ヨガインストラクターを目指す年齢はどのくらい?年代別の需要、求人の年齢を解説
ヨガインストラクターを目指す平均年齢ってあるのでしょうか?今からでは遅いか不安になってしまう人も多いはず。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターを目指す年齢についてまとめました。ヨガインストラクター資格を取得するスクールに通う年齢層、求人の需要、年代別の年収もご紹介します。
目次
ヨガインストラクターを目指す年齢は?
ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳くらいがいいのでしょうか?遅すぎるということはないのでしょうか?ここではヨガインストラクターを目指す年齢について、解説します。
何歳からでも遅くない
ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳からでも遅くありません。筋力は年齢ではなく、普段の使い方や鍛え方に付随しているので、きちんと訓練すれば問題ないんですもちろんヨガインストラクターは体力がいる仕事なので、体力をつけたり、ポーズの練習は欠かせません。
でも努力さえすれば何歳からでもヨガインストラクターを目指せます。50代でヨガのブログを立ち上げた人もいますし、70代でデビューした人もいるそうです!まさにヨガインストラクターは、体が動き続ければ年齢にかかわらず一生涯現役で活躍できる仕事。ヨガ好きな人は、ぜひ自信を持ってトライしてほしいです。
スクールの平均年齢
ヨガのインストラクター資格を目指す人の多くはスクールに通います。スクールによっも異なりますが、平均年齢は20代〜60代まで幅広いです。やはり20代後半〜30代前半の女性が多いようですが、年齢によって制限されてしまうわけではありません。
年代別ヨガインストラクターの需要
ヨガインストラクターになるのに年齢が関係ない理由は、それぞれの年齢に求められるヨガが異なるためです。それぞれの年代別にみていきましょう。
10代〜20代のヨガインストラクター
10代〜20代は若くてスタイルが良く、憧れられる存在です。体力を使うようなパワーヨガや、おしゃれな女性がターゲットの若い女性向けのヨガが求められます。
30代のヨガインストラクター
30代になるとライフスタイルの変化に合わせて、マタニティヨガ、ベビーヨガや、仕事の疲れを癒すようなリストラクティブヨガなど、需要が多様化してきます。ただ元気のあるレッスンだけでなく、季節の変化に合わせた知識やスキルが評価されます。
40代〜50代のヨガインストラクター
40代以降は体力に変化が出てくるので、体に負担をかけないヨガが求められます。女性は共感力が高い生き物なので、「同世代だからこそわかるわよね!」という同世代の先生に教えてもらいたい願望も強いもの。さらにシニアヨガ、チェアヨガなど高齢者施設での需要も高い世代です。
ヨガのインストラクターは若くなければいけないというわけではなく、ライフスタイルや体の変化に合わせた指導が必要になるため、いくつになっても需要が高いといえます。「先生に教えてもらいたい」という指導力やスキルが身につけば、何歳でも活躍できるチャンスはあるでしょう。ヨガインストラクターの需要については、こちらの記事も参考にしてください。
ヨガインストラクターの求人の年齢
ここからは、ヨガインストラクター資格を取得しても働けるかどうか、求人の需要や転職での年齢制限について見ていきましょう。
ヨガインストラクターの求人に年齢制限はない
ヨガインストラクターの求人に、ほとんど年齢制限はありません。ヨガインストラクターはヨガスタジオ、フィットネスクラブ、スポーツジムなどでオーディションを受けて採用されるので、レッスンがしっかりできれば問題ないでしょう。60代の先生も活躍しているので、年齢は関係ないといえます。
ヨガスタジオの正社員採用は20代が多い
一方、ヨガスタジオの正社員採用でヨガインストラクターを目指す方法もあります。資格がなくても未経験でも採用してもらえますが、採用統計から見ると新卒や第二新卒者が多いため、20代が多い傾向のようです。大手ホットヨガスタジオLAVAのインストラクター募集にも年齢制限はありませんが、実際私がLAVAの面接を受けたときに30代でしたが、30代の採用は珍しいようでした。
ヨガインストラクター年代別の年収
ここで気になるのがヨガインストラクターの年代別の年収です。転職してもヨガインストラクターとして食べていけるのか、確認していきましょう。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20代前半 | 180万円 |
20代後半 | 244万円 |
30代前半 | 288万円 |
30代後半 | 308万円 |
40代前半 | 332万円 |
40代後半 | 351万円 |
50代前半 | 365万円 |
50代後半 | 360万円 |
「ヨガインストラクターは儲からない」とよくいわれますが、実際のところ一般的なサラリーマンの平均年収441万円に比べても低い水準となっています。年齢が増すごとに年収も右肩上がりに上がっていきますが、360万円台です。ボーナスなしのフリーランスと仮定すると、月給30万円、手取りは24万円ほどと計算することができます。
【経験談】31歳でヨガインストラクターデビューした私の話
最後に、31歳でヨガインストラクターデビューした私の体験談を少しだけご紹介します。
ヨガインストラクターを目指したのは20代後半
私がヨガインストラクターになりたいと思ったとき、20代後半でした。26歳くらいからヨガに通い始めて面白いなと思い、ぼんやりと、ヨガに関われたら素敵だなと思ってふんわりと「ヨガインストラクターになりたい」と言っていました。でも仕事が忙しくて、それ以上具体的になることはありませんでした。
それが30歳を過ぎたあたりから、具体的に動かなくちゃ!という気持ちが先行し、「とにかくヨガを勉強するためのRYT200を受けてみよう」と決意しました。
RYT200を受けるにも勇気が必要だった
ヨガインストラクターといえば、モデルのようなスタイル抜群な先生や、美しい筋肉美の先生など、みていて惚れ惚れしてしまうほど。「ヨガインストラクターを目指したいな」と思った時に「私なんかが無理!?」と思ってしまったことは、一度や二度ではありませんでした!
でもどうしてもヨガについて勉強をしたいという気持ちを抑えられずに資格を取ることにしました。何度も様々なHPをみて、体験に通ってみて、比較検討すること約半年。結局、短期で取りたかったので、合宿にしました!
RYT200に通ってみたら年上がいっぱいいた
合宿に行く前までは、31歳のわたしが1番上で、年下ばっかりなんだろうな〜という思いがいっぱいでした。ヨガが好きだけど、体も思ったほど柔らかくないし、まだまだ技術的にも未熟。大丈夫かなぁと心配な気持ちで向かいました。
が!実際に合宿に行ってみると、年上がいっぱいいました!ヨガが好きな気持ちはみんな同じだけど、技術的に優れている人は、数人くらい。インストラクターをしている経験者から初心者に毛が生えた程度の人もごちゃ混ぜでした。私は浮くこともなく、普通のヨガ好き人間は、普通のレベルだったのでした。ほっ。
オーディションでの不安は一掃
年齢的に30歳が転職の節目といわれていて、オーディションで採用されるか不安でしたが、年齢の支障はありませんでした。妊娠予定も聞かれましたが、「妊活している先生もたくさんいるから大丈夫だよ」と前向きに捉えてくれるようなスタジオだったのでホッとしています。
でもよく考えたら、ヨガはより良い生活をしていくためにしているものなので、人に優しい環境でないと変ですよね。ヨガをしている人はみんな優しいので、助け合いの精神も他の業界よりもある気がしています。オーディションについてはこちらの記事も参考にしてください。
※参考:初めてのヨガインストラクターオーディションvol.1。私がした5つの準備
まとめ
ヨガインストラクターになるのに年齢がネックに感じる人もいるかもしれませんが、何歳からでもまったく問題ありません。確かに年収は低めの水準なので、ここだけは真剣に考えてくださいね。ただしヨガインストラクターとして、人としてより良い生活ができることは間違いなしです。人生一度きりなので、後悔がない選択をしたいですね。