香りが苦手な人に、柔軟剤になる3つの代用品
最近、ふんわる香る柔軟剤が人気ですね。でも、その「香りが苦手」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?この記事は、柔軟剤の香りが苦手な人に向け、柔軟剤になる代用品について紹介します。服やタオルをふんわりさせるのに柔軟剤は必需品と思っている方こそ、試してみてほしいです。
目次
柔軟剤の香りを3人に1人が苦手と感じている!?
niftyの行った「他人の服の洗剤や柔軟剤の香りを不快に感じたことがあるか」という調査によると、以下のような結果になりました。
- 不快に感じる人:33.5%
- 不快に感じない人:66.5%
という結果でした。つまり3人に1人が、服や柔軟剤の香りを不快に感じたことがあるそうです。ちなみに地域別にみると、以下のとおりです。
- 1番不快に感じている地域:北海道 39.6%
- 最も不快に感じる人が少なかった地域:中国・四国 26.6%
とのこと!北海道の人が敏感で、中国・四国地方の人があまり感じなかったそう。とはいうものの、その差は10%ほどなので、ほとんど同じような結果ともいえそうです。
女性はより敏感に感じとっている
こちらの調査は男女別にも結果が出ていて、男女差が面白いです。
- 「不快に感じる」と回答した男性:30%
- 「不快に感じる」と回答した女性:47.6%
という回答です。男性は3人に1人が苦手なのに対して、女性は2人に1人が「服や柔軟剤の香りを不快に感じている」そうなんです!もしも、香りに対して苦手意識がある方がいたら、珍しいことではありません。これからご紹介する柔軟剤の代わりなる代用品も試してみてくださいね。
詳しい調査はこちらから
>【香害】3人に1人が洗剤や柔軟剤の香りを不快に感じると回答
柔軟剤の代わりになる3つのもの
それでは、早速柔軟剤の代わりなる3つのものをご紹介していきます。身近なものは安心できる成分なので、敏感肌の人も、小さい子どもがいるご家庭でも、安心して使うことができますよ。
1.重曹+酢
重曹には、繊維を柔らかくする効果があります。匂いの防止にもつながるので、汗や皮脂が気になるときにもおすすめ。洗剤や重曹はアルカリ性で肌荒れの原因にもなることもあるので、お酢をプラスして中和しましょう。お酢には、防臭、柔軟効果がある他にも、黄ばみや色落ち防止、静電気を防ぐなどいろいろな効果があります。柔軟剤と酢を使ったお洗濯の仕方は、以下のとおりです。
【レシピ】
・水100ml
・重曹100ml
・酢600ml
をよく混ぜてすすぎの時に投入。1回の使用量は50ml程度です。
アロマオイルを加える場合は、20滴ほど加えてください。
2.クエン酸
洗剤はアルカリ性なので、酸性のクエン酸を加えることで中和していきます。クエン酸は服をふんわりと仕上げてくれ、消臭効果もあります。クエン酸を使う際は、以下のように洗濯しましょう。
【レシピ】
・水200ml
・クエン酸大さじ2
をよく混ぜて、すすぎの時に投入。1回の使用量は50ml程度です。
香りを追加したいときはアロマオイルを混ぜてくださいね。
3.リンス
お風呂で使っているリンスも、柔軟剤の代わりになります。リンスの方がおすすめですが、コンディショナーでも大丈夫です。髪をサラサラにしてくれる働きが、衣類の繊維にも働きます。「このリンスの香りが好き」という方は香りづけにもなりますよ。リンスの使い方は以下のとおりです。
使い方
・水(ぬるま湯)200ml
・リンス1プッシュ
しっかりと溶けるように混ぜてから、すすぎの時に投入。
リンスは溶けていないと、服に溶け残りがそのままついてしまいます。しっかりと水に溶かしてから使いましょう。
アロマオイルを使うこともおすすめ
柔軟剤の香りにアロマオイルで香りづけすることもおすすめです。リンスは香りがついていますが、重曹やクエン酸には香りがついていないので、お好みのアロマオイルで香りをプラスしていきましょう。香りの好みもありますが、アロマオイルには精油自体にも効果があります。目的に合わせて選ぶのも良いですよ。
消臭効果をプラスしたい!
・ラベンダー
・ローズマリー
殺菌効果をプラスしたい!
・ユーカリ
・ティートリー
などなど、組み合わせは自由にお好みの香りを作ってみて下さいね。
アロマオイルを使う注意点
アロマオイルを使う際は、オレンジ・スィートは使わないようにしましょう。良い香りですが、染みや色がついてしまう可能性があります。
まとめ
柔軟剤の代わりは、身の回りのもので代用できます。成分や香りを自分好みのものに変えたら、毎日もウキウキしてきそうですね!しかもエコ!ぜひ参考にしてみてください。
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