一気読み間違いなし!映画「嘘を愛する女」の小説【今日のセレクト本vol.5】
一気読み間違いなしの小説を探している人におすすめなのが、こちらの記事でご紹介する岡部えつさんの「嘘を愛する女」です。
長澤まさみさん、高橋一生さん主演の映画が原作の、書き下ろし小説。小説のネタバレしないあらすじ、感想や魅力、映画のキャストについて解説してまとめました。
嘘を愛する女のあらすじ
由香利は29歳のキャリアウーマン。ある日、5年同棲中の彼、桔平が脳卒中で倒れていることがわかり病院に行きます。すると、名前も仕事も偽造されていたことを知らされたのです。
「あなたはいったい誰?」という疑問から、彼の残した小説に書かれている「夕方、マッチのようにマッチの見える灯台」をヒントに、本当の彼の正体を探る旅に出ます。ちなみにこちらの小説は、映画が原作で、映画化のリリースに伴い小説が書き下ろされました。
嘘を愛する女の感想・魅力
「嘘を愛する女」の感想や魅力をまとめると、以下の2つ。
①私ならどうするかを考えてしまう
②愛を守るために働こう!と決意できる
それぞれについて解説していきます。
①私ならどうするかを考えてしまう
魅力の1つ目は、私ならどうするかを考えてしまうこと。由香利はそこから謎解きをするようにストーリー展開していくのですが、私だったら「途中で諦めちゃうかも」とか「自分だったらどうするんだろう?」とか考えてしまいました。
桔平は犯罪者なのではないか?殺人犯?なんでなんで?
と色々考えてしまいましたが、私の推理は全く当てはまりませんでした!同じヒントを持っていてもここまでたどり着けるのかあまり自信がないなぁ…。それが魅力でもあります。
②愛を守るために働こう!と決意できる
そして2つ目は、愛を守るために働こう!(稼ごう)と決心できること。この小説を読んでいて本当に思ったのが「愛」も「お金」も大切だということ。でもそもそもお金がないと、愛すら守れない。
やっぱりお金を稼がなくちゃ!と改めて決意したのでした。まだまだ先が気になってしまう感じだったので、その数年後とかどうなったのかなと覗きたくなります。ちなみにこちらの原作は「夫は誰だった」という朝日新聞の記事をもとに、なんと実際の事件がモデルとなっているそうです。
映画嘘を愛する女のキャスト
最後に、2018年1月20日公開の映画「嘘を愛する女」のキャストをまとめました。
● 川原由加利:長澤まさみ
● 小出桔平:高橋一生
● 海原匠:吉田鋼太郎
● 木村:DAIGO
● 心葉:川栄李奈
● マサコ:黒木瞳
主題歌は松たか子さんの「つなぐもの」。amazonプライムでも配信されていて、口コミでも評価が高めです。「小説と映画をどちらからみても楽しめる!」という人もいたので、お好きな方からどうぞ。
嘘を愛する女のまとめ
嘘を愛する女は、きっと一気読みしてしまうこと間違いなしの小説です。しかも映画は、高橋一生さんの雰囲気が、桔平にそっくりで、ますます両方楽しみたくなります。
一風変わった恋愛本を読みたい人も、ぜひお試しあれ。