ヨガインストラクターに向いている人の8つの特徴・適性ポイント

ヨガインストラクターを目指したいけれど「自分は向いているの?」と不安になることがありますよね。スクールで資格取得をしてからしんどい思いをする前に、ヨガの仕事や職業について知っておくことがおすすめです。こちらの記事では、ヨガインストラクターに向いている人の適性や特徴についてまとめました。スタジオレッスンで必要なスキルもご紹介します。

ヨガインストラクターとは

ヨガインストラクターとは、ヨガのポーズや呼吸法などを生徒に指導する人です。生徒のレベルに合わせたレッスンを考え、指導するためには、筋肉や骨の仕組みや専門的な知識が必要です。ヨガ教室やスクール、スポーツジムなどで行われるほか、マタニティヨガや産後ヨガ、シニアヨガといった年代やニーズに合わせたヨガが多数求められ、活動範囲が拡大しています。

ヨガインストラクターに向いてる人の8つの特徴

1.ヨガが好き

ヨガが好きなことは第一条件です!「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、ヨガが好きだからこそ練習も頑張れるし、生徒さんに教えるときにも愛情を持って取り組むことができます。生徒さんも「ヨガが好き」が伝わってくる先生からヨガを教えてもらった方が、自分も楽しくヨガができるはずです。またヨガが好きだからこそ学びも深くなるため、ポーズの教え方も上手になる先生が多いです。知識も豊富で楽しいレッスンをしてくれる先生には、人気も集まってきます。

2.明るく前向きな性格

笑顔に人が集まるので、明るく前向きなキャラクターである人もインストラクターに向いているでしょう。ヨガをやってる人の特徴は、呼吸が深まるので情緒が安定していて幸せそうなこと。クラスに来てくれる人の中には、心身の不調を改善したい人もいるので、うまく改善するように導けること、言葉かけも大切です。またフリーランスで活動するときは、求人に応募したり交渉する際にそのキャラクターが手助けしてくれるはずです。

3.コミュニケーション力がある

人が好きでコミュニケーション力が高い人は、人気が出ます。また、相手のことをちゃんとみていることも大切。一人一人に合わせたきめ細かい指導をすることで、満足度も高くなります。レッスン中はもちろん、レッスンの前後の時間も大切なコミュニケーションの時間になります。求人募集した時も、面接やオーディションでコミュニケーション力を発揮できれば、合格率も高まるでしょう。

4.人の役に立ちたい

ヨガを通じて「人の役に立ちたい」と思う気持ちも大切です。ヨガスタジオに来てくださる人は、「ダイエットをしたい」「体の不調を改善したい」など理由があるはずで、その思いを汲み取って、ヨガを役立ててもらうのがわたしたちの役目です。常温ヨガには常温ヨガの面白み、ホットヨガにはホットヨガの面白みがあるので、それぞれを伝えることも大切でしょう。ヨガを通じて社会貢献できることも、ヨガインストラクターの大きなやりがいや魅力です。

5.精神的・内面の世界に興味がある

ヨガをしていると、リラックスしてくる心の変化や、自分自身の内面の変化に気づく瞬間があるはずです。精神的な世界やスピリチュアルな世界に興味がある人は、ヨガに向いているとも言えます。ただしこの手が苦手なお客さまの中には、「ヨガインストラクターは胡散臭い」と感じてしまう人もいるので、スピリチュアルな話は人を選ぶことも大切です。この世界を理解したり勉強するからこそ、伝えられる幅や奥深さも変わってきますし、スピリチュアルな話が好きなお客さまには喜ばれるでしょう。

6.体力・体型作りをしている

ヨガインストラクターは、体力がないと続けることができません。とくにホットヨガは体力の消耗率も高いので、自信がない人は今のうちから体力をつけておきましょう。また体型作りも大切なポイント。もちろんヨガインストラクターは太ってる人でもなれますが、女性にウケるのはヨガに適した体をしている人です。

女子たちから「憧れ」の気持ちを抱かれれば、それだけ人気が出ます。残念ながらヨガインストラクターは人気商売で、人気のないクラスは打ち切られてしまう可能性もあるので、人気は大事な生命線ともいえるんです。現状が「ちょっとやばいかも」と感じる人は、ホットヨガで体を絞ったり、ポーズの練習をして筋肉をつけておきましょう。

7.努力し続けられる

生徒さんの前でポーズをきれいにキープするためにも、自分自身が努力し続けなければいけません。練習不足のレッスンはバレてしまいますし、憧れの存在ではなくなってしまうでしょう。またヨガ哲学、ヨガの歴史、解剖学的視点の知識も必要です。季節による身体の変化や、効果的なポーズをわかりやすく伝えるための努力が欠かせません。ヨガインストラクターになる夢を叶えた主婦の先生の中には、子どもたちの世話の合間にレッスンや練習をこなして両立させている人もいます。自分のLIFESTYLEに合わせて、上手に調整できるとよいでしょう。

8.営業力がある

意外に思われるかもしれませんが、営業力もヨガインストラクターに必要な大事なスキルです。正社員でヨガインストラクターができる場合は給料が安定していますが、フリーランスの場合は不安定な一面があるのも特徴です。どんどん仕事をとってこないと、生活も辛い状況になってしまうので、向上心を持って営業努力をすることが求められます。

ヨガインストラクターに向いていない人は?

ヨガインストラクターに向いてない人は、「ヨガの練習が苦手な人」です。天才的にヨガができる人は、逆にできない初心者の人の気持ちがわからず、一方的なレッスンになってしまう恐れもあるでしょう。ヨガの練習をすることで、みんながどこにつまずき、どう伝えたらわかりやすいかを見つけられます。

そのためヨガが上手な人よりも、下手だったり、体が硬い人の方が向いているといわれるのはそれが理由です。今自信がない人も、練習次第で上手になれますし、ヨガインストラクターとしても「生徒の気持ちがわかる」という部分で人気が出るはずです。

大人気ヨガインストラクターたちからのアドバイス

最後に、大人気ヨガインストラクターの先生からのアドバイスをご紹介します。ヨガインストラクターとして有名な先生たちの言葉です。

ルックス・ポーズ力・コミュ力のどれかを磨く

まずはヨガ雑誌でおなじみの、男性ヨガインストラクターの佐藤ベジ先生の言葉を抜粋しました。

「ルックス」「ポーズ力」「コミュ力」のどれに抜きん出られるかを検証し、それに費やす努力を惜しまない。それしかありません。まずはとにかく容姿が良いこと。花も建造物も美しくみずみずしいものは人を惹きつけます。次に、ほとんどのクラスはポーズの練習を伴っているのでポーズがうまいこと。そして生徒を思うホスピタリティがあり、心を通わせられるコミュニケーション力が高いこと。この3つのどれか1つ、または複数に長けることができるよう、ひたすら努力することです。

佐藤ベジ先生(出典:ヨガジャーナル日本版別冊「良いヨガインストラクターになるには」P.53)

この文を読んでからというもの、コミュニケーション力とルックスに力を入れるようになりました。少なからずダイエットをしたい人は多いと思うので、不利にならないようにとにかく筋力をつけて、無駄なお肉を絞るようにしています。

きめ細かいティーチングを続ける

そしてもう一つは、平賀きょうこ先生の言葉です。

人気は狙って出るものではありません。学びを深め、きめ細かいティーチングを続けることで、ついてくる生徒さんが増えます。

平賀きょう子先生(出典:ヨガジャーナル日本版別冊「良いヨガインストラクターになるには」P.53)

徐々にクラスの回を重ねるごとに感じてきたことです。丁寧にティーチングさせてもらった生徒さんは、繰り返し来てくれますし、こちらも変化がわかりやすいから声がかけやすい。とても良い循環ができてきて、これも大切にしたいと思っていることです。自分自身がヨガに自信がなく、ひたすら練習したおかげで生徒さんが続けて通ってくれるレッスンを作ることができています。なので「辞めたい」と思ったことは一度もありません!

ヨガインストラクターを目指すなら資格取得がおすすめ

ヨガインストラクターを目指したい、学び直したいという人は、ヨガの資格取得がおすすめです。おすすめのスクールを紹介します。

YMCメディカルトレーナーズスクール

「YMCメディカルトレーナーズスクール」は、新宿校・横浜校・梅田校・名古屋校・仙台校の全国6箇所に拠点がある、ヨガインストラクター資格がとれる学校です。通学コース・オンラインコース・通学&オンラインコース・海外合宿コースなど、多彩なコースが選べるのが魅力です。今までに延べ約23,000人以上の卒業生を輩出している実績があり、ヨガのポーズや解剖学・運動生理学からヨガの哲学まで、初心者でも安心して、ヨガの深い学びをわかりやすいプログラムで学べます。

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アンダーザライト

「アンダーザライト」は東京・代々木にあるヨガ専門のスクールです。 ヨガアライアンス認定者のうち3人に1人が修了生というほど、多くの卒業生を輩出しています。一括受講プランの場合、6か月で学ぶことができるので、短期間での資格取得を目指したい人におすすめです。そのほか木曜日コース・日曜日コースなどの分割受講もできます。

アンダーザライトの無料セミナー

FIRSTSHIP

「FIRSTSHIP(ファーストシップ)」は、新宿・横浜・大宮・大阪・福岡にあるヨガインストラクター養成スクールです。通学コース・オンラインコースがあり、自分のペースで卒業を目指せます。オンライン+沖縄・バリの合宿コースもあり、バラエティ豊富なコースから選べます。

FIRSTSHIPの資料請求・お問い合わせ

ヨガインストラクターの資格取得はまとめ

ヨガインストラクターに向いている人の特徴や適性についてまとめました。「ヨガが好き」という気持ちからスタートすれば、どんな人も努力次第で変われると思っています。というわたしもまだまだ足りないことが多く、日々勉強しながら精進している最中です。少しでも参考になれば嬉しいです。

おすすめの関連記事

ヨガインストラクターの仕事については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターの仕事。働き方で業務内容は違う?

ヨガインストラクターの資格については、こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。

※参考:ヨガインストラクターにおすすめの資格。種類・期間・費用は?

※参考:全米ヨガアライアンスとは?ヨガインストラクターの資格RYT200

ヨガインストラクターを目指す年齢はどのくらい?年代別の需要、求人の年齢を解説

ヨガインストラクターを目指す平均年齢ってあるのでしょうか?今からでは遅いか不安になってしまう人も多いはず。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターを目指す年齢についてまとめました。ヨガインストラクター資格を取得するスクールに通う年齢層、求人の需要、年代別の年収もご紹介します。

ヨガインストラクターを目指す年齢は?

ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳くらいがいいのでしょうか?遅すぎるということはないのでしょうか?ここではヨガインストラクターを目指す年齢について、解説します。

何歳からでも遅くない

ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳からでも遅くありません。筋力は年齢ではなく、普段の使い方や鍛え方に付随しているので、きちんと訓練すれば問題ないんですもちろんヨガインストラクターは体力がいる仕事なので、体力をつけたり、ポーズの練習は欠かせません。

でも努力さえすれば何歳からでもヨガインストラクターを目指せます。50代でヨガのブログを立ち上げた人もいますし、70代でデビューした人もいるそうです!まさにヨガインストラクターは、体が動き続ければ年齢にかかわらず一生涯現役で活躍できる仕事。ヨガ好きな人は、ぜひ自信を持ってトライしてほしいです。

スクールの平均年齢

ヨガのインストラクター資格を目指す人の多くはスクールに通います。スクールによっも異なりますが、平均年齢は20代〜60代まで幅広いです。やはり20代後半〜30代前半の女性が多いようですが、年齢によって制限されてしまうわけではありません。

年代別ヨガインストラクターの需要

ヨガインストラクターになるのに年齢が関係ない理由は、それぞれの年齢に求められるヨガが異なるためです。それぞれの年代別にみていきましょう。

10代〜20代のヨガインストラクター

10代〜20代は若くてスタイルが良く、憧れられる存在です。体力を使うようなパワーヨガや、おしゃれな女性がターゲットの若い女性向けのヨガが求められます。

30代のヨガインストラクター

30代になるとライフスタイルの変化に合わせて、マタニティヨガ、ベビーヨガや、仕事の疲れを癒すようなリストラクティブヨガなど、需要が多様化してきます。ただ元気のあるレッスンだけでなく、季節の変化に合わせた知識やスキルが評価されます。

40代〜50代のヨガインストラクター

40代以降は体力に変化が出てくるので、体に負担をかけないヨガが求められます。女性は共感力が高い生き物なので、「同世代だからこそわかるわよね!」という同世代の先生に教えてもらいたい願望も強いもの。さらにシニアヨガ、チェアヨガなど高齢者施設での需要も高い世代です。

ヨガのインストラクターは若くなければいけないというわけではなく、ライフスタイルや体の変化に合わせた指導が必要になるため、いくつになっても需要が高いといえます。「先生に教えてもらいたい」という指導力やスキルが身につけば、何歳でも活躍できるチャンスはあるでしょう。ヨガインストラクターの需要については、こちらの記事も参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターは仕事がない?需要と将来性

ヨガインストラクターの求人の年齢

ここからは、ヨガインストラクター資格を取得しても働けるかどうか、求人の需要や転職での年齢制限について見ていきましょう。

ヨガインストラクターの求人に年齢制限はない

ヨガインストラクターの求人に、ほとんど年齢制限はありません。ヨガインストラクターはヨガスタジオ、フィットネスクラブ、スポーツジムなどでオーディションを受けて採用されるので、レッスンがしっかりできれば問題ないでしょう。60代の先生も活躍しているので、年齢は関係ないといえます。

ヨガスタジオの正社員採用は20代が多い

一方、ヨガスタジオの正社員採用でヨガインストラクターを目指す方法もあります。資格がなくても未経験でも採用してもらえますが、採用統計から見ると新卒や第二新卒者が多いため、20代が多い傾向のようです。大手ホットヨガスタジオLAVAのインストラクター募集にも年齢制限はありませんが、実際私がLAVAの面接を受けたときに30代でしたが、30代の採用は珍しいようでした。

LAVAの求人を見る

ヨガインストラクター年代別の年収

ここで気になるのがヨガインストラクターの年代別の年収です。転職してもヨガインストラクターとして食べていけるのか、確認していきましょう。

年代 平均年収
20代前半 180万円
20代後半 244万円
30代前半 288万円
30代後半 308万円
40代前半 332万円
40代後半 351万円
50代前半 365万円
50代後半 360万円

「ヨガインストラクターは儲からない」とよくいわれますが、実際のところ一般的なサラリーマンの平均年収441万円に比べても低い水準となっています。年齢が増すごとに年収も右肩上がりに上がっていきますが、360万円台です。ボーナスなしのフリーランスと仮定すると、月給30万円、手取りは24万円ほどと計算することができます。

【経験談】31歳でヨガインストラクターデビューした私の話

最後に、31歳でヨガインストラクターデビューした私の体験談を少しだけご紹介します。

ヨガインストラクターを目指したのは20代後半

私がヨガインストラクターになりたいと思ったとき、20代後半でした。26歳くらいからヨガに通い始めて面白いなと思い、ぼんやりと、ヨガに関われたら素敵だなと思ってふんわりと「ヨガインストラクターになりたい」と言っていました。でも仕事が忙しくて、それ以上具体的になることはありませんでした。

それが30歳を過ぎたあたりから、具体的に動かなくちゃ!という気持ちが先行し、「とにかくヨガを勉強するためのRYT200を受けてみよう」と決意しました。

RYT200を受けるにも勇気が必要だった

ヨガインストラクターといえば、モデルのようなスタイル抜群な先生や、美しい筋肉美の先生など、みていて惚れ惚れしてしまうほど。「ヨガインストラクターを目指したいな」と思った時に「私なんかが無理!?」と思ってしまったことは、一度や二度ではありませんでした!

でもどうしてもヨガについて勉強をしたいという気持ちを抑えられずに資格を取ることにしました。何度も様々なHPをみて、体験に通ってみて、比較検討すること約半年。結局、短期で取りたかったので、合宿にしました!

RYT200に通ってみたら年上がいっぱいいた

合宿に行く前までは、31歳のわたしが1番上で、年下ばっかりなんだろうな〜という思いがいっぱいでした。ヨガが好きだけど、体も思ったほど柔らかくないし、まだまだ技術的にも未熟。大丈夫かなぁと心配な気持ちで向かいました。

が!実際に合宿に行ってみると、年上がいっぱいいました!ヨガが好きな気持ちはみんな同じだけど、技術的に優れている人は、数人くらい。インストラクターをしている経験者から初心者に毛が生えた程度の人もごちゃ混ぜでした。私は浮くこともなく、普通のヨガ好き人間は、普通のレベルだったのでした。ほっ。

オーディションでの不安は一掃

年齢的に30歳が転職の節目といわれていて、オーディションで採用されるか不安でしたが、年齢の支障はありませんでした。妊娠予定も聞かれましたが、「妊活している先生もたくさんいるから大丈夫だよ」と前向きに捉えてくれるようなスタジオだったのでホッとしています。

でもよく考えたら、ヨガはより良い生活をしていくためにしているものなので、人に優しい環境でないと変ですよね。ヨガをしている人はみんな優しいので、助け合いの精神も他の業界よりもある気がしています。オーディションについてはこちらの記事も参考にしてください。

※参考:初めてのヨガインストラクターオーディションvol.1。私がした5つの準備

まとめ

ヨガインストラクターになるのに年齢がネックに感じる人もいるかもしれませんが、何歳からでもまったく問題ありません。確かに年収は低めの水準なので、ここだけは真剣に考えてくださいね。ただしヨガインストラクターとして、人としてより良い生活ができることは間違いなしです。人生一度きりなので、後悔がない選択をしたいですね。

全米ヨガアライアンスとは?ヨガインストラクターの資格RYT200

ヨガインストラクターの資格でおすすめされる「RYT200」。言葉だけではよくわからないという人も多いのでは?そこでこちらの記事では、全米ヨガアライアンスのRYT200について詳しく解説します。資格の種類や費用、RYT200の難易度、おすすめの認定校・スクールなどもまとめました。

全米ヨガアライアンスRYT200とは

「全米ヨガアライアンス」は、ヨガインストラクターを目指す人の中で最もポピュラーなヨガインストラクターの資格です。RYT200を取得後は国内のスタジオだけでなく、海外でも国際資格として通用するため、知名度のある人気資格になっています。

全米ヨガアライアンスとは?

「全米ヨガアライアンス」は、90年代にアメリカで設立された非営利団体で、世界で最も知名度が高い非営利団体といわれています。全米ヨガアライアンスの認定校(RYS:Registrated Yoga School)で行われるヨガインストラクター養成コースを修了してから、全米ヨガアライアンスに登録するとRYT200などの認定資格が取得できる仕組みです。

全米ヨガアライアンスは世界70カ国で通用するともいわれているので、全米ヨガアライアンス認定のインストラクターであることは、日本だけでなく、世界各国で通用するスキルを持っているという証拠になります。

※公式サイト:Yoga ALLIANCE(英語サイト)

全米ヨガアライアンスの認定制度

たくさんの認定校で学ぶと質に差が出てしまうのでは?と考える人もいるかもしれませんが、全米ヨガアライアンスでは教育水準を高めるために、世界で共通の基準があります。

● アーサナ実践100時間
● 指導技術25時間
● 哲学30時間
など

内容はスクールごとに異なるので、教え方や流派、アーサナの数などはスクールごとのカラーがあります。普段通っているスタジオや、目指したいヨガの先生がいるスクールなど目的に合わせたスクール選びが大切です。

全米ヨガアライアンス資格の種類

全米ヨガアライアンスの資格の種類は、主に6つあります。資格の違いや特徴について解説します。

全米ヨガアライアンス認定 RYT200

RYTは「Registered Yoga Teachers」の略で、RYT200は全米ヨガアライアンス認定の200時間の講座を受けると取得できる資格です。RYT200の難易度は高くないのでもっとも取得者が多く、指導経験がなくても、ヨガを習ったことがない初心者でも資格取得を目指せます。日本でも50校ほどの認定校があるので、費用が安い、資格が短期で取れる、東京や大阪だけでなくハワイやオンラインで取れるスクールなどさまざまです。勉強内容については、以下の記事も参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターのスクールで勉強すること。RYT200時間は何するの?

全米ヨガアライアンス認定 RYT500

RYT500は、全米ヨガアライアンス認定500時間のことです。資格取得には、以下の条件のどちらかが求められます。

  • 全米ヨガアライアンスの認定校で500時間のプログラムを修了
  • RYT200を取得した後に、300時間のプログラムを修了

合わせて最低100時間の指導経験が必要なので、RYT200に比べて難易度はグンと上がります。しかもRYT500を取得できる認定校は限られているため、別のスクールでとっても合算することができます。RYT500を取得したいと考えている場合は、スクールのホームページを見て元からRYT500が取得できるスクールを選ぶのもよいでしょう。

全米ヨガアライアンス認定 ERYT200

ERYTは「Experienced Registered Yoga Teacher」の略で、全米ヨガアライアンス認定200時間をさします。E-RYTは以下の3つが条件です。

  • RYT200を取得
  • RYT200を取得後、ヨガインストラクターとして2年以上活動
  • 1,000時間以上の指導経験

上記の3つの条件を満たすせば登録することができるので、勉強時間も不要で難易度は高くありません。継続教育(養成講座やワークショップを提供する人)を担当できるようになり、200時間の養成講座でリードトレーナーになことができます。

全米ヨガアライアンス認定 ERYT500

E-RYT500は、全米アライアンス認定500時間の資格で、エキスパートの資格です。求められる条件は以下のとおり。

  • RYT500を取得
  • RYT200を取得してから4年以上
  • 合計で2,000時間以上の指導経験(うち500時間はRYT500を取得後に指導)

上記をクリアすると、ERYT500の登録が可能になります。RYT200を取得してから4年以上かけて指導経験を積むので、勉強は必要ありませんが難易度は高めでしょう。ERYT500に登録すると継続教育を担当できるようになり、養成講座の200、300、500時間のリードトレーナーとして活躍できます。

全米ヨガアライアンス認定 RPYT

RPYTは「Registered Prenatal Yoga Teacher」の略で、全米アライアンス認定マタニティヨガの資格です。

  • RYT200 or RYT500の取得者
  • 認定マタニティヨガスクール(RPYT)で85 時間のトレーニング修了
  • 最低30時間のマタニティヨガ指導経験

の3つを満たすと、マタニティヨガRPYTの認定を受けることができます。単体でも講座を受けることができますが、全米ヨガアライアンスから認定されるにはRYTの資格が必要なので、難易度は低いものの受験資格を満たすことが大変かもしれません。

全米ヨガアライアンス認定 RCYT

RCYTは「Registered Children’s Yoga Teacher」の略で、全米ヨガアライアンス認定キッズヨガの資格です。RCYTの受験資格は以下のとおり。

  • RYT200 or RYT500 取得者
  • 認定チルドレンズヨガスクール(RCYS)で95時間のトレーニング修了
  • 養成講座修了後、最低30時間のキッズヨガ指導経験

単体での講座受講は可能ですが、全米ヨガアライアンスに認定されるにRYTが必要になります。

全米ヨガアライアンス認定RYT200の取得方法

RYT200を取得するには、全米ヨガアライアンスが認定するスクールに通わなければなりません。認定スクールは日本では50カ所以上、世界にも多数あるため、自分に最適なスクールを選ぶことができます。スクールではヨガ哲学やアーサナ(ポーズ)など、指導に必要な基本的なことを教わります。200時間の学習が完了すると、RYT200の修了証を得られます。

全米ヨガアライアンス認定のおすすめスクール

全米ヨガアライアンス認定の中で、おすすめのスクールを紹介します。スクール選びに迷ってしまう人は、料金や特徴を参考にしてください。

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルトレーナーズスクールは、新宿校・横浜校・梅田校・名古屋校・仙台校と全国6ヶ所にあるヨガインストラクター資格が取得できる学校です。これまでに22,000人以上の卒業生がいる実績があり、サポート体制が整っていることが魅力。20周年特別企画として、RYT200資格オンラインクラス特別コール248,000円(税込)を開催しています。ほかのスクールと比較してもお得なので、ぜひチェックしてみてください。

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ヨガワークス

ヨガワークスは、1987年にアメリカのカリフォルニア州で生まれた全米最大手のヨガスタジオです。30年以上の世界的な信頼と実績があるスクールです。好きなクラスが選べて、RYT200は一括ではなく分けて学べるのが特徴です。53,000円〜学べるので、必要なクラスだけ学びたい人にもおすすめです。すべて受ければRYT200を取得できます。相談会はZOOM・電話・対面など好きな方法から選べます。

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アンダーザライト

UNDER THE LIGHT(アンダーザライト)は、東京・代々木にあるRYT200の実績NO.1のスクールです。ヨガの専門雑誌でも有名なHIKARU先生、クランティ先生、中村尚人先生という講師陣に直接指導してもられるのが魅力。TT1(初級コース)、TT2(中級コース)、TT3(上級コース)を受講すると「アンダーザライト公認ヨガインストラクター 」の資格、さらにAシリーズを3コース受講すると、合計200時間でRYT200が取得できます。費用は50万円程度で、その後RYT500も取得可能です。無料セミナーも行われているので、個別相談してみましょう。

RYT200コース無料セミナー 

まとめ

ヨガインストラクター資格でおすすめの全米ヨガアライアンスは、まずはRYT200の取得を目指しましょう。いろいろなスクールで資格取得ができますが、流派や教え方、費用なども違うので検討することが大切です。理想のヨガインストラクターになる近道になるスクールが見つかりますように!

社会人がヨガインストラクターになるには?働きながら資格をとる方法

社会人でも、働きながらヨガインストラクターになることができます。未経験からヨガインストラクターを目指す人も多いので、心配する必要はありません。そこでこちらの記事では、社会人がヨガインストラクターになる方法・働きながら資格を目指す方法をまとめました。短期、通信などヨガインストラクター養成講座のおすすめスクール、ヨガインストラクターの求人もご紹介します。

社会人が働きながらヨガインストラクターを目指す4つの方法

ヨガインストラクターを目指す方法は、いくつか方法があります。社会人が働きながら資格取得を目指せる方法は主に5つです。

オンラインで学ぶ

オンラインコースが充実しており、たくさんのスクールで開催されています。もともとRYT200などの資格取得講座はオンライン開催が認められていませんでしたが、現在は新型コロナウイルスの影響でオンライン講座でも資格取得が可能になっています。スクールから遠方の人、空いた時間に資格取得を目指したい人におすすめの方法です。

夜間コースで学ぶ

仕事帰りに夜間コースを利用すれば、昼間は仕事をしながら空いた時間でヨガインストラクターの資格取得が目指せます。今のライフスタイルを変えずに、空いた時間を有効活用したい人におすすめです。

週末を利用して学ぶ

土日祝日開催のコースを選べば、週末を利用して学べます。現在は新型コロナウイルスの影響で、オンライン講座も増えており、週末開催のコースも多数あります。

短期集中で学ぶ

有給を取りやすい人は、短期集中コースが便利です。現在はあまり開催されていませんが、合宿なら18日間など、短期取得が可能です。海外での合宿を選べば、リフレッシュにも最適です。

ヨガインストラクターになるのに資格取得は必要?

未経験からヨガインストラクターになるには、資格は必須ではありませんが、まずは資格取得で勉強するのがおすすめです。ヨガの基礎知識を学べるだけでなく、資格はヨガの知識や技術がある証明としてオーディションで役立つこともありますし、就職サポートをしてくれるスクールもあります。

働きながらヨガインストラクター資格が目指しやすい講座4選

ヨガインストラクター資格を目指しやすい講座を紹介します。社会人でも通いやすいオンライン講座が多数開催されています。

YMCヨガインストラクター養成コース

YMCメディカルトレーナーズスクールは、初心者からヨガインストラクターを目指せるスクールです。ライフスタイルに合わせた受講が可能で、オンラインでも資格取得が可能です。現在は20周年企画として、完全にオンラインでRYT200が目指せます。手厚い就職サポートもついているので、資格取得後に就職やフリーランスとして活躍したいなど、希望に合わせて永久に就職サポートをしてくれます。

取得できる資格 RYT200
期間 1年
費用(税抜) 248,000円(税込)

通常40〜50万円ほどのRYT200が半額ほどの値段で受けられるのは、オンラインならではです。資料請求または無料体験をお気軽に問い合わせてみてください。

今だけお家でヨガ資格取得!期間限定のオンライン完結RYT200コース! 

ヨガワークス

ヨガワークスは、1987年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたヨガスタジオで、全米に52のスタジオを展開し受講者が22.5万人を超えるスタジオです。世界の一流講師から学べて、幅広い層のヨガ指導ができるようになるのがヨガワークスの強みです。ヨガワークスではRYT200を5つのコースに分けて受講でき、必要なコースのみを受講することも可能です。オンライン・通学それぞれで通えるなど、RYT200のコースが複数の中から選べます。開催期間やスクール、時間は地域によって違うので公式サイトでチェックしてみてください。

取得できる資格 RYT200
期間 20週間
費用(税抜) 507,100円

無料相談会はZOOM・電話・対面から好きな方法が選べます。詳しく知りたい人は資料ダウンロードが便利です。

ヨガワークスの無料体験会、入会 

ファーストシップ

ファーストシップ は、仕事終わりや休日に通いやすいように単位制通学が採用されているスクールです。新宿、横浜、大宮、大阪、福岡、渋谷、表参道の駅前5分以内の場所にあり、平日は21:30まで講座が受けられます。RYS200認定トレーニングを受けられるので、働きながらRYT200を目指したい人にぴったり。現在は完全オンラインクラスも開催されており、働きながら資格取得を目指したい人にぴったりです。

取得できる資格 全米ヨガアライアンス認定RYT200
期間 1年
費用(税抜) 月々4,100円〜(総額298,000円)

まずは気軽に資料請求・お問い合わせをしてみてください。

FIRSTSHIPの資料請求・お問い合わせ

ヨガスタジオに転職して資格取得を目指す方法もある

ヨガ資格を取得するのではなく、ヨガスタジオに転職してヨガインストラクターを目指す方法もあります。未経験から採用する企業が多いため、資格取得してオーディションを受ける道ではなく、最初から安定した正社員を目指したい人に最適です。

大手ホットヨガスタジオLAVAでは、インストラクター募集が行われています。未経験から未経験からインストラクターになるための独自の研修制度があるので、安心してインストラクターを目指すことができます。まずは無料の選考会に参加してみてください。

ヨガインストラクター選考会を予約する 

社会人経験がヨガインストラクターの仕事にプラスになることとは?

社会人経験は、ヨガインストラクターをするにあたって強みに変わります。ここでは社会人経験の強みと、社会人を続けながらヨガインストラクターをする方法を紹介します。

社会人経験の強み

社会人経験がヨガインストラクターの仕事にプラスになることは、たくさんあります。たとえばお客さまとの接客が必要な場面では、最低限の社会人のスキルはとても役に立ちます。営業職や飲食業で接客をしてきた人は、強みとして活かせるでしょう。またエステや美容部員などの健康や美容に関する経歴は、お客さまからのみられることに慣れているため大きな強みです。インストラクターになるのに経歴や職歴は問われませんが、いろいろな仕事がプラスに働きます。

副業する方法もあり

また、ヨガインストラクターは副業する方法もあります。つまり、今の仕事を辞めなくてもいいんです。もちろん副業がNGの会社ではかないませんが、副業がOKな会社なら、自宅でヨガレッスンを開催したり、週末などを利用して週1〜2回レッスンを担当することもできます。副業が軌道に乗ってからフェイドアウト・フェイドインでヨガインストラクターを本業にするのもよいでしょう。

まとめ

社会人が働きながらヨガインストラクターを目指すことは十分可能です。通いやすいスクールや通信講座を選ぶか、ヨガスタジオに転職することで夢の実現に近づきます。最初の一歩は勇気がいりますが、たくさんの方法がありますので自分にぴったりな方法で目指してみましょう。ヨガインストラクターになる方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてださい。

※参考:ヨガインストラクター資格を短期取得するには?おすすめスクール5選

ヨガインストラクターおすすめスクール4選|選ぶポイントも徹底解説

ヨガインストラクターになるなら、資格の取得がおすすめです。とは言っても、どのスクールがいいかわからないですよね。こちらの記事では、ヨガインストラクター資格におすすめスクールを特集しました。特徴や費用を徹底比較し、通信講座や海外留学まで網羅して、スクール選びのポイントをご紹介します。

ヨガインストラクターになるためのスクールとは

ヨガインストラクターになるために、学歴も資格も必要ありません。ただし、ヨガインストラクターの求人に応募するときに、オーディションでヨガ資格が求められる場合もありますし、実際にレッスンするときには知識や技術は不可欠です。そのためにヨガのスクールで学ぶことが大切になってきます。

スクールは全国50以上

なんとヨガの人気資格の「全米ヨガアライアンス認定 RYT200」を取得することができるスクールは、日本国内だけで50ヶ所以上です!選択肢が多いのは嬉しいことですが、選び方次第でその後のインストラクター人生に大きく影響してしまうのも事実。ヨガインストラクターの学校は、働きながら通えるスクールから、通信、海外留学などさまざまな形態や費用がありますので、自分の希望に合わせたスクールを選びましょう。

スクールで学べること

スクールで学ぶことは、ヨガ哲学、ティーチングに必要な指導、ヨガのポーズ(アーサナ)、解剖学などです。RYT200では全米世がアライアンスでそれぞれ何時間講義・授業すべきかを指定されていますが、その内容や方法については各スクールで任されています。そのため瞑想やマントラを覚えるスクールもあれば、基本的なレッスンの作り方に力を入れるスクールもあり、各スクール選びでは中身に注目すると自分にぴったりなスクールを選びやすくなります。

おすすめスクール一覧

今回ご紹介するヨガインストラクター資格が取れるスクールでおすすめなのは、こちらの5つです。

● アンダーザライト
● YMCメディカルトレーナーズスクール
● ファーストシップ
● ヨガワークス
● リラヨガ・インスティテュート

それぞれの特徴や費用について、詳しく見ていきましょう。

ヨガインストラクターおすすめスクール4選

ヨガインストラクターにおすすめスクールを5つ紹介します。特徴や期間、料金も解説しているので、参考にしてください。

1.アンダーザライト

UNDER THE LIGHT(アンダーザライト)は、「RYT200」を代表する全米ヨガアライアンス認定講座の修了者がNo.1のスクールです。2006年に東京・代々木に創設され、ヨガの技法が学べる専門スクールで多数のインストラクターを輩出しています。雑誌ヨガジャーナルでもおなじみのHIKARU先生、クランティ先生、中村尚人先生など有名な先生たちから授業が受けられるのも魅力です。

RYT200費用 499,999円(税込)〜
期間 一括受講は6ヶ月程度
通常プランは8ヶ月以上
拠点 東京

現在オンライン受講も可能になっているので、自宅でヨガ講座が受けられることもメリット。デメリットは新宿に校舎があるため、遠方の人は通いづらいことがあげられます。特徴は以下の2つです。無料オンラインセミナーが行われているので、まずは気軽に相談してみてください。

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2.YMCメディカルトレーナーズスクール

「YMCメディカルトレーナーズスクール」は、ヨガインストラクターだけでなく整体師やスポーツトレーナーも育成するスクールです。ヨガの資格はRYT200とRYT500が目指せます。YMCのメリットは、東京、大阪、名古屋、福岡にもスクールがあり、現在はコロナの影響で延期となっていますが、ハワイやバリの海外留学コースもあること。

半数以上が初心者からヨガインストラクターを目指すスクールなので、初めての人でも安心して始められることがメリットです。運動解剖学や運動性学などの座学が充実しているので、理論立ててヨガの知識を得たい人にぴったり。週1回からでも資格が取れることもメリットでしょう。デメリットは資格取得まで1年以上かかる場合があることです。

RYT200費用 248,000円(税込)
期間 1ヶ月〜18ヶ月
拠点 新宿、横浜、名古屋、大阪・梅田、福岡、仙台、ハワイ、バリ

現在は20周年特別企画として、オンラインでRYT200が取得できる格安コースが実施されています。資料請求・無料体験で気軽に相談してみましょう。

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3.ファーストシップ

FIRSTSHIP(ファーストシップ )は国内でも初期に全米ヨガアライアンス認定校に選ばれたスクールです。卒業生はなんと11,000人。講師やインストラクターは全員RYT資格保持者なので、ヨガの知識はもちろん、レッスン経験を十分に積んだ講師陣からヨガの魅力が学べます。

メリットは日本最大級のホットヨガスタジオ LAVA(ラバ)と同じ会社が経営していること。レッスンノウハウやレッスンの作り方も学べます。また単位制で時間をかけて通学するスタイル、短期集中で一気に国内通学したい人、海外留学で学びたい人など希望に合わせた学び方ができます。デメリットは首都圏にしかスクールがないこと。ヨガインストラクター資格は取れませんが、費用が安い通信講座も開催されています。

RYT200費用(税抜) 月々4,100円〜(総額298,000円 税込)
期間 1年
拠点 東京・新宿、横浜、大宮、大阪、福岡

完全オンラインコースと、対面・オンラインの両方学べるコースがあります。

FIRSTSHIP資料請求・お問い合わせ

4.ヨガワークス

ヨガワークスは1987年にアメリカ・カリフォルニアで生まれたスタジオです。全米ヨガアライアンス認定「RYT200・RYT500」を生んだ本家本元のスクールになります。ヨガワークスではアシュタンガ、アイアンガー、デシカチャー氏の指導法を取り入れたヨガのカリキュラムが作られていて、まさにヨガの基本が学べることが魅力です。

短期集中で20日間で受講が完了する「平日集中コース」、土日に学べる「週末集中コース」、週1回の「水曜日コース」と希望に合わせて通い方を選べます。デメリットは東京と大阪開催になるため、地方の人は通いづらいことです。

RYT200費用 分けて受講して53,000円〜
期間 コースによって20日間〜6ヶ月
拠点 東京、大阪

相談会はZOOM・電話・対面から好きなスタイルを選べます。

ヨガワークス無料体験会、入会

ヨガインストラクター養成スクールを選ぶ6つのポイント

最後に失敗しないスクール選びのために、スクールを選ぶポイントをご紹介します。

講座内容

全米ヨガアライアンスでは、世界基準で200時間のうちに「ポーズ」「哲学」などが何時間ずつ勉強するかを決められています。ただしその時間の中で何を伝えるか、どこにフォーカスするかなど、細かい内容はスクールに任せ。つまり担当する講師や先生によって内容も変わってきます。HPで内容が見られることもあるので、事前に確認しておきましょう。先生のレベルの高さ、オリジナルのテキストを使っているかは大切なポイントです。オリジナルのテキストを作れるほどにカリキュラムが組まれている証拠になります。

資格取得までの期間

通学の場合は半年〜2年、合宿の場合は18日〜1ヶ月で資格を取得することが一般的です。ライフスタイルやどのように学ぶかによって決めていきましょう。短期間だからいいのではなく、長期間かけて体を変化させていくという考え方もあります。

場所

通いやすい場所を選ぶことも大切なポイントです。仕事帰りに立ち寄りやすい立地や、家の近くなどなんども足を運びやすい場所がいいでしょう。合宿の場合は下見ができないので、インターネットなどで情報収集をよくしておくことをおすすめします。海外留学の場合は英語ではなく、日本語で学べるかも要チェックポイントです。

現在はオンラインコースが充実しているので、動画は生配信を見なくてはならないのか、録画の場合はいつまで見られるのか期限を確認しておきましょう。自分の勉強スタイルに合うスクール選びが重要です。

一緒に学ぶ生徒数

生徒数は、スクールによってさまざまです。1クラス3人のスクールもあれば、30人以上のところまであります。30人以上の場合、先生が1人であれば、見てもらえるチャンスも減ってしまいます。しっかりと指導してもらうためには、少人数制のスクールがおすすめです。

サポート体制

サポート体制は大きなポイントです。通っている間に、インストラクターとしてどのような道を歩んでいくか、不安に感じてしまう人も多いと思います。わたしもどうしたら良いかわからなくなって、先生にたくさん相談をして、元気をもらいました!また、卒業後のサポートが整っているとベターです。提携先のスタジオに優先的にオーディションを受けさせてもらえたり、先生の代行をさせてもらえる場合もあります。

費用

RYT200を取得するにはお金がかかります。約40万円〜60万円が相場で通学・合宿ともにそんなに変わりません。ただ、合宿で渡航先がハワイやニューヨークだと100万円ほどかかる場合もあるので、渡航費・宿泊費・食費が込みなのかも確認しておきましょう。

まとめ

ヨガインストラクターになるためのスクールはたくさんあるので、費用や期間はさまざまです。自分の中で譲れないポイントを決めて、それを基準に選ぶとよいでしょう。理想のインストラクターの一歩が踏み出せますように。ヨガインストラクターのスクールについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクター資格を短期取得するには?おすすめスクール5選

ヨガインストラクター資格を短期取得するには?おすすめスクール5選

仕事や家事、プライベートで忙しい人は、ヨガインストラクター資格を短期で目指したいですよね。短期のヨガインストラクター養成講座なら、短期集中でヨガを学べます。この記事では、ヨガインストラクター資格が短期取得できるスクールをまとめました。取得できる期間、料金、取得できる資格、短期取得のメリット・デメリット、よくある質問もをわかりやすく解説します。

ヨガインストラクター資格とは?

ヨガインストラクターになるために、資格は正式には必要ありません。ただし現在では資格取得が主流になっており、資格を取得した方が体系的にヨガが学べる、スタジオのオーディションでアピールしやすいなどのメリットがあります。そのため資格取得をした方が、ヨガインストラクターの夢に一歩近づく近道といえます。ヨガ資格で代表的なものは、以下の2つに分かれます。

①RYT200(全米ヨガアライアンス認定)
②スクールや協会独自のヨガ資格

全米ヨガアライアンス認定RYT200は、世界共通のヨガ資格で、もっともポピュラーな資格です。2つ目のスクールや協会独自の資格でも、ヨガインストラクターとして採用されるときに優劣はないので、どちらでも問題ありません。ここでは、RYT200が取得できるスクールを見ていきたいと思います。RYT200については、以下の記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

※参考:ヨガインストラクターのスクールで勉強すること。RYT200時間は何するの?

ヨガインストラクター資格を短期で取得する方法

ヨガインストラクター資格を短期取得するには、以下の3つの方法があります。

  • 短期取得できるスクールに通う
  • 短期取得できるオンラインスクールを選ぶ
  • 短期取得できる合宿に参加する

スクールに通えば、先生から直接指導が受けられます。通常は半年〜1年ほどでとる資格を2ヶ月ほどで取得することになるので、時間的に余裕がある人に最適です。オンラインスクールなら自宅から受けられるので、スクールがない地域に住んでいる人や、自分の空いた時間に録画の授業を受けたい人におすすめです。合宿はコロナ禍では開催しているスクールがほとんどありませんが、20日前後で取得できる場合が多いので、1番短期間で取得したい人にぴったりです。

短期でヨガ資格が取得できるおすすめスクール5選

短期でヨガの資格が取得できるおすすめスクールについて、5つ紹介します。特徴や資格取得期間、料金も解説しているので、参考にしてください。

ヨガワークス

ヨガワークスは、1987年にアメリカのカリフォルニア州で生まれたスタジオです。全米ヨガアライアンス認定「RYT200・RYT500」を生み出したスタジオでヨガインストラクター資格を取得することができます。ヨガワークスでは「平日集中コース」の4週間で取得できるコースを選べば、通学でRYT200の取得が可能です。

平日9:00〜18:00の合計20日で取得を目指すので、ヨガインストラクター養成を短期集中で一気に受けたい人にぴったりでしょう。期間、取得資格、料金は以下のとおりです。

期間 4週間
取得資格 RYT200
料金(税抜) 507,100円

無料相談会は、ZOOM・電話・対面から好きな方法を選べます。まずは気軽に相談してみてください。

ヨガワークス無料体験会 

ファーストシップ

FIRSTSHIP(ファーストシップ)は、全米ヨガアライアンスRYT200を短期取得できるスクールです。通学とオンラインで短期取得を目指せるので、遠方で通いづらかった人も通うことができます。2022年1月スタートの完全オンラインコースは、どこからでも受講できるので遠方の人もRYT200を目指しやすいコースです。ほかにもオンライン通う放題12ヶ月コース、固定制通学コースもあります。期間や料金は以下のとおりです。

期間 1か月〜1年
取得資格 RYT200
料金(税抜) オンライン月々4,100円〜
※総額298,000円(税込)

まずは資料請求で他校との違いを比べてみてください。オンライン説明会や相談会も申し込めます。

FIRSTSHIPのの資料請求・お問い合わせ 

リラヨガ・インスティテュート

リラヨガ・インスティテュートは、2008年12月に東京・芸術大学に設立さえたヨガの総合学院です。ヨガ雑誌でもおなじみの乳井真介さんのスタジオで、直接指導が受けられます。取得できる資格はRYT200と、日本総合医学協会認定「メディカルヨガ・インストラクター養成コース」です。短期集中コースでは、計20日間でRYT200の資格取得ができます。期間・取得資格・料金は以下のとおりです。

期間 2か月〜6か月
取得資格 RYT200
料金(税抜) キャンペーン価格で216,000円〜

オンラインまたはスクール実施の無料説明会が開催されているので、気軽に参加してみてください。

リラヨガ・インスティテュート無料説明会申込

エクロールヨガ

エクロールヨガは、ヨガインストラクター資格のRYT200を短期で沖縄で取得できるスクールです。東洋一といわれるビーチのある「宮古島」で、国内最短の18日間でRYT200を取得します。現在は新型コロナウイルスの影響で、合宿スタイルではなく「宮古島ワーケーション」の養成講座が行われています。3ラーニングと宮古島での早朝ヨガトレーニングを10日受講して、RYTを取得します。

期間 3か月
取得資格 RYT200
料金(税抜) 455,000円

先着8名さままで早割が適用され、386,000円で受講できます。短期取得したい人に最適なスクールです。

エクロールヨガ公式サイト

YMC

最後にご紹介するYMCメディカルトレーナーズスクールは、ヨガインストラクターやベビーセラピスト、整体師などの健康業界の資格が取れるスクールです。20周年特別企画として、RYT200資格オンラインクラスが実施されています。通常のRYT200取得のスクーリングでは24ヶ月ほど期間がかかりますが、半分の1年ほどで取得可能です。

期間 1年
取得資格 RYT200
料金(税抜) 248,000円(税込)

資料請求や無料体験がおこなれているので、気軽に相談してみてください。

今だけお家でヨガ資格取得!期間限定のオンライン完結RYT200コース! 

資格を短期取得するメリット・デメリット

ここからは、ヨガインストラクター資格を短期で取得するメリット・デメリットについて見ていきましょう。

メリット

短期でヨガ資格を取得するメリットは、忙しくてもスケジュールの都合がつけやすいことがあげられます。短期集中で資格を目指せば、有給を利用して仕事を辞めずに取得できる人もいます。短期で学ぶ分、 忘れないうちに記憶を定着できることも良い点でしょう。合宿では仲間ができるため、今後のヨガインストラクター人生の中で、一生の絆が生まれます。

デメリット

一方デメリットは、体が変わる前に講座が終了してしまうことがあげられます。ヨガ初心者から始めたとして、4週間程度でインストラクターとしてバリバリの体になるかというとそうではありません。ヨガの指導力を磨くことはできますが、体の変化のスピードはもっとゆっくりになることを把握しておきましょう。

1日14時間講座を受けるスクールもあることも、大変なことのひとつです。とにかく200時間の勉強時間を確保するために、1日の学習時間が詰め込まれて、次から次に講座が進みます。さらに「明日はテストです」といきなりいわれることもあるので、睡眠不足になってしまうこともあるかもしれません。短期取得ゆえのデメリットです。

よくあるQ&A

最後に、ヨガインストラクター資格を短期で取得する際の、よくある質問について回答していきましょう。

ヨガ初心者でも大丈夫?

ヨガ初心者でも問題ありません。ただしスクールによっては、たとえばリラヨガでは「ヨガ歴3年以上」と明記されている場合は注意が必要です。

ヨガ資格の料金相場は?短期の方が安い?

ヨガ資格の料金相場は、10万円〜50万円前後が一般的で、RYT200を取得するなら50万円前後の費用を目安にしておいた方がよいでしょう。短期の方が安くなるというよりも、早割などの割引を賢く利用した方がやすくなります。

ヨガ資格を短期で取得してもキャリアに問題ない?

ヨガ資格を短期で取得しても、キャリアに問題はありません!むしろ資格を取得した経験が評価されます。ただし身体がヨガになれるように練習して、指導経験を積めるように努力し続けることは、キャリアを積み上げていく中で欠かせない要素です。

まとめ

ヨガインストラクターの資格を短期取得できるスクールは、通学、オンライン、合宿から選ぶことができます。期間も料金もそれぞれ違うので、比較して自分にぴったりな講座を見つけてくださいね。気軽に資料請求して比較してみましょう。

ヨガインストラクターとは?仕事内容・なるには・就職先のまとめ

ヨガインストラクターは憧れる女性が多い職業のひとつです。しかし資格の取得や、仕事があるのかどうか不安に感じてしまいますよね。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターとはについて詳しくまとめました。ヨガインストラクターの仕事、なるには・資格、働き方、就職情報、現役ヨガインストラクターの声をご紹介します。

ヨガインストラクターとは・仕事

早速、ヨガインストラクターとはどんな仕事なのかを見ていきましょう。業務内容やヨガインストラクターの1日、やりがい、つらいこと、就職先をご紹介します。

ヨガインストラクターとは

ヨガインストラクターとは、ヨガのポーズや呼吸法、哲学、考え方などを通じて、ヨガの魅力を伝える仕事です。ヨガは心や身体を整え、不調を取り除くほか、ダイエットや美容目的で始める人もいるため、生徒さんのニーズに合わせてレッスンを提供します。

ヨガインストラクターの仕事・業務内容

ヨガインストラクターの仕事は、レッスンだけではありません。レッスンの準備、レッスンの提供、スタジオの清掃、スタジオの宣伝、受付業務など多岐に渡ります。正社員の場合は、スタジオ運営まで幅広く担当しますが、アルバイトやフリーランスはレッスンのみの場合もあるので、仕事内容に合わせて働き方を選ぶことも可能です。

ヨガインストラクターの仕事

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターの1日の特徴は、正社員、フリーランス、副業によっても異なります。たとえば正社員の場合は、7:00〜23:00などの定時で8時間勤務で朝番・遅番で働くことがほとんどです。フリーランスの場合は、レッスンを中心にスケジュールを組むので毎日同じスケジュールとは限りません。

副業では、本業が休みの休日や仕事後の夜の時間を使ってレッスンすることになるでしょう。

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターのやりがいと魅力

ヨガインストラクターの魅力は、何と言ってもヨガの楽しさを伝えられること。ヨガが大好きな人にはまさに天職です。そして生徒さんの変化を目の当たりにできるので、「ポーズができるようになった」「リラックスできた」などの声をかけてもらえると元気がもらえます。

ヨガインストラクターのやりがい

ヨガインストラクターのつらいこと

逆につらいことは、体力勝負で疲れやすいことです。本業のインストラクターは1日2〜5本程度こなすことが多く、レッスンは午前中か夕方〜夜遅い時間に多くなるので、稼働時間も長くなります。そしてインストラクターのイメージがストレスに感じたり、給料や収入が安く、正社員の求人募集が少ないこともつらい点です。

ヨガインストラクターのつらいこと

ヨガインストラクターの就職先・勤務先

ヨガインストラクターの就職先・勤務先は意外にもたくさんあります。ヨガスタジオ、スポーツジム、地域のカルチャーセンターなどのほか、自主開催のイベントや独立開業してスタジオ経営する人まで。就職するには首都圏の方が有利かもしれませんが、ヨガ人口が少ない地方では、貴重なヨガインストラクターとして活躍するチャンスがあります。

ヨガインストラクターの勤務先

ヨガインストラクターになるには・資格

ここからは、ヨガインストラクターになるには、資格が必要かを見ていきましょう。インストラクターに向いている人、スクールや学費、目指す年齢についてまとめました。

ヨガインストラクターになるには・資格は必要?

ヨガインストラクターになるには、資格は必要ありません。ひと昔前の先生たちは、師匠から習い、ある程度上手になれば講師としてデビューするという道が一般的でした。しかし最近ではヨガの資格を取得して、安全で正しいポーズや指導法を勉強してからデビューするのが一般的です。

資格には「全米ヨガアライアンス認定RYT200」のほか、各協会で認定されている資格もあります。RYT200は世界中どこでも通用する資格ですが、各協会の認定資格であれば講師派遣をしてくれる場合もあるので、働き方のニーズに合わせて選ぶのもよいでしょう。

ヨガインストラクターの資格

ヨガインストラクターに向いている人・適正

ヨガインストラクターに向いてる人は、ヨガが大好きなこと、明るく前向きな性格、コミュニケーション力がある、人の役に立ちたいと思う人などが向いています。また体力が欠かせない仕事なので、体力・体型作りをすること、努力し続けられる面も必要でしょう。

ヨガインストラクターに向いてる人

ヨガインストラクターのスクール・学費

ヨガインストラクターのスクールは、「全米ヨガアライアンス認定 RYT200」の取得学校だけでも日本で50ヶ所以上あります。通い方も通学、オンライン、通信、合宿、海外留学などさまざまです。通学の場合、学費は50万円前後が一般的で2ヶ月〜2年で取得します。期間や学費、どのような流派のヨガを学べるかを比較して選びましょう。

ヨガインストラクター資格のスクール

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳からでも可能です。「遅いのでは?」と不安に感じた人もいるかもしれませんが、スクールに通う人は20代〜60代と幅広く、中には70代でデビューした人もいるのだそう。

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターの働き方

ここからは、ヨガインストラクターの働き方について見ていきましょう。給料、勤務時間や1日のレッスン数、雇用形態、独立についてまとめました。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの給料は、年収324万円〜380万円前後で日本の平均年収441万円と比べるとやや低めの水準です。月給は20万円前後が一般的でしょう。ただしヨガスタジオの正社員では、店長やマネージャーなどに出世すると50万円前後もらえることもあるようです。たとえば大手ホットヨガスタジオLAVAでは、正社員募集が随時行われています。給与は月給22万円〜60万円に設定されています。

>LAVAの求人を見る 

一方、1レッスンごとに契約をするフリーランスの場合は、1レッスンあたり3,000円〜5,000円前後が相場です。人気のインストラクターは1万円〜2万円前後となることもあり、自分でヨガ教室やスタジオを運営すれば、かなりの収入アップも狙えます。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの勤務時間・1日のレッスン数

ヨガインストラクターの勤務時間は、働き方によって異なります。正社員では8時間のシフト制がほとんどで、1日のレッスン数は2〜3本ほど。フリーランスはレッスン枠に合わせて働くため勤務時間は決まっておらず、1日のレッスン数は人によって異なりますが、1日2本〜4本が一般的です。

ヨガインストラクターの勤務時間

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの働き方の種類は、正社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス・業務委託、独立開業、副業と大きく6つの雇用形態があります。仕事内容や給料、メリットやデメリットがそれぞれ異なるため、「仕事がない」とならないように、しっかり検討して自分にぴったりな働き方を選びましょう。

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターは独立・開業が目指せる仕事です。資格を取得しすぐに開業することもできますし、ある程度スタジオで経験を積んでから、並行して独立開業するのもよいでしょう。自宅のヨガ教室やイベント開催、スタジオ経営まで働き方もさまざまで、成功すれば正社員以上の収入を得ることも可能です。

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターの就職情報

ここからは、ヨガインストラクターの就職情報について見ていきましょう。求人の探し方、志望動機、ヨガインストラクターから他業界への転職事情についてまとめました。

ヨガインストラクターの求人の探し方・未経験でも働ける?

ヨガインストラクターの就職先には、ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、フィットネスジム、スポーツクラブなどがあります。誰でも未経験から始めるのは当然なので、「未経験大歓迎」のスタジオも多いです。求人は求人サイトや公式サイトなどで募集されていることが多く、中にはスクールの派遣や知り合いの紹介で仕事につながることもあります。

ヨガインストラクターの求人の探し方

ヨガインストラクターの志望動機・面接

ヨガインストラクターの志望動機には「ヨガに興味を持ったきっかけ」「なぜインストラクターを目指したのか」「目標」「このスタジオを選んだ理由」の4つを盛り込むことがポイントです。面接では、模擬レッスンを行うなど実技試験が行われる場合もあります。オーディションや面接では、しっかり自己PRできるように準備しておきましょう。

ヨガインストラクターの志望動機

ヨガインストラクターから他業界への転職

憧れる人が多い一方、ヨガインストラクターは実は離職率が高い仕事です。他業界に転職する人も珍しくなく、スポーツインストラクターや全く違う企業で働く人もいます。ヨガインストラクターから転職を目指すなら、なるべく早めの転職活動を始めましょう。

ヨガインストラクターからの転職

現役ヨガインストラクターの声

最後に、現役ヨガインストラクターをしている私の周りのヨガインストラクターの先生たちの声をまとめました。これからヨガインストラクターを目指す人は参考にしてみてくださいね。

ヨガインストラクターを目指した理由

ヨガインストラクターを目指した理由を聞きました。

ヨガが大好きで仕事にしたいと思ったから。(30代女性・40代女性)

ヨガをもっと勉強したいと思ったら、資格を取るしかなかった。資格を取ったら自然とヨガインストラクターになりたいと思った。(30代女性)

手に職をつけたいと思った。(20代女性)

ヨガインストラクターを目指した理由はさまざまですが、「ヨガが好き」という気持ちが大前提のようです。

ヨガインストラクターをしていてよかったこと

そしてヨガインストラクターをしていてよかったことを聞きました。

リピートして週になんども足を運んでくださるのが嬉しい。(30代女性)

「先生だから」と来てくださる生徒さんが多くてやりがいを感じる(30代女性)

レッスンも楽しいし、自分も健康になってお金ももらえて一石二鳥(40代女性)

ヨガが好きだからこそ伝えられた喜びや、生徒さんの反応がダイレクトに感じられることが嬉しいポイントのようです。またお金をもらいながら自分も健康になれるのは、インストラクターならではの喜びともいえます。

ヨガインストラクターを目指す人にひとこと

最後にヨガインストラクターを目指す人に一言メッセージをもらいました!

ヨガインストラクターは素晴らしい仕事です。自分が至らなくて悔しいこともあるけれど、60代になっても体が動く限り続けられるのがこの仕事の魅力だと思います。(40代女性)

子育てしながら仕事ができるヨガインストラクターは、私の天職です。大変なこともあるけれど、毎回元気をもらえるレッスンの時間が大好きです。(30代女性)

ヨガインストラクターの仕事は楽しいことばかりで、これまで会社員でストレスだらけだった仕事の概念を覆してくれました!人生一度きりなので、チャレンジしたいと思った人はぜひ飛び込んでみてください。仕事を辞めなくても、副業で始めるのもいいと思います。(30代女性)

ヨガインストラクターに興味がある人は、まずはスクールの資料請求から始めてみましょう。情報集めするだけでも、具体的に目標が描けるようになるはずです。

ヨガインストラクターのまとめ

ヨガインストラクターはヨガを伝える仕事で、働き方も自由に選べます。これからの人生を自由なライフスタイルで過ごしたい人にぴったりの仕事でしょう。まずは資格を取ることからスタートして、ヨガインストラクターとしてキラキラな毎日を送ってくださいね。

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ヨガインストラクター資格を留学で取得したい!おすすめ国とスクールは?

ヨガインストラクター資格を海外留学で取得するのは憧れますよね。でも費用や期間など、心配なことも多いはず。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクター資格を海外留学で取得するための情報をまとめました。おすすめの国やスクール、費用、期間、留学前の注意点や準備すること、留学後の進路をご紹介します。

ヨガ留学するならインストラクター資格取得がおすすめ

ヨガ留学はたくさんの選択肢がありますが、ヨガインストラクターを目指す人は資格取得がおすすめです。ヨガインストラクターは資格がなくてもなれる仕事ですが、オーディションや面接を突破するには、やはり資格があった方が有利。ヨガインストラクター養成講座のあるスクールを選べば、海外留学後もヨガインストラクターとして活躍できる道が広がります。

ヨガ留学の資格取得はRYT200が人気

ヨガ留学の資格取得を目指すなら、「全米ヨガアライアンス認定(RYT200)」が人気です。国際的な知名度のある教会で、国際資格を取得できます。ヨガの資格はスクール独自のものも多いため、どの資格を取得しているから有利ということにはなりませんが、せっかくなら世界共通で幅広い認知度のある資格を取っておいた方が良いでしょう。

座学からポーズ、ティーチングスキルも講座で学んだ証拠になります。RYT200については、こちらの記事も参考にしてください。

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海外のヨガ留学におすすめの国は?

海外のヨガ留学には、ハワイ、インド、バリ(インドネシア)、アメリカ、オーストラリアなど選択肢がたくさんあります。学ぶ環境や先生の経験値、費用、期間も違うので、自分にぴったりな留学先を見つけるのがおすすめです。たとえば費用についてまとめると、渡航先によって大きな違いがあります。

渡航先 費用
ハワイ 60万円〜
インド 16万円〜
バリ 33万円〜
オーストラリア 36万円〜
ニューヨーク 45万円〜

ほかにもたとえばハワイならのんびりしたビーチも楽しめたり、インドなら本場のヨガの修行ができたりと、それぞれに魅力が大きいのが特徴。それぞれの渡航先について、詳しく見ていきましょう。

ハワイでヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、ハワイでヨガ留学できるスクールや費用について詳しくご紹介します。ハワイのヨガスクールは日本のヨガスクールが主催することが多いため、海外にいながら日本人講師からヨガを学ぶことができます。ハワイ留学なら以下の2つです。

● YMCメディカルトレーナーズスクール
● FIRSTSHIP(ファーストシップ )

それぞれについて詳しくみていきましょう。

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルトレーナーズスクールは、卒業生が業界No.1の国内最大級の学校です。YMCのハワイ留学は口コミ評価も高く、ビーチヨガのほかSUPヨガ、ハワイのパワースポットでヨガができるなどハワイを満喫できるのが嬉しいポイント。講師は日本人や日本語ペラペラな現地インストラクターが担当するので、英語に自信がない人も安心です。

資料請求のほか、無料体験やスクール見学で不安を解消できるので気軽に相談してみましょう。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 594,000円(入学金、授業料、教材含む)
※渡航費、宿泊費、現地の生活費は別途

公式サイト

FIRSTSHIP(ファーストシップ)

FIRSTSHIP(ファーストシップ)もハワイ留学を行っていましたが、コロナウイルスの影響で短期留学が開催されていません。通学かオンラインで資格取得を目指すことができます。

公式サイト

インドでヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、インドでヨガ留学できるスクールについてみていきましょう。インドはヨガが生まれた聖地で、比較的安く留学することが可能です。ベジタリアンフード付きの合宿もあるのが嬉しいポイント。インド留学するなら以下の3つです。

● YOGAVINI(ヨガヴィニ)
● INDIA SANATANA(インドサンタナ)
● Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)

それぞれの特徴や費用、期間についてまとめました。

YOGAVINI(ヨガヴィニ)

YOGAVINI(ヨガヴィニ)は、ヨガの発祥の地とされる憧れのリシュケシュのアシュラムでヨガ留学できるスクールです。世界中から全米ヨガアライアンス認定RYT200を取得するヨギーニ達が集まります。ガンジス川に面した場所にあり、ヨガにじっくり取り組めるのが魅力。

1日2回ベジタリアンフードの食事で体をデトックスし、宿泊施設つきなので必要最低限のものはあるので安心です。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 164,000円(税込)
※現地までの往復交通費、ビザ費用は別途

公式サイト

INDIA SANATANA(インドサンタナ)

INDIA SANTANA(インドサンタナ)は、45日間でRYT200の資格取得ができるスクールです。海沿いで治安がいい聖地プリーでティーチャーズトレーニング合宿ができます。本場インドならではのヨガ哲学や、異文化体験もできるのが嬉しいポイント。日本人スタッフや日本語ができるスタッフが常駐しており、座学は日本語のサポートがあります。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 45日間
受講料 268,000円〜

公式サイト

Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)

Aarsha yoga vidya peetham(アールシャ ヨーガ ヴィッディヤ ピータム)は、のどかな田舎町の南インドでヨガ資格が目指せます。20年以上の指導経験がある講師達から学べる本格始動で、食事は100%ピュアベジタリアンフード!

アーユルヴェーダの製品やインドのスパイス、ティンシャ、音楽などもお店も充実しているので日本で手に入らない本場アイテムをゲットできるのも魅力。サポート費が別途かかりますが日本人サポーターがいるので、英語ができなくても参加できます。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 4週間
受講料 1,550ユーロ(1ユーロ125円の場合193,750円)
日本語サポート費がいる場合900ユーロ

公式サイト

バリ(インドネシア)でヨガ留学できるスクール・費用

ここからは、インドネシアのバリでヨガ留学できるスクールについてみていきましょう。神々の住む町と呼ばれるバリは、ハワイよりも安い費用で、リゾート地のよさも味わえることが魅力。バリ留学なら以下の3つがおすすめです。

● YMCメディカルトレーナーズスクール
● FIRSTSHIP(ファーストシップ)
● 道ヨガ

それぞれについて詳しくまとめました。

YMCメディカルトレーナーズスクール

YMCメディカルトレーナースクールでは、ハワイだけでなくバリ養成コースも行われています。会場と宿泊は高級リゾートで、講師はすべて日本人なので英語が苦手な人も、海外が初めての人も安心して渡航可能です。ヨガ初心者でも受講可能なので、思い切って自分を変えたい人にもぴったりかもしれません。

無料資料請求や説明会が行われているので、気軽に参加してみましょう。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 14日間
受講料 330,000円(受講料、宿泊費、食費、空港からの送迎含)
※渡航費、海外保険代は別

公式サイト

FIRSTSHIP(ファーストシップ )

ファーストシップでもバリの合宿が行われていましたが、現在はコロナの影響で募集が行われていません。国内通学かオンラインで取得が可能になっています。詳しくは公式サイトで資料請求でお問い合わせしてみてください。

公式サイト

道ヨガ

道ヨガは、バリのウブドでRYT200資格を取得できるヨガ合宿を行っています。10日間と最短・最安で開講しているのが魅力ですが、現在コロナの影響で自粛中で出入国制限が解除次第再開予定です。沖縄やオンラインでの取得は可能です。

公式サイト

オーストラリアでヨガ留学できるスクール・費用

オーストラリアのヨガ留学も人気を集めています。オーストラリアの渡航先としては、バイロンヨガセンターが有名です。

バイロンヨガセンター

バイロンヨガセンターは、1988年に設立されたオーストラリアで最も歴史あるヨガスクールの1つです。バイロンベイは平和と自由を愛するヒッピー文化が根付いたスローライフが魅力の、オーストラリア最東端の街。ヨガのティーチャートレーニングを学ぶ場としても人気を集めています。

なんと日本語コースもあり、食事はベジタリアンフードで、宿泊費も込みです。公式サイトに日本語ページもあるので読みやすいですよ。

取得可能資格 全米ヨガアライアンスRYT200
期間 2週間
受講料 早割AUD$4,800(1オーストラリアドル=76円の場合、36 4,800円。コース費、宿泊、食事代込み)

公式サイト

そのほかのヨガ留学

そのほかのヨガ留学として人気なのは、ニューヨーク。世界中で最もヨガインストラクターが多い街で、ヨガの本場ともいわれています。流行の最先端でヨガを学び、語学も一緒に身に付けたい人におすすめでしょう。ニューヨークの留学先としては

● Body Tone(ボディトーン)
● Yoga Institute(ヨガインスティチュート)

などが有名で、どちらも43万円〜45万円前後。渡航費と宿泊費が別なので、100万円ほどの予算を考えておくとよいでしょう。

海外ヨガ短期留学前に準備しておくこと

ここからは、海外ヨガ短期留学前に準備しておくことをご紹介します。よく不安に感じる語学、初心者、体の硬さについての不安を解消しておきましょう。

語学

全く英語が話せなくても問題ない合宿もありますが、できれば英語は身に付けておくと便利です。日本語の通訳を通して理解するよりも、現地の言葉をそのまま理解した方がスピード感も理解の深さも違います。

ただしハワイは日本人率が100%なのに比べて、インドは日本人比率が5%ほどと渡航先にも違いがあるので、語学に自信がない人はハワイや日本語コースのある留学を選ぶと安心です。

初心者でもヨガ留学可能

スクールによっては「ヨガ経験半年以上」など基準がある場合もありますが、基本的にヨガ初心者でもヨガ留学可能です。ポーズ以外にも哲学や解剖学など座学もあるので、初心者でも問題ありません。ただし少しでもレッスンを受けた方が、現地での吸収率もアップしそうです。

体が硬くても大丈夫

体が硬くても問題ありません!ヨガは体が硬い人の方が向いているともいわれています。変化率が大きいので自分自身の成長も楽しく、生徒さんの「硬くていやだ・恥ずかしい」という気持ちもわかってあげられる先生になります。

海外ヨガ短期留学の注意点

海外留学するときの注意点についても見ていきましょう。妊娠した場合、別途かかる費用、長期滞在について解説します。

妊娠中は受けられないことも

万が一妊娠した場合は、トレーニングが受けられない場合もあります。問題なく受けられるコースもありますので、可能性がある人は申し込み前に確認しておきましょう。

別途かかる費用に注意

宿泊費や食事代が込みの合宿もあれば、渡航費や移動費、現地でのおこづかいが別途かかる場合がほとんどです。合宿費が50万円としても、渡航費20万円、滞在費10万円、生活費5万円などプラスで90万円近くになる場合も想定しておく必要があります。

また全米ヨガアライアンスRYT200の登録費用も含まれていない場合が多く、初回登録費$50と年会費$65で、$115(約12,075円)必要です。

長期滞在も検討する

実はヨガは短期留学だけで身に付けられるものではありません。現地の空気や食事に慣れるまでに時間がかかる人もいるので、あっという間に終わってしまったという人もいるでしょう。中には本格的に修行をするために、現地の日本企業で働きながら長期滞在をする人もいます。

海外ヨガ留学後の進路

海外留学でヨガインストラクターの資格を取得した人は、帰国後に日本のヨガスタジオに就職したり、フリーランスとして活躍したり、独立開業する人などさまざまです。「ハワイ」「ニューヨーク」など留学した渡航先でセルフブランディングする人も多いのが海外ヨガ留学のメリットともいえます。

中には国際資格を活かして、海外でヨガインストラクターとして活躍する人もいるので、自由に進路を決めることが可能です。

ヨガインストラクターの海外留学のまとめ

ヨガインストラクターの資格取得のための海外留学は、ハワイ、バリ、インドなどさまざまな渡航先から選ぶことができます。費用も違いますが、1番は渡航先で何を学びたいか、どんな1ヶ月弱を過ごしたいかでしょう。いくつかのスクールを比較検討して、ぴったりなスクールを選んでくださいね。

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ヨガインストラクターのスクールで勉強すること。RYT200時間は何するの?

ヨガインストラクター資格といえば、「全米ヨガアライアンス認定RYT200」が有名です。ヨガインストラクタースクールではどんな200時間を過ごすのでしょうか?この記事では、RYT200を取得するためのスクールで勉強することを特集しました。ヨガインストラクターになるために学ぶこと、卒業までの流れ、雰囲気をご紹介します。

ヨガインストラクターになるために学ぶこと

ヨガインストラクターになるために資格は必要ありませんが、多くの人が全米ヨガアライアンス認定「RYT200」を取得しています。ヨガインストラクターの世界的な教育水準を高めるために、世界共通のスタンダードの設定があり、それが以下の5つです。

内容 時間
ヨガアーサナ・実践スキル 100時間
指導技術 25時間
ヨガ解剖学 20時間
ヨガ指導者のための哲学・倫理・歴史 30時間
指導実習 5時間
自習 10時間

どのスクールで学んでも、大枠はこの流れに沿って行われます。ただしカリキュラムは学校にお任せされています。どんな内容が学べるのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①ヨガアーサナ・実践スキル

「アーサナ」は、ポーズのことで正しいポーズの方法を、1つずつ学んでいきます。簡単だと思っていたポーズでも、ゆっくりと習っていくと「実は間違っていたんだ!」ということを知ることがあるかもしれません。正しい体の位置、体の向き、ヨガ本来のアーサナについてプロから学びます。

②指導技術

教えるのに必要な補助の仕方(アジャスト)や、言葉の選び方、指導に必要なスキルを学びます。レッスン中には生徒さんの様子を見て、どのようにポーズを正しい姿勢に直していくのか?どう体へアプローチしていったら良いか?ということを学んでいきます。安全にヨガを楽しんでもらうために、指導者ができる技術を習得します。

③ヨガ解剖学

RYT200を受けていると、解剖学を楽しみにしていたという人が多かったです!解剖学は、骨や筋肉の構造を学ぶことで、安全にヨガを楽しんでもらうための基礎知識をつけていきます。痛めやすい体の使い方、ケガしやすい動き方などを知ることで、リスク回避へとつなげていきます。

④ヨガ指導者のための哲学、倫理、歴史

ヨガ指導者になるにあたり、どんなところに気をつけたら良いのか、指導者としてできること、倫理や哲学を学んでいきます。ヨガができた歴史や哲学を学んでいくことで、今までスタジオでポーズだけ行っていた人は、さらにヨガを深めることができていると実感できる時間になるでしょう。いわゆる座学ですが、スタジオやスクールによってはワークなども用いられます。

⑤実務演習

これがいちばんの山場です。実際にクラスを作る方法、レッスンをする模擬レッスンなどが行われます。レッスンを一から作っていくのは最初は大変ですが、1時間分のレッスンができるととても達成感を味わえます。模擬レッスンでは、自分の言葉によって、生徒役のみんなが動いてくれて、レッスンの様子を初体験します。一つ一つのことに感動してしまう場面もあるので、ぜひ実務演習は楽しみにしていただきたいことの一つです。

ヨガインストラクタースクールの入学から卒業までの流れ

ヨガスクールの入学から卒業までの流れは、スクールによって異なります。スクールが始まる前から課題図書が与えられるスクールもあれば、「ヨガ経験2年以上」とスキルが求められるスクール、「事前準備なし・初心者大歓迎」のスクールまでさまざまです。

カリキュラムも大枠の時間さえ守っていれば、各スクールごとに任せられているので授業の進め方も決まっていません。この日に何をやるのか事前に決まっているスクールがあれば、その日の様子に合わせて授業内容が変わるスクールもあるのです。

テストがあるかも学校によって異なりますが、200時間で勉強をして、実技で模擬レッスンに合格した人が卒業する流れになります。卒業式で泣ける演出をしてくれるスクールもあるので、卒業まで楽しめるかはスクール選びが何よりも大切といえるでしょう。スクール選びについては、こちらの記事も参考にしてください。

徹底比較!ヨガインストラクター資格のおすすめスクール5選

ヨガスクールの雰囲気・年齢層

ヨガスクールの雰囲気も、スクールによって異なります。男女比はどのスクールもやはり女性の方が多くなりますが、もともと男性の会員が多いスクールでは男性比率も高くなるでしょう。たとえばアンダーザライトでは約2割が男性なので、男性でもヨガインストラクターを目指しやすいスクールのひとつといえます。

アンダーザライト公式サイト

また穏やかなスクール、活気あるスクールなど雰囲気も違うので、できれば説明会で空気感を味わえるのがベスト。年齢層は全体的に20代後半〜30代後半の人が多いようです。FIRSTSHIP(ファーストシップ )では20代〜60代の幅広い年代の人が通っているので、気兼ねなく通いたい人は年齢層に合わせてスクールを選ぶのもよいでしょう。

FIRSTSHIP 公式サイト

ヨガインストラクタースクールの勉強のまとめ

ヨガインストラクター のスクールで勉強することは、大枠は決められていますが細かくは各スクールにお任せされています。そのためスクール選びが、ヨガインストラクターとしての第一歩を決めるといっても過言ではありません。理想のヨガインストラクター像に合わせて、勉強したいことが学べるスクールを選びましょう。

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ヨガインストラクターは独学で目指せる?メリット・デメリット

ヨガインストラクターは独学でなれるものでしょうか?スクールに通う暇がなかったり、ヨガインストラクター資格の費用を節約したいと考える人も多いはず。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターは独学で目指せるのかをまとめました。

ヨガインストラクターになるには独学で十分か、ヨガインストラクター資格が取れるのか、独学以外の学習方法、独学のメリット・デメリットをご紹介します。

ヨガインストラクターを独学で目指すせる?

ヨガインストラクターは、独学でなることが可能です。ここではその理由と、資格取得についてを解説します。

ヨガインストラクターは独学でなれる

ヨガインストラクターは、独学で目指すことも可能です。10年以上インストラクターとして活躍している先生の中には、ヨガインストラクターの資格を取得していない先生もたくさんいます。資格が主流となったのはここ最近で、もともとヨガの先生は師匠のもので学び、自然にポーズや効果を身につけ、自分がレッスンする立場になっていきました。

現在でもヨガインストラクターになるために、たくさんのレッスンに出て本などで独学で知識や経験を身につけ、目指すことも可能です。

ヨガインストラクター資格を取得するなら独学は不可

ただし、ヨガインストラクター資格を目指す場合は、独学では資格を取得することができません。現在では、ヨガインストラクター資格の種類がたくさんありますが、そのほとんどがスクールで学んで取得するものになってるのです。そこで独学以外の学習方法についても見ていきましょう。

ヨガインストラクターになる独学以外の学習方法

独学以外でヨガインストラクターを目指す場合は、以下の4つの方法があります。

①スクールに通う
②合宿に参加する
③オンライン講座を受講する
④通信講座を受講する

現在活躍しているヨガインストラクターの有名な先生たちも、ほとんどこの方法で資格を取得しています。

①スクールに通う

ヨガインストラクター資格でおすすめなのが、全米ヨガアライアンス認定RYT200です。全国のさまざまなスクールで講座が開催されているので、通いやすいスクールを選ぶことができます。働きながら取得しやすいように夜間や週末に開講するスクールもありますが、多くは東京・大阪などの首都圏が中心です。

RYT200がどんな資格かについては、こちらの記事も参考にしてください。

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②合宿に参加する

短期間で資格を取得したい人や、スクールが遠くて通えない人は合宿が便利でしょう。1ヶ月ほどで資格を取得できますし、一緒に合宿した仲間は大切な友情が芽生え、最高の思い出もできます。スクール選びについてはこちらの記事も参考にしてください。

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③オンライン講座を受講する

コロナの影響で、オンライン講座が増えています。RYT200は2020年9月までオンラインでの講座が単位として認められるので、遠方の人でもオンライン講座が受けられるのがメリットです。オンライン講座についてはこちらの記事も参考にしてください。

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④通信講座を受講する

ヨガインストラクター資格の安い取得方法を探している人におすすめなのが、通信講座です。自宅で勉強するので、自分のペースで学習できるのがメリットといえます。通信講座についてはこちらの記事も参考にしてください。

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ヨガインストラクターを独学で目指すメリット

ヨガインストラクターを独学で目指すメリットは、以下の2つ。

● 費用が安くすむ
● 自分のペースで学習できる

なんといっても、費用が安くすむことは独学の魅力でしょう。書籍やヨガマットを買ったとしても、1万円以下で勉強を進めることもできます。自分のペースで学習できるので、スクールまでの往復時間がかかる心配もありません。忙しくて自分の時間を取るのが難しい人にも向いている方法です。

ヨガインストラクターを独学で目指すデメリット

一方、独学で目指すデメリットは以下の4つ。

● 呼吸法や瞑想法が身につけづらい
● 自己流になる可能性が高い
● ケガの原因になることがある
● 上達に時間がかかる

ヨガはポーズと考える人も多いですが、呼吸法や瞑想もヨガのひとつです。独学ではわかりづらいことも、直接先生に習うことですぐに身につけることもできます。また自己流になることは、1番避けたいことのひとつです。ポーズが間違っていても注意されずに進んでしまうと、そのまま生徒に伝えてしまう可能性もあります。

また間違ったポーズが身体への負担につながり、ケガの原因となることもあるため要注意。自分で練習することはもちろん大切ですが、コツがつかめないまま自習しても、上達に果てしなく時間がかかることもあります。いくら費用が安いからといっても独学はデメリットの方が多いと言わざるを得ません。

指導者からヨガを習うのがベスト

これからヨガインストラクターとして活躍したいと考えている人は、生徒さんの安全を考えるためにも、スクールや講座を受けて自己流ではなく正当なヨガのレッスンを受けて技術や知識を身につけることがベストです。ヨガを伝える立場として、効果的で楽しくレッスンをするためにも大切なことでしょう。

デビューしてからも独学し続けることが大切

ちなみにヨガインストラクターとしてデビューしてからも、生徒さんにレッスンを伝えるには、独学し続けることが大切です。資格を取得するための200時間だけではとてもヨガの世界を学ぶことはできません。ヨガ哲学や考え方、ポーズは何十年もかけて学ぶつもりで、技術や知識を身につけましょう。

ヨガインストラクターを独学で目指す方法のまとめ

ヨガインストラクターは独学で目指すこともできますが、おすすめはしません。生徒さんに効果的で安全にヨガを伝えるためにも、指導者のもとできちんとヨガを学びましょう。1日早く、ヨガインストラクターとして理想のレッスンができる日が来ますように。