「おとなの手紙時間」むらかみかずこ【今日のセレクト本vol.42】
手紙は相手に愛がこもって伝わる最強の道具、ビジネスでも相手の心をつかむとおすすめされています。でも書き方がわからない、という人も多いのでは?そこでこちらの記事では、むらかみかずこさんの「おとなの手紙時間」をご紹介します。紙やペンの選び方、文章の書き方など、手紙を書くときのポイントをまとめました。
目次
手書きの手紙を書くときの5つのポイント
気持ちが伝わる「手書きの手紙」のヒント集なので、手書きの手紙を書くときの5つのポイントが紹介されています。どれも少しずつつまんで自分の「好き」を集めていくととっても面白そうでした!
手紙を書くポイント①紙の選び方
紙は、真っ白も良いけれどせっかくなら季節のものや可愛いものを選びたいですよね。自分の名前や地域にちなんだ柄を選ぶのが面白そうだと思いました。
桃子さんなら桃の柄など。わたしの名前、みさとはパッと柄が思いつかないので、地域柄を選んでみようかなと思います。そのほか、富士山や鯛などの縁起物は社会的地位のある経営者に喜ばれるそうです。すぐに使える知識も盛り込まれているので勉強になります!
手紙を書くポイント②筆記具の選び方
せっかく書くなら筆記具も選ぶと良さそうです。万年筆は高いイメージがある方もいるかもしれませんが、1,000円台から買うことができます。私もkakunoを持っていますが気軽に使えるので重宝しています。
5年勤続のときに会社からもらったWatermanという良いお値段のする万年筆も使いやすくて大好き。スルスルとかける筆記具と、ブルーインクがあれば、ワンランク上のおとなになった気分になれます。中で紹介されているのですが、「ブルーインク」と言ってもメーカーによって色が全然違います。ご自身の好みによって選ぶのも面白いと思います。
手紙を書くポイント③文章の書き方
書き慣れていないと1番難しいと感じるのが文章の書き方ではないでしょうか?おとなの世界の特有の言い回しに慣れず、苦労した経験がある人も多いでしょう。
昨日はお目にかかれて光栄でした。ご縁に感謝いたします
ほんの気持ち、お菓子をお送りします。
など、知っていたらサラサラと出てくるもの。早くいろんなパターンを身に付けたいなと思っています。
お見舞いの手紙
すごく勉強になったのが、お見舞いの手紙についてでした。むらかみさんによると、お見舞いは3つに分かれます。
● 暑中お見舞い・寒中お見舞いといった季節のご挨拶
● 病気や怪我などのお見舞い
● 大切な身内をなくした遺族に対するお見舞い
この中で3つ目の「喪中」は毎年いただくお手紙。このお手紙にどう返信したら良いかわからなかったのですが、シンパシーカードというものがあることを知りました。
シンパシーカードを持っていれば、急なお知らせをいただいた時にも落ち着いて対応できそうです。
おとなの礼儀として知っておくだけで、少し心の余裕が持てそうです。
手紙を書くポイント④文字のコツ
そして4つ目は文字のコツ。いつも字のバランスが悪くて書き終わった後に凹んでいましたが、むらかみさんは一度で完璧に仕上げず、二度三度書き直すそうです。そう思ったらのびのびかけそうになりました\( ˆoˆ )/
筆記具や紙に対して、どんな書き方が1番しっくりするのかということを知っておくと、自信を持ってサラサラと味のある手紙がかけそうです。
手紙を書くポイント⑤切手の選び方
切手は届いた時に最初に目にするもの。お寿司の切手に、寿司桶と湯飲みのイラストを添えて見たりと、切手で遊ぶこともできるそうです。
アイディア次第で手紙はどんどん面白くなる\( ˆoˆ )/そして好きな写真を切手シートにできるサービスもあるそう。プレゼントにも良さげです!
気軽に手紙が送れるようになろう
お手紙が大好きなわたしは、時々夜中に10通くらい一気に書いて送っています。返事が来るととても嬉しくて、やめられない趣味です。この本を読んでまた手紙熱が再燃しました!
お近くの方から、とおくの友達まで、手紙をかるーい気持ちで送ってみてはいかがでしょうか?喜んでもらえたらこちらまでハッピーになれますよ。