ヨガインストラクターの志望動機・自己PRの作り方|例文や面接で聞かれる質問も紹介

ヨガインストラクターの面接を受けるなら、志望動機や自己PRが重要です。面接で聞かれる質問や刺さる自己PRには、ポイントがあります。この記事ではヨガインストラクターを目指す人やオーディション前の人に向け、ヨガインストラクターの志望動機について解説します。未経験や異業種の転職での志望動機の例文や、面接での注意点、履歴書の資格の書き方も紹介します。

ヨガインストラクターの志望動機の作り方

ヨガインストラクターの志望動機を作るには、4つのポイントを押さえると面接官に意欲が伝わりやすくなります。以下の流れで作ってみましょう。

1.興味を持ったきっかけを伝える

ヨガとの出会いや、興味を持ったきっかけを伝えます。興味を持った経験は人それぞれになるので、どんなきっかけでも構いません。ヨガの面白さに触れて、興味を持ったきっかけがオリジナルの志望動機のひとつになります。たとえば以下が例です。

  • スポーツジムでなんとなく入ったクラスでハマってしまった
  • 旅行先で面白そうだったビーチヨガで好きになった

2.なぜヨガインストラクターを目指したのかを盛り込む

次に、なぜインストラクターを目指すようになったを加えましょう。ヨガインストラクターに憧れたきっかけをまとめます。

  • 習っていた〇〇先生のような穏やかなクラスを持ちたい
  • 仕事でストレスを感じていた時に癒されたので、私もたくさんの人に癒したいと思った
  • ダイエットに成功したので、痩せなくて辛い思いをしている女性の力になりたい

3.目標を伝える

どんなヨガインストラクターを目指しているのかどうか、目標を語ることも大切です。とくに未経験の人や異業種から転職する場合は経験やスキルはありませんが、目標は話すことができます。ヨガインストラクターの理想像を話しましょう。

  • 1年後にはNo.1のインストラクターになりたいです
  • 来てくださるみなさんが大満足できるレッスンをしたい
  • 3年後には店長を目指したい

4.このスタジオを選んだ理由を伝える

なぜこのスタジオを選んだのかという理由も、必ず入れるべき志望動機のポイントです。事前にスタジオについて調べて、特徴や強みに合わせてスタジオを選んだ理由を伝えます。このスタジオでヨガインストラクターとして活躍したい熱意を伝えましょう。

  • ずっと通っていた愛着のあるこちらのスタジオでレッスンがしたい
  • おしゃれな空間で綺麗な女性になるためのヨガを伝えたい
  • 幅広い年齢層の生徒さんが通うスタジオでレッスンがしたい

ヨガインストラクターの志望動機例文

ここからは、ヨガインストラクターの志望動機の例文をご紹介します。志望理由別に「新卒やインストラクター未経験で正社員に応募する場合」「異業種から転職する場合」「フリーランスで応募する場合」の3つに分けて見ていきましょう。

新卒やインストラクター未経験で正社員に応募する場合

大学時代からヨガに傾倒し、ヨガの受付のアルバイトまでするヨガ漬けの毎日を送っていました。就職を考えたときに、ヨガインストラクター以外の道は考えられませんでした。御社の日本の女性の健康を第一に活動されていることに共感し、応募させていただきました。より多くの生徒さまに来ていただける指導力と影響力のある、ヨガインストラクターを目指したいです。10年後にはレッスン開発や後輩育成ができるように、日々精進していきます。

異業種から転職する場合

会社員時代の運動不足解消に、こちらのスタジオに3年間通っていました。ヨガで体の不調がなくなり、心も穏やかになる効果を感じてから、私もヨガインストラクターとしてたくさんの人に関わる仕事がしたいと思うようになりました。退職してスクールに通い、RYT200の資格を取得したので、ずっとお世話になったこちらのスタジオが応募させていただきました。まだ未熟ではありますが、これまで受けてきたレッスン経験をもとに、来てくださる生徒さんの気持ちに寄り添えるようなレッスンを目指したいです。

フリーランスで応募する場合

私はフリーランスのヨガインストラクターとして、7年間レッスンを行っています。もともと体が硬かったのに、ヨガのおかげで柔らかくなった経験を生かして、初心者から中上級者まで楽しめるレッスンを心がけています。今回はプライベートで通っている御社で募集があったので、応募させていただきました。通いやすい雰囲気や、プロの指導者の熱量がとても高いスタジオにいつも惚れ惚れしています。高いレベルのレッスンが提供できるよう、毎回愛を込めてレッスンを行っていきたいです。

ヨガインストラクターの自己PRポイント

志望動機と合わせた大切なのが、自己PRポイントです。ヨガインストラクターとしての自己紹介をするときにも自己PRが必要なので、しっかり練っておきましょう。自己PRポイントは、以下のようなものがあります。

● ヨガが大好き
● 明るく前向きな性格
● 人と関わることが好き
● ヨガの指導歴や経験
● ヨガ周辺の知識

ヨガが大好きなことや、ヨガのレッスンをする時に必要なコミュニケーション力や明るく前向きな、みんなから憧れられるキャラクターも強みです。またこれまでの指導歴やヨガの経験、ピラティスやストレッチ、アーユルヴェーダや漢方などヨガに関する周辺の知識やスキルも即戦力としてアピールできるので、しっかり伝えましょう。どんな点が評価されるかは、適性から判断する方法もあります。ヨガインストラクターの適性については、こちらの記事も参考にしてください。

ヨガインストラクターに向いている人の8つの特徴・適性ポイント

ヨガインストラクターの面接・オーディションですること

ヨガインストラクターの面接やオーディションですることは、会社やスタジオによっても異なりますが、大きく分けて2つです。

実技選考

実技選考は、いわゆるオーディションです。個別の実技選考と、集団の実技選考があります。どんな実技選考が行われるかは企業によって異なりますが、実際に模擬レッスンを20分〜60分行うこともあるので、準備が必要です。中にはインストラクターがレッスンを行い、その動きがみられている場合があります。

スポーツジムやフィットネスジムの集団実技先行では、ピラティスやエアロビクスのインストラクター選考が同時に行われることもあるので、一緒に受ける人たちが生徒役になってオーディションが行われます。

面接

面接では、履歴書に書いた志望動機や自己PRをもとに行われます。面接官は1人の場合もあれば、数人いる場合があるなどさまざまです。職務経歴書に書いた資格や経歴が聞かれるので、きちんと確認しておきましょう。

ヨガインストラクターの面接で聞かれること・注意点

ヨガインストラクターの面接では、志望動機や自己PR、職務経歴などが聞かれます。新卒の面接では「なぜこのスタジオを選んだのか」ということ、中途の面接では「これまでの経験」とともに「このスタジオを選んだ理由」も聞かれるでしょう。

面接の注意点

面接では即戦力が求められることもありますが、それ以上に見られているのが対応力です。ヨガインストラクターとしてレッスンを持つときに、生徒であるお客さまに好意的な印象が残せるかどうかを見られています。笑顔でハキハキ対応することを心がけましょう。

新卒・中途ともに目指す人が多いホットヨガ最大手のLAVAのスピーチでは、自己紹介、自己PR、ほかの就職活動状況などが聞かれます。実際、中途採用では研修中に関東の店舗に数ヶ月間配属になるので、家をあけることになっても大丈夫かどうかを質問されました。未経験から目指す場合には、こちらの記事も参考にしてください。

未経験からヨガインストラクターに転職できる?経験談も紹介

服装・身だしなみ

新卒や中途の正社員採用の場合はスーツが基本ですが、フリーランスの場合は「服装自由」のこともあります。ヨガインストラクターは容姿で判定されることもあるので、身だしなみにはとことん気をつけましょう。服装が自由でもスーツで行く人もいますし、カジュアルすぎない好印象なブラウスやカットソー、足元はパンプスなどが無難です。

実技選考がある場合は、スタイルをよく見せるヨガウェアを選びましょう。ヨガオーディションについては、こちらに実体験をまとめています。

初めてのヨガインストラクターオーディションvol.1。私がした5つの準備

ヨガインストラクターの履歴書で気をつけること

最後にヨガインストラクターの履歴書で気をつけることをご紹介します。ヨガインストラクターは学歴や資格は問われませんが、資格があれば知識や技術がある証明になるので、即戦力として評価される可能性が高いです。「RYT200」など資格を取得している人は必ず記載しておきましょう。

ちなみにRYT200の履歴書の書き方は、「全米ヨガアライアンス認定」は書かずに「RYT200」「RYT500」のみで問題ありません。学歴や職歴も、話題になることがあるため正直に書いておきましょう。異業種からの転職の場合は、なぜヨガインストラクターを目指したのか、生かせる経験はあるのかを聞かれるので事前に準備しておくと安心です。

まとめ

ヨガインストラクターの志望動機は、なぜインストラクターを目指したのか、このスタジオを選んだ理由、インストラクターとしての目標を語れるとベストです。ヨガスタジオや企業に合わせて志望理由をまとめると、さらに熱意が伝わります。何度も練習をして、スムーズに伝えられるようにしましょう。

ホットヨガスタジオの「LAVA」は、正社員のヨガインストラクターの求人募集をしています。フリーランスよりも安定して働きたい、福利厚生の充実した企業で働きたいという人におすすめです。未経験から始められ、不安は選考会で解消できます。まずは1分で登録できるWeb選考会にエントリーしてみてください。

LAVAの選考会を予約する 

ヨガインストラクターから転職したい。転職理由・気をつけたいことは?

ヨガインストラクターを辞めたいという人は実は多く、転職することも珍しくありません。現実は大変な仕事なので仕方ないですよね。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターから転職したい人向けの情報をまとめました。転職理由で多いもの、転職で気をつけるポイント、職務経歴書の書き方、転職先の求人の探し方をご紹介します。

ヨガインストラクターが転職したくなる5つの理由

ヨガインストラクターが転職したくなる理由を調査すると、以下の5つのポイントがあげられます。それぞれについて詳しくみていきましょう。

ホットヨガで心も身体も疲れてしまった

1つ目は、ホットヨガで心も身体も疲れてしまう人です。1日に何度も40度近い高温多湿の空間でヨガをしていると、自律神経が乱れやすく、汗で体力も奪われます。疲れが抜けずに次の日を迎えることが多いので、肌も身体も心もボロボロになってしまい、辞めたくなってしまうようです。

体力がもたない

ホットヨガに限らず、ヨガインストラクターの活躍する常温のヨガスタジオやパーソナルジム、スポーツジム、フィットネスクラブでは体力勝負の仕事です。レッスン後も生徒さんとコミュニケーションを取るので、休む暇がなく次のレッスンに入る人も多くなります。とくに生理期間中はひどい貧血に悩まされ、常にふらふらという人も多いです。座っていられない仕事なので、休めないのがつらいところです。

残業が多くて休めない

さらに残業が多くて休めないという人もいます。多くのヨガインストラクターの働く企業では、シフト制が取られていますが、前日は23:00まで働き、次の日は朝晩で6:00からということも。これでは休むことができずしっかり働くのも難しくなります。週に定められている休日も不定休の場合は、なかなか友達や恋人、家族との予定もあいづらいでしょう。

給料が低い

給料が低くて生活するのがギリギリという人もいるようです。未経験からヨガインストラクターに転職できる企業もありますが、その研修費として「月額2万円」ほど天引きされてしまう企業もあります。「これだけ働いているのに報われない」という気持ちから転職に気持ちが向いてしまう人も多いようです。

ノルマがつらくてヨガが嫌いになりそう

物品販売、生徒数確保などノルマが辛くてヨガが嫌いになりそうという人もいました。ヨガが大好きでヨガインストラクターになったのに、ノルマばかりに気を取られていては、レッスンにも集中できません。企業は利益が出ないと経営が傾いてしまうことから、利益を重視することも仕方ありません。

しかしヨガよりも、営業的な企業に就職してしまうと、ヨガ自体から気持ちが離れてしまいます。ヨガレッスンに集中できるフリーランスに環境に変える方法もひとつの手でしょう。ほかにもみんなが辞めたくなる理由については、こちらの記事も参考にしてください。

※参考:みんながヨガインストラクターを辞める理由とは?正社員・フリーランス別に解説

ヨガインストラクターの転職での注意点

ここでヨガインストラクターが転職する際に気をつける点、注意すべきポイントについてご紹介します。

同業界で気をつけること

同業界で気をつけるポイントは、どんなヨガインストラクターを求めているのかを把握しておくことです。自分のヨガインストラクター経験が活かせることは即戦力になりますが、あまりにもレッスン方法や環境が違うと馴染むのも難しくなります。しっかり企業研究をしておきましょう。

他業界で気をつけること

他業界で気をつけることは、なるべく早めに転職活動をスタートさせることです。就職サイトには年齢制限がある職業もありますし、未経験の他業界への転職であれば若ければ若いに越したことはありません。他業界への転職については、こちらの記事も参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターの他業界への転職。求人状況や注意点

ヨガインストラクターの職務経歴書の書き方

ヨガインストラクターの職務経歴書を書く際は、就職先ごとに書き方を変えることが大切です。

ヨガインストラクターに転職する場合

違う企業のヨガインストラクターに転職する場合は、以下のポイントを押さえておきましょう。

● 担当したレッスン
● 営業成績・生徒数実績
● 昇格・昇進
● 部下の数

上記の内容を具体的な数値とともに伝えられれば、同じ業界でどれだけ即戦力として役立てるかをアピールできます。合わせてヨガインストラクターの志望動機も、企業研究をしてしっかりまとめましょう。

他業界に未経験で転職する場合

他業界に転職する場合は、ヨガのレッスンや内容を書いてもアピールポイントにはなりません。以下の内容を押さえて、ヨガを知らない人でも理解できるように工夫しましょう。

● 営業成績・生徒数実績
● 昇格・昇進
● 部下の数・指導実績
● 社内での役割
● 資格取得

ほかにもアピールできそうな点があれば、記載しておくことが大切です。その企業に貢献できそうな点を、公式サイトや企業研究から抽出して、自分なりのアピールポイントをまとめると効果的です。

ヨガインストラクターの転職先の探し方

ヨガインストラクターの転職先の探し方も、同業界か他業界かで異なります。それぞれの転職先の探し方について解説します。

同業界での探し方

ヨガインストラクターの求人は、「仕事がない」とはいうもののかなり募集がかけられています。比較的規模の大きな企業であれば、就職サイトでも募集がありますし、ヨガインストラクターのバイトであれば地元の求人誌でも見つけることが可能です。

たとえば大手ホットヨガスタジオのLAVA(ラバ)では、公式サイトで募集があり、正社員採用を行っています。研修でヨガレッスンのレベル向上がはかれます。特徴は福利厚生が充実していることで、産前産後休暇、育児休暇を利用して復帰するママインストラクターも多いことで有名です。

ヨガインストラクター選考会を予約する 

他業界の探し方

他業界の就職先は、就職サイトをチェックするのがおすすめです。ほかにも公式サイトのみで募集をかけられている場合や、紹介で入社できる場合もあります。エージェントを利用すると、プロのアドバイザーが一緒に考えてくれるので利用するのもひとつの手でしょう。

まとめ

ヨガインストラクターは転職率が高い仕事なので、珍しくありません。このまま続けると体力も心も持たないと思ったら、考えるのもありでしょう。ヨガインストラクターとしてのキャリアを活かすなら同業界で、まったく別の道に進むなら他業界を選んで、後悔のない選択をしてくださいね。

みんながヨガインストラクターを辞める理由とは?正社員・フリーランス別に解説

ヨガインストラクターに憧れる人が多い一方で、ヨガインストラクターが合わないと辞める人も多い職業です。業界の特徴は、離職率が高いこと。この記事では、みんながヨガインストラクターを辞める理由について調査してまとめました。ヨガインストラクターを辞める理由、悩みや疲れを転換する方法について、現役インストラクターの私が解説します。

ヨガインストラクターを辞める理由とは【正社員の場合】

みんながヨガインストラクターを辞める理由はたくさんありますが、正社員の場合は残業、ノルマなど社員ならではの悩みがあげられます。

体力勝負で肉体的にハード

ヨガインストラクターは体力勝負の仕事なので、肉体的にハードで続けられなくなってしまう人が多いです。生理中も仕事なのでお休みすることができず、貧血でフラフラのままレッスンすることも日常茶飯事。ホットヨガでは、高温多湿のスタジオと外の室温の温度差が真冬には40度近くなることもあり、それだけで著しく体力を消耗してしまいます。自律神経を乱しやすいのは、ホットヨガインストラクターの職業病です。

ヨガインストラクターのイメージがストレス

「綺麗でいなくちゃ」「細くて健康的な体型をキープする」とイメージがストレスになってしまうこと。仕事以外の場面でも姿勢を良くして、いつでも見られる意識を保つことは至難の業で、食べるもの、飲みもの、美容にも力を入れなければいけません。ヨガインストラクターの評価は「どれだけ集客できるか」の人気にかかっています。

比較されることがストレスになる人は、ヨガインストラクターの性格としてきついものがあるはずです。人気ヨガインストラクターは女優やモデルさんが兼務していることも多いので、比較されても一般人は困ってしまいますが、現実問題として生徒さんは同じような視点で評価してくることもあります。

休めない・残業がある

「休みが取れずに疲れが抜けない」「残業がある」ということ。企業によっては「残業ゼロ」を打ち出していることもありますが、まだまだ減らないスタジオもあるようです。ほかの先生が体調を崩して代行に入る場合、その分誰かが休みが取れない状況もあるでしょう。

ノルマがある

「ノルマが辛い」ということ。スタジオによっては、プロテインなどの食品やヨガウェア、ヨガマット物販も仕事のうちに含まれます。「生徒さんのため」とはいっても、純粋にヨガを教えたい、ヨガに関わりたいと夢を持ってヨガインストラクターになったのに、実際はノルマを達成することに注力しすぎて辛いと感じてしまう人もいるようです。「ヨガが嫌いになる前にヨガを辞める」という人もいました。

経済的にきつい

正社員としてヨガインストラクターをしている人も、手取り20万円を切ることは珍しくなく、ヨガインストラクターで一人暮らしをするのは難しい場合もあるでしょう。経済的な理由からヨガインストラクターを諦めたという人もいます。

ヨガインストラクターを辞める理由とは【フリーランスの場合】

業務委託などでフリーランスで働いているヨガインストラクターの場合は、集客、休めないなど収入面に直結する悩みが多いです。それぞれ詳しく解説します。

集客できなかった

集客できなければ、レッスンがクローズになり、収入もなくなります。社員の場合はクローズでも給料は発生しますが、業務委託の場合は0円の措置を取るスタジオも多いでしょう。そのため集客できなければ、命取りになります。人気商売なのは仕方ありませんが、生徒さんとのコミュニケーション、自分のスタイル維持、ヨガの勉強など仕事の合間を縫って努力する必要があります。

休めない

フリーランスの場合は、業務委託契約でそのレッスンは責任を持って指導する必要があるので、なかなか穴を開けられないことも多いです。代行を立てられるスタジオもあれば、代行を認めないスタジオもあるようです。契約前に確認しておくと良いでしょう。

体力勝負で肉体的にハード

正社員と同様に、肉体的に辛い面もあげられます。フリーランスのヨガインストラクターは、1日に何本もいくつものスタジオをかけもちするので、移動だけで疲れてしまいます。とにかく体力勝負なので、疲れが溜まってきたときには心もポッキリ折れてしまうこともあります。

収入面が不安定

フリーランスはとくにいくつもヨガスタジオをかけもちしないと、正社員並みの給料を得ることは難しいので、お金と仕事のバランスが課題です。また現在のコロナ禍では、スタジオを閉める・休講するという場面も少なくありません。私が働いているスタジオでも「緊急事体宣言に伴い、来週からレッスンがクローズします」とLINE連絡が来て、そのままクローズという状態も何度も続いています。

業務委託の場合はクローズになれば、フィーは0円なので、すなわち収入も0円。他で補填しなければ生活は苦しい状態が続いてしまいます。いくつかスタジオを掛け持ちする、ほかに稼げる方法を持っておくということが大切な職業だということを肌で感じています。(私の場合は個人的に教えている生徒さんが多いこと、ライターの仕事が収入の軸になっているのでスタジオの打撃は少なくて済みました)

ヨガインストラクターの疲れや悩みを転換する方法

ここからは、上記で紹介した疲れや悩みを転換する方法について、見ていきましょう。ヨガを辞めたら楽になるかもしれませんが、実はヨガの先生をすぐ辞める選択をしなくても大丈夫かもしれません!ポイントは以下の3つです。

1.体力をつける
2.自分磨きをする
3.環境を変える、働き方を変える

それぞれにてついて、わかりやすく解説します。

1.体力をつける

まずは体力をつけることです。肉体的にハードで辞めたいと感じる人は、体力をつけてみましょう。スタジオレッスン後に疲れてしまう場合は、最初はつらいかもしれませんが早朝ウォーキングやジョギングをして、体力をつけてみます。また私の場合は、睡眠時間を多く取り、レッスンの2時間以上前に白米を食べるようにしたらパワーが出るようになりました。ごはんの取り方の工夫でも、体力はカバーできそうです。

2.自分磨きをする

イメージのストレスを抱えてしまう人は、自分磨きをしてみましょう。他人との比較で疲れてしまうなら「私は私、気にしない」というイメージをするか、徹底的に自分磨きをして最大限に自信をつけます。

美容が足りないと思えばマツエク、ネイルなどサロンの力を借りて、体型に自信をつけたいと思ったらレッスン中に負荷をかけてなるべく仕事中に痩せるようにします。笑 それでもダメなら、コミュニケーション力で仲のいい同僚、生徒さんを作って、愛嬌で人気を獲得してみましょう!

3.環境を変える、働き方を変える

これが1番大事なポイントですが、休めない・残業が多い・ノルマがつらい・経済的金銭的な理由で続けられないという場合は、環境を変えてみましょう。ステージを変えて働き方を変えると、ヨガインストラクターとして働き続けられる道もあります。

ほかのヨガスタジオで働く

現在働いている企業が辛ければ、ほかのヨガスタジオで働く方法もあります。残業や休日は求人募集に明記されているので、今働いている会社よりもよい待遇であれば、積極的にチャレンジしてみましょう。経験を活かして採用されるチャンスが大きいです。

LAVAは国内最大手のホットヨガスタジオで、月給は204,000円~600,000円。役職などにより段階的に給料がアップするので、やりがいも見つけられるでしょう。福利厚生も整っているので、フリーランスよりも安心な体制が整えられています。

ヨガインストラクター選考会を予約する 

働く場所そのものを変える

ヨガインストラクターにこだわらず、高待遇の場所を優先して働く方法もあります。たとえば転職エージェントサービスでは、キャリアアドバイザーが相談に乗ってくれ、希望にあった企業を紹介してもらえます。年収交渉や条件など、自分から言いづらい条件面の交渉もしてもらえることがメリットです。まずは登録から気軽に相談してみてください。

業界最大級の求人数と豊富な非公開求人!/DODAエージェントサービス 

転職する際に気をつけたいこと、転職理由については以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターから転職したい。転職理由・気をつけたいことは?

まとめ

ヨガインストラクターを辞める理由は、体力や経済的な理由、会社の待遇や福利厚生によるものが大きいです。このままやめて全く他業界の仕事を始める方法もありますが、環境や働き方を変えて、スキルや知識を活かす方法もあります。理想の働き方やヨガとの付き合い方を考えて、進路を選んでみてくださいね。ちょっとでも心が軽くなれば幸いです。

未経験からヨガインストラクターに転職できる?転職状況や私の経験談も紹介

未経験からヨガインストラクターに転職できるか、不安に感じてしまいますよね。答えはもちろんできます。この記事は、未経験からヨガインストラクターに転職する情報について詳しくまとめました。有利な資格や職務経験、志望動機、転職可能な年齢など、実際に会社員からヨガインストラクターに転職した私の経験も交えてご紹介します。

ヨガインストラクターへの転職状況

ヨガインストラクターは、他業界からの転職も多い職業です。実はヨガインストラクターから他業界に転職してしまう人も多い背景があることから、常に求人募集がかけられており、需要は高めといえます。「未経験OK」で募集している企業も多いので、まったくヨガインストラクターの資格や経験がない人でも、チャレンジすることが可能な職業です。ヨガインストラクターに転職しようか迷っている人は、まずは説明会に参加するなど情報収集をしてみて検討するのもよいでしょう。

未経験からヨガインストラクターになる方法

ここからは、未経験からヨガインストラクターになる方法について見ていきましょう。「ヨガインストラクターの仕事がない」という噂もありますが、実際きちんと探せば仕事はありますよ。

①求人を探す

まずは、就職サイトなどで求人情報を探します。ヨガインストラクターの仕事募集がかけられる代表的な求人を一覧にまとめると、以下のとおり。

● ヨガスタジオ
● スポーツジム
● フィットネスクラブ
● パーソナルジム・トレーナー

比較的大きなスタジオでは、ヨガインストラクターは未経験の中途採用もあります。たとえば大手ホットヨガスタジオのLAVAでは、就職サイトでの募集もかけられていますし、公式サイトにも詳しい情報が掲載されているので要チェックです。

LAVAの正社員

②応募する

資格は必要ない場合が多いので、一般的な転職活動と同じように書類選考・面接を経て採用となります。自社の研修を経てインストラクターデビューする形になるので、たとえばLAVAではヨガのレッスンを受ける選考はありますが、実際にレッスンをするテストは行われません。

ただしフリーランスでヨガインストラクターを目指す人の場合は、オーディションを勝ち抜かなければいけないので、ヨガインストラクター資格を取得した方が有利です。

ヨガインストラクターへの転職に資格はいる?

ヨガインストラクターの就職先が「未経験OK」の求人の場合は、転職するときに資格は不要です。まったくヨガをしたことがない人でも採用される可能性はあるので安心してくださいね。社員研修でヨガレッスンをするための基礎や方法を学べる企業もあります。

ただしフリーランスのヨガインストラクターとして応募する場合は、オーディションで模擬レッスンをする場合が多いので、資格を取得してしっかり習っておく必要があります。資格取得には2ヶ月〜2年が一般的で、全米ヨガアライアンス認定RYT200は取得に50万円ほどの費用がかかります。資格についてはこちらの記事も参考にしてください。

ヨガインストラクターにおすすめの資格。種類・期間・費用は?

ヨガインストラクターに転職する人の志望動機

ヨガインストラクターに転職する人に志望動機を見てみると、以下のようにまとめられます。

● 会社員時代に習っていたヨガで心身ともに健康になったので、自分もヨガインストラクターとして多くの人の幸せに関わりたいと思った
● 女性の美に興味があった
● 「未経験OK」に惹かれてプロになりたいと思った

ヨガインストラクターは未経験でも、ヨガに興味があった・ヨガをしていて楽しくて関わりたいと思ったということが伝えられるとよいでしょう。

未経験の志望動機

未経験の場合の志望動機は、「採用して即戦力として活躍してくれそう」「生徒(お客さま)に人気が出そう」と思われることがポイントです。ヨガへの興味はもちろん、なぜこの企業を選んだか、入社してからの目標をしっかり伝えましょう。未経験だからといってネガティブになる必要はありません。

役立つ職務経験はある?

ヨガインストラクターはレッスンをするだけでなく、生徒であるお客さまと接する仕事です。これまでの接客経験や、営業経験など、幅広い知識を役立てることができます。ほかにもピラティス経験者、フィットネスジムのバイト経験者、パーソナルトレーナーとして活躍したことがあるなど近い業界・業種は重宝される可能性が高いです。

志望動機については、こちらの記事も参考にしてください。

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-shiboudouki/”]

【経験談】ヨガインストラクターへの転職面接

ヨガインストラクターの転職面接では、企業によっても異なりますが、職務経歴書や履歴書をもとに面接が行われます。ここでは、私の経験談と、役立つ職務経験について見ていきましょう。実際にヨガインストラクターの転職面接を受けたときには、一般的な面接で聞かれることの受け応えがほとんどでした。

● 前職の仕事内容を教えてください
● 自己PRをお願いします
● 志望動機は何ですか?
● ほかに受けている企業はありますか?

など。1社しか受けていないのに、ほとんど面接の練習をしていなかったので最終面接で「ちゃんと自分ひとりで練習すればよかった!」というのが後悔ポイントです。面接では「お客さまの前でどんな対応をするのか?」「社員同士でうまくスタジオ運営できるのか?」ということが見られているので、人柄や印象を意識しておきましょう。

ヨガインストラクターへの転職可能な年齢は?

ヨガインストラクターへの転職可能な年齢は、20代〜30代がほとんどのようです。とくにホットヨガでは体力を消耗しやすく、ヨガインストラクターが大変な仕事なのが現実です。「辞めたい」というヨガインストラクターも多くて転職してしまう人も多い業界なので、なるべく若い世代の採用が好まれるでしょう。

ただしやりたい熱意があれば、何歳からでもヨガインストラクターを目指すことができます。年齢がネックになると考える人は、フリーランスの道がおすすめです。年齢について気になる人は、こちらの記事も参考にしてください。

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-age/”]

ヨガインストラクターへの転職のまとめ

ヨガインストラクターの転職は、未経験OKの採用も多いので、積極的に応募することができます。志望動機や企業研究をしっかりしてのぞむことがポイントです。フリーランスの場合はヨガインストラクター資格の取得を目指しましょう。

ヨガインストラクターとは?仕事内容・なるには・就職先のまとめ

ヨガインストラクターは憧れる女性が多い職業のひとつです。しかし資格の取得や、仕事があるのかどうか不安に感じてしまいますよね。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターとはについて詳しくまとめました。ヨガインストラクターの仕事、なるには・資格、働き方、就職情報、現役ヨガインストラクターの声をご紹介します。

ヨガインストラクターとは・仕事

早速、ヨガインストラクターとはどんな仕事なのかを見ていきましょう。業務内容やヨガインストラクターの1日、やりがい、つらいこと、就職先をご紹介します。

ヨガインストラクターとは

ヨガインストラクターとは、ヨガのポーズや呼吸法、哲学、考え方などを通じて、ヨガの魅力を伝える仕事です。ヨガは心や身体を整え、不調を取り除くほか、ダイエットや美容目的で始める人もいるため、生徒さんのニーズに合わせてレッスンを提供します。

ヨガインストラクターの仕事・業務内容

ヨガインストラクターの仕事は、レッスンだけではありません。レッスンの準備、レッスンの提供、スタジオの清掃、スタジオの宣伝、受付業務など多岐に渡ります。正社員の場合は、スタジオ運営まで幅広く担当しますが、アルバイトやフリーランスはレッスンのみの場合もあるので、仕事内容に合わせて働き方を選ぶことも可能です。

ヨガインストラクターの仕事

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターの1日の特徴は、正社員、フリーランス、副業によっても異なります。たとえば正社員の場合は、7:00〜23:00などの定時で8時間勤務で朝番・遅番で働くことがほとんどです。フリーランスの場合は、レッスンを中心にスケジュールを組むので毎日同じスケジュールとは限りません。

副業では、本業が休みの休日や仕事後の夜の時間を使ってレッスンすることになるでしょう。

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターのやりがいと魅力

ヨガインストラクターの魅力は、何と言ってもヨガの楽しさを伝えられること。ヨガが大好きな人にはまさに天職です。そして生徒さんの変化を目の当たりにできるので、「ポーズができるようになった」「リラックスできた」などの声をかけてもらえると元気がもらえます。

ヨガインストラクターのやりがい

ヨガインストラクターのつらいこと

逆につらいことは、体力勝負で疲れやすいことです。本業のインストラクターは1日2〜5本程度こなすことが多く、レッスンは午前中か夕方〜夜遅い時間に多くなるので、稼働時間も長くなります。そしてインストラクターのイメージがストレスに感じたり、給料や収入が安く、正社員の求人募集が少ないこともつらい点です。

ヨガインストラクターのつらいこと

ヨガインストラクターの就職先・勤務先

ヨガインストラクターの就職先・勤務先は意外にもたくさんあります。ヨガスタジオ、スポーツジム、地域のカルチャーセンターなどのほか、自主開催のイベントや独立開業してスタジオ経営する人まで。就職するには首都圏の方が有利かもしれませんが、ヨガ人口が少ない地方では、貴重なヨガインストラクターとして活躍するチャンスがあります。

ヨガインストラクターの勤務先

ヨガインストラクターになるには・資格

ここからは、ヨガインストラクターになるには、資格が必要かを見ていきましょう。インストラクターに向いている人、スクールや学費、目指す年齢についてまとめました。

ヨガインストラクターになるには・資格は必要?

ヨガインストラクターになるには、資格は必要ありません。ひと昔前の先生たちは、師匠から習い、ある程度上手になれば講師としてデビューするという道が一般的でした。しかし最近ではヨガの資格を取得して、安全で正しいポーズや指導法を勉強してからデビューするのが一般的です。

資格には「全米ヨガアライアンス認定RYT200」のほか、各協会で認定されている資格もあります。RYT200は世界中どこでも通用する資格ですが、各協会の認定資格であれば講師派遣をしてくれる場合もあるので、働き方のニーズに合わせて選ぶのもよいでしょう。

ヨガインストラクターの資格

ヨガインストラクターに向いている人・適正

ヨガインストラクターに向いてる人は、ヨガが大好きなこと、明るく前向きな性格、コミュニケーション力がある、人の役に立ちたいと思う人などが向いています。また体力が欠かせない仕事なので、体力・体型作りをすること、努力し続けられる面も必要でしょう。

ヨガインストラクターに向いてる人

ヨガインストラクターのスクール・学費

ヨガインストラクターのスクールは、「全米ヨガアライアンス認定 RYT200」の取得学校だけでも日本で50ヶ所以上あります。通い方も通学、オンライン、通信、合宿、海外留学などさまざまです。通学の場合、学費は50万円前後が一般的で2ヶ月〜2年で取得します。期間や学費、どのような流派のヨガを学べるかを比較して選びましょう。

ヨガインストラクター資格のスクール

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳からでも可能です。「遅いのでは?」と不安に感じた人もいるかもしれませんが、スクールに通う人は20代〜60代と幅広く、中には70代でデビューした人もいるのだそう。

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターの働き方

ここからは、ヨガインストラクターの働き方について見ていきましょう。給料、勤務時間や1日のレッスン数、雇用形態、独立についてまとめました。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの給料は、年収324万円〜380万円前後で日本の平均年収441万円と比べるとやや低めの水準です。月給は20万円前後が一般的でしょう。ただしヨガスタジオの正社員では、店長やマネージャーなどに出世すると50万円前後もらえることもあるようです。たとえば大手ホットヨガスタジオLAVAでは、正社員募集が随時行われています。給与は月給22万円〜60万円に設定されています。

>LAVAの求人を見る 

一方、1レッスンごとに契約をするフリーランスの場合は、1レッスンあたり3,000円〜5,000円前後が相場です。人気のインストラクターは1万円〜2万円前後となることもあり、自分でヨガ教室やスタジオを運営すれば、かなりの収入アップも狙えます。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの勤務時間・1日のレッスン数

ヨガインストラクターの勤務時間は、働き方によって異なります。正社員では8時間のシフト制がほとんどで、1日のレッスン数は2〜3本ほど。フリーランスはレッスン枠に合わせて働くため勤務時間は決まっておらず、1日のレッスン数は人によって異なりますが、1日2本〜4本が一般的です。

ヨガインストラクターの勤務時間

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの働き方の種類は、正社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス・業務委託、独立開業、副業と大きく6つの雇用形態があります。仕事内容や給料、メリットやデメリットがそれぞれ異なるため、「仕事がない」とならないように、しっかり検討して自分にぴったりな働き方を選びましょう。

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターは独立・開業が目指せる仕事です。資格を取得しすぐに開業することもできますし、ある程度スタジオで経験を積んでから、並行して独立開業するのもよいでしょう。自宅のヨガ教室やイベント開催、スタジオ経営まで働き方もさまざまで、成功すれば正社員以上の収入を得ることも可能です。

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターの就職情報

ここからは、ヨガインストラクターの就職情報について見ていきましょう。求人の探し方、志望動機、ヨガインストラクターから他業界への転職事情についてまとめました。

ヨガインストラクターの求人の探し方・未経験でも働ける?

ヨガインストラクターの就職先には、ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、フィットネスジム、スポーツクラブなどがあります。誰でも未経験から始めるのは当然なので、「未経験大歓迎」のスタジオも多いです。求人は求人サイトや公式サイトなどで募集されていることが多く、中にはスクールの派遣や知り合いの紹介で仕事につながることもあります。

ヨガインストラクターの求人の探し方

ヨガインストラクターの志望動機・面接

ヨガインストラクターの志望動機には「ヨガに興味を持ったきっかけ」「なぜインストラクターを目指したのか」「目標」「このスタジオを選んだ理由」の4つを盛り込むことがポイントです。面接では、模擬レッスンを行うなど実技試験が行われる場合もあります。オーディションや面接では、しっかり自己PRできるように準備しておきましょう。

ヨガインストラクターの志望動機

ヨガインストラクターから他業界への転職

憧れる人が多い一方、ヨガインストラクターは実は離職率が高い仕事です。他業界に転職する人も珍しくなく、スポーツインストラクターや全く違う企業で働く人もいます。ヨガインストラクターから転職を目指すなら、なるべく早めの転職活動を始めましょう。

ヨガインストラクターからの転職

現役ヨガインストラクターの声

最後に、現役ヨガインストラクターをしている私の周りのヨガインストラクターの先生たちの声をまとめました。これからヨガインストラクターを目指す人は参考にしてみてくださいね。

ヨガインストラクターを目指した理由

ヨガインストラクターを目指した理由を聞きました。

ヨガが大好きで仕事にしたいと思ったから。(30代女性・40代女性)

ヨガをもっと勉強したいと思ったら、資格を取るしかなかった。資格を取ったら自然とヨガインストラクターになりたいと思った。(30代女性)

手に職をつけたいと思った。(20代女性)

ヨガインストラクターを目指した理由はさまざまですが、「ヨガが好き」という気持ちが大前提のようです。

ヨガインストラクターをしていてよかったこと

そしてヨガインストラクターをしていてよかったことを聞きました。

リピートして週になんども足を運んでくださるのが嬉しい。(30代女性)

「先生だから」と来てくださる生徒さんが多くてやりがいを感じる(30代女性)

レッスンも楽しいし、自分も健康になってお金ももらえて一石二鳥(40代女性)

ヨガが好きだからこそ伝えられた喜びや、生徒さんの反応がダイレクトに感じられることが嬉しいポイントのようです。またお金をもらいながら自分も健康になれるのは、インストラクターならではの喜びともいえます。

ヨガインストラクターを目指す人にひとこと

最後にヨガインストラクターを目指す人に一言メッセージをもらいました!

ヨガインストラクターは素晴らしい仕事です。自分が至らなくて悔しいこともあるけれど、60代になっても体が動く限り続けられるのがこの仕事の魅力だと思います。(40代女性)

子育てしながら仕事ができるヨガインストラクターは、私の天職です。大変なこともあるけれど、毎回元気をもらえるレッスンの時間が大好きです。(30代女性)

ヨガインストラクターの仕事は楽しいことばかりで、これまで会社員でストレスだらけだった仕事の概念を覆してくれました!人生一度きりなので、チャレンジしたいと思った人はぜひ飛び込んでみてください。仕事を辞めなくても、副業で始めるのもいいと思います。(30代女性)

ヨガインストラクターに興味がある人は、まずはスクールの資料請求から始めてみましょう。情報集めするだけでも、具体的に目標が描けるようになるはずです。

ヨガインストラクターのまとめ

ヨガインストラクターはヨガを伝える仕事で、働き方も自由に選べます。これからの人生を自由なライフスタイルで過ごしたい人にぴったりの仕事でしょう。まずは資格を取ることからスタートして、ヨガインストラクターとしてキラキラな毎日を送ってくださいね。

おすすめの関連記事

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/ryt200-school/”]

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogashikaku-hatarakainagara/”]

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogaalliane/”]

ヨガインストラクターの就職先はどんなところ?求人の探し方や選び方のポイントを解説

ヨガインストラクターの資格を取ったら、未経験でデビューするのは不安ですよね。そもそも求人があるのかどうかもわかりません。この記事では、ヨガインストラクターを目指す人に向けて、ヨガインストラクターの求人について詳しくまとめました。ヨガインストラクターの就職先や求人状況、就職先の選び方、就職先の探し方を紹介しているので、参考にしてください。

ヨガインストラクターの就職先とは?

ヨガインストラクターの就職先には、以下のような選択肢があります。

● ヨガスタジオ
● ホットヨガスタジオ
● フィットネスジム
● スポーツクラブ

などなど。正社員で働く方法もありますし、フリーランスで業務委託契約する方法もあるので、希望に合わせて選ぶことが可能です。正社員の場合には、ヨガレッスンを担当するだけでなく、受付や接客、販売など周辺業務も一緒に行うことになります。

ヨガインストラクターの求人状況

ヨガインストラクターの求人状況は、常に募集がかけられている状態です。とくにホットヨガスタジオは入れ替わりが激しいといわれているので、求人サイトでも募集がかけられているのを簡単に見つけられるでしょう。たとえば大手ホットヨガスタジオLAVA(ラバ)でも、未経験からの募集が行われているので、安定して働きたい人にぴったりです。

公式サイト

ヨガインストラクターの就職先の選び方のポイント

ヨガインストラクターの就職先選のポイントは、正社員の場合とフリーランスの場合で分かれます。それぞれについて、解説します。

正社員の場合

正社員の場合は、雇用条件をよく確認しておくことが大切です。とくに「給料」「定時」「残業手当の支給など福利厚生」の3つはよく確認しておきましょう。給料が低めに設定されていたり、給料天引きで会社独自の研修費が引き落とされる場合は注意が必要です。

また正社員はシフト制の場合が多いですが、6:00〜23:00の中で8時間勤務の場合、23:00まで働いた次の日に早番の担当になれば、6:00から出勤しなければいけません。ライフスタイルや体力に問題ないかどうかをよく検討してから応募しましょう。そして残業手当や有給など、福利厚生が整えられているかも確認しておくと安心です。

フリーランスの場合

フリーランスの場合は、事前に情報が開示される場合が少ないので、わかる情報を集めておくことが大切です。オーディションの際に、しっかり質問できるようにしておきましょう。確認したいことは、主に以下の内容です。

● 1レッスンあたりの料金
● レッスン前後に担当する業務
● 代行してもらうときの注意事項

1レッスンあたりのフィーは、給料にあたることなのでよく確認しておきましょう。1レッスンあたり2,000〜5,000円が相場なので、これ以下の料金で実力に見合わないと思えば、お断りすることも大切です。またレッスン前後に担当する業務は、掃除などが一般的ですが、中には洗濯や接客をさせられてしまうスタジオもあるそうです。。

具合が悪いときにも代行NGとされるスタジオもあるので、万が一の代行についても確認しておきましょう。ちなみに私が働いているヨガスタジオでは、ヨガインストラクター全員が入るグループLINEがあり、代行レッスンの依頼をするとすぐに見つかる仕組みが作られています。

ヨガインストラクターの就職先の探し方

就職先の探し方は、主に求人サイトで探す方法、公式サイト、派遣、紹介の4つがあります。就職先の探し方について解説します。

1.求人サイト

ヨガインストラクターの就職先は、求人サイトに掲載されている場合もあるので、「ヨガインストラクター 求人+地名」で検索してみてください。東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、名古屋などでもよくみられます。「東京 未経験」などで検索しても出てきますが、未経験でも採用してもらえる場合があるので、選択肢は絞らない方がおすすめです。調べてみると常温の求人は少なめになっていて、ホットヨガスタジオの募集が多くかけられています。

2.公式サイト

ヨガスタジオでは、求人サイトではなく、個別の公式サイトで求人募集が行われていることも多いです。規模の小さなスタジオでは、求人サイトに掲載せず、Webサイトのみで募集している場合があります。気になるスタジオがあれば、随時チェックしてみましょう。「インストラクター募集」のバナーが小さく掲載されていて、そこから応募できることがあります。

LAVA」などの大手企業でも、公式サイトから直接募集が行われています。LAVAでは選考会の中でインストラクター経験者にリアルな体験を聞きながら、不安や疑問を解消できます。最終選考では筆記テストと簡単な自己紹介面接、ヨガの時間が行われます。ヨガは上手である必要はなく、現状がみられるのみです。エントリーは1分で登録完了し、選考会に参加できます。Web選考も実施しているので、積極的に応募してみましょう。

ヨガインストラクター選考会を予約する

3.派遣

ヨガ資格が取得できる協会や、スクールに登録すると、派遣として仕事を紹介してもらえる場合があります。チャンスがある人は登録だけでも行っておくと、視野が広がるでしょう。ただしレッスンフィーから手数料が取られてしまうこともあります。

4.紹介

ときには「〇〇先生の紹介だから」とオーディションなしで、信頼関係だけで採用してもらえる場合もあるようです。人脈があると就職先の可能性も広がります。

ヨガインストラクターの志望動機・面接の注意点

最後にヨガインストラクターの求人に募集した際の、志望動機や面接時の注意点について確認しておきましょう。ヨガインストラクターの志望動機は、「ヨガに興味を持ったきっかけ」「ヨガインストラクターを目指した理由」「どんなインストラクターになりたいのか」「なぜこのスタジオを選んだのか」の4つを盛り込むことが大切です。

ハキハキとわかりやすく受け答えができるように、練習しておくとよいでしょう。また面接時には、面接だけでなく実技選考がある場合が多いので、選考の時間に合わせてレッスンを練習しておく必要があります。スタイルを良く見せるウェア選びも大切です。志望動機の書き方については、こちらの記事も参考にしてください。

>ヨガインストラクターの志望動機・自己PR。面接で聞かれる質問は?

ヨガインストラクターの求人のまとめ

ヨガインストラクターの求人は、比較的簡単に見つけることができます。ただし条件は企業や会社、スタジオによって異なるので、地域別、個別のスタジオで検索して比較検討しながら、希望通り働けるスタジオを見つけてくださいね。誰にでも初めてはあるので、未経験でも心配する必要はありません。とにかくオーディション本番で間違えないように練習をしっかりして、臨みましょう。

おすすめの関連記事

ヨガインストラクターの仕事内容については、以下の記事でも詳しく解説しています。ヨガインストラクターへの不安や疑問を解消しておきましょう。ぜひ参考にしてください。

ヨガインストラクターの働き方の種類。違いを詳しく解説

ヨガインストラクターのやりがいと魅力的な6つのポイント。待遇や給料面も解説

ヨガインストラクターの他業界への転職。求人状況や注意点

ヨガインストラクターは離職率が高い仕事なので、他業界に転職する人も珍しくありません。しかし、やみくもに転職してもうまくいかない場合もあるかも。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターが他業界に転職するための情報を詳しくまとめました。

インストラクターをやめる理由や、転職先に選ぶ仕事、転職時に気をつけること、ほかの仕事で活かせる経験、年齢別の転職状況をわかりやすく解説します。

多くの人がヨガインストラクターを辞める理由・離職率

多くの人がヨガインストラクターを辞める理由は、「ホットヨガで心も身体も疲れてしまった」「体力がもたない」の体調面、「残業が多くて休めない」「給料が低い」「ノルマがつらくてヨガが嫌いになりそう」などの給料・待遇・仕事内容などがあげられます。

心も体も健康になるヨガのイメージがありますが、実際にヨガインストラクターの正社員として働く人の中には、「ヨガインストラクターを辞めたい」「ヨガインストラクターは辛い」と感じている人も珍しくありません。そのため離職率も高い仕事といえます。ヨガインストラクターを辞める理由についてはこちらの記事も参考にしてください。

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-yameruriyuu/”]

ヨガインストラクターが転職先に選ぶ仕事は?

ヨガインストラクターの転職先として選ぶ人がお多い仕事は、スポーツインストラクターです。スポーツジム、フィットネスクラブ、パーソナルトレーナーなどの求人があり、ヨガスタジオよりも給料や待遇が格段にアップすることも多くあります。

ヨガインストラクターを引退してまったく違う企業で働く人もいますが、事務などのデスクワークよりも体を使った仕事の方が性に合っているという人も多いのが事実。体を動かせるスポーツジムなどのインストラクターの求人は、ヨガインストラクターの転職先にあっているといえるでしょう。

ヨガインストラクターからの転職についてはこちらの記事も参考にしてください。

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-tenshokusitai/”]

ヨガインストラクターが他業界に転職するときに気をつけること

ヨガインストラクターが他業界に転職するときに気をつけることのポイントをまとめると、以下の2つです。

①早めに転職する
②応募する企業で活かせる経験をアピールする

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①早めに転職する

他業界に転職するときは、特に未経験採用の場合は「若さ」が武器になるため早めに転職することをおすすめします。企業から見ると、一から育てるには30代半ばの人よりも、20代前半のまだ頭が柔らかく社会人慣れしていない人が企業に染めやすい背景があるのです。

年齢制限がされていない場合も多いですが、実際のところは「30代半ばまで」「30代以降は経験者を優遇する」など一定の基準を設けている企業もあります。他業界への転職は、なるべく早めにスタートしましょう。

②応募する企業で活かせる経験をアピールする

そして2つ目は、応募する企業で活かせる経験をアピールすることです。ヨガインストラクターはコミュニケーション力、プレゼンテーション能力、クレーム対応、営業力などのスキルが身につきます。どの仕事でも活かせる経験ですが、応募する企業でまったく求められていなければ意味がありません。

その企業がどんな人材を求めているかしっかり企業研究してから、アピールするようにしましょう。他業界への転職に自信がない人は、キャリアアドバイザーにサポートしてもらう方法もあります。利用料は無料で、キャリアカウンセリングで求人の紹介を受けたり、書類添削や面接サポートが受けられるので対策はバッチリです。

転職求人情報doda

ヨガインストラクターの年齢ごとの転職状況

ヨガインストラクターとして活躍している年代が20代〜30代がメインになるので、転職している層も同じ年齢層になると考えられます。若ければ若い方が同業界も他業界への転職も有利になりますが、即戦力として活躍できるスキルや知識がある人であれば、どの業界でも年齢関係なく採用してもらえるチャンスはあるでしょう。

たとえばヨガインストラクターとして店舗運営に関わったキャリアがある人なら、「店長候補」として採用される可能性は高く、人気トップヨガインストラクターとして活躍した人なら、パーソナルインストラクターや営業職などほかの職種でも重宝されるチャンスが期待できます。

他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験

最後に、他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験について見ていきましょう。他業界の転職で活かせるヨガインストラクターの経験をまとめると、以下のとおりです。

● コミュニケーション力
● 営業力
● 指導力
● クレーム対応
● (店長経験者は)マネージメント力

など。ヨガインストラクターは生徒さんにレッスンに来てもらうためにコミュニケーション力や営業力が高い人が多いです。また人に教える指導力や、クレームがあったときのクレーム対応のスキルも磨かれます。未経験で入る他業界の職種でも、ヨガインストラクターとしての経験が活かせる場面はありますので、しっかりアピールしておきましょう。

とくにコミュニケーション力は周りの同僚たちとうまくやっていけるアピールポイントです。インストラクターの特性から強みを見つける方法もあります。ヨガインストラクターの強みについては、こちらの記事も参考にしてください。

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-5tokutyo/”]

ヨガインストラクターの他業界への転職のまとめ

ヨガインストラクターの他業界への転職は、今まで培ってきたスキルや知識を活かせば、未経験でも採用のチャンスはあります。ただしなるべく早めの就職が有利になるので、転職を決めたら若いうちに動きましょう。理想的な転職ができますように。

初めてのヨガインストラクターオーディションvol.2|当日の流れ編

先日、ヨガインストラクターオーディションを初めて受けました!募集を見てからスタジオに行くまでは緊張の日々で、たくさんのブログ情報にお世話になりました。

そこで今回は、私のヨガインストラクターオーディションの経験談について詳しくまとめました。オーディション内容やインストラクションの練習、心得についてご紹介するので、これからヨガオーディションの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

vol.1はこちら:初めてのヨガインストラクターオーディション!私がした5つの準備

ヨガインストラクターオーディションの内容

私が受けたヨガスタジオのオーディションは、以下の2つで構成されていました。

◎ 20分の面接
◎ ヨガスタジオでの50分のオーディション

まずは20分の面接で、これまでの社会人経験や資格について、まるで雑談のような会話からスタートしました。次に50分間のスタジオでのオーディションです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

ヨガインストラクターオーディション①面接

スタジオについて、自己紹介をしてから面接開始となりました。面接会場はなんとスタジオの受け付けです。生徒さんも通るし、受付の方2人も「聴いてますよ」と笑顔で聴いていました。笑

面接で聞かれたこと

恥ずかしい思いもありましたが、逆にいうととってもアットホームなおかげで緊張しなくてすみました。一問一答があることを想定して必死に練習してきた「志望動機は?」「どんなレッスンがしたい?」などは一切聞かれませんでした!

準備したこととは違った面接で、履歴書をもとに「旅が好きなんだ?」「ピアノをずっとやっていたんだね」など聞かれたことに答える雑談形式で、なんと「受付業務もやってほしい!」と受付にも誘われました。笑雑談なのであっという間に時間が過ぎて、面接が終了です。着替えて次はいよいよオーディションのスタートです。

正社員の面接は確実に違う

ちなみに私が受けたオーディションは「業務委託」のオーディション。つまりフリーランスで、面接時はそこまで深くは説明されませんでしたが、集客があまりになければ首を切られます。

お給料も月給ではなく、レッスンごとにいくらのスタイル。研修も給料もしっかり整っている正社員の求人ならば、もっと深い面接が行われると思いますのでこちらは業務委託の場合と思って見てくださいね。

ヨガインストラクターオーディション②スタジオレッスン

着替えるといよいよスタジオに入り、オーディションが行われます。私はホットヨガスタジオを受験したので、まずは機材の使い方から習いました。

1. 事前にスタジオの機材の使い方を習う

直前にスタジオを使っていた先生にご挨拶をして、音響、空調関係、光の調整、掃除の仕方などのスタジオ内の機材の使いかたや掃除の仕方を習いました。するとあっという間に時間がすぎていて、始まる時間が10分過ぎていました。「50分のところを、クールダウンなしで40分構成で!」と急遽変更に。

あんなに夜中まで準備した音楽も、iphoneのつなぎ方がわからずに使うことができず…結局、スタジオに備え付けの有線で代用することになりました。(iphoneはつなぎ方があとで判明しましたが、事前にスタジオに確認しておくことをお勧めします)

2. 急遽40分構成のレッスンスタート

オーディションの形は一対一でした。面接官の方が生徒役をしてくれて、私が実際のレッスンと同じように先生の位置でレッスンをしていきます。

レッスン内容は自分で決めていったものを披露するので、インストラクションも自分流です。練習していったものの新人な分、ポーズも下手なところがあったと思います。急遽40分の構成に変更したのですっかり緊張も吹き飛び、空調や光の加減、換気など初めてのことづくしで、あっという間に時間がすぎていきました。

いざ始まってみると生徒さんがいる分、楽しく行えたことにびっくりでした!無事に時間ぴったりにレッスンを終えると、「お疲れ様でした!」と拍手をいただきました。見事合格をいただきました^^

ヨガインストラクターオーディションの反省点・心得

ヨガインストラクターのオーディションを受けて、いくつか私の中で反省点がありました。今後、誰かの参考になればと思い、心得としてご紹介します。

◎ レッスン時間は前後5分ずらせるように練習する
◎ 音響を持参する
◎ 当日は念のためスーツ

それぞれについて詳しくご紹介します。

レッスン時間は前後5分ずらせるように練習する

急遽、40分構成になったにも関わらず、用意した50分レッスンがぴったりくらいに終わりました!まだクールダウンで何ポーズが用意していたので、5分引き延ばすことは可能だったのですが、なぜか40分に縮まるなんて予想外でした。

汗を拭いたりお水を取る休憩時間を多めに想定していたのですが、実は短かかったからほとんどいらなかったのが誤算です。もし50分構成のレッスンをしていたら、時間余っていたかもしれません。

まだレッスンになれていないうちは難しいかもしれませんが、前後5分ずつずらせるように、5分ほどでできる何ポーズかを用意しておくとその後役立ちます。レッスン時にもよくあるので、その時間調整のポーズをよく使っています。

音響を持参する

先ほども少し触れましたが、iphoneにうまくつなぐことができずに準備をしていた音楽を使うことができませんでした。涙

事前にスタジオに確認してどんな音響がベストなのかを聞いておくと良いと思います。CDに焼いて持参するか、iphoneを音響につなぐ線を準備、もしくは下のようなポータブルスピーカーを持参すると安心です。

使っている先生が多いスピーカーはこちらです。

当日は念のためスーツ

当日は面接があったので、スーツ姿でスタジオに向かいました。いろいろと調べてみたけれど、オーディションの服装に関する情報はなかなか見つからなかったので、絶対に大丈夫そうなスーツを選びました。

あとから気づいたのですが、面接してくれた役員はとてもおしゃれな方。ダサい普段着で面接に行っていたら落ちていたかもしれません。少しでも誠意を見せられるファッション、スーツでなくても自分を高く見せられるファッションがおすすめです。

ヨガインストラクターオーディションは契約して終了

オーディションの最後は、契約して終了となりました。最後にアドバイスをもらったのは、

もっと個性を出した方がいい

ということでした。今回のオーディションでは、誰にでも楽しんでもらえるようなベーシックヨガな内容でしたが、腹筋全体を鍛えるようなポーズをもっと入れたり、オーソドックスな流れを裏切るような構成もポイントとのこと!今後の課題です。

私のヨガインストラクターオーディションのまとめ

ヨガインストラクターオーディションの当時の流れについてご紹介しました。ヨガが大好きで、RYT200もとったけれどデビューするタイミングがわからなくなってしまったとき、とてもモヤモヤしていましたが、一歩踏み出してみたらとてもスッキリしました!

やるかやらないかは自分次第だし、せっかくできる能力を温存させておくのはもったいないと思います。「私レベルで・・・」と思っていたら、歓迎されてむしろ多くの生徒さんが楽しんでくれるレッスンができるようになっています。

これからヨガインストラクターとしてオーディションを受ける方に、少しでも参考にしてもらえたらこんなに嬉しいことはありません。頑張ってくださいね!

おすすめの関連記事

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yoga-audition1/”]

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-shiboudouki/”]

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-age/”]

初めてのヨガインストラクターオーディションvol.1。私がした5つの準備

先日、初めてのヨガインストラクターのオーディションを受けてきました!「有償のレッスンをしたことがない、新米のヨガインストラクターがパスするには難しく落ちる」と言われるオーディション。とにかく緊張しましたが、その様子をまとめました。オーディション当日までの流れ、履歴書、デモレッスンや面接の内容、服装をご紹介します。これからオーディションを受けるぞ!という方は、参考にしてもらえたら嬉しいです。

ヨガインストラクターのオーディションとは?

ヨガインストラクターは、一般的な企業のように、面接で採用されるわけではありません。一般的には面接とオーディションを受け、実際にレッスンの様子を見てもらって採用か不採用かが判断されます。そのため模擬レッスンをその場で披露できるような、レッスンの準備も必要です。スタジオやスポーツクラブのオーディションによって、20分、45分などオーディションのレッスンの分数も異なります。

未経験採用を行っている「LAVA」などの企業では、インストラクターのオーディションはありません。主に面接を通じて採用が決められるため、オーディションに自信がない人は、オーディションがない形態の採用面接を受ける方法も有効でしょう。

LAVAのインストラクター採用ページを見る

私が受けたヨガインストラクターのオーディション

私がこの記事で紹介するヨガインストラクターのオーディションは、ホットヨガスタジオのオーディションに応募しました。応募した手順は、以下のとおりです。

1.Webから応募
2.オーディション当日までの準備期間で必死に準備
3.本番

それぞれの項目や流れについて、詳しく解説します。

1.Webから応募

私が受けたスタジオでは、常にインストラクターの求人募集を行っていて、Web上に記入をして応募するという形をとっていました。空欄の項目があり、自分で情報を埋めていくスタイルで、以下の内容でした。

● 氏名や年齢
● レッスン可能な曜日や日時
● 希望のスタジオ名
● 自己PR

最後の自己PRというのがくせものでした!一体何文字書いたらベストなのかもわからないし、ヨガインストラクターの経験がないので何を自己PRしたら良いのかもわからない。PRできることがなーいっ!と最初から頭を悩ませてしまいました。

新米インストラクターが自己PRに書いたこと

自己PRは本当に迷いましたが、経験がないことよりも、未来のことに目を向けて書くことにしました!以下の項目について、書きました。

● これまでヨガをしてきて感じたこと(心や体の変化について)
● 今からインストラクターとしてデビューしたらどんなインストラクターになりたいか
● どんなレッスンをしたいか

ということについてまとめました。 自分の気持ちをまとめて、これから頑張りたい!という気持ちを込めて、Webの応募するボタンをクリックしました。

その日のうちに電話が来た

Web応募のボタンをクリックしてから、数日は待つのかなと悠長に待とうとしていたわたし。なんとその夜にお電話をもらうことができました! とても話しやすい方で、面接の日時と持ち物を聞くことになりました。電話もオーディションに入るようなので、電話対応も気をつけましょう。ちなみにその時に、衝撃的なことを聞くことになります!

当日の流れは、まず20分間の面接。その後に着替えたら本番のレッスンと同じ長さの50分間のオーディションを行いますね。

実はそのスタジオの生徒の私は、お世話になっているインストラクターの先生に、オーディションはちょっとデモンストレーションをしただけと聞いていました。なのに本番の長さのレッスンがあるとは、大パニックです!もちろん電話では「わかりました」と朗らかに答えました。笑ちなみにオーディションはスタジオによって違うようで、5分だけの場合、20分だけの場合など様々あるそうです。

フルでレッスンするところはあまり調べても出てきませんでした。面接官も1人だけの場合や複数の場合もあるし、生徒役をしてくれる場合の有無、生徒役を他のオーディションを受けるメンバーがする場合をあるそう!どんなタイプで来ても驚かずに入れるように、自信をつけておくことが大事だなと思いました。

2.オーディション当日までの準備|準備した5つのこと

ここからは、私がヨガインストラクターオーディションまでに準備したことをご紹介します。オーディションまでの日にちはちょうど1週間。したことは以下の5つです。

1.履歴書
2.写真
3.面接の練習
4.オーディションの練習
5.ほかの先生のレッスンにたくさん出る

準備できる時間はたっぷりとあったので、少しずつ猛練習をスタートしました!

1.履歴書

持ち物の1つが履歴書だったので、履歴書は丁寧に仕上げました。なるべくアピールできることを練りこむと良いので、RYT200などの資格や受けてきたヨガの修了過程などはもちろん記載。友人や家族にレッスンしたことがあればそれも触れておくと良いそうです。

2. 写真

写真は履歴書に貼るものですが、こちらも通常の就活とは違うので迷ってしまうポイントでした。色々なサイトを調べたところ、スーツでも良いみたいですが、実際のヨガウェアで撮る人もいるそう。堅苦しいのはヨガの雰囲気とは違うので、明るめのカットソーを選びました!スーツの下に着ている白いものなので、堅苦しくはないけどラフ過ぎない絶妙なライン。爽やかなイメージです!ロングの髪もあえて結ばずに、就活とは違う雰囲気を出すことにしました。

3. 面接の練習

実はこのオーディションを受ける前に、大手のヨガスタジオの正社員の選考会を受けていました。(フリーのインストラクターと違って月給制で福利厚生も受けられます)初心者大歓迎の会社でスタッフは研修でレッスンができるようになるので、ポーズなどのオーディションもなく、面接だけで突破していきます。

社会人経験もあるので大丈夫でしょう、と特に練習することなく面接に臨みました(なぞの自信)。最初から「それでは自己紹介を兼ねて、職務経験をご説明ください」という質問をもらい、全然練習していなかったので面食らいました!それが原因だったのか、ほかにもダメ要因はいくつか挙げられるのですが…とにかく落ちたのです!(笑)という経験から、今回は絶対に負けないぞという気持ちで「志望動機は?」「自己PRをお願いします」などの質問対策をしていきました。どれも的確に、手短かに答えられるように、1問1答形式の練習をしました。

4. オーディションの練習

オーディションの練習が1番緊張して、1番時間を費やした準備です。

①レッスン内容を組み立てる
②通し練習
③音楽を選曲してプレイリストを作る
④ムービーに撮って何度も練習

の4つのことを進めていったので、詳しく紹介します。

①レッスン内容を組み立てる

まずはレッスンの構成を考えました。そのヨガスタジオに通っている人を想像して、どんなレッスンなら喜んでもらえるのか?ということを考えていましたが、なかなか難しい。ということでテーマは「ハタヨガベーシック」、どんな人でもヨガを楽しんでもらえるプログラムにしました!

②通し練習

レッスンが組み立てられたら、あとは通し練習のスタートです。練習を積み重ねて、「もうすることがない!」と思えるほどまでいけば、緊張しない性格だということがわかっていたので、とても練習しました。スタジオに事前にレッスンに参加できる場合には行っておいた方が良いと思います。生徒さんに向きをわかりやすく伝えるための目印や、時計の位置を確認しておくとレッスンがしやすくなります。本やRYT時代に使っていた教科書を見ながら、どんな言葉を選んだらわかりやすいのかということを整理していきました。

練習時に活用した本は、以下の3冊です。よければ参考にしてください。

 

 

③音楽を選曲してプレイリストを作る

音楽を選曲してプレイリストを作ることも大切です!気持ちのいい音楽が流れてくると、それだけで心が弾んでくるので、動きに合わせた曲をセレクトしました。選んだのはこちらの3つのCDから。


 

立位の時は盛り上がる曲を、座位になったら落ち着いた曲をと、動きに合わせて曲を選ぶと良いでしょう。曲順を覚えてしまうと時計がわりにもなってわかりやすいですよ!しかもオーディションの時はプレイリストがいい!と褒められました。

④ムービーに撮って何度も練習

最初は恥ずかしいですが、ムービーに撮って何度も練習するのがおすすめです。客観的に自分を見ることで、良いか悪いかがわかりやすいくらいにわかります!気をつけたいのは以下の2つです。

● 話すスピードや姿勢
● ウェアはスタイルをよく見せてくれているか

話すスピードや姿勢は、レッスンの印象を決めてしまうといっても過言ではありません。話すスピードが心地よいのか、たとえばダウンドッグで下を向きながら話すとどうなるかなどを見ておくのがおすすめです。インストラクターは見られる仕事なので、ウェアがスタイルよく見せてくれているかも大切です!動画で背中の肉が気になって急遽衣装チェンジしましたが、オーディションのときに「顔もスタイルも綺麗だから」と褒めてもらいました。後ろ姿も気にしておきましょう。

5. 他の先生のレッスンにたくさん出る

自分の練習以外にも、他の先生のレッスンにたくさん出ました!私は通い放題のスタジオに通っているので、オーディション本番までの間は休まずに他の先生のレッスンに出ることに!

● 朝と夜のレッスン内容の違い
● 人気のある先生はどんなところが人気か
● 声かけやインストラクションの工夫

などに注目してレッスンで勉強しました。インストラクターが参加していることを嫌がる先生もいらっしゃるかもしれませんが、まだデビュー前のわたしは(というか受かってもいないから、普通の生徒の一人)堂々と参加することができました。ピラティスなどの違うレッスンにもでてみましたよ。

ヨガインストラクターオーディションの準備ができたら本番へ!

ヨガインストラクターオーディションの準備はここまでです。履歴書、写真、面接、オーディションなど練習や準備をきちんとしておいたほうが、本番に緊張せずに自分を最大限にアピールできるはず!準備をする中でヨガが深められて、私自身は濃い時間になりました。本番については後編でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

初めてのヨガインストラクターオーディション!当日の流れ編

おすすめの関連記事

ヨガオーディションやインストラクターを目指す人は、こちらの記事にも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yoga-audition2/”]

[clink url=”http://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-shiboudouki/”]

[clink url=”https://mitikusa-magazine.com/yogainstructor-age/”]