星野源の変態エッセイ。よみがえる変態【今日のセレクト本vol.85】
すっかり歌手としておなじみの星野源さん!テレビやラジオで流れない日はない、というほど有名ですよね。そんな星野源さんが爆発的に売れるちょっと前の、エッセイを読みました。
こちらの記事では、単行本から文庫本として発売されたばかりの星野源さんの「よみがえる変態」をご紹介します!本の内容、感想・魅力をまとめました。
よみがえる変態 の内容
「よみがえる変態」は、星野源さんが女性ファッション雑誌の「GINZA」に連載していたエッセイです。2011〜2013年までなので、今から約6年ほど前。
爆発的にヒットするちょっと前のエッセイで、日々の生活や感じていることなどが綴られています。星野源さんがどんな生活をしているのかを知りたい人や、ミュージシャンの環境を知りたい人におすすめです。
よみがえる変態の感想・魅力
「よみがえる変態」を読んだ感想や魅力をまとめると、以下の3つ。
①変態すぎる
②くも膜下出血のときの様子がリアルタイムにわかる
③忙しいミュージシャンの生活が知れる
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
①変態すぎる
まずは中身が変態すぎること。最初のエッセイが「おっぱい」なんです。星野源さんってエロいイメージありましたけど、こんなにも文面上で堂々とエロ全開で来るとは本当にびっくり。しかもオシャレなイメージが強い雑誌で、こんなどエロな内容ばかり書いているのが意外すぎました。
すごくいいことも書いているのに、もうどエロに包まれすぎて、全てかき消されるほど!ページをめくるうちにだんだん慣れてくるから不思議です(笑)あっけらかんとこれだけオープンにAVの素晴らしさを語られると、「なら観てみよっかな!」という気になってしまうのが星野マジック。
②くも膜下出血のときの様子がリアルタイムにわかる
星野源さんといえば、くも膜下出血で入院して休業していたことも有名なお話。そのときちょうどリアルタイムでエッセイが執筆されていたので、その時の様子もわかりました。
そのとき作られた楽曲が「地獄でなぜ悪い」。もともと私はこの曲を知っていて、しかも病気の時に書かれたことも知っていたのですが、エッセイを読んだらさらにまた見方・聞き方が変わりました。
あーーーー、こんなに苦しみぬいた先の曲だったんだ!!って。これは読んでみて欲しいです。
③忙しいミュージシャンの生活が知れる
冒頭から星野源さんの生活がこれでもかというほど露呈されているのですが、それがまた忙しすぎる!!私たちに楽曲を届けるための制作期間、そのプレッシャー、舞台、撮影などなど。
忙しすぎるミュージシャンはこんなにも大変なのか!という気持ちになりました。ちなみに私は、なぜか幼い頃から「昼間も忙しく働いて、夜は寝る間も惜しんで作曲」という生活を送る未来を想像していました。実際は違うんですけれど。
なので星野源さんの生活は、まさに私がイメージしていたとおり!あぁ、懐かしい!全然経験していないのですが、そんな気持ちになりました…♡
よみがえる変態 のレビュー・口コミ
「よみがえる変態」を実際に読んだ人の口コミやレビューを見てみると、変態すぎて面白いという意見が目立ちます。少しピックアップしてご紹介します。
面白すぎて、電車の中では読めません。笑いを堪えるのに必死でした。
闘病中の記憶がよみがえり、共感しまくりながら読み終えました。芸能人のような発言力がある人が言ってくれると、頑張った甲斐があるなと思えます。
変態すぎてくだらなすぎて、最高でした!文章力がすごすぎて、一気読みしました。
ラジオをいつも聞いていて、エロさと面白さを知っていたつもりでしたが、本ではまた一味違います。源さん、さらに好きになりました♡
口コミを見てみると、「最高」「面白い」「一気読み」など好評です。確かに私も読んでいてすごく面白かったので、納得しまくりです。文章力も秀逸なのでぜひ読んでみてほしい。
あと「変態」なことは誰もが指摘していますが、本当に変態なので、もし星野源さんに肯定的なイメージを持たれている方は、覚悟してから読んだ方がいいかもしれません(笑)
よみがえる変態のまとめ
「よみがえる変態」を読んでていて思ったのは、同じ世界を見ていても、星野源さんはすぐに「やりたい」とか「自慰したい」とか考えているんだなってこと。笑
そう思うと、日常の見方が変わるかもしれません。読者がどんな気持ちになるかを配慮してくれている愛情も感じる本。ぜひ手に取ってみてみてくださいね!