アランの幸福論エッセンシャル版。おすすめの名言を解説【今日のセレクト本vol.83】
毎日忙しく、がんばっているとストレスが溜まってしまいますよね。人生の指針になるような名言を読んで、元気になるのがおすすめです。そんなときにおすすめなのが、アラン著・斎藤慎子訳の「アランの幸福論」です。本の内容の要約や感想、おすすめの名言を引用して解説します。
目次
アランの幸福論 エッセンシャル版の内容の要約
「アラン幸福論 エッセンシャル版」は、19〜20世紀にフランスで活躍した哲学者、アランの11万部のベストセラー「アランの幸福論」を再構成した文庫本です。英語の原典は93編ありますが、この中から心の響く名言をピックアップして、7章に分けて再構成されています。章の構成は以下のとおり。
● 不安と感情について
● 自分自身について
● 人生について
● 行動について
● 人とのかかわりについて
● 仕事について
● 幸せについて
名言170こが紹介されていて、半ページ〜見開き1ページ程度でおさめられているので、スルスル読むことができますよ。2015年11月19日に発売され、期間限定として花柄の特装版はかわいくてプレゼントにもおすすめです。
アランの幸福論 エッセンシャル版の感想・魅力
アランの幸福論 エッセンシャル版を読んだ感想や魅力をまとめると、以下の2つ。
①優しい言葉に心が動く
②幸せのパートがおすすめ
それぞれについて、詳しく解説します。
①優しい言葉に心が動く
1つ目は、優しい言葉に心が動くこと。「アランの幸福論」は、読んでいるうちにだんだん元気になってきます。なぜなら気持ちの整理をつけられるように、繰り返し優しい言葉がくり返されているから。
誰にでもお説教されるのは苦手だと思いますが、優しく悟られたら、すんなり言葉も入ってきますよね。まるでアランの言葉を聞いてその通りに行動していたら、幸せになれる気がしてしまいます。
②幸せのパートがおすすめ
中でも魅力だったのは、幸せのパート。のちほど名言を紹介しますが、とても素敵な言葉が多くて、小さなことでイライラしていることがバカらしくなりました。元気が無くなったときに読みたい本です。
アランの幸福論のおすすめの名言を解説
ここからは、アランの幸福論のおすすめの名言をご紹介します。
141. まずは自分がほほえむ
148. 友情に幸せを感じる
150. 上機嫌の種をまく
156. すべてを良いほうに見てあげる
自分が何かをしてもらうのではなく、まずは自分からという姿勢が大切です。今あることを幸せに感じて、何事も良い方向に見ることが、幸せになれるポイント。とくに
「上機嫌でありますように。」これこそお互いに交わすべき新年のことばである。
なんてことも紹介されているのを読んだら、なんでも自分次第で、気分をよくしてあげられる意識を持たないと!と元気が出ました。
アランの幸福論んおおすすめの楽しい読み方
アランの幸福論は、いつもの読み方以外にもおすすめの読み方があります。
順番に読んでももちろんOK
もちろん、前から順番に読んでもOKです。読みやすいように構成されているので、まず最初に読むときは順番に読んだ方がわかりやすいかもしれません。
クジを引くようにパラパラめくる
そしてわたしのおすすめは、パラパラめくりながら読むこと!クジを引くように、今日パッと開いたページを読むだけで、引き込まれてしまうのではないかと思います。
実は途中まで読んでいて、いったん寝かせておきました。しかし「もう1回読もう!」と開いたら、なんとその時のシチュエーションにぴったりだったのです!パラパラめくるだけで、今日の自分に響く言葉が見つかるかも♡
アランの幸福論 エッセンシャル版のまとめ
アランの幸福論を読むなら、下記のことが当てはまる人におすすめです。
・悩みごとがある
・誰かに元気づけてもらいたい
・もっと毎日を楽しく過ごしたい
・気持ちの整理をしたい
ブルーにバラの装丁もかわいらしいので、プレゼントにもおすすめです。