ヨガインストラクターの勤務時間・休日。1日のレッスン本数は?

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ヨガインストラクターになる前に、勤務時間や働き方について知るのは大事なことです。体力勝負の仕事に疲れてしまって「向いてない」と思う前に、ヨガで一生働けるようにどんなインストラクターになりたいかを確認しておきましょう。

こちらの記事では、ヨガインストラクターの勤務時間・休日の特徴について詳しくまとめました。スタジオごとの1日のレッスン数や、残業時間、休日の過ごし方をご紹介します。

ヨガインストラクターの働き方の2つのタイプ

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ヨガインストラクターの働き方は、おもに下記の2種類です。

● ヨガスタジオの正社員として働く
● フリーランスとしてレッスン枠に合わせて働く

ヨガスタジオの正社員では、朝7:00〜23:00までの定時の中で8時間のシフト制で働く場合がほとんどです。一般企業のサラリーマンのように休日が決められているわけではなく、休日もシフトで流動的になる場合が多くなります。

フリーランスの個人事業主として働く場合は、レッスン枠に合わせて業務委託での契約になるので、その時間のみに勤務する形です。レッスン数が多ければその分勤務時間も長くなりますし、休日も少なくなります。自分の好みでシフトが組めるので、土日は絶対休みにするというスケジュールも可能です。

正社員ヨガインストラクターの勤務時間・休日

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正社員の勤務時間

正社員のヨガインストラクターの勤務時間は、実働8時間のシフト勤務が一般的です。早番・遅番に分かれて勤務しますが、始業時間は6:00や7:00などから早く、就業時間は23:00くらいまでと遅くなります。

たとえば遅番で23:00まで勤務した次の日に、早番の6:00からの勤務が入っている場合は、ほとんど休む暇がありません。とくに東京や大阪の都市部では、働いている人が会社の出勤前や勤務後に通えるように、朝早くから夜遅くまでスタジオを開けていることが多いので、勤務時間の幅は大きくなりがちでワークライフバランスが取りづらいと感じる人もいるようです。

正社員の休日

正社員の休日は「月間8日」など企業ごとに決められていることが多く、こちらもシフトで決まります。店舗によっては「木曜日休み」など定休日があると休みやすいでしょう。企業によっては有給休暇や育児休暇が充実していて、たとえばLAVAでは産休から復帰する女性社員も多くいるようです。

LAVAの正社員募集

フリーランスヨガインストラクターの勤務時間・休日

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フリーランスの勤務時間

フリーランスのヨガインストラクターの勤務時間は、特に決まっていません。契約するレッスンに合わせて出勤すればよいので、自分の体力や資質に合わせてレッスンの本数を決めるとよいでしょう。レッスンは2〜4本を担当する人が多いので、勤務時間は前後の移動時間などを合わせると8時間程度になるでしょう。

たとえば子供が小学校に行っている午前中だけレッスンを入れるということもできますし、朝は苦手だからと午後からのレッスンだけを担当することも可能です。自由な生活が好きな人はフリーのヨガインストラクターに向いてる人といえます。

フリーランスの休日

フリーランスの休日も自由です。収入を重視して週7日休みなくレッスンを詰め込んでいる先生もいれば、ワークライフバランスを重視して土日を完全に休みにする人もいます。

ただしフリーランスの場合は、正社員のように有給休暇や育児休暇があるわけではありません。体調不良の場合も代行の先生を自分で手配しなければいけませんし、妊娠したらレッスンの契約を一度白紙に戻す必要があります。どこにも保証がないのが、フリーランスの辛いところです。

ヨガインストラクターの1日のレッスン数を比較

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ここからは、ヨガインストラクターの1日のレッスン数を比較していきましょう。正社員のスタジオごとで、どのように違いがあるのかを比較してまとめました。

スタジオ 1日のレッスン
LAVA 3レッスン(60分×3本)
アミーダ 2レッスン(45分×2本)
カルド 3レッスン(60分×3本)
フリーランス 2〜4レッスン(60分×2〜4本)

スタジオごとに比べてみると、本数でも大きな違いがありました。LAVAやカルドは1レッスン60分のレッスンをなんと1日3本も担当します!ホットヨガは体力をかなり消耗するので、生理中や体調不良のときの体の負担はかなりハードなことが想像できます。

「体が固いけどヨガインストラクターできるかな」と不安になる人も多いですが、体力の心配もしておいた方がよいかもしれません。この中では、アミーダが1番体に負担なくインストラクターの仕事ができるでしょう。フリーランスの場合は自由にレッスンスケジュールが組めますが、中にはハードに4本担当している人もいるので、こちらも人それぞれといえます。

ヨガインストラクターの残業時間

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ヨガインストラクターの残業時間は多くありません。レッスン時間が決められているので、大幅に伸びたりトラブルがなければ時間通りに終わらせることができます。ただし正社員の場合は、レッスン以外にも報告書をまとめたり、POPを作成するなどレッスン以外の仕事があるかもしれません。LAVAでは残業をしないように徹底していて、ほとんど残業がないそうです。

フリーランスも残業はありませんが、レッスンとレッスンの間に空き時間ができて時間つぶしが必要になったり、自主開催のための宣伝広告などでレッスン以外の時間が必要になることがあります。

ヨガインストラクターの休日の過ごし方

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ヨガインストラクターの休日の過ごし方は、人それぞれです。ヨガとはかけ離れて、心身ともにリフレッシュするために遊びに没頭する人もいれば、さらに研鑽するためにワークショップやティーチャーズトレーニングに参加する熱心な人もいます。

ヨガをする人はもともとヨガをすることが好きなので、休日とはいえヨガをすること自体がリフレッシュになる人が多いです。家族や友人と気軽なヨガをしたり、健康や美容に気を使って美味しいものを食べたり、マッサージに行ったり、海や山の自然に触れることで、結果的に健康やヨガに繋がるような経験をしています。

ヨガインストラクターの勤務時間・休日のまとめ

ヨガインストラクターの勤務時間は、正社員ではシフト制、フリーランスは自由に働くことが可能です。それぞれの良さがあるので、どんなヨガインストラクターとして働きたいかに合わせて選ぶとよいでしょう。それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分にぴったりな働き方で活躍できますように。

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misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました...

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