)の将来が不安になります。このまま自分たちも親戚もいなくなってしまったら、と娘な孤独な老後の姿がよぎり、親が子供の身上書を持ち合ってお見合いをする「親婚活」に踏み切ることにしました。

親婚活ということを知りませんでしたが、逆に家族構成も条件もわかっていい面もあるのかなぁと新鮮でした。婚活に困っている人や出会いがないなという人は、新しい視点が見つかるかもしれません。

アラサー女性におすすめ仕事の小説3選

続いては、仕事をしている働く女性におすすめの小説を見ていきましょう。

6. ハレノヒ食堂の朝ごはん

吉祥寺にある朝ごはん専門店「ハレノヒ食堂」。ネットカフェ難民の深幸(みゆき)が、ひょんなことから食堂で働くことになります。店主の晴子さんの過去や、なかなか「おいしい」と言ってくれないアラン会長、辛口女子高生の茜ちゃん、ホームレスのヨシさんなど、個性的なキャラクターも魅力です。

どんな仕事をしてもダメで、落ちるところまで落ちてしまった深幸ちゃんが、輝ける場所を見つけて仕事をがんばる姿に励まされます。実は晴子さんにも事情があったり、周りの人が助けてくれたりと、いつも支えられている自分の環境にも気づけるきっかけをくれるでしょう。

7. パンとスープとネコ日和

母を亡くしたアキコは、長く勤めていた出版社をやめて、母の食堂を改装してサンドイッチとスープのお店をオープンします。手間暇をかけて作るランチのみの提供で、周りの商店街の人や、一緒に働くシマちゃんなど愛おしい日々が綴られています。

長く会社に勤めることも立派だけど、急に方向転換して自分らしい生き方を始めることもありなんだと感じさせてくれる小説です。小林聡美さん主演でドラマ化もされていますし、シリーズ化して今は第4弾まで出版されています。同じ群ようこさんだと、「かもめ食堂」「れんげ草物語」もいい味を出していて女性のおすすめの文庫です。

8. ランチのアッコちゃん

派遣社員の三智子は、部長のアッコさんに声をかけられて、1週間ランチをとりかえっこすることになりました。三智子が自分のお弁当を渡す代わりに、アッコさんからランチ代と、ルーティーンで訪れているランチ店のメモをもらって毎日アッコさんの代わりにランチを食べにいきます。

同じ会社に勤めていても、ランチタイムだけで人脈は広げられるし、同じ時間を過ごしていても時間の使い方次第で可能性が広がることに気づかされます。毎日会社と家の往復でつまらないな…と感じている人にぜひ。

アラサー女性におすすめ心が温かくなる家族の小説

最後に、家族の温かさを感じるハートウォーミングな小説をみていきましょう。共感するのと同時に思わず感動したり、家族との時間を大事にしたいと感じさせてくれる2冊をご紹介します。

9. ミトン

ラトビアがモデルの物語です。主人公のマリカは、外遊びが大好き。彼女の一生を通して、ルップマイぜ共和国の暮らしや伝統もかいま見れる、ハートフルなお話です。大切な人のために編むミトンの意味や、ミトンを通じて交わされる家族の会話に思わず涙が出てしまいます。

小川糸さんの本をたくさん読んできましたが、1番好きな本でした。マリカとヤーニスが素敵すぎて、ピュアで、この情報社会でいろいろな情報に溢れているけれど本当に大切なものは目の前にあるんだよ、ということを教えてくれます。

10. キネマの神様

最後にご紹介するのはキネマの神様です。39歳独身の歩(あゆみ)は、突然大企業をやめました。同時にギャンブル好きな父が倒れて入院、多額の借金が発覚し、一家は下降気味。そんな時にお父さんが雑誌「映友」に歩の映画の感想を投稿したことをきっかけに、編集部採用され、お父さん自身もブログをスタートさせることに。

映画が家族をつなぎ止めてくれること、たくさんの人との繋がりをもたらしてくれることにジーンと来てしまう小説です。志村けんさんがお父さん役で出演予定だったということで、話題になりました。読んでみて、まさにはまり役だっただろうと感じざるを得ません。

アラサー女性におすすめの小説のまとめ

アラサー女性におすすめの小説は、悩みを解決してくれたり、共感するポイントがたくさんあります。主人公の姿に自分を重ねて、幸せに生きる方法が見つかるかもしれません。

通勤電車や夜寝る前のリラックスタイムに、ぜひ手にとってみてくださいね。

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