トップビジネスマンたちも行う「瞑想」。すごい効果と簡単に出来る方法
最近話題の「瞑想」。トップビジネスマンや著名人が習慣として取り入れていることでも話題になっています。
瞑想は脳を休めて、脳の力を最大限に引き出します。得られる効果が高いのに、自分の体さえあれば、いつでもどこでも、無料でできてしまう優れもの。
実際にどんな効果があるのか、どうやって行うのかをまとめました。
ブームになっている「瞑想」
みなさんは「瞑想」についてどんなイメージを持っていますか?ヨガや禅などのイメージを持っている方もいるかもしれません。
宗教的なものを感じている方もいらっしゃるかもしれませんが…瞑想は宗教ではなく、方法論です。ここ最近は瞑想が科学的に体に良いことが証明され、欧米の方にも受け入れられるようになりました。
また、ビルゲイツやスティーブ・ジョブズなどのトップビジネスマンたちが行なっていることで世界的にブームになっています。トップ企業でも会社全体で瞑想の時間を取るなど、その効果は幅広く認められています。
瞑想の歴史は4000年以上!
科学的に瞑想の効果が証明されているのは最近ですが、実は瞑想は4000年以上前から行われているといわれています。というのも4000年以上続くヨガは、もともと瞑想をすることを目的としているからなんです。
ヨガの瞑想は、本当の自分=宇宙とつながることを目指しています。すると、悟りが開け、良い人生を送れると考えられています。
みなさんが普段ヨガだと思っている「ポーズ(アーサナ)」は、瞑想を行うための体力(じっと座っているだけでなかなかの体力がいります)と姿勢を保つために行われているものなんです!昔から瞑想の効果を発見し、活用してきた人々は本当にすごいなと思ってしまいます。
瞑想の効果
それではいったい、この瞑想の効果にはどんなものがあるのでしょうか?抜粋したものになりますが、これだけの効果が発揮されます!
・免疫機能UP
・クリエイティブUP
・記憶力UP
・集中力UP
・直感力UP
・ポジティブな気分になる
・心が強くなる
・自律神経のバランス改善
・うつ症状の改善
・認知症予防
・脳を休める
・不調の解消や予防
実際に私が瞑想をしてみて感じるのは、「ポジティブな気分になる」ということです。目をつぶってじっとしているだけなのに、瞑想をした後には気持ちがスッキリとしてルンルンした気分になっているんです♩
嘘だと思う方もいると思いますが、毎日その気分が続くので、いつしか瞑想を始める前からルンルンした気分になるようになりました。個人差はあると思いますが、ぜひ試してみてください^ ^
疲れが取れない方にも有効な「脳を休める」
ここで、「脳を休める」についてピックアップしたいと思います。実は「疲れたー」という疲労感は脳がキャッチしているものなんです。
私たちが持っている自律神経は、呼吸や心臓を動かし、消化を進めるなど24時間休みなく働いてくれています。
そんなときに運動をしたり、長時間のデスクワークなどが重なると、自律神経にさらに負担がかかります。すると、自律神経が筋肉疲労のような状態に陥ります。これが「疲労感」。
そんなときには脳を休めてあげることが大切です。とめどなく入ってくる情報をストップし、質の良い休息を与えるのがベストで、その一つの方法が「瞑想」。
日頃休まずに私たちを支えてくれている自律神経や脳に、究極のリラクゼーションを与えてあげましょう♡
瞑想の方法
それでは、ここからは瞑想の方法についてご紹介します。できそうなものからトライしてみてください。
呼吸瞑想
呼吸を観察して、穏やかに長く深く呼吸をしているのを感じる瞑想法です。集中できないときは、呼吸を1から10まで数え続けると良いです◎
ヴィッパーサナ瞑想
物事をありのままに見る自己観察法です。他のことが入ってきても、良い悪いを判断せずに受け流していくことで、今に気づくことができます。ブッダが発見したと言われているインドの最も古い瞑想法です。
トラータカ瞑想
瞬きをせずに、対象を見続ける方法です。キャンドルがよく使われますが、火の動画を見る方もいます。目が痛くなったら閉じ、第3の目と呼ばれる眉間の間でみて、イメージが消えそうになったら再び目を開けて凝視します。
ハタヨガの浄化法の1つです。
食べる瞑想
意外に思われる方もいるかもしれませんが、食べることでも瞑想はできるんです。
ピザを手に持ちました → 口に持っていきます → 噛みます → ピザが喉を通っていきます
と食べている時の行動を細かく、実況中継をするように観察します。すると、よく噛んでいなかったことがわかったりと今の自分に気づくことができます。
マインドフルネス瞑想
最近話題のマインドフルネス瞑想は、「今この瞬間、ここにいる」ことに集中する方法です。
静かに座って呼吸に集中し、今に集中します。ただこれだけなのですが、集中することはなかなか難しいものです。練習を重ねていくことで、直感力、集中力などのポテンシャルを引き延ばしてくれると注目を浴びています。
他にもいろいろ
お風呂で瞑想をしたり、電車の中で座っている時、つり革につかまりながら、川の流れを見ながらや登山をしながらなど色々な瞑想の仕方があります。ご自身のやりやすい方法を見つけていきましょう。
瞑想の姿勢
瞑想時の姿勢は楽な方法で座りましょう。
・蓮華座(両太ももの上に足先をクロスさせて組む方法。痛ければ無理せず他の方法に切り替えましょう!)
・安座(両足を立てて膝を外へ広げ、おへその前に踵と踵を並べて座る方法。膝が浮いてしまうようならお尻の下にブランケットなどをしくと安定します)
・正座
・あぐら
・椅子に座る
ポイントは骨盤を立てて、背筋を伸ばしておくことです。頭頂まで一直線にしておくとエネルギーの流れがよくなります。
瞑想を行う時間
目をつぶる時間は自分の体調や気分に合わせて◎
まずは3分間からでも目をつぶってみてください。最初は慣れなくてじっとしているのもきついかもしれませんが、だんだんと長い時間瞑想をすることができるようになります。
おすすめは15分以上行うこと。脳のβ波がリラックスするα波に切り替わるのが10〜15分。また、15分の瞑想は2時間寝た時と同じ効果が得られるとも言われています。
何時から行う?
ベストは朝4:00〜6:00。少し早いと感じるかもしれませんが、肝臓が活発になり血が巡る時間です。自然界でもオゾンが発生し空気が変わります。
また、光りと影が入れ替わる「夕方」も良いと言われています。
おわりに
瞑想の効果と方法についてご紹介しました。難しそうだなと構えなくても、まずは座って3分目をつぶることから始めてみてください。気持ちの変化に気づくことができるでしょう!
あの世界的歌姫ケイティペリーも2010年から毎朝20分瞑想をしています。「瞑想ほど創造力を高め、心に平穏を与えてポジティブな気持ちにしてくれるものは他にないわ。」と絶賛。
ぜひあなたも瞑想を取り入れてみてくださいね。