アラサー・アラフォー必見エッセイ「30と40のあいだ」【今日のセレクト本vol.56】
アラサーとアラフォーの女性のみなさん!20代の頃はきっともっと大人になっていると思っていたことでしょう。でもアラサーになってもちっとも悩みは止まらないし、今だに人生悩むことも多い!
こちらの記事では、瀧波ユカリさんの『30と40のあいだ』という赤裸々エッセイをピックアップしました。アラサー・アラフォー時代を語ってくれているので、わたしもこんな将来が待っているのかな〜とイメージするのに最適!内容や感想をご紹介します。
『30と40のあいだ』の内容
『30と40のあいだ』は、難波ユカリさんがアラサーのときに書いたエッセイを、同じお題でアラフォーではどう感じるかという、エッセイです。テーマは、恋愛から女の人生までたっぷり!
● 初デートのお店問題
● 時間指定のデリバリー・ラブ
● 妖精男子の魔法の料理
● スピリチュアルとの付き合い方
子どもを産んでからの体や心境の変化や、世間の不倫事情(詳しくは「時間指定のデリバリー・ラブ」をチェック♡)、子育てが少し落ち着いてからの生活、夫婦の関係までたっぷり描かれています。
「セックスレス」への考え方に物申したり、刺激的な内容も。話題は多岐にわたるので、興味のアンテナがピコン!と反応してしまうと思います。
30と40のあいだの感想・魅力
「30と40のあいだ」を読んで感じた魅力は、以下の3つ。
①アラサーとアラフォーの違いを感じる
②メモしたくなる名言が出てくる
③表情筋の大切さを知る
それぞれについてみていきましょう。
①アラサーとアラフォーの違いを感じる
瀧波さんのアラサー時代は、グイグイと攻める系。疑問に思ったことにとことん突き詰めて考えていきます。なのにアラフォーになってくると、達観して落ち着いていて「どうでも良いんです」感が高まっていきます(笑)
同じ人なのにこんなに変わるの!?と驚いてしまうほど。旅をするにしても10代の方が感度が高いから若いうちに!というけれど、本当にそうだな、と。
こうして、わたしも大人になって行くんだなぁ…(いい意味でも悪い意味でも、鈍感になっていく)と切なくなってしまいました。
②メモしたくなる名言が出てくる
そしてメモしたくなる名言が、ときどき出てきます。まず1つ目は、「男におごられるべきか」というテーマで出てきた名言。
大事なのはその選択をしてハッピーになれたか
若いときには「おごられたい」と思うことがあっても、もう心境の変化が現れて、アラフォーになると「ハッピーになれたか」ということが選択基準になったというのです。激しく共感してしまいました。
そして2つ目は、「子どもに教えるときにどう接したら良いかわからない」という悩みを、心理学の先生に相談したときにもらった言葉。
教えるのは普通でいいんですよ
厳しくも優しくもしなくていい。ノリはロボットの「ペッパーくん」が良いそうなんです。淡々と、目の前にあることを行うだけ。それ以上でもそれ以下でもなくてOK。
③表情筋の大切さを知る
時間ができたときに、表情筋を鍛える「小顔っくま」というアプリをダウンロードして、ムキムキに鍛えたそうなんです。すると、笑顔が上手にできるようになって、周りの人から親切にされるようになったそう!
自分の笑顔次第で、周りの人から優しくされるなんて最高じゃん!(無料だし♡)と思い、気になりすぎて即、ダウンロードしました。確かに、ずっと口角をあげていないといけないからなかなか難しい!気になる方は是非試してみてくださいね(笑)
30と40のあいだのまとめ
人様のエッセイを読んでいると、その瞬間のその人に出会えるのですが、こちらの本はアラサーからアラフォーというわかりやすい対比があるので、どんな変化があるのかがわかりやすいのが特徴!
次の世代の本を読んで先取りしておくのが、うまく人生を乗り越えていくポイントというのを聞いたことがあります。是非、人生をうまく乗り越えるための先取りに、チャレンジしてみてくださいね。