泣ける小説おすすめランキング4選。アラサー女子が思わず号泣した本

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感動したいとき、ストレスを涙と一緒に流してしまいときに、感動して泣ける小説を読みたくなりませんか?今回はわたしが「思わず涙してしまった!!」という、感動小説をご紹介したいと思います。中にはマスカラがボロボロに取れて、目の下がすごいことになっていたものも・・・笑 ほっこり心温まる物語から、勇気をもらえる作品、兄弟愛を感じられる小説まで、幅広くまとめました!

1.旅猫リポート|有川浩


野良猫から飼い猫になったナナと、心優しいサトルの物語です。退っ引きならない理由でナナを飼えなくなり、手を上げてくれた友達の元をたずねる旅に出ます。ナナは頭が良くて、サトルのことが大好きで。サトルもナナのことを大好き。BOOKデータベースの紹介は以下のとおりです。

野良猫のナナは、瀕死の自分を助けてくれたサトルと暮らし始めた。それから五年が経ち、ある事情からサトルはナナを手離すことに。『僕の猫をもらってくれませんか?』一人と一匹は銀色のワゴンで“最後の旅”に出る。懐かしい人々や美しい風景に出会ううちに明かされる、サトルの秘密とは。永遠の絆を描くロードノベル。(BOOKデータベースより)

もう大号泣の嵐でした!!思い出すだけでも泣きそうになってしまう一冊です。動物を飼っている方は特に共感してしまう部分、もしかして自分の愛猫・愛犬などもこんなことを考えてくれるんじゃないかという部分に、涙無くしては読めないはずです!絵本もあるので、小さい子と一緒に楽しみたい人は、絵本もぜひ手に取ってみてください。

2.にじいろガーデン|小川糸


装丁からして、幸せ家族のお話かと思いきや、一味違いました!30代半ばで夫との夫婦関係が苦しかった泉ちゃんは、仕事帰りに女子高生のおチョコちゃんに出会います。心の痛みを分かち合った二人は、なんと恋に落ちるのです。泉ちゃんの息子の草介、おチョコちゃんの出産した宝の四人で家族になっていく物語です。BOOKデータベースの紹介は、以下のとおりです。

別居中の夫との関係に苦しんでいた泉は、両親との関係に悩み、命を絶とうとしていた千代子と出会う。戸惑いながらも、お互いをかけがえのない存在だと気づいたふたりは、泉の一人息子・草介を連れて、星がきれいな山里「マチュピチュ村」へと駆け落ち。新しい生活が始まる―。特別なようでいてどこにでもいる、温かな家族の物語。(BOOKデータベースより)

4人ともキャラがとても素敵で、時間をかけて、家族になっていくんだという決意と、その重ねていく時間と姿が美しい一冊でした。後半は涙が止まらなくなりました。読み終わって鏡を見たら、マスカラがドロドロに落ちて、目の下が大変なことになっていたことはいい思い出…(笑)家族の美しさ、絆の強さを感じたい人、自由なライフスタイルを自分の手で作り上げたい人におすすめの一冊です。

3.たゆたえども沈まず|原田マハ

 

続いてご紹介するのは『たゆたえども沈まず』です。原田マハさんの本は、文句なしに泣けるものがほとんどで、間違いなく涙するわたしですが、ちらは心にグサッと刺さるような、印象を残されました。画家ゴッホの物語、19世紀のパリを舞台に、ゴッホと彼を支える弟のテオ、日本人画商の林忠正と重吉たちが描かれます。

誰も知らない、ゴッホの真実。天才画家フィンセント・ファン・ゴッホと、商才溢れる日本人画商・林忠正。二人の出会いが、〈世界を変える一枚〉を生んだ。
1886年、栄華を極めたパリの美術界に、流暢なフランス語で浮世絵を売りさばく一人の日本人がいた。彼の名は、林忠正。その頃、売れない画家のフィンセント・ファン・ゴッホは、放浪の末、パリにいる画商の弟・テオの家に転がり込んでいた。兄の才能を信じ献身的に支え続けるテオ。そんな二人の前に忠正が現れ、大きく運命が動き出すーー。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者による
アート小説の最高傑作、誕生!(内容紹介より)

ゴッホの描く浮世絵にハマって以来、高校生の頃からずーーーーっと好きだったゴッホですが、全然知りませんでした。こんなにも苦労して生み出した絵たちかと思ったら、見方も感じ方も変わりました。お互いを思いやる兄弟愛に涙しました。マハさん天才!兄弟愛を感じたい人、ゴッホ好きな人、アートな裏側や売れていく過程を見たい人はぜひご覧になってください。

4.ちょっと今から仕事やめてくる|北川恵海

これを読んだとき、ちょうど仕事をやめたいと思っていたときでした。笑だけどこれを読めば元気が出る!!!映画化にもなって、話題にもなりましたよね。その数年前には心身ともに衰弱しきっていて、いっそのこと死ねたら楽なんだろうな〜と考えていたこともあったから(今はもうそんなこと考えない!)、そんなときの気持ちもわかるんです。

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。スカっとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。(BOOKデータベースより)

自分を重ねていたら「そうなんだよね・・・」と共感してしまうこともあったり、テンポがいいからぽんぽん読み進めていけました!もしも仕事につまずきそうになっている人、毎日もっと楽しくならないかなーと思っている人はぜひ読んでみてくださいね。電車の中では読まないほうがいいですよ!(先輩は語る笑)

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まとめ

思わず涙が流れる感動作は、涙を流して浄化作用がある気がしています。どれもおすすめすぎるので、1冊読んだらぜひ次の小説も読んでみてくださいね。気持ちも洗われるような体験をさせてくれる小説を、ぜひ体験してみましょう。

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