ヨガインストラクターの1日。スケジュールと仕事内容

ヨガインストラクターの1日の流れは、どんなスケジュールなのでしょうか?こちらの記事では、ヨガインストラクターの1日のスケジュールを一覧でまとめました。正社員、フリーランス、副業と働き方によって仕事内容ややりがいも違うので、どんなヨガインストラクターになりたいかをイメージしたい人におすすめです。
全米ヨガアライアンス認定RYT200の養成コースの講座で資格取得後、現役でヨガの先生をしている私がご紹介します。
目次
ヨガインストラクターの1日の特徴
ヨガインストラクターの1日は、働き方によって異なるのが特徴です。ここでは正社員、フリーランス、副業の3つに分けてご紹介します。
正社員
正社員は7:00〜23:00などの定時の中でシフト制で働く場合が多く、朝のレッスンに合わせて朝番か、夜のレッスンに合わせて遅番で働くことが多いです。仕事内容はレッスンはもちろんですが、接客や営業、販売促進など多岐にわたります。
フリーランス
一方、フリーランスやアルバイトのヨガ講師をする場合、レッスンを中心にスケジュールを組むため毎日同じとは限りません。仕事内容は実践的なレッスンがほとんどですが、中には哲学や瞑想、ポーズを深めるワークショップを行うなど人によってさまざま。
副業
副業のヨガインストラクターの場合は、本業がお休みの日や空いている時間を使ってレッスンをしています。こちらの仕事内容はレッスンが中心であることがほとんどですが、人によってはスタジオの受付を兼務している人もいるようです。
ヨガインストラクターとして働く際は、性格によって現実のスケジュールでストレスや苦労を感じてしまう人もいるので、働き方をイメージしておくことが大切です。それぞれの働き方についてメリットデメリットも合わせて、詳しく見ていきましょう。
正社員で働くヨガインストラクターの1日
ここからは、正社員として働くヨガインストラクターの1日を一覧でまとめました。朝番として働く正社員のヨガ講師の1日をご紹介します。
5:00 起床・朝の練習
6:30 出勤
7:00 出社・着替えてミーティング
7:30 受付業務で生徒さんをお迎えする
8:00 朝ヨガ開始
9:00 朝ヨガ終了・生徒さんのお見送り
9:30 スタジオを片付けたら次のレッスンの準備
10:00 受付業務
11:30 2本目のレッスンを担当
12:30 レッスン終了後・掃除
13:00 昼休憩
14:00 午後の勤務開始・エリアミーティングに参加
15:00 販促会議の内容を受けてディスプレイを変更
16:00 退勤
朝番は7:00〜16:00の勤務となるので、朝早い出社が必要です。1日にレッスンは2〜3本担当し、ほかの講師がレッスンしている間は接客や受付業務、物品販売を担当します。ほかにも会社への報告書や、ミーテイングなどへの参加が必要なのでレッスンだけではなくたくさんの仕事もこなさなければいけません。
チームで仕事をするので、後輩が育ったときのやりがいはひとしおですし、売り上げも好評や生徒数目標が達成したときには大きな達成感が得られます。ただし朝番は朝早く、遅番は23:00終了と1日のスケジュールも大幅に違うので、人によっては自律神経が乱れて疲れが抜けなかったり、ストレスを感じてしまうこともあるようです。
わかりやすいスケジュールで働きたい人、企業のもと安定した給料を稼ぎたい人にいはぴったりな働き方でしょう。
フリーランスで働くヨガインストラクターの1日
続いて、フリーランスで働くヨガインストラクターのある1日のスケジュールをまとめました。
8:00 起床・朝のヨガ練習を行う
9:00 朝ごはんはコーヒーのみ
9:30 DVDを見ながらヨガの練習をする
10:30 早めの昼ごはんを食べる
12:00 昼のヨガレッスン
13:00 レッスン終了・片付けや掃除
13:30 スタジオを出発して移動
14:00 フィットネスジムに到着
14:30 フィットネスジムのレッスン
15:30 レッスン終了後掃除
16:00 時間があくのでカフェで休憩
18:30 ホットヨガのレッスン開始
19:15 レッスン終了・掃除
19:30 スタジオを出発・帰宅
この日は昼からのレッスンなので、朝はゆっくり起きることができます。1日のレッスン数は日によっても違い、1本だけの人もいれば、4〜5本となす人もいるなどさまざまです。空いた時間はDVDやほんで勉強をして、自己研鑽することもフリーランスとして大切な仕事のひとつです。
フリーランスの場合は常温ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ 、フィットネスジムなどのレッスンのほかに、自主開催のレッスンや自宅でプライベートヨガ(パーソナルレッスン)、オンラインヨガ、ワークショップなどさまざまな働き方ができます。
フリーランスはその名の通り自由に働くことができるので、もっとレッスンを入れて稼ぐこともできますし、ゆったりと自分のペースで働けるのもメリットといえます。ただし正社員のように保証もなければ、レッスンへの集客ができなければ首を切られるケースもあるので、自己責任が強い側面があることを知っておくことが大切でしょう。
副業で働くヨガインストラクターの1日
副業で働くヨガインストラクターの場合は、本業をしながら空いている時間にヨガインストラクターをしています。会社員、派遣社員、アルバイト、フリーランスなどほかの職業をしながらでもインストラクターとして活躍することが可能です。ここでは、土日にヨガインストラクターとして活躍している先生の1日をまとめました。
6:00 朝起きて軽めのごはんを食べる
8:00 軽く体を動かしてウォームアップ
8:30 スタジオへ移動
9:00 ヨガスタジオでのレッスン
10:00 スタジオレッスン終了・掃除
10:30 帰宅・夕方までフリータイム
17:30 自宅でのレッスンの準備
18:00 自宅でパーソナルヨガ
19:30 パーソナルヨガ終了
20:00 自宅でキャンドルヨガのグループレッスン
21:30 少し雑談をしたあとにみんなをお見送り
22:00 掃除をして終了
平日は会社員をしていて、土曜日に積極的にヨガのインストラクターとして活躍しています。朝のヨガスタジオのレッスンでは、軽めにごはんを食べてからレッスン時に負担がないように体を調整します。夕方から夜にかけては自宅でパーソナルヨガ、近所の仲良しでグループレッスンを行っています。
近所の方や知り合いからヨガレッスンを頼まれることが多く、人の役に立てていることが大きなやりがいです。副業とはいえレッスンの回数を積み重ねれば、その分経験にもなるので今後自分のために活かせることが魅力でしょう。
ただし本業から副業が禁止されている場合はこの働き方が難しいこと、両方が忙しい場合は休む暇がなく体が疲れやすいことがデメリットといえます。ご自身のワークライフバランスを考えて働けるのが1番ですね。
ヨガインストラクターの1日のまとめ
ヨガインストラクターの1日は、正社員ではシフト制、フリーランスと副業は自分で組んだスケジュールをもとに働きます。どちらも性格や理想に合わせて選べば、気持ちよく働くことができるでしょう。理想と現実のすり合わせをして、楽しいヨガインストラクターライフが送れますように。
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