木のポーズの効果や方法。ふらついてできない原因は?

木のポーズアイキャッチ
YOGA

木のポーズは、ヨガの代表的なポーズのひとつ。難易度がそこまで高くないので、初心者でもトライしやすいヨガポーズです。

そこでこちらの記事では、木のポーズの効果や方法について詳しくまとめました。ふらついてできない原因や解消法もご紹介します。

木のポーズの効果

ヨガの画像

木のポーズはよくイラストにも描かれる、片足でバランスをとるポーズです。英語では「Tree pose(ツリーポーズ)」、サンスクリット語では「ヴリクシャーサナ」といわれます。ちなみにサンスクリット語のヴリクシャーサナは、「ブルックシャ(木)」「アーサナ(ポーズ)」の意味です。

木のポーズの効果

木のポーズの効果は以下の6つ。

● 集中力を高める
● 体幹が鍛えられる
● バランス力アップ
● 心を安定させる
● 下半身のダイエット
● O脚改善・扁平足の緩和

グラグラしてしまうバランスポーズは、一点を見つめて集中力を高めます。またふらつくのをグッと抑えるために、体幹を鍛えることができ、バランス力がアップします。

落ち着いた心が必要なので心が安定し、集中してポーズを行ったあとには、ホッとリラックス効果を感じられるでしょう。また太ももやお尻の筋肉を刺激して、足の筋力を鍛えるので下半身ダイエットにも効果的。軸足で立つときに引き上げの力が働くので、O脚を改善し、土踏まずに刺激が入って扁平足の緩和にもおすすめです。

木のポーズの方法

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ここからは、木のポーズの方法について見ていきましょう。ヨガの木のポーズの難易度はそこまで高くありませんが、片足で立つので、まずは準備体操をして体を温めてから行うことをおすすめします。

①両足を揃えて立つ
②左脚を足首まで持ち上げる
③いけそうな人は左足の位置をふくらはぎまで持ち上げる
④もっといけそうな人は太ももまで
⑤さらにいけそうな人は足の付け根(写真の位置)
⑥両手を胸の前で合唱
⑦バランスが取れたら頭の上で伸ばして5呼吸
⑧ひと息ついたら反対側も同様に行う

木のポーズは、足の位置をグラグラ度合いに合わせて変えることがポイントです。まずは②の足首、いけそうなら太もも、足の付け根と3段階に合わせてバリエーションをつけましょう。膝は関節を痛めやすいので避けます。

木のポーズができないときのコツ

ヨガポーズの画像

木のポーズができないときは、本来まっすぐしているはずの軸がずれてしまっている可能性が高いです。4つのポイントを抑えると、バランスが取りやすくなります。

①骨盤の高さを左右揃える
②太ももで足裏を押し返す
③足の位置は無理にあげなくても大丈夫
④目線は一点鼻先に集中

①骨盤の高さを左右揃える

生徒さんでよくいるのが骨盤の高さが左右斜めになっている人です。左右の骨盤がマットと平行になるように、調整してみると体の軸が安定するのですぐにポーズが取りやすくなります。鏡がある場合は、鏡で見てみると一目瞭然です。

②太ももで足裏を押し返す

骨盤の高さが左右ずれやすい人は、太ももで足裏を押し返すのも効果的。足裏で軸足を押しすぎて、体が斜めになっている可能性もあるので、太ももでも押し返して下半身を安定させましょう。

③足の位置は無理にあげなくても大丈夫

あげる足は無理にあげなくても大丈夫です。無理にあげて軸が斜めになってしまうよりも、低い位置でも骨盤の高さや軸を安定させた方が最終的に難しいポーズもできるようになります。最初はあっているかどうか確認しながら、ゆっくりポーズをして行ってみてくださいね。

④目線は一点鼻先に集中

最後に、目線は一点鼻先に集中することが大切です。目線が動いてしまうとポーズもグラグラふらつくので、どこかに集中しておきましょう。レッスンで行うときはふらつきが伝染してしまうので、なるべく周りの人に目を向けないことをおすすめします。

木のポーズのまとめ

木のポーズは比較的簡単にできて、「ヨガをやっている感が強い」ビジュアルなのが魅力です。レベルに合わせて行うことができるので、その日の体調や気分に合わせて集中力やバランス力を高めていきましょう。

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misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました...

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