おいしそうな本ベスト30!おすすめの小説・エッセイ・料理本を紹介
忙しくてバタバタしているときは、料理もおろそかになっちゃいますよね。
そんなときは、本の中でおいしそうな料理を堪能して幸せ気分に浸りましょう!
そこで今回は、おすすめの美味しそうな本をご紹介します!
料理がメインの小説、文庫本、エッセイなど幅広い中から面白い本を厳選して、独断と偏見でランキング形式にまとめました。
おいしそうな本 第30位→21位
まずはおいしそうな本、第30位から21位を見ていきましょう!
第30位 BUTTER
婚活サイトで出会った男たちから金を奪い、3人を殺した被告人 梶井真奈子。彼女を取材する週刊秀明の記者 里佳との物語です。
梶井の料理や男への執着、里佳が梶井にのめりこんでいくさま、里佳の親友 伶子も加わって混ざりあっていくのはなんだかとてもすごくて…濃厚でした!
普段バターを食べない私も気になってしまうほどおいしそうなバターや料理がたくさん出てきました。エシレバター食べてみたいです♡
第29位 くいいじ
続いてはくいいじ!漫画作家としておなじみの安野モヨコさんが、 日々出会ったグルメを紹介してくれます。
挿絵も入っているので、まるで絵本♡しかも絵力と発想力が豊かで、きっとおいしさも倍増して見える感じがしてしまうのです!
第28位 みちくさ
モデルの菊池亜希子さんがお散歩した街を、手描きマップとイラストで紹介してくれる特別な一冊!
雑誌PSで連載していたものの、単行本化のようです。
最高に可愛くて、ファッションもスタイルもソーキュート!原宿、代官山、浅草、鎌倉、岐阜などを紹介しています。
第27位 東京タワー
東京タワーが見える町に住む二人の大学生の恋愛小説です。
こちらの作品の中にはおしゃれな大人の女性が出てくるのですが、やたらとインスタントのコーヒーまでおしゃれに見えてしまうのです。
料理というよりもコーヒーの味がほわんと浮かんでくるような小説ですよ。
第26位トラブルクッキング
大笑いしちゃう面白い本をお探しの人は、こちらをどうぞ!
どうしてこうなる?というシロモノから、わかるわかるという失敗まで、群ようこさんが作る料理にまつわるエッセイ本です。
小説に出てくる料理がおいしそうだったので、てっきり料理上手かと思ったら違うみたいです!笑
第25位 あまからカルテット
中高からの仲良しアラサー四人組の5つの短編集です。
味をヒントに気になる人を見つけ出したり、ピンチの時にほかの3人が力を合わせて助けます。
仕事もキャリアも恋愛もバラバラの四人だけど、戦隊ヒーローもののように絆が爽やかです!
おいなりさんが食べたくなります♡
第24位 ブリジット・ジョーンズの日記
第24位はブリジット・ジョーンズの日記です!
ロンドン在住の30代独身のブリジットは禁酒、禁煙、ダイエットを頑張るものの、すぐに赤ワインと飲んで粉チーズを口にいっぱい含めちゃう!
自分と重なり合わせてしまう人も多いはず。笑いなしでは読めません♡
第23位 ランチのアッコちゃん
アッコちゃんシリーズ第1弾!派遣社員三智子が、部長のアッコさんに声をかけられ、1週間ランチを取り替えっこすることになります。
三智子は自分のお弁当を渡す代わりに、アッコさんからランチ代とルーティンのランチ店のメモをもらいます。
同じ会社に勤めていてもランチの時間だけで人脈は広げられるし、自分の過ごし方次第だなぁと考えさせられました!
第22位 生きるぼくら
24歳の人生(じんせい)くんは引きこもりをしていたら、母ちゃんに出て行かれてしまいました。
そこで両親の離婚後ずっと会っていなかった父方の祖母、蓼科のマーサばあちゃんのところへ会いに行きます。
原田マハさんを読む時点で泣くことはわかっていたけれど、まさかこんなに泣くとは思いませんでした!中盤あたりから5,6回なみだ。
ごはんが美味しそうで美味しそうで、梅干しおにぎりが食べたくなる小説です。
第21位 素朴でおいしいまいにちマフィン
小説やエッセイを紹介している中で、こちらだけ料理本です!!
それが本当に美味しそうで、たまりません♡
毎日でも食べられるようにと、小麦粉・バター・卵不使用のマフィンの作り方が掲載されていて、そのバリエーションも豊富!
作っても美味しいですが、見ているだけだけでも満たされちゃう一冊です。
おいしそうな本 第20位→11位
ここからは、第20位から11位までを見ていきましょう!
第20位 洋食小川
小川糸さんのエッセイ本です。2016年1年間のお話で、愛犬のゆりね、旦那さんのペンギンなど、糸さんの日常を垣間見ることができます。
なにせ糸さんは「丁寧な暮らし」を絵に描いたような人!と私は思っています。
料理も美味しそうで、いろんな国も楽しめて、素敵な時間を一緒に過ごすことができます。
第19位 かもめ食堂
フィンランドのヘルシンキに、日本人のサチエが「かもめ食堂」という食堂をオープンをします。
現地で知り合ったミドリとマチコも加わり、徐々に地元の人が集まる食堂に!
丁寧に作られたパンもごはんもおいしそうで、料理にまつわる小説が読みたい人にオススメです。
第18位 とりあえずウミガメのスープを
宮下奈都さんのごはんのエッセイ。ESSEでの2011年9月からの連載がまとめられています。
友達のお母さんが作ってくれたマドレーヌ、高校の教科書のレシピで作るハンバーグ、公園でおじさんがくれたのホットワイン、「おいしいから」と友達が贈ってくれる絶品の焼き海苔。
食べ物を丁寧に作っているのはもちろん、それにまつわる思い出の描写が宮下さんの優しい人柄をうつし出しているようでした♡
こんなに丁寧に料理をつくる自信はないけれど、ごはんってやっぱりいいな~というほっこりした気持ちになります!
第17位 週末、森で
森の近くで暮らし始めた早川さん。
週末のたびに、経理部14年のベテランマユミちゃんと旅行代理店で働くせっちゃんが訪れ、三人で森をてくてく歩きます。
漫画で読みやすくて、早川さんがお取り寄せグルメをしているので、ついつい自分でも取り寄せてみたくなります♡
第16位 週末の人生
行きつけのスーパー万寿屋で、人使いの荒いおばあちゃんのムツと知り合ったアラフォーの正美。
ひょんなことからムツのおうちに訪問することになり、あれよあれよというまにカフェをオープンすることに…!
40代でも人生まだまだ何があるかわかんないもんだな~♡とページを読む手がとまらなくなりました。
第15位 ジュージュー
美津子ことみっちゃんは、パパと進一とステーキとハンバーグの店「ジュージュー」を切り盛りしています。
どの人も陽気だから全然気にならなかったけれど、進一は両親に捨てられて兄弟のように育った元カレ。進一の奥さん・夕子さんは前世が見えちゃう。奇妙で愛すべき人たちばっかりでした。
みっちゃんが亡くなったママを大事に思っていたり、今この時を幸せに感じていたりと居心地が良い小説です。
第14位 羊男のクリスマス
羊男は依頼されたクリスマスソングが作曲できずにいたところ、羊博士から
作曲できない理由は呪われているから
解くことを教えられ、羊男は秘密の穴の中へ…。クリスマスに読みたくなるハッピーな気持ちになれる本!
シナモンドーナッツが食べたくなりますよ♡
第13位 日日是好日
毎週土曜日の午後、25年間通っているお茶のお稽古で、「お茶」を通して学んだことが綴られている小説?エッセイ?最後まで見てもわかりませんでした!(ごめんなさい)
静寂の中で無になること、自然の音を聞き分けて一体化すること、自分と向き合うこと。「お茶」の世界はヨガや瞑想とも似ていると思いました!
そして掛け軸を毎回変えておもてなしすることも知らなかったし、日本人なのになんにも知らないんだなーとお茶に興味がわきました!
樹木希林さん、黒木華さん主演の映画としても話題になりましたね!
第12位 東京すみっこご飯
「東京すみっこごはん」は17:30までに集まった人たちがくじ引きをして、当たった人が夜ごはんを作る共同台所です。
出てくる人たちがみんなあったかくて全員紹介したいくらいでした!
美味しそうなごはんがたくさん出てきて、こんな風に出汁の取り方を教えてくれるご近所さんがいたらいいのに!とうらやましくなりながら、読みながら料理が作りたくなります♡
第11位 和菓子のアン
デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働くアンちゃんが、和菓子の魅力に引き込まれ、まっすぐお客様や仕事と向き合う姿にこちらまで見習いたくなってしまう小説です。
お客さんの言葉を謎解きしながら、ちょっとしたミステリーも楽しい見所。
続編の『アンと青春』もかわいくて、和菓子と濃いお抹茶をいただきたくなります♡
おいしそうな本 第10位→1位
最後は第10位から1位の発表です!さっそく見ていきましょう!
第10位 食堂かたつむり
倫子はインド人彼氏に逃げられ失恋。地元で1日1組限定の食堂をオープンします。
命の尊さと食材への感謝の気持ちに溢れていました♡
小川糸さんのデビュー作ということですが、デビュー作でこんなに書けるなんてすごいの一言です!!
最後がもう、エルメスとおかんに涙涙涙でした!!!
第9位 あつあつを召し上がれ
ヒューマンドラマに心温まる、7つの短編集です。
恋人との切ないお別れのと旅行での極上松茸料理、亡くなったお母さんが猛特訓して仕込んでくれたお味噌汁、お父さんを思って四十九日に作るきりたんぽ鍋。
食べ物は人を幸せな気持ちにさせてくれるから不思議です。何回泣いたんだろうというくらい涙が出たし、しゅうまいが食べたくなりました!
第8位 最初の、ひとくち
益田ミリさんが、子供から今までに出会った「最初のひとくち」が綴られたエッセイです。
とんがりコーン、カラムーチョ、コーラ、フルーチェ、ハーゲンダッツ、バイキングなど…そういえばそうだったかも♡と懐かしいものがいっぱいでした!
ミリさんの子供時代の記憶はとても鮮やか♡私はこんなに覚えてないことが少し切なかったけれど、ほんわかあったかい気持ちになりました。
第7位 西洋菓子店プティ・フール
東京下町にある創業40年をこえる西洋菓子店プティ・フール。シェフのじいちゃんと、フランスで修行してきた孫の亜樹が一緒に働いています。
プティ・フールを中心に常連客、恋人などの視点から展開していく短編集で、核心をついてくるじいちゃんの言葉にときどきハッとさせられました!
お菓子やケーキがテロのようにどどーっと出てきますが、じいちゃんのシュークリームがおいしそうすぎて読んでいる間に2回買いに行きました!!
きっと甘いもの好きな人には危険な本♡笑
第6位 美食姿
本屋さんで3回立ち読みして、気になりすぎて購入しました!!笑
モデルの高山都さん(35歳)の毎日しているちょっとしたこと、美容、走ること、食が紹介されています。
ごはんがおいしそうで、おいしそうで、なんどもみてしまいます♡レシピも載っているので、健康美人になりたい人はぜひ♡
第5位 今日のハチミツ、あしたの私
30歳の30歳の碧(みどり)は、仕事をやめて彼の故郷に行くことになり、ひょんなことから蜂蜜園のお手伝いをすることに。
蜂蜜をもうひと匙足せば、たぶんあなたの明日は今日より良くなるから
という女の人が出てきてからページを読む手が止まらなくなり、そのまま一気読みしてしまいました!
どこにでもいそうな碧ちゃんの少しだけ突拍子もない行動に目が離せなくて、応援する気持ちでした♡
第4位 マカン・マランー二十三時の夜食カフェ
昼はダンスファッション専門店、夜はまかない料理をふるまってくれるマカン・マラン。
悩みを抱える人たちがマカン・マランで新しい自分に気づいていきます。ドラァグクイーンのジャダとシャールの優しさと包容力がたまりませんでした!!
そして料理が全部おいしそう〜近所にあったらぜひとも常連になりたいです。
4巻を最後に終わってしまったのですが、とにかくファンの多いシリーズです!
第3位 パンとスープとねこ日和
アキコは母が亡くなり、食堂を改装してパンとスープの店をオープンしました。
しまちゃんという体育会系のピュアな女の子が手伝ってくれ、手間暇かけて作る料理でおもてなしする日々。
とても丁寧に作られたスープもサンドイッチもおいしそうで…ほっこりしちゃうので、するーッとシリーズが読み進められます。
小林聡美さん主演でドラマ化もされています。
作者は26位の『トラブルクッキング』でご紹介した群ようこさん。このお話でこんなにもおいしそうな料理が出てくるのに、なぜ本人は料理が下手なのか不思議で仕方ありません!!それも魅力♡
第2位 弁当屋さんのおもてなし
舞台は北海道の豊水すすきの駅徒歩5分のところにあるお弁当屋さん、くま弁。
店員のユウくんが、おせっかいで千春の弁当の中身を勝手に変えたところから物語が始まります。
母のお弁当と大好きな弁当屋さんのお弁当を思い出しながら読みました♡
からあげと卵焼きが食べたくなりますー!!
もうキュンキュンしちゃうところも魅力なシリーズです!
第1位 食堂のおばちゃん
第1位は食堂のおばちゃんシリーズです!!
東京・佃にある食堂を営む、一子(いちこ)さんと義理の娘の二三(ふみ)さん。
常連さんに囲まれて和気あいあいとした店内では、いつも四季折々のおいしそうな品々が並びます!
読んでいるだけで定食をいただきたくなってしまうし、レシピも載っているので自分で作りたくなっちゃいます。
現在6巻まで出ているのですが、一気読み間違いなしです♡
おいしそうな本で心も満たされて♡
おいしそうな本をご紹介しましたが、いかがでしたか?
おいしそうな本は、それだけで心も満たされてしまうので、幸せ度倍増!
もちろん感動的な本から恋愛本、エッセイまでさまざまな種類があるので、いまの気分に合わせて手にとってみてくださいね。