ヨガインストラクターの仕事。働き方で業務内容は違う?

ヨガインストラクターの仕事アイキャッチ
YOGA

ヨガインストラクターになったらどんな仕事をするんだろう?と疑問に感じますよね。資格を取得してから「きつい」と挫折する前に、自分でイメージしておくことが大切です。

そこで今回は、ヨガインストラクターの仕事内容について詳しくまとめました。スタジオでレッスンしている現役ヨガインストラクターの私が、実際の経験を交えながらご紹介します。

ヨガインストラクターの5つの仕事

ヨガの画像

ヨガインストラクターはレッスンをするだけではなく、他にもたくさんの仕事をしています。ここでは大きく5つにまとめて見ていきましょう。

レッスンの準備

全国展開している有名スタジオでは、全国一律のレッスンをお届けすることがウリになっているのでレッスンを作る必要はありません。しかしフリーランスなどで働いている場合は、レッスン内容を自分で決めることが前提になります。

● レッスン内容・ポーズを決める
● 練習をする
● 音楽を決めて準備する

のひととおりの準備をレッスンの時間までに行うことが前提です。

レッスンを提供する

レッスンの本番では、ポーズをわかりやすく伝えるだけでなく、気温や湿度の調整、音楽をかける、光の調整、生徒さんのアライメントの確認、必要であればアジャストするなどたくさんのことを行います。さらに生徒さんとお話しして、体調に異常がないかも確かめることも大切です。

慣れてくると、始まる前に生徒さんたちと話をして、体調や状態に合わせてレッスン内容やテーマを柔軟に変更することもできるようになります。

スタジオの清掃

スタジオによって異なりますが、スタジオの掃除をすることもヨガ講師の仕事であることが多いです。モップをかけたり、ヨガマットを整えたりしますが、スタジオによっては生徒さんに貸し出した有料のタオルを洗う場合もあるそう。就職や契約時に確認できると安心です。

スタジオの宣伝

スタジオによっては、SNSへの投稿も先生の仕事になっている場合があります。HPに載せるのはもちろん、インスタグラムに写真付きで投稿したり、ストーリーズに掲載することもあるでしょう。

受付業務

正社員の場合は、受付業務も伴うことがほとんどです。生徒さんへの入会の説明、ロッカーへの案内、物販販売まで担当し、ときには売り上げ目標を持つこともあります。業務委託のフリーランスの場合は、スタジオでレッスンが中心になりますので、生徒さんへの対応はレッスンの前後と範囲内で行うことが多いです。

ヨガインストラクターの仕事の役割

仕事部屋

ヨガインストラクターの役割は、レッスンを提供することにあります。フリーランスのヨガインストラクターは、受付スタッフや正社員が他にいるので生徒さんの情報を共有したり、スタジオ発展のための協力が必要です。ときには雑誌やWeb記事などのメディア露出の依頼もあるかもしれません。

正社員の場合はレッスンを覚えたり、生徒数獲得のための活動が必要になるでしょう。慣れてきたら後輩育成も必要になります。またヨガインストラクターはレッスンを通して、心と身体を整え、幸せな時間を提供することができます。現在はスタジオレッスンだけのカタチにとらわれず、出張ヨガ、ヨガイベント、オンラインヨガなどさまざまな形で社会貢献することも可能です。

ヨガインストラクターの働き方による仕事内容の違い

ヨガの画像

ヨガインストラクターは、正社員、アルバイト、業務委託(フリーランス)、独立開業の4つで働く方法があります。それぞれの仕事内容の違いについて見ていきましょう。

正社員のヨガインストラクター

正社員のヨガインストラクターは、LAVAやカルド、ロイブなど大手のホットヨガスタジオで募集されていることが多いです。「ヨガインストラクター 求人 名古屋」などで検索すると出てきますし、ヨガインストラクターになるにはスクールに行くことが一般的ですが、自社の研修を通じてヨガインストラクターデビューをさせてくれるので未経験でOKなことがほとんどです。

仕事内容はレッスンを担当するだけでなく、受付、物販などスタジオ運営を幅広く担当するので、将来独立したい人が勉強する環境としても最適でしょう。たとえば日本最大手のLAVAでは、未経験でもインストラクターを目指すことができるのが魅力です。転居なしの働き方もできますし、転居ありだと手当が2万円〜4万円給付されることも。給料が安定しているだけでなく、産前産後休暇などの待遇もよいので、ヨガインストラクターとして安定した暮らしをしたい人には最適でしょう。

▼LAVAのヨガインストラクター正社員

LAVA
ヨガインストラクターになろう

アルバイトのヨガインストラクター

ジムやスタジオによっては、アルバイトとしてヨガインストラクターを募集している場合もあります。受付も担当することがあるようですが、レッスンがある時間だけレッスンを担当することが多いようです。副業として土日だけ働いている人もいます。

業務委託(フリーランス)のヨガインストラクター

業務委託もアルバイトと同じように、ジムやスタジオで担当のレッスン時間だけ勤務するフリーランスの働き方です。仕事内容はレッスンの提供、その前後の掃除などを担当します。また派遣会社に登録をして、求人依頼が入ったスタジオでレッスンを提供する働き方もあります。

独立・開業のヨガインストラクター

独立して自分でヨガスタジオを経営するインストラクターもいます。仕事内容はレッスン以外にも経営に関すること、税務に関することなど多岐に渡ります。

ヨガインストラクターの仕事の1日の流れ

ベッドの画像

ヨガインストラクターの1日の流れは、働き方によっても異なることが特徴です。正社員として働く場合はシフト制、業務委託のフリーランスの場合はレッスンによって1日の流れが大きく異なります。あるヨガインストラクターの1日を一覧にまとめました。

6:00 起床・朝のプラクティス
7:00 朝ごはん
9:00 朝一のレッスンに出発
10:00 ホットヨガスタジオのレッスン
11:20 ホットヨガスタジオを出発・帰宅
12:00 昼食・夜のレッスンまで休憩
17:00 夜のレッスンに出発
17:30 公民館でのレッスン
19:30 常温スタジオでのアロマキャンドルヨガ
20:50 常温ヨガスタジオを出発・帰宅

朝レッスンが入っている場合は、動けるように朝から練習を行い、ごはんの時間も調整することが大切です。仕事帰りのOLや会社員の方向けレッスンが夜に集中しているので、昼は一度家に戻って休憩したり、昼寝して体力を温存します。フリーランスの場合は曜日によって予定が違うので、柔軟なスケジュールを過ごすのが好きな人が向いている人でしょう。仕事がない日はオフになります。

ヨガインストラクターの仕事のまとめ

ヨガインストラクターの仕事はレッスンの提供が中心ですが、その前後の準備や清掃なども含まれることが特徴です。また正社員の場合は営業、物品販売、後輩育成などさらに多くの業務を担当することになるでしょう。

ヨガインストラクターの仕事内容に合わせて、働き方を選ぶこともおすすめです。

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misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました...

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