「浄化の島、バリ」浅見帆帆子【今日のセレクト本vol.50】
突然ですが、あなたは「バリ」に行ったことがありますか?海も山も自然をたっぷり味わえるアジアのリゾートとして人気のバリ。神々の島としても有名で、そのエネルギーのオーラをたっぷりと味わうことができる島でもあるそう!
こちらの記事では「引き寄せの法則」でも有名な浅見帆帆子さんが、8日間滞在したバリでのエッセイ「浄化の島、バリ 神々の島、バリでつながる」をご紹介します。内容や魅力をまとめました。
「浄化の島、バリ」の内容
神々の島と呼ばれるインドネシアのバリ島での体験がまとめられたエッセイです。8日間の滞在の初日から濃密な時間を体験していて、まるでガイドブックには載っていないようなバリの魅力、空気感が味わえます。
帆帆子さんは、自分が「浄化」されているのを自然と感じ、本当の自分とつながれる感覚が持てたのだとか。これからバリに行く人、ハッピーな人生を送りたい人、浅見帆帆子さんワールドに浸かりたい人にぴったりでしょう。
著者の浅見帆帆子さん
帆帆子さんは「引き寄せの法則」でも有名な方で、宇宙とつながっているんだそうです。私もその世界についてはちょっとわからないのですが…友達にファンが多いのと、写真や文章から伝わる帆帆子さんのオーラから、きっと見えない世界が見えているんだろうなと感じています。
例えば帆帆子さんの本に書いてあった「周りの反応がイマイチな時は、自分のレベルが下がっている合図」ということ。周りの反応がイマイチというのは、バスの運転手さんが不親切だった、いつもはニコッとしてくれる人が無愛想だったなど、気持ちよくない状態のことです。
そんなときには、掃除をしたり、周りの人に自分から親切にしたりと、自分のレベルをあげてみること必要なのだそうです。実際に実行してすると、本当に周りの人たちから良くされるようになりました!こんな風に、帆帆子さんの宇宙とつながっている法則というのは、少しだけの実践で形になるので驚いています。
浄化の島バリの魅力
浄化の島、バリの魅力は以下の2つ!
①バリのエネルギーを感じられる
②日本とバリの神の違いが知れる
①バリのエネルギーを感じられる
帆帆子さんによると、「バリは神々の島だから、着いた途端に頭が痛くなる」こともよくあるほど、高いエネルギーに満ちている島だそう。帆帆子さんのエッセイは日記みたいに、帆帆子さんの感じたことや考えが書いてあるので変化が伝わってきます。
違和感を感じたり、気持ちい!と感じる様子がありありと。バリに人たちの優しさや魅力、そして神様と自然に繋がっているんだということがよくわかりました。
「バリ時間」というルーズな部分はあるけれど、「時間はたっぷりある」という心の余裕もたっぷりある。ガイドブックには載っていないような魅力もたっぷり伝わってきます♡
②日本とバリの神の違いが知れる
中でも、帆帆子さんが日本の神とバリの神の違いについて感じたことが面白かったので紹介します。
人間に例えるなら、日本の神様は、繊細でまろやかで丁寧な物腰豊かな人。でもルールを間違えたり、不義理をしたり、ご挨拶や行事のしきたりなどを省くとうるさそうな人。(P.99)
日本の神様について考えてみたことはなかったけれど、たしかにどんな些細なことでも見守ってくれているような、そんな雰囲気は感じていました。包み込んでいるような雰囲気です。
一方バリの神様は、粗野な部分も多いけど、しきたりとか順序とか、そういう細かいところで粗相があってもグチャグチャ言わなさそう。細かいことは気にされない。でも繊細な気遣いや微妙な察しのエネルギーはないので、自分でしっかりと摑んでいくしかない
バリの神々は荒々しいみたい(笑)お国も違えば気候も違う。日本は神道だけど、ヒンドゥー教は破壊から生まれる神様。その背景も影響しているのかもしれません。
そんなエネルギーのことを教えてくれる人はなかなかいないから、帆帆子さんの感じていることは、これからバリに向かう私は自分で確かめてみたくてウズウズしてきたことはいうまでもありません!
読んでいるだけで浄化されていく気分
読んでいるうちに憑き物がドバーッと取れて行くみたいに、スッキリしたことも魅力でした。
浄化=運が良くなるに決まっている
そして「掃除をして気持ちいい」という感覚も、帆帆子さんにとっては当たり前のことのようです。
掃除をして運が良くなるなんて、至極当たり前のことだ。自分のいる空間を浄化することで、邪魔していたなにかが取り払われ、その人の本来のエネルギーにふさわしいことが引き寄せられてきたり、からまっていたことの流れが良くなったりする。それを人間の私たちは「ラッキーなことが起こった、新しい変化が起こった、トラブルが解決した」というように感じるだけなのだ。(P.82)
レッツ掃除。レッツ浄化!みんなでハッピーになりましょう。エッセイですが、帆帆子さんの考え方やエッセンスがたっぷりと詰まっているので、少しずつ取り込んでいきたいな、何度も読み返したいなと思ってしまいました!
バリのエネルギーを味わいたくなる一冊
バリ滞在8日間の1日目から、濃厚な時間を味わっている帆帆子さん。ガイドブックには載っていない空気感がたっぷり味わえました。
バリに行くのが楽しみになり、まだまだ知らない世界が知りたくなる一冊です。なかなか外出できない人も、ぜひ外国の空気を味わってみてくださいね。