柑橘系の精油とは?明るい気分になるおすすめのアロマオイル9選
「明るい気分になりたい!」「元気がほしいな」と思うことはありませんか?そんなときにおすすめなのが、今回ご紹介する柑橘系のアロマオイル(精油)です。
レモンやオレンジなどでおなじみの、爽やかな甘い香りが特徴。性別や年齢を問わずに人気の香りなので、初心者の方にもトライしやすいアロマです。この記事では「柑橘系」のおすすめの精油、香りの特徴や効果・効能を紹介します。
目次
柑橘系の精油とは?
柑橘系の精油とは、オレンジ、レモン、グレープフルーツなどおなじみのフルーツのアロマオイルです。爽やかで甘酸っぱい香りなのでイメージしやすい人も多いです。気持ちをリフレッシュして、リラックス効果が高いものばかりです。まとめると、以下のとおり。
子供からお年寄りまで、どんな年齢、性別の人にも好まれる香りなので、オフィスや病院などの公共の場、そしておうちでも使いやすいのが特徴!それでは早速、どんな種類があるのかを紹介していきます!
オレンジ・スイート
オレンジ・スイートは柑橘の甘酸っぱくてジューシーな香りに包まれるアロマオイルです。万人に好まれる香りなので、初心者の方の最初の1本にもおすすめ。子供にも使うことができます。ストレスで沈んだ気持ちを和らげてくれるので、眠れない夜に芳香浴やアロマバスとして使うと安眠効果があります。
効果・効能
効果・効能は以下のとおりです。
- リラックス効果
- リフレッシュ効果
- 胃腸の調子を整える
- 食欲増進効果
- セルライト予防
気持ちを和らげるだけでなく、胃腸の調子を整えたりセルライト予防にもなります。ほかのアロマオイルとの相性もよいので、使い勝手が抜群です。
グレープフルーツ
フレッシュで爽快な香りのグレープフルーツ。不特定多数が集まる病院の待合室やオフィスでも使われるほど、人気の香りです。香水や化粧品に使われるほか、肥満解消などにも役立つことから美容面で重宝されています。沈んだ気持ちをリフレッシュさせ、元気にしてくれます。
効果・効能
効果・効能は以下のとおりです。
- 嫉妬や敵意をときほぐす
- 集中力を高める
- リンパの流れを良くする
- 利尿作用
- 皮脂の分泌を抑える
集中力を高めるので、仕事中などにも使いやすいです。また利尿作用が高く、リンパの流れをよくするのでデトックス効果を狙いたい人、マッサージなどに使うのもおすすめです。皮脂の分泌を抑えるので、オイリー肌の人のスキンケアに最適です。
ベルガモット
ベルガモットは甘くフルーティーな香りが特徴。紅茶の風味づけにも使われています。自然から得られる「抗うつ剤」と呼ばれるほど、イライラした気持ちやストレスから心を解放して、前向きな気持ちにさせてくれます。香水にも使われ、他の香りとの相性も比較的良いので、柑橘系が好きな方にはおすすめの精油です。
効果・効能
効果・効能は以下のとおりです。
- リラックス効果
- 気持ちを軽くする
- 食欲不振の改善
- 殺菌作用
- オイリー肌のお手入れに
殺菌効果があるため、コロナや風邪の予防にもおすすめです。ベルガモットは単体でも使えますし、オレンジ・スイートのような甘酸っぱい香りはハーブ系のアロマとも相性抜群で、幅広く使えるアロマです。
マンダリン
マンダリンは「ポンカン」でおなじみのフルーツ。甘くてフルーティーな香りが特徴です。作用も穏やかで子供も大好きな香りなので、子供や妊婦にも利用できる優しい作用の精油としても知られています。気分をリフレッシュさせて前向きな気持ちにしてくれます。眠れない夜にもおすすめ。
効果・効能
マンダリンの効果・効能は以下のとおりです。
- 交感神経を鎮静
- 心を明るくする
- 消化促進
- 妊娠線の予防
- むくみやセルライトの防止
むくみやセルライトの防止をするので、女性の悩みを解決したいときにおすすめです。オイルにブレンドしてマッサージすれば、心もリフレッシュして一石二鳥です。
メリッサ(レモンバーム)
メリッサ(レモンバーム)はハーブとしても利用される植物。甘いレモンに似た香りが楽しめます。プレッシャーを感じるときやストレスでどうしようもないときに、感情のバランスをとって気持ちを明るくしてくれます。不眠にも効果的。少量しか採れないので精油は高価です。
効果・効能
メリッサの効果・効能は以下のとおりです。
- 感情のバランスを安定させる
- パニックやヒステリーを鎮める
- プレッシャーに打ち勝ちたいときに
- 生理痛や生理痛に有効な子宮強壮作用
- 湿疹やヘルペスの症状を抑える抗菌作用
緊張しやすい人、パニックを起こしやすい人はメリッサを持ち歩くと安心です。ハンカチやティッシュ、マスクに1滴だけ垂らすだけで、呼吸するたびに心を安定させてくれます。
ライム
ビターなシトラスな香りが特徴のライム。料理やドリンクで使われていることの多い、小ぶりで緑色のレモンのような形の果実です。爽やかな香りはリフレッシュ効果が高く、不安な気持ちや沈んだ心を和らげてくれます。
効果・効能
ライムの効果・効能は以下のとおりです。
- リフレッシュ効果
- エネルギーチャージ
- 集中力UP
- 消化不良や胃痛の改善に
- 解熱作用
- 感染症予防
前向きな気持ちになりたいときに役立ちます。感染症予防にも効果的なので、風邪やコロナの予防にも最適です。
レモン
料理やドリンクでおなじみのレモン。爽やかでフレッシュな香りはアロマも同様です。抗菌効果が高いので、掃除にも活躍します。特に、アルコールや精製水とブレンドしたアロマスプレーは、キッチン周りの掃除に大活躍するのでおすすめです。他の精油との相性が良く、ブレンドしやすいことも特徴にあげられます。
効果・効能
効果・効能は以下のとおりです。
- 思考をスッキリさせたいときに
- 冷静さを取り戻したいときに
- 消化不良や便秘改善
- セルライト予防
- ニキビケアに
気分をスッキリさせて、冷静さを取り戻してくれます。ケンカしてしまったときや、気分が落ち込んだとき、会社や仕事で嫌な思いをしたときに使えます。またお腹が不調なときもレモンの香りを嗅いだり、アロマバスに浸かったりしてケアできます。
レモングラス
レモングラスはイネ科の植物で、レモンのような爽やかな香りがします。インドでは数千年前から感染症の治療に利用されてきました。心と体をいやす効果があるので、激しい運動をした後のマッサージに効果的です。また、防虫効果があると言われているので、希釈をして自然由来の「虫除けスプレー」を作ることもできます。
効果・効能
効果・効能は以下のとおりです。
- リラックス効果
- 元気が欲しいときに
- ストレスからくる消化不良や食欲減退の改善に
- 筋肉痛の緩和
- 殺菌作用
私が個人的に1番好きな香りがレモングラスで、とにかく気持ちが落ち着いてリフレッシュできます。気持ちも前向きになるので、常に香らせておきたくなります。気分が落ち込んだときも、調子がいい日もホッと安らぐので、毎日使っても飽きません。あまりにもリピートしすぎるので私は大容量の特大サイズを購入しています。笑
ゆず
ゆずは和食でおなじみの方も多いと思いますが、日本由来のアロマです。爽やかな香りが特徴で、気持ちをリフレッシュするだけでなく、体を温める作用があるので「柚子湯」のようにアロマバスに利用するのがおすすめです。冷え性改善にもつながるため、海外のアロマセラピストからも注目を集める精油です。
効果・効能
ゆずの効果・効能は以下のとおりです。
- 穏やかな気持ちになりたいときに
- 明るい気持ちになりたいときに
- 体を温める
- 疲労回復
- 保湿を高める
疲労回復効果、体を温める効果、保湿を高める効果は冬に使いたいアロマオイルです。日本人にとって馴染みのある香りなので、毎日の生活に取り入れやすいでしょう。家族で香りを気にする人がいる場合も、ゆずなら抵抗なく始められそうです。
まとめ
柑橘系の精油の特徴と効果・効能は、気持ちがリフレッシュするアロマが多いです。気持ちが沈んだときや、ストレスを感じたときには柑橘系の精油の香りを嗅いでみましょう。気分をリフレッシュして前向きな気分にしてくれます。今の心や体の状態に合わせて、アロマを取り入れてみてくださいね。