ホットヨガの頻度が毎日はよくない?やりすぎるデメリットを解説
ホットヨガの通い放題を始めたら、せっかくなら毎日でも通いたくなってしまいます。しかしホットヨガの頻度が多すぎると、デメリットもあるので注意が必要です。この記事は、ホットヨガに通う人に向け、ホットヨガの頻度や毎日通うのに良くない理由・デメリットをまとめました。実際に毎日ホットヨガに通っていた私の体験談も織り交ぜるので、納得してもらえるはずです。
目次
ホットヨガの頻度が毎日はよくない?
ホットヨガの頻度が毎日というのは、体に負担がかかるためよくありません。ホットヨガはダイエット効果・代謝アップなどの効果が期待できますが、あまり毎日やりすぎると、逆にダイエット効果が半減してしまうこともあるため注意が必要です。通う際は自分の体に合わせた頻度、通い方を見つけた通いましょう。
ホットヨガに毎日通うとよくない理由・デメリット
ホットヨガに毎日通うと良くない理由は、5つあります。
温度差が身体に負担をかける
ポーズを取っているときはドバーッと汗がかけて気持ちいですが、ロッカールームや屋外との温度差で、身体に負担がかかってしまうこともあるので注意が必要です。ホットヨガは、スタジオによっても異なりますが温度40度前後、湿度50〜60%の高温多湿の空間で行います。特に真冬の時期は外が5度、室内が40度だとすると、その差35度!気づかないうちに負担がかかってしまうこともあるので、シャワーを浴びてリセットするなど工夫して対策しましょう。
熱中症・脱水症状を引き起こすことがある
レッスン中はインストラクターがこまめにお水休憩の時間を取ってくれますが、それでも汗をかく習慣がない方は、熱中症や脱水症状を起こしやすくなります。特に、以下の2つの時期には注意が必要です。
- 暑くなり始めの梅雨時期
- 真冬にホットヨガを始めた方
この時期は温度差に体が慣れていないので、水分不足になりがちです。「喉が渇いた」と思うときは脱水症状が始まっているので、自分のタイミングでこまめに取るようにしましょう!
汗で必要な栄養素が流れすぎてしまう
汗の中に含まれている以下の成分は、体内から流れ出てしまうことがあります。
- ナトリウム
- マグネシウム
- カリウム
これらの栄養素が足りないと、手足のしびれ、めまい、頭痛などを引き起こすこともあるので注意してくださいね。ミネラルやマグネシウムは「バナナ」「海藻類」に多く含まれているので、吸収率が通常の3倍になるといわれるレッスン後の2時間に食べるのがおすすめです!
肌トラブルにつながる
発汗して老廃物が流れていきますが、汗をシャワーなどで流さないまま放置すると肌トラブルにつながる可能性もあります。肌が荒れてしまったり、乾燥肌になってしまったりとさまざま。汗は流して、しっかり保湿して未然に防ぎましょう。
自律神経が乱れることがある
ホットヨガのやりすぎは、自律神経のバランスが崩れやすくなり、体が緊張状態になるので注意が必要です。特に毎日2レッスンを2日連続は当たり前のホットヨガのインストラクターたちは、自律神経が乱れやすく、退職があとをたたないともいわれています。ポーズを頑張りすぎると息が止まり、交感神経が優位になって緊張してしまうので、次の日も疲れが残ってしまうことも。深い呼吸を意識して、リラックス効果を高めれば、自律神経のバランスを整えることができるでしょう。
やりすぎるとダイエット効果も半減するかも
ホットヨガはダイエット目的で始める方も多いですが、やりすぎると効果が半減するかもしれません。頻度が多すぎると、上記のような身体への負担がかかるほかにも「これだけ汗をかいたから、食べても大丈夫!」という甘えが出てきてしまう人が多いんです。「痩せたい」「これ以上太るのはストップしたい」という方は、運動量だけでなく、食事を見直すことも大切です。
目的別に見るホットヨガおすすめの頻度
目的別のおすすめの頻度をまとめました。
目的 | おすすめ頻度 | レッスン回数 |
ダイエット | 週3 | 1日1レッスン |
リラックス | 毎日でも◎ | |
ヨガを学びたい | 週3 |
レッスン回数は、どのレッスンを受けるにしても1日1レッスンがおすすめ。「ダイエット」「ヨガを学びたい」という人は週3くらいがよいでしょう。もちろん最初は週一回から、徐々に体を慣らして、増やしていくと安心です。リラックス系しか受けない方は、「毎日疲れる」という疲労感がなければ毎日受けても大丈夫でしょう!回数や頻度については、詳しくはこちらの記事を見てみてくださいね!
※参考:ホットヨガの頻度やおすすめの回数!現役インストラクターが徹底解説
私の経験上は週3回がベスト
私の経験上は、週3回のホットヨガのレッスンが理想的です。週5本のホットヨガのレッスンをしていた頃は、エネルギーが枯渇してしまい、ホットヨガをしていてもただ汗が流れていくだけで、何も産まれませんでした。常温ヨガではレッスンをすればするほどエネルギーが湧いてきて、気持ちよく楽しくなるのに、ホットヨガは逆効果でした。しかし週3回ほどは、汗も気持ちよく流れ、代謝も上がり、ヨガの効果も得られます。週1回では少ないし、週2回はちょうどよいくらい、週3回は体に適度に負担がかかります。もちろん1回で十分な方もいるので、体の調子や気分に合わせて使い分けてみてください。
ホットヨガをお休みした方がよいタイミング
女性は、生理や体に負担がかかるタイミングはホットヨガをお休みした方がよいです。お休みした方がよいタイミングについて解説します。
体調が悪いとき・生理中
普段は問題なく通えている方でも、体調が悪いときや生理中はなるべく無理せずレッスンを休みましょう。生理が軽めの方は大丈夫かもしれませんが、重めの方は貧血でフラフラしてしまうかもしれません。高温多湿のスタジオは体調不良の場合、思った以上に体に負担がかかるため、さらに体調不良になることも。無理せずお休みしてから、また再開するのがおすすめです。
伝統的なヨガでは生理中は休んだ方がよいと言われますが、現在はさまざまな考え方があるため、休みたいと思ったら休めばよいし、動きたければ動いて問題ありません。(私はヨガインストラクターなので生理中でも1日何本もレッスンしています…!)
控えた方がよいケースもある
ホットヨガを控えた方がいいのは、以下のケースです。
● 妊娠中の方
● 高齢の方
● 高血圧の方
● 心臓疾患のある方
● 汗をかくと肌がかゆくなってしまう方
こちらの情報のほかにも、ホットヨガをしてみて体調不良を感じる場合は、お休みした方がよさそうです。ちなみに私も以前、どうしても肌が痒くなってしまうので一時期お休みしたことがありました。現在は体調も元に戻ったので、問題なくできていますよ。
無理なく通えるホットヨガスタジオは?
ホットヨガに通うなら、通いたいときにたくさん通えて、お休みしたいときに休めて、自分のタイミングで通いやすいスタジオに通うことが重要です。おすすめはホットヨガスタジオロイブです。通い方が3種類あり、以下のとおりです。
- 月4回会員
- デイタイム会員(15:00スタートまでのレッスンが通い放題)
- フルタイム会員(通い放題)
私のおすすめの週3回通えそうな人はデイタイムやフルタイム会員、ひとまず週1回から始めたい人は月4回会員から始めれば、無理なく続けられます。補足長く続けるのが1番のポイントなので、まずは無料体験から始めてみてください。
まとめ
ホットヨガに通うデメリットをまとめると、以下の3つです。
- ホットヨガは毎日通うと、体調不良になったり、肌トラブルにつながることもある
- できれば週3くらいのペースがおすすめ
- 合わない体質もあるので、体と相談しながら無理せず取り組んでいくのがおすすめ
まだホットヨガをしたことがない人は、スタジオによって違いが大きいので2つ以上のスタジオを体験予約してから始めるのがおすすめです。気持ちのよい汗がかける、ステキなヨガの時間が過ごせますように!