ヨガインストラクターとは?仕事内容・なるには・就職先のまとめ

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ヨガインストラクターは憧れる女性が多い職業のひとつです。しかし資格の取得や、仕事があるのかどうか不安に感じてしまいますよね。そこでこちらの記事では、ヨガインストラクターとはについて詳しくまとめました。ヨガインストラクターの仕事、なるには・資格、働き方、就職情報、現役ヨガインストラクターの声をご紹介します。

ヨガインストラクターとは・仕事

ヨガの画像

早速、ヨガインストラクターとはどんな仕事なのかを見ていきましょう。業務内容やヨガインストラクターの1日、やりがい、つらいこと、就職先をご紹介します。

ヨガインストラクターとは

ヨガインストラクターとは、ヨガのポーズや呼吸法、哲学、考え方などを通じて、ヨガの魅力を伝える仕事です。ヨガは心や身体を整え、不調を取り除くほか、ダイエットや美容目的で始める人もいるため、生徒さんのニーズに合わせてレッスンを提供します。

ヨガインストラクターの仕事・業務内容

ヨガインストラクターの仕事は、レッスンだけではありません。レッスンの準備、レッスンの提供、スタジオの清掃、スタジオの宣伝、受付業務など多岐に渡ります。正社員の場合は、スタジオ運営まで幅広く担当しますが、アルバイトやフリーランスはレッスンのみの場合もあるので、仕事内容に合わせて働き方を選ぶことも可能です。

ヨガインストラクターの仕事

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターの1日の特徴は、正社員、フリーランス、副業によっても異なります。たとえば正社員の場合は、7:00〜23:00などの定時で8時間勤務で朝番・遅番で働くことがほとんどです。フリーランスの場合は、レッスンを中心にスケジュールを組むので毎日同じスケジュールとは限りません。

副業では、本業が休みの休日や仕事後の夜の時間を使ってレッスンすることになるでしょう。

ヨガインストラクターの1日

ヨガインストラクターのやりがいと魅力

ヨガインストラクターの魅力は、何と言ってもヨガの楽しさを伝えられること。ヨガが大好きな人にはまさに天職です。そして生徒さんの変化を目の当たりにできるので、「ポーズができるようになった」「リラックスできた」などの声をかけてもらえると元気がもらえます。

ヨガインストラクターのやりがい

ヨガインストラクターのつらいこと

逆につらいことは、体力勝負で疲れやすいことです。本業のインストラクターは1日2〜5本程度こなすことが多く、レッスンは午前中か夕方〜夜遅い時間に多くなるので、稼働時間も長くなります。そしてインストラクターのイメージがストレスに感じたり、給料や収入が安く、正社員の求人募集が少ないこともつらい点です。

ヨガインストラクターのつらいこと

ヨガインストラクターの就職先・勤務先

ヨガインストラクターの就職先・勤務先は意外にもたくさんあります。ヨガスタジオ、スポーツジム、地域のカルチャーセンターなどのほか、自主開催のイベントや独立開業してスタジオ経営する人まで。就職するには首都圏の方が有利かもしれませんが、ヨガ人口が少ない地方では、貴重なヨガインストラクターとして活躍するチャンスがあります。

ヨガインストラクターの勤務先

ヨガインストラクターになるには・資格

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ここからは、ヨガインストラクターになるには、資格が必要かを見ていきましょう。インストラクターに向いている人、スクールや学費、目指す年齢についてまとめました。

ヨガインストラクターになるには・資格は必要?

ヨガインストラクターになるには、資格は必要ありません。ひと昔前の先生たちは、師匠から習い、ある程度上手になれば講師としてデビューするという道が一般的でした。しかし最近ではヨガの資格を取得して、安全で正しいポーズや指導法を勉強してからデビューするのが一般的です。

資格には「全米ヨガアライアンス認定RYT200」のほか、各協会で認定されている資格もあります。RYT200は世界中どこでも通用する資格ですが、各協会の認定資格であれば講師派遣をしてくれる場合もあるので、働き方のニーズに合わせて選ぶのもよいでしょう。

ヨガインストラクターの資格

ヨガインストラクターに向いている人・適正

ヨガインストラクターに向いてる人は、ヨガが大好きなこと、明るく前向きな性格、コミュニケーション力がある、人の役に立ちたいと思う人などが向いています。また体力が欠かせない仕事なので、体力・体型作りをすること、努力し続けられる面も必要でしょう。

ヨガインストラクターに向いてる人

ヨガインストラクターのスクール・学費

ヨガインストラクターのスクールは、「全米ヨガアライアンス認定 RYT200」の取得学校だけでも日本で50ヶ所以上あります。通い方も通学、オンライン、通信、合宿、海外留学などさまざまです。通学の場合、学費は50万円前後が一般的で2ヶ月〜2年で取得します。期間や学費、どのような流派のヨガを学べるかを比較して選びましょう。

ヨガインストラクター資格のスクール

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターを目指す年齢は、何歳からでも可能です。「遅いのでは?」と不安に感じた人もいるかもしれませんが、スクールに通う人は20代〜60代と幅広く、中には70代でデビューした人もいるのだそう。

ヨガインストラクターを目指す年齢

ヨガインストラクターの働き方

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ここからは、ヨガインストラクターの働き方について見ていきましょう。給料、勤務時間や1日のレッスン数、雇用形態、独立についてまとめました。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの給料は、年収324万円〜380万円前後で日本の平均年収441万円と比べるとやや低めの水準です。月給は20万円前後が一般的でしょう。ただしヨガスタジオの正社員では、店長やマネージャーなどに出世すると50万円前後もらえることもあるようです。たとえば大手ホットヨガスタジオLAVAでは、正社員募集が随時行われています。給与は月給22万円〜60万円に設定されています。

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一方、1レッスンごとに契約をするフリーランスの場合は、1レッスンあたり3,000円〜5,000円前後が相場です。人気のインストラクターは1万円〜2万円前後となることもあり、自分でヨガ教室やスタジオを運営すれば、かなりの収入アップも狙えます。

ヨガインストラクターの給料

ヨガインストラクターの勤務時間・1日のレッスン数

ヨガインストラクターの勤務時間は、働き方によって異なります。正社員では8時間のシフト制がほとんどで、1日のレッスン数は2〜3本ほど。フリーランスはレッスン枠に合わせて働くため勤務時間は決まっておらず、1日のレッスン数は人によって異なりますが、1日2本〜4本が一般的です。

ヨガインストラクターの勤務時間

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの働き方の種類は、正社員、派遣、アルバイト・パート、フリーランス・業務委託、独立開業、副業と大きく6つの雇用形態があります。仕事内容や給料、メリットやデメリットがそれぞれ異なるため、「仕事がない」とならないように、しっかり検討して自分にぴったりな働き方を選びましょう。

ヨガインストラクターの働き方の種類

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターは独立・開業が目指せる仕事です。資格を取得しすぐに開業することもできますし、ある程度スタジオで経験を積んでから、並行して独立開業するのもよいでしょう。自宅のヨガ教室やイベント開催、スタジオ経営まで働き方もさまざまで、成功すれば正社員以上の収入を得ることも可能です。

ヨガインストラクターの独立開業

ヨガインストラクターの就職情報

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ここからは、ヨガインストラクターの就職情報について見ていきましょう。求人の探し方、志望動機、ヨガインストラクターから他業界への転職事情についてまとめました。

ヨガインストラクターの求人の探し方・未経験でも働ける?

ヨガインストラクターの就職先には、ヨガスタジオ、ホットヨガスタジオ、フィットネスジム、スポーツクラブなどがあります。誰でも未経験から始めるのは当然なので、「未経験大歓迎」のスタジオも多いです。求人は求人サイトや公式サイトなどで募集されていることが多く、中にはスクールの派遣や知り合いの紹介で仕事につながることもあります。

ヨガインストラクターの求人の探し方

ヨガインストラクターの志望動機・面接

ヨガインストラクターの志望動機には「ヨガに興味を持ったきっかけ」「なぜインストラクターを目指したのか」「目標」「このスタジオを選んだ理由」の4つを盛り込むことがポイントです。面接では、模擬レッスンを行うなど実技試験が行われる場合もあります。オーディションや面接では、しっかり自己PRできるように準備しておきましょう。

ヨガインストラクターの志望動機

ヨガインストラクターから他業界への転職

憧れる人が多い一方、ヨガインストラクターは実は離職率が高い仕事です。他業界に転職する人も珍しくなく、スポーツインストラクターや全く違う企業で働く人もいます。ヨガインストラクターから転職を目指すなら、なるべく早めの転職活動を始めましょう。

ヨガインストラクターからの転職

現役ヨガインストラクターの声

ヨガの画像

最後に、現役ヨガインストラクターをしている私の周りのヨガインストラクターの先生たちの声をまとめました。これからヨガインストラクターを目指す人は参考にしてみてくださいね。

ヨガインストラクターを目指した理由

ヨガインストラクターを目指した理由を聞きました。

ヨガが大好きで仕事にしたいと思ったから。(30代女性・40代女性)

ヨガをもっと勉強したいと思ったら、資格を取るしかなかった。資格を取ったら自然とヨガインストラクターになりたいと思った。(30代女性)

手に職をつけたいと思った。(20代女性)

ヨガインストラクターを目指した理由はさまざまですが、「ヨガが好き」という気持ちが大前提のようです。

ヨガインストラクターをしていてよかったこと

そしてヨガインストラクターをしていてよかったことを聞きました。

リピートして週になんども足を運んでくださるのが嬉しい。(30代女性)

「先生だから」と来てくださる生徒さんが多くてやりがいを感じる(30代女性)

レッスンも楽しいし、自分も健康になってお金ももらえて一石二鳥(40代女性)

ヨガが好きだからこそ伝えられた喜びや、生徒さんの反応がダイレクトに感じられることが嬉しいポイントのようです。またお金をもらいながら自分も健康になれるのは、インストラクターならではの喜びともいえます。

ヨガインストラクターを目指す人にひとこと

最後にヨガインストラクターを目指す人に一言メッセージをもらいました!

ヨガインストラクターは素晴らしい仕事です。自分が至らなくて悔しいこともあるけれど、60代になっても体が動く限り続けられるのがこの仕事の魅力だと思います。(40代女性)

子育てしながら仕事ができるヨガインストラクターは、私の天職です。大変なこともあるけれど、毎回元気をもらえるレッスンの時間が大好きです。(30代女性)

ヨガインストラクターの仕事は楽しいことばかりで、これまで会社員でストレスだらけだった仕事の概念を覆してくれました!人生一度きりなので、チャレンジしたいと思った人はぜひ飛び込んでみてください。仕事を辞めなくても、副業で始めるのもいいと思います。(30代女性)

ヨガインストラクターに興味がある人は、まずはスクールの資料請求から始めてみましょう。情報集めするだけでも、具体的に目標が描けるようになるはずです。

ヨガインストラクターのまとめ

ヨガインストラクターはヨガを伝える仕事で、働き方も自由に選べます。これからの人生を自由なライフスタイルで過ごしたい人にぴったりの仕事でしょう。まずは資格を取ることからスタートして、ヨガインストラクターとしてキラキラな毎日を送ってくださいね。

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misato

管理人のみさとです。フリーランスのヨガインストラクターでライターをしているアラサー。年間150冊ほど本を読む読書好き、20代には女ひとりで世界一周をしました...

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