ヨガインストラクターは仕事がない?需要と将来性

ヨガインストラクターの需要のアイキャッチ
YOGA

ヨガインストラクターは「仕事がない」と噂がありますが、本当でしょうか?全米ヨガアライアンス認定RYT200の養成スクールで講座を受けて資格取得後、ヨガインストラクターに転職しても、儲からないなら困りますよね。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターの需要について調査しました。

管理人の現役ヨガインストラクターが実情を交えて、将来性やおすすめの活躍できる場もご紹介します。

ヨガインストラクターの求人の需要・現状

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仕事がないって本当?

結論から言ってしまうと、ヨガインストラクターの求人の需要はあります。「ヨガジャーナル日本版調査」によると、2017年の日本のヨガ人口は770万人で、今後は約1,600万人に広がるとの予測です。大手ホットヨガスタジオのLAVA(ラバ)が、全国に店舗展開しているように、ほかにも大手企業がどんどんスタジオを拡大しています。

それに合わせて正社員募集が行われているので、ヨガインストラクターの仕事がゼロということはないでしょう。

LAVAの正社員募集

地域によっては求人が少ない場合も

ただし地域によってはスタジオが少なかったり、個人のスタジオではすでに先生が十分に足りているため、募集が行われていない場合もあります。そのため「地元から離れたくない」「こういう雰囲気のスタジオじゃないと働きたくない」と制限を設けてしまうと、仕事がないということになってしまいます。

またヨガインストラクターになるには、オーディションがほとんどの場合必要ですが、落ちてしまうとそもそも仕事がない状態になってしまいます。まずはこの関門を突破することが大切でしょう。

コロナの影響

また最近ではコロナの影響を受け、オンラインクラスを開催したり、人数制限を行っているスタジオが多いです。スタジオ側の経営状態にもよりますが、しんどい状態の経営ではしばらく募集も控えることが予想されます。

ヨガインストラクターに転職して将来性はある?

ベッドの画像

近年の健康ブームでヨガの需要はまだまだ見込めるため、ヨガ業界は成長するでしょう。正社員、フリーランス・副業と働き方別に将来性を深掘りしていきます。

正社員の将来性

正社員として働くヨガインストラクターは、キャリアアップできることが魅力です。最初は未経験から初めて、指導力を身につけながら実力をつけたら、店長、エリアマネージャー、後輩育成、本部社員などキャリアアップが目指せます。

仕事内容は多岐に渡りますが、給料も待遇も徐々に上がり、社内で有名なヨガインストラクターになれば、イベントレッスンでも活躍できるようになるでしょう。男性社員は珍しいので重宝されること間違いなしです。

ただし、ヨガインストラクターは給料が抜群に高い仕事ではないので、高級な会社員並みの収入を目指したい方は、就職前に収入のアッパーの詳細情報を確認しておくことが必要です。ヨガインストラクターの給料については、こちらの記事も参考にしてください。

フリーランス・副業の将来性

フリーランスや副業として働く場合は、自分の発信力や行動力が将来性を決めます。どれだけ行動して集客できるか、レッスン数を増やせるかでカギです。

● SNSを効果的に使って集客する
● ブログを更新する
● オンラインレッスンや自主開催レッスンを行う

など自分で企画することも大切です。ヨガスタジオでの経験を積みながら、並行して自主開催の枠を広めていく方法が、名前も売れておすすめです。うまくいけば、独立開業してスタジオオーナーとしてデビューすることもできます。

もちろんヨガのインストラクターになるには資格取得でお金もかかりますし、フリーランスとして活躍するには生活がギリギリになるためやめたいと思ってしまう人もいます。ある程度自由なライフスタイルで大丈夫という人が、向いてる人です。

ヨガインストラクターとして活躍するポイント

親子ヨガの画像

最後に、ヨガインストラクターとして活躍の幅を広げるポイントをご紹介します。

①求人を探す

まずは求人を探しましょう。代表的な探し方は、以下の通りです。

● google検索
● SNSで「インストラクター募集」と検索
● 求人サイトを検索
● 養成学校の紹介
● ヨガ専門雑誌で募集を探す

とはいってもヨガのインストラクターの募集は、なかなか見つからないのが実体験でした。私は「(自分の働きたいエリア)+ヨガスタジオ」で検索して、ひとつひとつのHPに「インストラクター募集」の項目がないかを探していました。理想的な求人がなかったり、オーディションに落ちてしまうと「仕事がない」という状態になってしまいます。

効果的なのは周りの友達や知り合いに「ヨガのインストラクターをしている」「レッスンしたい」といっておくことです。紹介してもらった接骨院でヨガのレッスンを定期的に依頼してもらえるなど、幅が広がった経験もあります。うざいと思われないような周りへのアプローチも大切にしてみましょう。

求人の探し方については、こちらの記事も参考にしてください。

②自分で企画する

また自分で企画する方法も、活躍する場を広げるチャンスです。

● 自宅のおうちヨガ
● オンラインヨガ
● スタジオを借りてレッスン
● 公民館などでレッスン

など意外にできる場はあります。レンタルスペースを借りて、ゼロから集客するのは大変なので(挫折しました)、まずは知り合いからせめていくのがおすすめです。自宅または出張レッスンで、場所代がかからないところから始めれば負担へ最小限ですみます。

SNSやブログに掲載して経歴を積めば、初めてのお客さまが来てくださるきっかけにもなります。オーディションで問われる年齢や体系も全く気にせずにいられるので、最初は勇気がいりますが、徐々にマイペースに進められる方法でしょう。

③用途に応じたヨガレッスン

最後に用途に応じたレッスンの需要もご紹介します。一例をあげると、今需要があるといわれるのが以下のレッスンです。

● シニアヨガ
● マタニティヨガ
● ベビーヨガ
● 英語のヨガレッスン
● 企業への出張レッスン

とくにシニアヨガは、高齢者の増加に伴いニーズが高まっています。椅子に座ったまま行うチェアヨガなど、高齢者施設で行えるインストラクターの需要はこれからも高まるでしょう。さらに赤ちゃんや子どもと行うヨガ、英語でのレッスンの需要もあります。

また福利厚生としてヨガのレッスンをしてほしいと、企業に呼ばれて出張レッスンするケースも増えているようです。このように実力と広告宣伝次第で、フリーランスや副業でも自分の枠を超えてどんどん成長していけるのがヨガインストラクターの仕事です。仕事がゼロになる可能性はありますが、実力次第で伸びしろが無限大の仕事でもあります。

ヨガインストラクターの需要のまとめ

ヨガインストラクターの需要はまだまだあります。ただし正社員募集は少なく、オーディションに合格できなければフリーランスとして活躍するのも難しい世界です。だからこそ、レッスンの知識や技術をアップして活躍の場を増やしましょう。実力次第で自分らしく働くことができるはずです。

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misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました...

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